「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

渾身の校歌日々雑記

20180819





秋田県代表、金足農業高校の快進撃が甲子園を沸かせています。。


地元高校が敗れた後は甲子園に興味のない私ですが、金足農-横浜の終盤をたまたま居合わせた場所でTVでやっており、何となく見ていました。4-2でリードされやっぱり横浜か、と思っていた8回裏、驚きの逆転スリーラン。9回表をエース吉田が最高150㌔の剛速球で三者三振に切って取り、驚きの逆転勝ちとなりました。すごい試合だ。


昨日の準々決勝では、2ランスクイズで逆転サヨナラと、さらに驚かせてくれました(リアルタイムでは見ていませんが)。2ランスクイズなんて、漫画にしか登場しないと思っていました。投げては吉田が4試合連続の二ケタ奪三振と怪物ぶりを見せつけました。


そしてもっと驚いたのは、試合終了後の校歌です。整列した選手たち、全員が見事に体を海老反らせ、力いっぱいの勢いで歌って(絶叫して)いるではありませんか。勝った喜びが全身からあふれ出て、とてもいい場面だと思いました。普段からこうやって歌っているのでしょうね。


昔から伝統としてこのように歌っているのではなく、一代前の主将が提案して昨夏から取り入れたのだそうです。


思えば今から四十余年前、私の高校入学直後の「対面式」で、上級生たちが応援歌を絶叫調で歌ったことに大変驚き感激したことを思い出します。在学中は事あるたびに肩を組んでこの歌を叫び歌い、同窓の絆を確め合ったものでした。旧制高校時代の名残りを感じさせるものでした。


当時の高校は男女比が3対1くらいでした。ほぼ男女同数となった今では、この歌はあの頃を想像できないほど品よく歌われており、絶叫する人など誰もおりません。これは正直申し上げて、極めて残念なことです。現役高校生だけじゃなく、50代も後半になった今では、同窓会などで自分たちが歌う時もあんなエネルギーはありません。情けないけどしょうがない。


そんなことを考え、懐かしささえ思った金足農の渾身の校歌斉唱でした。明日は準決勝、またこの校歌が甲子園で聞かれるでしょうか。

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