「おいしいことなど徒然と」

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珍研究の数々日々雑記

20180918

イグノーベル賞には毎年10人が選ばれます。Wikipediaによると受賞した研究には、たとえばこんなものがあるそうです。

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・従業員がブードゥーの人形(呪いの人形)を使って上司に報復すること効果がでるかどうかを調査 (2018経済学賞)

…どうやって調査したのか。実際に効果はあったのでしょうか。

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・ジェットコースターに乗ることで腎臓・尿管結石を除去することができるという研究 (2018物理学賞)

…石持ちの私にとっては大変興味深い研究です。てかそんなに簡単に出て来るなら、誰も苦労せんよ。階段を何度も上り下りすると良い、と聞きました。

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・前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、違って見えることを調査 (2016知覚賞)

…日本人の研究です。受賞した時には結構話題になりました。以前訪れた「天橋立股のぞき」は、確かに正面から見たときよりも股からのぞいた方が近くに見えます。

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・湯がいたトガリネズミを噛まずに飲み込み、その後数日間かけて排泄されてくるものすべてを念入りに調査し、人間の消化器の中でどの骨が溶解してどの骨が溶解しなかったか、研究した (2013考古学賞)

…研究者が自分で試したのでしょうか?真理の探究のためには自らの苦痛も気持ち悪さも厭わない、科学者の鑑のような方ですね。

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・円盤投げ選手は目が回り、ハンマー投げ選手は目が回らないのはなぜかを究明 (2011物理学賞)

…円盤投げは高校の体育でやりましたが、さすがにハンマー投げは経験がありません。両者の間にどんな違いがあるか、想像してみてもよくわからない。回転軸が頭を通っているのと、そうでないのとの違いかな。

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・冬の凍った小道では、靴の上から靴下をはくと、滑って転びにくくなることを示した (2010物理学賞)

…そりゃあそうだ。雪に弱い都会の方は、革靴で外出するときには靴下を履くといいと思います。

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駒ヶ根からノーベル賞日々雑記

20180917





歴史的快挙ではありませんか!駒ヶ根からついにノーベル賞受賞者が登場するなんて。


ノーベル賞とはいってもこれは「イグ」ノーベル賞。1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれ、真似ができない/するべきではない」研究業績に対して与えられる、ノーベル賞のパロディーです。13日にハーバード大学で授賞式が行われました。


見事に2018年度の医学教育賞受賞者となったのは、駒ヶ根市は昭和伊南総合病院の消化器病センター長、堀内朗さん。堀内氏はお隣の飯島町出身で、私の高校の一つ先輩に当たります(面識はありません)。彼の研究は「「座位で行う大腸内視鏡検査―自ら試してわかった教訓」とのことです。

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(朝日新聞)大腸がん検診などで受ける内視鏡検査は、通常は横に寝た状態で肛門(こうもん)から管状の内視鏡を体内に入れていく。堀内さんは、痛みや不快感を減らす方法を探していて、座った姿勢のままで受ける方法を思いついた。イスに腰掛けて少し股を開き、口径の小さな内視鏡を自分の肛門にゆっくり入れてみたところ、「驚くほど容易にできた」という。
 ただ、座った姿勢で医師が内視鏡を入れる検査は、恥ずかしがって受けたがらない人が多く、採用していないという。
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イラストのようにすると痛くないってことですね。2006年に学会に体験を発表したというから少し前の研究?です。


私は何と、この病院(当社から歩いて数分)で大腸内視鏡検査を受けた経験があります。ちょっと自慢できますか?でもその時は鎮静剤を使って、眠っている間にやってもらいましたから、ノーベル賞技術の恩恵にはあずかっておりません。これじゃあ威張れませんね。それに検査してもらったお医者さんが堀内氏かどうかも定かでないし。


彼の思いは、苦痛を伴う大腸内視鏡検査を少しでもラクに受けられて、大腸がんにつながるポリープを多くの人が早期に発見除去できるようになってほしいという願いだそうです。今日では上記のように薬を使い、患者への負担は少なくなっておかげですが、それよりも検査前に大量の下剤で何時間もかけて腸を綺麗にするプロセスが嫌ですね。ここをもっとラクにできればいいのに。

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キャッシュレス日々雑記

20180912



財布の中身はずっしりしているのがいいですが、紙幣ならぬ小銭がジャラジャラと集まってずっしりするのは、あまり恰好の良いものではありません。。


札入れと小銭入れをそれぞれ持って使い分ければスマートだとは思いますが、なるべくモノを幾つも持ちたくないので、一体型の財布を使っています。どうしても小銭ジャラジャラからは逃れられません。


財布には変なこだわりがあって、好みのデザインが決まっています。世に多く出回っているタイプとちょっぴり違うだけなのですが。先代の財布が傷んできたので都内のデパートを何軒も探しても見つからず、入手に苦労をしました。今使っているのは日本橋の丸善でようやく見つけたものです。


財布の話ではありません。小銭が邪魔になるのは、私がキャッシュレス社会に乗り遅れていることの証です。


そもそもスマホを持っていませんし、suicaさえ使ったことがありません。(suicaは持っていれば出張の時などさぞ便利だと思いますが、買い方がわからない。このへんの駅にはそんな便利な改札装置がついていません)


多くの方がコンビニやスーパーなどで様々なアプリやカードを使いこなし、小銭(ほぼ)不要の生活をしている話をネットなどで読むと、なるほどスマートだなあと思います。僅かな買い物で迷わずにクレジットカードを出す人に遭遇することも増えてきました。ちょっとだけ自己弁護をしますと、特定のお店のプリペイドカードを持たないのは、ポイントにつられて購買行動が縛られることがイヤだからです。


中国などキャッシュレス社会が日本よりはるかに進んでいる国も少なくないようです。持ち歩く端末やアプリの開発が我が国は特別遅れているわけでもないような気がしますが、肝心のお店での端末の普及がはるかに遅れているのは間違いないですね。もっとも、海外では貨幣に対する信頼が日本ほど高くない(偽札、ニセコインが出回っている)ため、こうしたキャッシュレスへの移行が心理的にもスムーズだとも言われます。


台風や地震による停電が相次いだ(一部地域ではいまなお復旧していない)中で、現金の有難みを見直したという話もあります。確かに停電では電子マネーは使いようがなく、現金以外は通用しないでしょう。しかしあくまで非常時のことで、時間はかかれども平常時のキャッシュレスは確実に進んでいくでしょうね。


さしあたって私は、suicaを手に入れることからでしょうか。

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若き女王誕生日々雑記

20180909



女子テニス、大坂なおみ選手が四大大会の一角、全米オープンで日本人初めての優勝を飾りました。TVをつければ災害の話題ばかりが続いている中でのビッグニュースです。


最近めきめきと実力をつけてきた20歳。大きな大会でだんだん上位に食い込むようになってきましたが、こんなに早く頂点に立つとは驚きです。しかも決勝の相手は、かのセリーナ・ウィリアムズ。かつての女王と渡り合い、力で圧倒しました。


試合の様子を中継で見ていないのであまり大したことは言えません。セリーナが途中で集中を乱し、怒りのあまりラケットをコートに叩きつけてぶっ壊したりして、やや異様な雰囲気で試合が行われたようですね。

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(朝日新聞)異例の事態に、場内は主審へのブーイングの嵐が巻き起こった。結局、6―4で第2セットも連取した大坂がストレート勝ちした。
 表彰式でも当初はブーイングが鳴りやまなかったが、自身の立ち居振る舞いが恥ずかしいと気づいたのか、セリーナが審判らに憤る観客を制した。「もうブーイングはやめて。前を向きましょう」。準優勝のプレートを高々と掲げたことで、騒ぎは収まった。
 悲願の初優勝を飾った大坂に表彰式で満面の笑みはなかった。「こんな試合の終わり方ですみません。試合を見てくれてありがとう」と観衆にとつとつと語りかけると、称賛の拍手が20歳のヒロインを包んだ。
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せっかくの初優勝がこんな形になったのはちと可哀想でしたが、これから実力者として世界に輝かしい歴史を作っていく第一歩です。勝者として胸を張ってもらいたいね。


ハイチ人の父と日本人の母を持つ彼女、少したどたどしい日本語で、受け答えなどユーモラスですね。何ていうか、マスコミずれしていなくて、素人っぽい感じがいいじゃないですか。逞しい褐色の体躯や堂々としたプレーとのギャップが面白い。


大坂だけでなく、最近は海外の血を引く日本人アスリートの活躍が珍しくありません。大関獲りの場所を迎えている御嶽海もそうですし、野球のダルビッシュ有、陸上のケンブリッジ飛鳥、バスケットの八村塁、ラグビーの松島幸太朗。まだまだいるでしょう。


日本スポーツに押し寄せている国際化の波、私は歓迎します。恵まれた体を生かして、大いに飛躍していただきたいな。

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恐怖の強風日々雑記

20180905





台風21号。当地では久々の強風と大雨で、大きな被害はなかったですが、家屋の小規模な損壊や倒木などはあったようです。果物や田んぼなどの被害は気になりますね。


風雨が強まったのは夕方4時過ぎくらいから。南から休みなく横殴りの雨が降りつけ、女子社員には早く帰ってもらおうと思いましたが、ちょっとタイミングを逸してしまった感じ。「これだけ降っていればいつ帰っても同じ」状態でした。電車は午前中から止まっていますが、電車通勤の人は当社にはおりません。


ふだん台風の時は、中央アルプスが衝立となって伊那谷を守ってくれるのですが、今回はかなり広範囲の強風と雨ということで神通力も通じませんでした。市内には土砂災害警戒情報が出され、自主避難所も数か所設置されるというものものしい夜になりました。結局人的被害はなく、ほっとしました。


台風が直撃した地域、特に京阪神の被害はTVやネットで大きく報道されました。いやあ凄かった。家は飛ぶ、壁は飛ぶ、看板は飛ぶ、クルマは飛ぶ、バイクは飛ぶ。「大阪住之江区の駐車場」の惨状はひどい。TVでも言ってましたが、おもちゃの自動車をぶちまいて踏みつぶしたようになっています。ちょっとした竜巻並みの突風だったのでしょう。


関西空港への連絡橋にタンカーが衝突してめりこんだのにも驚きました。船のことは素人ですが、こんな日に港を出ちゃいけないんじゃないの?連絡橋がいかれてしまっては空港へ渡ることができません。また冠水したたくさんの専用車両は、簡単に替りがきかないようで、関空の機能回復がいつになるか分からないようです。


日本の西の玄関口がこんなことになっては、ダメージ大きい。当社で扱う輸入食品とかには影響ないのでしょうか。(ほとんどのものは船積みだと思います)


今年はまさに台風の大当たり年。もうそろそろ、これで打ち止めにしてほしいです。

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宿題ひきうけ株式会社日々雑記

20180831



ここ信州では、ほとんどの学校で先週初め頃からすでに新学期がスタートしています。しかし都会の学校は今日で夏休みが終わり…ということで、宿題や日記、自由研究に大わらわの子供たちが大勢いることでしょう。


嫌な嫌な宿題、お金を払ってでも誰かにやってもらいたい人が大勢いると見えて、宿題代行業なるものが話題になっています。さすがにこのようなものが横行してはまずいだろう、として文科省が対策をとったとか。

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(読売新聞)インターネット上のフリーマーケットやオークションサイトを運営する「メルカリ」「楽天」「ヤフー」は、宿題として学校に提出されることを想定した作品の出品を禁止することを決めた。文部科学省が今月、出品禁止を打診した3社が応じた。文科省は、「大手3社による出品禁止で、宿題の代行はおかしいという考えが広まってほしい」としている。
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私も夏休み帳や課題工作はギリギリにならないと手がつかない方でしたから、気持ちは分かります。当時はいまよりさらに短かった夏休み、お盆明けにすぐ学校が始まるというのは、溜め勉少年には日程的に非常に厳しいものがありました。


個人的に友達の宿題を手伝ってやって恩を売る、みたいなものは昔からあったかもしれませんが、まあこういうものが大手を振ってまかり通っては、教育上問題があるでしょうな。今は小学生もお受験がありますから、受験勉強と直接関係ないものはやっているヒマがないともいわれます。


子供の頃に「宿題ひきうけ株式会社」(古田足日著)という物語をタイトルの面白さにひかれて読みました。小学校5年生の子供たちが宿題代行会社を始めます。セールス担当と解答担当がいて、何十円だか何百円だかの報酬をもらって友達の宿題を引きうけます。


「会社」の存在はすぐに先生にバレ、解散させられます。物語はここから先が長く、学歴社会や格差への批判だとか組合活動への賛美だとかに発展していきます。子供心にも、後半は物語のテイストががらりと変わり、読後感はイマイチでした。労使の対立なんて概念、小学生には難しいよね。


株式会社を作った主人公たちが、何故かしまいには組合を作って(試験・宿題なくそう組合)社会を相手に戦おうとする???。いま書評などを検索してみると、この本は70年安保の挫折前の思想に基づいて書かれているなどと言われています。発表されたのは1966年ですが、96年に改訂版が出版されているそうです。


それにしても宿題ひきうけ株式会社が実際に商売として成り立ち話題になるとは、夢にも思いませんでした。この本、買ってまで再読してみようとは思いませんが、図書館にいけばあるのかな。

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カメラを止めるな!読んだり見たり

20180827



登場するのは無名俳優ばかり、超低予算で作られ、わずか2館で公開された映画。それが面白くて最高だと大評判となり、いま全国に拡大中の「カメラを止めるな!」がようやく長野県にやってきました。さっそく松本まで観に行ってきましたよ。


この映画、紹介するのが難しいです。どうしてもネタバレになってしまう。私自身、事前情報を極力シャットアウトして初見に臨みましたが、正解であったと思います。ですからこの記事では、内容にできるだけ触れることなく感想や印象を書こうと思います。


つまりオススメしたいのですが、少しは中身も書かなくては記事にならないな。これから観ようと思う方にもなるべく差障らないように気をつけますが、どうかご注意を。


この映画はですね…「ゾンビの映画を作る」ことを題材にした映画です(これくらいは言ってもいいでしょ)。


私ゃゾンビなんて気色の悪いものを好んで観る趣味は持ち合わせません。血を見るのも嫌いです。でも、作品中にグロテスクなゾンビも流血も山ほど出てきますが、全編を観た後に残るのは映画への愛をたっぷり味わった爽快な気分です。


映画好きな方は、独特のカメラワーク、いわゆる「長回し」にすぐ気が付くでしょう。この映画は冒頭から実に37分間、カメラを止めることなくノーカットで撮影されています。やり直しのきかない撮影で、非常に綿密な段取りと事前の入念なリハーサルが求められます。


でもこれほど長時間の一発撮りとなれば、途中で少々の失敗やトラブルがあっても無理からぬこと。じじつこの映画でも、変な台詞やタイミングのずれみたいなものがチラホラあり、まあ低予算のインディーズ映画だからかな、と思ったり。


…あー駄目だ駄目だ、これ以上書けない。やっぱり観ていただくしかありません。館内は笑いで包まれており、最後にはきっと多くの観客があったかい気持ちに満たされて外に出ただろうと思います。アイデアの勝利(盗作騒ぎはありますけど)。二度見たなら、さらに面白いことでしょう。


こんな記事ですみません。でも、おすすめです。 ポン!

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月下美人日々雑記

20180826

「月下美人」の花が咲きました。。


一晩しか咲かない花として知られています。(実際には年に3、4回咲くこともあるとか)人からいただきました。私も花を見るのは初めて。


クジャクサボテン属の多肉植物で、原産地はメキシコ。英語ではA Queen of the Nightというそうです。夜に花を咲かせ、朝にはしおれてしまう。


花の直径が15センチくらいありましたかね。長く平べったい葉っぱの先端に花をつける、面白い形態です。


甘く強い香り。熱帯の花によくある濃厚な香りではなく、とても上品な、夜露のエッセンスを振りまくような(ポエムだ)さわやかさのある香気です。ワインで言うならリースリング?南のシャルドネではないですね。結構遠くまで匂いが届きます。


翌朝の姿は写真の通り。美人薄命、ああ、はかない。

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渾身の校歌日々雑記

20180819





秋田県代表、金足農業高校の快進撃が甲子園を沸かせています。。


地元高校が敗れた後は甲子園に興味のない私ですが、金足農-横浜の終盤をたまたま居合わせた場所でTVでやっており、何となく見ていました。4-2でリードされやっぱり横浜か、と思っていた8回裏、驚きの逆転スリーラン。9回表をエース吉田が最高150㌔の剛速球で三者三振に切って取り、驚きの逆転勝ちとなりました。すごい試合だ。


昨日の準々決勝では、2ランスクイズで逆転サヨナラと、さらに驚かせてくれました(リアルタイムでは見ていませんが)。2ランスクイズなんて、漫画にしか登場しないと思っていました。投げては吉田が4試合連続の二ケタ奪三振と怪物ぶりを見せつけました。


そしてもっと驚いたのは、試合終了後の校歌です。整列した選手たち、全員が見事に体を海老反らせ、力いっぱいの勢いで歌って(絶叫して)いるではありませんか。勝った喜びが全身からあふれ出て、とてもいい場面だと思いました。普段からこうやって歌っているのでしょうね。


昔から伝統としてこのように歌っているのではなく、一代前の主将が提案して昨夏から取り入れたのだそうです。


思えば今から四十余年前、私の高校入学直後の「対面式」で、上級生たちが応援歌を絶叫調で歌ったことに大変驚き感激したことを思い出します。在学中は事あるたびに肩を組んでこの歌を叫び歌い、同窓の絆を確め合ったものでした。旧制高校時代の名残りを感じさせるものでした。


当時の高校は男女比が3対1くらいでした。ほぼ男女同数となった今では、この歌はあの頃を想像できないほど品よく歌われており、絶叫する人など誰もおりません。これは正直申し上げて、極めて残念なことです。現役高校生だけじゃなく、50代も後半になった今では、同窓会などで自分たちが歌う時もあんなエネルギーはありません。情けないけどしょうがない。


そんなことを考え、懐かしささえ思った金足農の渾身の校歌斉唱でした。明日は準決勝、またこの校歌が甲子園で聞かれるでしょうか。

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お盆には天ぷら食べもの

20180816







信州のお盆と言えば、食卓には必ず天ぷらが並びます。スーパーの惣菜コーナーでも、この時期は通常の倍以上のボリュームで並んでいます。


ところが昨日、県内TV(ずくだせテレビ)の特集を見ていましたら、お盆に天ぷらを食べるのは長野県だけという驚きのレポートがありました。ほんとですか?


我が家も子供のころからずっとそうでしたから、日本全国の人がお盆には天ぷらなのだと思っていました。ご当地自慢の番組に登場する善男善女(えっ?○○って、私の県だけなんですか?)を笑っていた自分が、うわーん、恥ずかしいヨ…


隣接した各県を番組スタッフが調べたところ、群馬だけは信州と同じく天ぷらを食べるとのこと。他に愛知、山梨、埼玉では、お盆用の特別なご飯や汁物、あべかわ餅などの郷土メニューがありますが、富山、岐阜、新潟、静岡では特別な食事をすることはないそうです。まあ親類などが集まればご馳走にはするでしょうけれど。


何で天ぷらを食べるのか、公民館長という方が説明していました。昔は食用油が貴重品で、揚げ物がぜいたく品だったため、お盆の特別なご馳走として食べたこと、お盆の時期は夏野菜が豊富でおいしいこと、を理由に挙げていました。


ふーん、なるほど。でも他の地域では食べないのに信州(と群馬)だけの食文化になっていることの説明がつかないですね。もうちょっと突っ込んで、詳しく調べてみたい。図書館で郷土食の研究書でも探してみましょうか。


何はともあれ、家庭で揚げ物をつくる機会の少ない最近にあって、たらふく天ぷらをいただける貴重な機会です。かぼちゃ、茄子、蓮根、ピーマン、そして忘れてはいけないご当地食、天ぷら饅頭(2010.8.13記事。全県で食べられているわけではなく、県南部が中心のようです)。あっ、とうもろこしのかき揚げがない!


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