朝から冷奴食べもの
20180814
盆に入り、ようやく気持ちの良い風が吹くようになりました。これが本来の駒ヶ根の夏。
今朝の朝ごはんは冷奴。
ではなくて、カルディの杏仁豆腐です。ヒット商品らしいですね。先日テレビでもやってました。
おいしい!滑らかで、でもこってりしたコクのある味。人気の理由もわかります。
いと涼し…
サンプルと実物食べもの
20180810
暦の上では秋ですが、相変わらずの猛暑です。一週間前とは風が少し違っているような感じはしますが、日中の暑さ(気温)は変わりません。雨がないのが痛いです。先日の台風13号も、当地は一滴も雨降らず。
名古屋では食品サンプルも暑さで溶けだし、ごらんのような画像がネットに流れてきています。連日40℃ですものね、ショーウインドーの中は60℃以上になるようですから、無理からぬこと。
さて中央道を使って東京へ行くとき、途中の双葉サービスエリアでしばしば休憩を取ります。そこのフードコートに「豚肉たっぷりポークカレー800円」なるメニューがあり、見るからに豚肉たっぷりの商品サンプルが置いてあるのです。
本当にこれだけの肉が入っていればさぞ食べ応えがあるでしょうが、最近は双葉で食事のタイミングになることがめったになく、果たして現物はどうなんだろうとずっと興味を持っていました。
先日ようやくここで昼食をとる機会があり、迷うことなくこのメニューを注文しました。待つことしばし。
カレーにもかかわらずちょっと長めの待ち時間を経て出てきたのが下の写真です。いかがです?サンプルと実物の間に見事にギャップはありません。これは、下手なカツカレーよりも肉量がありますぞ。
サイコロ状の肉を炒め、具なしのカレーソースと和えて提供しているのですね。それで時間がかかったわけだ。満足感のあるメニューでした。リピートしてもいいなと思っています。(ただ、ご飯が何だかもち米みたいな味で、ちょっと違和感がありました)
同店では「牛肉たっぷりビーフカレー」「鶏肉たっぷりチキンカレー」も何故か同じ800円で出されています。同じ要領で作っているのでしょう。肉は予め、下茹でか何かされているのかもしれません。
サマータイム?日々雑記
20180806
目を疑う記事。後追いしている新聞は今のところ目につきませんから、信用できるのかわかりませんが。
--------------------------------
(産経新聞)政府・与党は、平成32(2020)年の東京五輪・パラリンピックの酷暑対策として、夏の時間を2時間繰り上げるサマータイム(夏時間)導入に向け、本格検討に入った。与党はお盆明けにも制度設計に入り、秋の臨時国会への議員立法提出を目指す。平成31、32両年の限定導入となる公算が大きい。
--------------------------------
五輪を名目に国民生活をもてあそぶのも、いい加減にしてもらいたい。先日、マラソンのスタート時刻を朝7時半から7時に繰り上げるとの発表がありました。30分ばかり早めてもどれほどの効果がありましょうや。何で朝5時スタートにしないのでしょう。
選手は競技実施日のずっと前から体内時計の調整をしますから早朝開催といえども影響などないはずだし、私たちだって出勤前に早起きしてTV観戦することができますよ。日本中の時計を早めるなんて馬鹿げたことを国民に強いるより、レースのスタート時間を早くすればいいだけじゃありませんか。
生活の津々浦々までびっしり入り込んでいるコンピュータ内の時計を隅々まで変更するなんてこと、そうそうできるわけがありません。森喜朗さんの頭の中の、システムに関する認識の程度は概ね想像がつきますが、彼の気まぐれの思いつきを、取り巻きの方々は諌めるってことがないのですかね。
しかも2年間の時限立法だって。恒久システムならまだ何年にもわたって減価償却することができますが、わずか2年間だけのことにどれだけ多くの人たちが無駄な仕事をしなくてはならないのか、考えれば考えるほど腹が立ちます。
交通渋滞緩和を理由にむりやり休日を変更してみたり(信じられないことに、もう国会で可決され成立してしまいました)会期中は通販を差し控えろ、会社は休業しろ、オリンピック様の仰せはどんな無茶でも通ると思ってるのでしょうか。
だいたい、すべて東京の問題でしょう?何でこんなことに全国民が巻き込まれなきゃならんのよ。狂気の沙汰としか思えません。
関連リンク: サマータイム導入へ 臨時国会で議員立法 (産経新聞)
次々に開くシャッター (2)しごと
20180731
テレワークのことは正直、私にはあまり馴染みがありませんでしたが、JOCAの本部移転は、私たちが長いこと取り組んできた地域の国際化が具現化した素晴らしい成果であると思っています。
1979年、駒ヶ根にできた青年海外協力隊訓練所。40年近くの間、ここで訓練を受ける隊員候補生たちとの交流支援を行い、任期を終えて帰ってきた隊員OBOGたちを迎え入れられるまちになろう!と運動を行ってきた一人です、私も。それだけにJOCA本部の駒ヶ根移転は堪らなく嬉しいことです。
JOCAの100名近くの職員、そしてそのご家族が、駒ヶ根に住み、あるいは仕事をされることになりました。JOCAのオフィスは中心市街地の空き店舗を改装して作られています(一部はまだ工事中)。
というわけで、テレワークオフィスとJOCAの開所は、市街地活性化の大きなエネルギーになりました。あるいは、なりつつあります。
シャッター通りに新しいお店を誘致するのは、思うほど簡単ではないとお聞きになったことがあるかと思います。このスペースでは書ききれないさまざまな理由がありますが、それを克服しできるところから始め、結果がだんだんできてきました。
夜の街は、以前を思えば明らかに人が歩くようになりましたよ。昼の街をどうやって人に歩いてもらうか、これからのさらなる課題です。
写真は、新しいお店や街のスポットのいくつか。
台風には勝てません…しごと
20180729
景気のいいことを書いた直後に、こんなことになりますとは。史上稀なる逆走ルートを取った台風12号。この襲来が、駒ヶ根の夏イベント「KOMA夏」ともろに重なってしまいました。
KOMA夏は商工会議所が主催で、ダンスパフォーマンス、パレード、バンド演奏、飲食や物販の出店など、中心市街地を広く使った夏祭りで、今回で16回目を数えます。最近はダンスや出店で小中学生の参加も多いです。
数日前から台風情報とにらめっこしてきましたが、前日の段階では東海地方への上陸が予想され、駒ヶ根もそれなりの影響は避けられないと思われました。普通の雨降りだけだったら決行しますし、始めてから突然のゲリラ豪雨に襲われたことも過去にはありましたが、今回は台風ですからね。近隣のイベントが次々に中止延期を発表する中、KOMA夏はぎりぎりまで開催の可能性を求めて、当日朝まで決定を持ち越しました。
翌朝、実行委員たちが集まり協議しました。雨は大したことはないだろう、ただし強風が心配。簡易テントを使った出店が多く、土嚢などで補強するにしても危険が残る。交通規制をお願いしている安協の方々は大丈夫か。緊急事態が発生した際の連絡や対処の方法は(大音響の中、スピーディーに確実に広範囲に伝えられるのか)。
もろもろの可能性を考え、全体の日程を短縮して行うことも検討しましたが、最終的には参加者、来場者、スタッフの安全を考慮して、中止と決定しました。主要道を止めて行うため簡単に日の変更はできず、順延はできません。KOMA夏、そして前身の「サンバカーニバル」が始まってから30余年にして、初めてのことです。
参加団体や関係団体に電話連絡をし、有線放送で中止を案内しました。子供たちから何件も問い合わせがあったそうです。長いこと練習や準備をしてきて、しかも小6や中3のクラスだったら、後がないですものね。何とかならないかとの気持ちは痛いほどわかります。本当に申し訳なかったです。
結局は、やはり雨は少なかったですが、午後になって風は激しくなり、開会イベントの予定時刻だった午後5時過ぎにはかなりの強風が吹き荒れました。
中止して結果的に「これだったらできたじゃないか」と言われても、強行して事故が起き「何でこんな天気に開催したんだ」と非難されることを思えば…。苦渋の選択、勇気ある撤退、いろいろな言葉がよぎります。今月初めの豪雨が明けてから、20日間ずっと雨も降らない猛暑だったのに、この日一日だけこんな天気に見舞われたことは、全くついてないですね。
次々に開くシャッター (1)しごと
20180726
駒ヶ根の中心商店街に住む私は、店じまいしてシャッターを下ろしたままの店舗が街を歩くたびに少しずつ増えてきているのを寂しく見ています。商工会議所役員としても、この嫌な流れを何とか変えたいという気持ちでいるのはもちろんのこと。
ところが最近になって、空き店舗がリニューアルして新たなお店やオフィスになる例が続出しているのですよ。先日のある会で駒ヶ根の杉本市長が言うには、この一年ほどで、シャッターを閉めていた店舗が新たな店として15軒もオープンしたんですと。これは凄いことですよ。
15軒もあったとは知りませんでしたが、明らかにシャッターはオープンしています。飲食店がやはり多いですね。それから、いわゆる「お店」ではないですが、街のコミュニケーションスポット的なスペースもいくつもできています。
きっかけとなったのは、昨年3月に駅前にできた「テレワークオフィスKoto」、そして国際協力事業団の外郭団体である、青年海外協力協会(JOCA)が本部ごと引っ越してきたこと。この二つが、駒ヶ根の市街地活性化を勢いづけたといっていいでしょう。
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。勤務先以外のオフィススペースでネットやパソコンなどを利用した仕事ができるように、サテライトオフィスと呼ばれる拠点を整備したのです。
先日、総務省が全国7か所のサテライトオフィスを結んだウェブ会議を開き、駒ヶ根には副大臣が訪れました。駒ヶ根は事業実績が高い成功例に数えられているそうですよ。Kotoには子育て中の女性ら140人が登録し、企業が発注するデータ入力や音声書き起こし、ウェブサイト作成などの仕事に従事しています。
サテライトオフィスを作ったはいいが利用者が少ないところもある中、駒ヶ根は仕事の需要が先行しオフィスを作ったのだと、市長はとても嬉しそうにしていました。
御嶽海、初優勝日々雑記
20180721
御嶽海、名古屋場所十四日目で念願の初優勝を果たしました。長野県出身力士として、現在の優勝制度が始まって以来初めての優勝です。地元力士の優勝を見られるなんて、こんないい気持ちだとは知らなんだぜい!
優勝をかけた対戦相手は相性のいい栃煌山。時間一杯の仕切り前、あまり見せたことのない凄い気合の入った表情で土俵中央を振り返った様子に、これはきっとやるぞと思いました。
立ち合いすぐ左が入り、右から強烈におっつけて栃煌山に相撲を取らせず寄り切りました。今場所はよく体が動いていると本人も言っていますが、持ち味のスピード相撲が多いですね。稽古嫌いとして知られており、場所終盤までスタミナが持たず連敗することもありましたが、三役在位も長くなってここらで本気を出さにゃ、と思ったのでしょうか。
インタビューに答えながらあふれる涙をぬぐう姿、あのやんちゃ息子が(あくまでもイメージです)なあ…と私も感ずるものがありました。
初土俵から21場所目の優勝は歴代3位タイのスピード記録、所属する出羽海部屋からは、80年の三重ノ海以来38年ぶりの優勝だそうな。名門部屋ですがずいぶん長いこと優勝から遠ざかっていたものです。部屋関係者の喜びもひとしおでしょう。
もっとも長野県民は、史上最強力士ともいわれる雷電為右衛門が文化7年(1810年)に優勝してからずっとご縁がなく、実に208年も待ったのですからね!
今場所は3横綱、そして新大関の栃の心もが休場する中、俺がやらねばという思いもあったでしょう。上位と当たっていない優勝というひけ目もちょっぴり無くはないですが、来場所さらに活躍することで階段を一つ上がってほしいもの。大関獲りってことですよ。
覚醒した怪童の今後に、ますます期待します。おめでとう。
コンビニで生ビール? 飲みもの、お酒
20180718
コンビニの店頭で生ビールを販売する。しかも100円で。最初このニュースを聞いたときには「まさかそんなことできるの?」と半信半疑でありましたが、案の定、試験販売すらもできずに中止(発売延期ではない)となりました。
-------------------------------
(毎日新聞)コンビニエンスストア大手のセブン-イレブン・ジャパンは17日、同日から予定していた生ビールのテスト販売開始を中止したことを明らかにした。キリンビールと組み首都圏の数店舗でSサイズ100円で提供を始める予定だったが、「注目が集まり過ぎて販売体制が整えられない」と中止を決めた。
-------------------------------
都会の駅前店舗であれば、最近のような猛暑の日、会社帰りのサラリーマンたちは素通りできないですよね。コンビニにとっては超大型商品になりうるでしょうし、近隣の飲食店はかなりの打撃を受けるでしょうし、さまざまな点で経済効果がプラスにもマイナスにもなっただろうと思います。
私が半信半疑だったのは、いくつか理由があります。まず車での来店が前提となっている郊外店舗での提供が許されるのか。田舎ではほとんどの店がこれに相当します。店員さんがいちいち確認するのか、それともレジで「私は車に乗りません宣言」のボタンでも押させるのでしょうか。
未成年への提供の問題。以前コンビニで年齢確認ボタンを押させることへの抵抗について書いたことがありました(2014.2)。コップに注がれた生ビールはその場で消費されることが明らかですから、二十歳未満の少年少女が「二十歳ですボタン」を自ら押して店内で酒盛りをしているところを踏み込まれたら、店の責任はどうなるのか?
酒盛りといえば、最近のコンビニは店内イートインスペースの拡充に力を入れています。しかし店内で酔っ払いたちがたむろするようになれば店の雰囲気にも影響し、そんな店を敬遠する一般客もかなり多いはずです。
そのほか、サーバーの洗浄管理など、バイト君の負担増という問題もありますね。酒類の安売りには国税も厳しく目を光らせています。100円という値段がどうなのか。
酒類の提供は、居酒屋など飲食店ならば厳しい規制の中できちんと研修を受けてこれらの問題をクリアし、ようやく認められているものです。コンビニがおいしいとこ取りみたいな形で手を出すには、いかがなものでしょうか。セブンにしては軽はずみなことをしたもんだ、と思います。
関連リンク: セブンの「生ビール」がそもそも困難な理由(東洋経済)
続く続く猛暑日々雑記
20180716
大雨の一週間が明けたかと思うと、毎日毎日この暑さ!!
3連休最終日の今日、飯田は37.3℃だったとのこと。駒ヶ根も35℃くらいにはなったでしょう。
日本列島がすっぽり炎熱に覆われています。週間天気予報もこの通り。一日二日のことならまだしも、一体いつになったら涼しくなるのでしょうか。せめて夕立ちでもあればねえ。降り過ぎては困りますが。
「今年の夏は猛暑になる」との長期予報が出ていたことが思い出されます。残念ながら、最近この手の予報はよく当たりますね。
夏は夏らしい(冬は冬らしい)気候が、食品関係の商売には望ましいと言われます。本来売れるべきものがきちんと売れるということで、夏だったらアイスクリームとか、そうめん冷麦とか麺つゆとかですが、さすがにここまで暑いと人々の食欲も落ちてしまいます。レジャーに出かけようと思う人の意欲も萎える。こうなるともう、氷菓や水ものくらいしか売れません。不調と言われてきたビール系飲料はさぞかしうるおっていることでしょう。
我が家はたいへん日当たりが良く、建物に昼間蓄えられた熱が夜になっても発散しません。外気温がある程度下がっていても、室温は全く下がらないのです。エアコン無しではとてもかなわない。
水害被災地もまた猛暑に襲われ、避難している人、復旧作業に携わる人やボランティアの方々の健康も心配です。彼らのことを思えば、少々のことで不平を漏らしていてはみっともないのですが…
ところで2年後の夏には、東京でオリンピックが開かれるわけですが、本当にこんな暑さの中、やるんですか?
出てきたぞ子供たち日々雑記
20180712
先週の平成最大級の豪雨災害。西日本に被害が集中しましたが、このあたりも断続的な大雨が何日も続き、駒ヶ根でも一部の地域に避難勧告が出されるなど緊張した一週間でした。全国で死者・行方不明200名を超える惨事となってしまいました。
一方で、タイの洞窟少年たち。閉じ込められた彼らを救出するのに何十日もかかるのかと思われましたが、突貫作業の結果、私が予想していたよりはるかに早く、全員無事に助けることができたという朗報でした。
洞窟内の酸素が危うくなってきたとの情報を受けて、これはやはり子供たちに潜ってもらうしかないとの結論になりました。1本30分しか持たない酸素ボンベを途中のストックポイントにたくさん配備して、子供一人にダイバー二人がつき、連れ出したとのこと。例の高さ38㎝の難所は、いったんボンベを外して穴をくぐり抜け、また装着して進んだそうです。
何時間もかけて暗闇の濁った水の中を泳いだ子供たちの勇気と沈着に拍手です。もちろんダイバーたちの功績にも。日本から送られた排水機も大いに活躍したことでしょう。
サッカーチームの子供たち、折しもクライマックスを迎えるワールドカップの決勝戦に招待しようという話もあったようですが、そうはいっても何日も悪条件下にいて衰弱していますから、さすがにそれは叶わないようです。
改めて、救出時にダイバーが亡くなったのは痛恨事だったと思います。この犠牲がなければ、本当に手放しで喜べたのに。
引率し一緒に救出された25歳のコーチと子供の3名は、無国籍の方だそうです。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、タイには48万人前後の無国籍者がいて、その多くが移動生活を送る山岳民族。タイ、ミャンマー、ラオスをまたぐ無法地帯「黄金の三角地帯」に数世紀にわたって暮らしてきたそうです。(AFPによる)
彼らは戸籍がないためパスポートはもちろん、地区内の移動も制限されてきたのだとか。今回の遭難を機に、無国籍者に国籍を与える動きが始まったという話です。災い転じて社会的弱者に光があてられる話になるのかもしれません。