それにつけてもおやつは食べもの
20170531
長年愛されたロングセラーのお菓子、明治の「カール」。西日本の一部地域を除いて販売休止になるといいます。
このニュースを聞いて「何でやめちゃうの?ああ、寂しいなあ」と思った人の95%は、過去10年間カールを食べていない、というtwitterがありました。おそらく当たらずとも遠からず、私も、たぶん10年くらい食べてないかも。
最盛期には190億円あった売り上げが、今は60億円と三分の一にまで減少したといいます。それでも60億あれば、と思いますね。減ったとはいえ明治のお菓子の売上の4.2%をカールが占めているそうですから、もったいないようにも見えます。生産工場を集約しアイテムを絞り込み、何とか親しまれたブランドを維持しようと検討された結果なのでしょう。
業界紙によれば、スナック菓子としての位置づけがポテトチップスやカップ入りスナック(じゃがりこなど)に押され、棚を確保できなかったのだと。味ではポテチのバラエティ化についていけず、また空気をたっぷり含んだ風袋がかさばって棚を占領してしまう。次第に敬遠されて売場を失い…まあありそうな話。
このニュースを見て、実際に近所のスーパーやコンビニの棚を見てまわりましたが、カールの棚が確保されていたのはわずか一軒だけ(商品は売り切れていました)。ここまでとは思っていませんでした。気がつけばカールは既にひっそりと身を引いていたのでした。
このほかに『大人カール』を置いていた店はありました。これは前にチーズ味を買って食べてみたことがありますが、妙に味が濃くて、あまり旨いとは思わなかった。想像するに大して売れたとも思えず、ブランド復活を狙って出した新企画の不調も販売休止方針の背中を押したのではないかと推察します。
そうは言っても私も子供の頃に親しんだ味ですから、寂しいと思いますよ。10年も食べずにいてごめんなさい。カレー味の方が好きでしたが、チーズのちょっぴり癖のある味も悪くなかったですね。これからは西日本へ修学旅行に行く子供たちが、お土産に買ってくるようになるのでしょうか?
みをつくし料理帖読んだり見たり
20170525
NHK、土曜夕方のドラマが始まりました。8話連続で、これまでに2話が放送されています。
高田郁原作の同名小説のことは、このブログを始めた頃に書きました(2010.7.31)。既に10巻で完結しており、途中から話はいささかパワーダウンした感じもありましたが(主人公・澪(みお)の優柔不断さに共感できにくくなった)それでも気持ちの良い人情話としてお終いまで面白く読ませてもらいました。
私、当時からこの枠でのドラマ化を予言しておりますよ。「作者は、映像をずいぶん意識しているのでしょうね。漫画原作者でもあるそうですし。そのままNHKの30分時代劇のシナリオになりそうな」なんて書いてある。まったくその通りになりました。
この小説は以前、民放でも単発のスペシャルドラマになっていました。そのとき、主役は北川景子でした。 …はっきり申して、原作を知る人は誰もが相当な違和感を持ったことでしょう。こんな都会的美人、下がり眉の田舎娘を演じるようなキャラではありません。
今回の澪は、黒木華。さすがNHK、澪のイメージにこれほど一致する女優を考え付きません(美人でないと言いたいわけではありませんよ)。一途なひたむきさも揺れ動く不安も芯の強さも、すべて持っている。そして脚本があの「ちりとてちん」の藤本有紀とくれば、傑作の期待もふくらもうというものです。
今のところ、原作の雰囲気をよく出しているなと思いました。ストーリーの重要な柱である幼馴染との友情はまだ出てきませんが、8話ですべてを網羅して完結させてしまうのでしょうか?だとすればちょっと勿体ないかも。
舞台となる蕎麦屋「つる家」は、設定では九段下・俎橋のたもとにあることになっていて、私は東京でしばしばこの辺を歩くことがあり、当時の雰囲気を感じてみたいときょろきょろしてみます。俎橋は首都高の高架にのしかかられ無惨な有様ですが、登場人物・戯作者清右衛門のモデル、滝沢馬琴の井戸跡などが今も残っています。
ドラマのおまけとして、澪が現代の厨房に登場し、番組に出てきた料理の作り方を指南します。これがなかなかいい雰囲気で、黒木華も手際よく料理を作っています。あー、「とろとろ茶碗蒸し」が食べたい!
関連リンク: NHK公式サイト「みをつくし料理帖」
十三回忌日々雑記
20170522
この週末、父と祖母の十三回忌法要を行いました。親戚が集まり、往時を思い出しながら時間を過ごしました。
数え年ですから、亡くなってから丸12年が過ぎたことになります。干支が一回りする間にいろいろなことがありましたが、集まった人たちがみんな元気で楽しく過ごしていることが嬉しいと思います。
父は遺していく家族が、健やかに、仕事も順調に、共に仲良く暮らしていくことを案じていました。暦も一回りして、それぞれ期待に(まあ)応えられているかな?そのことを考えるとホッとしますし、またこれからも充実したよき生活を送っていけるよう、頑張っていきたいと思います。
保健所検査しごと
20170519
人の口に入る食品を扱う以上は、清潔衛生に気を遣わなくてはならないのは、当然のこと。衛生基準がきちんと守られているか、定期的に保健所の検査を受けます。
食品卸売業一般としては、お役所の営業許可をいただく必要はないのですが、当社の場合は包装された魚介や肉類、乳類などを取り扱うのに際して必要な許認可を得ています。
基本的に私共は商品を裸の(パッケージされていない)状態で扱うことはありませんので、そうでない業種とは求められる基準は違うのだと思います。それでもちゃんとした取り扱いをしているとお墨付きをいただくのは大事なことです。当社の扱いが原因で食中毒が出た、などということになっては大変です。
もちろん日頃から綺麗にしていますが(ここ大事!)営業担当者総出で、大掃除をします。普段はなかなか手の届きにくい箇所までピカピカにする。手のかかる仕事ですが、いい機会ととらえて作業をします。忙しさにかまけて衛生観念が頭から離れることのないように。
それでも検査が無事終わると、ホッとしますね。
蜜蜂と遠雷読んだり見たり
20170514
流行や話題の本に飛びつくことはあまりないですが、そうは言っても音楽を題材にしこれほどの大評判をとっているとなれば、読まないわけにはいきません。直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田陸の「蜜蜂と遠雷」です。
3年に一度開かれる芳ヶ江国際ピアノコンクール(浜松国際ピアノコンクールがモデル)。90名を超える若手ピアニストたちがここで競い合う。その中の4人を軸に話は進んでいきます。
いずれも才能あふれるその4人とは…
養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年、風間塵(16)
かつて天才少女と呼ばれながら、母の死以来ピアノが弾けなくなった栄伝亜夜(20)
完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目されるマサル・C・アナトール(19)
楽器店勤務の妻子持ちサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石(28)
彼らの演奏する音楽を、著者は文章でどう表現したのか。直木賞や本屋大賞の選評や書評で“行間から音楽が聞こえる”と絶賛を受けていました。興味津々で私も読んでみましたが、お見事だと思います。コンクールで演奏される曲は、一次予選から本選まで一人十数曲。それらを4人の個性ともに書き分け、そして短いコンクール期間中、互いに触発された彼らの成長さえもまざまざと感じ取れます。
コンクールですから、誰が栄冠を勝ち取るかのサスペンスが物語の柱であるのはもちろんですが、登場人物たち、本当に「いい奴ら」なんですよね。みんなに賞をあげたくなります。いちおう音楽愛好者(ピアノ界にはそんなに通じてはいませんが)の私から見ても、設定や描写にはかなりのリアリティと説得力があり、ぐいぐい読ませます。
というわけで、時間を忘れてほぼ一日で読みました。傑作だと思います。一読をお薦めします。
タイトルの「蜜蜂」はもちろん風間塵との関連ですが、「遠雷」の描写は本書に一箇所だけさらっと出てきます。何の比喩なのでしょうか、よく解らなかった。もう一度読み直してみたいな。物語に登場するピアノ曲で私の知らない曲もたくさんありますし。
珈琲の聖地 (2) 飲みもの、お酒
20170510
カフェ・バッハは地下鉄南千住駅で降りて6~7分位の所にあります。山谷はドヤ街として知られたところ。簡易宿泊所が立ち並び、矢吹丈(あしたのジョー)が暮らしていた泪橋もあります。最近は外国人のバックパッカーが増えているみたいです。
開店時間の8時半を少々過ぎたくらいに行きました。テーブルとカウンターで30席くらいかな。揃いのポロシャツを着た若い男女数名が、きびきびと忙しそうに働いています。店主の田口護氏のお姿は見えません(いつも一日中お店に出ているわけではないのでしょうね)。べつだん緊張感のある雰囲気ではなく、気さくなお店です。
数十種のコーヒーの中から「バッハブレンド」「マイルドブレンド」を注文。いずれも540円。コーヒーが運ばれるまで、15分くらいかかったかな。あわせて自家製のケーキも注文しました。
出てきたコーヒーの澄んだ香りに目を見張ります。派手さはありません。酸味と苦味の絶妙のバランス…ということなのかな。私が普段飲んでいるコーヒーが随分苦味がかっていることがわかります。
だんだんお店が混んできて、席の移動を持ちかけられ、喜んでカウンターへ移りました。目の前でイケメン男子二人が真剣な眼差しでコーヒーを淹れています。ペーパーフィルターを使い、丁寧にかつてきぱきと、次々にコーヒーがサーバーに落されていきます。
妻は以前、近くのコーヒー業者さん主催のコーヒー講座に参加したことがあり、その時と基本は同じだと言ってました。だいぶ時間が経って忘れていたことも、くっきり思い出したそうなので、これから我が家でもバッハ並みとはいかないまでも、幾分グレードアップした?コーヒーを飲めるかな。
同店のホームページにありますが(わかりにくいが検索すると出てきます)すべては「豆」から始まります。ハンドピック~一粒一粒の豆を吟味し、異物はもちろん欠けたり割れたり変色した豆をことごとく取り除くことで、澄んだ香り高いコーヒーを淹れることができるのでしょう。田口氏の珈琲哲学を伝承するお弟子さんたちも各所で美味しい一杯のコーヒーに取り組んでいるのだと思います。休日朝の楽しい聖地巡礼でした。
関連リンク: カフェ・バッハのホームページ
珈琲の聖地 (1) 飲みもの、お酒
20170508
私は学生時代、東京銀座の喫茶店で4ヶ月ほどアルバイトをしたことがあります。いわゆるコーヒー専門店で、当時のタウンガイドなどには「店員さんは皆、コーヒーの専門学校で勉強した人ばかり」なんて紹介記事が書かれていました(私はいったいどうなのよ?)。
一日に3回、毎日来る常連のお客様がいたり、近くの企業の会議にコーヒーの出前に行ったり、短い期間でしたが面白い経験でした。開店から午後2時まではサービス価格としてブレンド一杯250円で、これは予め大量にドリップして用意しておき、注文に応じて温めて出していました。(2時以降は一杯400円で、注文の都度淹れていました)
ここでは3人の正社員が交代でサービスブレンドを淹れていて、私にも毎朝一杯飲ませてくれました。面白いもので毎日飲んでいるうちに、私でも微妙な味の違いを感じるようになり、しまいには誰が淹れたものか味で分かるようになりました。同じ粉でも淹れ方で違うことを知り、大変興味深かった。この店は今はもうありません。
現在のコーヒー業界は、街の喫茶店を押しのけてスタバやドトールが若い人の人気を集め、一方でコメダ珈琲のようなフードにも力を入れた店ががっちりお客を掴んでいます。そうした中、サードウェーヴと呼ばれる店が新たなブームとなっているようです。
店主が厳選した豆を自店で焙煎し挽き、一杯ずつ丁寧に淹れる。考えてみれば「第三の波」なんて気取った言葉を使わなくても、昔から本格的な珈琲専門店がやってきたことが、今また見直されてきているということで、大変結構なことだと思います。「ブルーボトル」なる米国発祥の店が行列で何時間待ちだとか、話題になったこともありました。
こうした珈琲専門店の代表格、東京のコーヒー御三家と呼ばれる老舗がありました。
銀座「カフェ・ド・ランブル」
山谷「カフェ・バッハ」
吉祥寺「もか」
いずれもコーヒーに精魂を傾けた名物店主のお店で、「もか」はご主人の逝去に伴い閉店してしまいましたが、ランブルとバッハは今でも多くの珈琲通をうならせています。私は特にバッハに興味を持ちぜひ一度行ってみたいと十年以上前から思っていたのですが、場所が「ついでにちょっと寄れる」ような所でなかったので、機会がありませんでした。
この連休に、ようやく初訪問を果たしました。(続く)
わけのしんのす食べもの
20170506
連休に東京でシーフードを食べる機会がありました。北参道のイタリアン「ボガマリ・クチーナ・マリナーラ」というお店。
この店にはメニューがなく、新鮮な魚介類がショーケースに所狭しと並べられており、サービスの人と相談しながら食材と調理方法を決めていくスタイルです。ソテー、フリット、グリル、煮込み、パスタなど、選ぶ楽しみもおいしさのうち。お肉は全く置いてないという徹底ぶりです。
料理を決める中で、小魚のフリットを頼んだら「ご一緒に、いそぎんちゃくのフリットはいかがですか?」とお勧めがありました。へえ、いそぎんちゃくを食べるの?あの触手を想像すれば、あまり食欲をそそる食材とは思えませんな。何でもシェフが修業先のサルディニア島で見つけた食材で、日本であちこち探したら九州の業者から購入できるのだとか。普通のいそぎんちゃくと違って触手はついてないとのこと。
そういうことなら、せっかくの珍味(でしょう)を前にして尻込みするのはもったいない、ひとつチャレンジ精神を発揮して食べてみるか!
小魚と共に出てきたフリットが写真です。お味は貝のような感じで(家族は「アサリと牡蠣の間」だと言ってました)食感もいわゆる軟体動物的なものではなく、肉の内臓を思い起こさせるような。濃い磯の香りが立ち上り、珍しくも美味しくいただきました。
店を出てから気が付きました。さっき食べたアレは「わけのしんのす」じゃないのかな。
20年以上前のdancyuに有明海の珍味の記事があり、メカジャとかワラスボとか面白い名前のグロな食材の中に、わけのしんのすもあったのです。調べてみると、まさに大当たり。原型の写真は、どうぞ検索してみて下さい。わけのしんのす、とはどういう意味かも書いてあるでしょう。…「若衆の尻の穴」何とも凄いネーミングですね。現地では味噌汁に入れたりするそうです。
珍しいものを食べました。もう一度食べたいかって?そうですね、機会がありましたら、再チャレンジしてもいいと思います。意外と高価なものらしい。
GW入り日々雑記
20170430
世間はゴールデンウィークに入りました。昨日今日とまずまずお天気に恵まれ、好スタートになったようです。当地でもお祭りやらイベントやら、人もそれなりに出たようですよ。
29日は地元の名刹、光前寺の「春の例大祭」。今年は開花が遅かったおかげで、桜花の舞うお祭りとなりました。このお寺はしだれ桜が見事です。(写真1)
参道の石垣奥に自生するヒカリゴケが有名で、しかし最近はだいぶ減ってしまったと聞いたことがありますが、久しぶりに訪れるとしっかり神秘的な光を放っているではありませんか。私自身は10年以上見ていなかったので、懐かしく嬉しかったですね。(写真2、肝心のコケにピントが合っておらず申し訳ありませんが、まあこの方が神秘的でいいでしょう?見たい人は現地へお越しください)
食のイベントも。29日は伊那市で「ローメン春まつり」、30日は駒ヶ根で「こまぶうフェスタ」が相次いで開かれました。それぞれの地元産B級グルメのほか、どちらにもゲストとして富士つけナポリタン、三重の津ぎょうざ、甲府鳥もつ煮が参加。(要は、二日とも同じ顔ぶれだったということ?)
私もこまぶうフェスタの方に顔を出して、ゲストのお品をそれぞれ購入しいただきました。遠方から花を添えていただきありがたいことです。あまり目立った告知はなかったようですが、会場は(まあ、あまり広くはないが)賑やかでした。伊那の方は例年、地元アイドルやプロレスなどで動員力のあるイベントですから、今年も賑わったことでしょう。
天気が良かったので、毎年恒例の中沢のハナモモ見物もしました。こちらも県外ナンバーの車やバイクがたくさんでした。
レジャーの方も商売の方も、よい連休になるといいですね。
白いアスパラ食べもの
20170425
フレッシュのホワイトアスパラガス。当地でもときどき、店頭で見かけるようになりました。南半球産が多いようです。
グリーンアスパラと品種は同じ。違いは育て方で、土の上に自然に伸ばして太陽光をしっかり当てたものは緑色のアスパラになりますが、芽の伸びる前に上に土をかぶせて日を当てずに育てたものがホワイトアスパラになる。なんてことは今さら言うまでもなく、皆さんご存知のことでしょう。アスパラの「もやし」みたいなもので、かなり面倒な手間がかかっていると推察します。
日本では昔から缶詰用に作られていました。グリーンに比べて日持ちがしないため、生鮮品としての流通が難しかったのでしょうね。そのうちグリーンが市場に大量に出回るようになって、消費者も良い意味での青臭さや歯応えに慣れ、アスパラと言えば緑色のものを誰もがイメージするようになりました。調べてはいませんが、缶詰の生産量も消費量も、以前に比べだいぶ少なくなっているのでは。
私が大のアスパラ好きなので、グリーンは我が家の食卓にも頻繁に登場しますが、先日の夕飯で珍しく白いアスパラがたくさん皿に盛られてきました。聞けば、お隣の飯島町で直売所に並んでいたのを買ってきたそうな。このへんでもこんなものを作っているとは、ちょいと驚きました。値段もこのときは安かったようですよ。
ホワイトの魅力は、何と言っても柔らかさ。歯を使わず唇でも切れるような、独特の食感です。そして品よく香る大地の味、とでも申しましょうか、太いものほど美味しいと思います。料理本に出てきますが、結構厚めに皮を剥き、その皮と一緒に身を茹で、茹で上がっても皮を捨てずに茹で汁に一定時間漬けておくのがポイントだとか。
ドイツでは白アスパラ(シュパーゲル)がことのほか珍重され、これから丁度「アスパラ祭り」といわれる季節を迎えるのだそうです。私たちはマヨネーズで食べますが彼らはオランデーズソース(卵黄、バター、レモン汁を使ったソース)を愛するようで、これもおいしそうですね。
白い金貨、貴婦人の指、食べられる象牙…白アスパラを讃える形容詞だそうです。やっぱりあちらでも、ちょっと贅沢な食材なのでしょう。