雨に泣く10月日々雑記
20171029
こんなに雨ばかり降った10月があったでしょうか?しかもイベントの多い週末を狙ったように。。
今日は駒ヶ根でも「みなこいワールドフェスタ」「駒ヶ根おいでなんしょ祭り」という二つの大きなイベントが中心商店街で催される予定でした。ところが台風22号に伴う大雨で、いずれも場所を屋内に変更、あるいは内容を縮小して行う羽目になり、人出にも大きく影響しました。もう、とっても、残念なことでした。
「みなこい…」は駒ヶ根に訓練所を置く青年海外協力隊と帰国した隊員OBOGにスポットを当てたお祭りで、始まってからもう20年以上になります。世界各国の文化紹介、エスニックフード、物販や体験コーナー、各種のステージパフォーマンスが盛りだくさんで、近隣には類を見ないユニークなイベントです。私もかつてJC時代に、実行委員長を務めたこともありました。
例年多くの人を集める賑やかなイベントですが、今回はそんなわけで、雨を避け屋内に場所を移して行われました。前日に段取りが出来たようですが、ブースやステージをよくぞ全部中心商店街の中で避難させたものです。ただし飲食調理だけは煮炊きの関係でテントを張って行ったとのこと。
しかしながら、このフェスタの賑わいを毎年見ている身としては、苦労して準備したり遠くから駆け付けた関係者のことを思うと、もうね…。
おいでなんしょ祭りはよさこいソーランなどのストリートパフォーマンスのイベントで、こちらは場所を1㌔ほど離れた小学校に移して行ったとのことです。いかんともしがたいことですが、残念無念でしょう。
先週末も超大型台風の影響で、日本中で多くのイベントが泣かされたことは周知のとおりです。10日前に行った当社グランドフェアが、前日の午後から当日の宵までの一日半だけ雨が上がり晴れ間さえ出たのは、まったく僥倖としか思えません。11月にも多くのイベントがありますから、そろそろお天道様もご機嫌を直してほしいものです。
写真はいずれもみなこいワールドフェスタのものです。
たまにはハンバーガー食べもの
20171028
学生時代にハンバーガーのお世話になる人は多いと思います。私が高校生の頃は、伊那にファーストフード店はまだありませんでした。何かの用事で上京したとき初めてマクドナルドを食べ、挟まれた肉の薄さチープさに「なんだ、ハンバーガーってこんなもの?」とたいへんガッカリしたことを覚えています。
大学生になってからもそう頻繁には食べませんでした。中ではファーストキッチンのベーコンエッグバーガーが割と好きで、新宿西口や赤坂見附の店で近くに行ったときは何度か食べました。モスバーガーは当時の私の行動範囲に店舗がなく、食べたのはずっと後のこと。
いまご近所にマクドナルドはありますが、エリック・シュローサーの「ファストフードが世界を食いつくす」を読んでから、まったく行く気がしなくなりました。もう10年近く行っていません。
さて最近は米国発の高級ハンバーガーのお店が相次いで上陸しています。その代表格が「シェイクシャック」。TVでもよく取り上げられていました。いま首都圏に6店舗ほどあるようです。
有楽町の「東京国際フォーラム」に時々用事があるので前を通りますが、ここのシェイクシャック、昼時などすごい行列です。私は行列好きではないので(絶対に拒否、というほどでもないが)とてもあそこに並ぼうとは思いませんが、どんな味だかは興味はありました。
最近新宿サザンテラス(南口、以前クリスピークリームドーナツがあったあたり)に店舗ができて、こちらは意外と空いているとの情報を耳にし、出張の際に行ってみましたよ。
正午近く、聞いたとおり行列はゼロ、でもガラガラではなく程よい人の入り具合です。外人客も多し。スモークシャックシングル(いわゆるベーコンチーズバーガー)880円とオリジナルレモネード250円を注文。ポケベルを渡され、10分近く待ったかな。とても気持ちの良い秋晴れだったので、外のテラスでいただきました。
これがなかなかおいしくて。スモーキーなベーコン、薬味のチリの辛味が重厚なパティと相まって、肉を食べたなあという感じです。ダブルを注文すればさらに満腹満足でしょう。厚手のハンバーガーは食べているうちにバンズとパティがずれてきて食べにくいものですが、ここのは上下のバンズが一部でつながっており、ずれません。
日本でのハンバーガーのイメージは、どうしても早い安い●△い、に引きずられてしまいがちですが、いい材料でちゃんと作られた(店のPRによれば)ものをたまに食べてみるのもいいですね。
関連リンク: シェイクシャック
期日前投票日々雑記
20171023
昨日はスカッとした快勝で嬉しかったですね。
いや、選挙の話ではなくて、村田諒太の話ですよ、ボクシング。半年前に微妙な判定で敗れたチャンピオンに再び挑み、相手もなかなか打たれ強かったですが、的確にダメージを与え、もうダウンも時間の問題だと思って見ていました。
7回TKOでの勝利、お見事でした。おめでとう。CMが入ったおかげで、勝利の瞬間を見逃した全国のファンは、カタルシスを味わえず歯がゆい思いをしたことでしょう。(もちろん私もです)
そんなこともあり昨夜は村田、選挙、超大型台風とTVに釘付けでした。今回からBSジャパンでも池上彰の開票番組をやるようになって(テレビ東京見られません)NHK、日テレと3局を掛け持ちしながら見ました。政党幹部たちが池上対策をするようになり、テレ東が始めたという候補者のミニ紹介もみんな真似するようになって、期待したほど面白くはなかったな。小泉進次郎が各局にこれほど引っ張りだことは、ちょっとびっくり。
さて私も当然ながら与えられた一票の権利を行使したわけですが、今回は期日前投票というのを初めて試みました。私の行く投票所は家から100mほどで、少々雨が降っても全然どってことないのですが、母が大雨で足元が悪いと気の毒だと思い、連れて行ったのです。
多くの人が投票日の暴風雨を警戒して、都会では投票所が長蛇の列、一時間待ちだなどという事前情報もありましたが、駒ヶ根市の投票所は特に行列などはなく、でも訪れる人は切れ目なく続いていました。
投票券を見せればすぐ投票できるのかと思いきや、先に「宣誓書」なるものを書かされます。ここでまごつくお年寄りとかいるだろうな。住所氏名を自署し(印鑑や身分証明などは不要)、理由の欄に○をします。今回はもちろん「悪天候のため」。昔の「不在者投票」では理由を厳しく訊かれたという話ですが、今では当たり前の権利として理由などはスルーです。
この選挙で期日前投票した人は全国で2137万人、有権者全体(投票者全体でないことにご注意)の二割にのぼるとのこと。かなりの数ですね。投票所の運営や開票作業の手間などは余計にかかるでしょうが、投票しやすい環境づくりが進んでいることはとても良いことだと思います。
一方で、学業のため遠隔地に住んでいながら住民票を移していない人。我が子たちも帰ってこず、不本意ながら棄権。彼らが投票するには、申請書の郵送など依然として面倒な手続きを要すると聞いています。学生さんもちゃんと住民票を移してよ、ということなのでしょうけれど。
昔学んだ世界の選挙事情では、投票のため帰省する人の旅費の補助をする国も…とありました。どこの国だったっけか?義務投票制(投票に行かないと罰金を科せられたりする)の国ではそうしたこともあるでしょうね。選挙一回当たりの実施コストは、相当跳ね上がりそうですが。
森のオーケストラ日々雑記
20171016
週末に長野市でロータリークラブの地区大会(県大会)があり、一泊二日で参加してきました。。
さまざまな会議や研修会があった中で、松宮 剛さんという先輩ロータリアン(茅ヶ崎の歯医者さん)の講演がありました。国際ロータリーなどでも活躍されている方です。プロフィルによれば、趣味に地元の交響楽団でチェロを弾くそうです。
講演の冒頭に、見覚えのあるイラストが紹介されました。野中正視さんというイラストレーターが描いたもの。ロータリー会員には毎月「ロータリーの友」という機関誌が送られてきます。8月号の表紙がこの素敵な絵で、私にはとても印象に残っていたのです。
場所は森の中。昼とも夜ともつかない柔らかな光の中で、15人の人々がいろいろな楽器で楽しそうに音楽を奏でています。服装がさまざま。フルートはお医者さん、コントラバスは大工さん、ファゴットの女性は農業、トロンボーンは魚屋さん風、シンバルはコック服。コンサートマスターは何とウサギの着ぐるみを着ています。
楽器の持ち方がみんな堂に入っていますね(ハープの女性だけは向きがちょっと変)。楽器編成も、弦楽五重奏に五種類の管楽器、3人の打楽器とハープに指揮者。こんな編成の室内オーケストラ曲、現代曲で実際にありそうです。マリンバとハープの存在が、何だかリアル。
ロータリークラブは、会員が自らの職業を通じて社員、取引先、地域社会すべてに高い倫理性をもって奉仕することを求めています。原則的に一業種から一人だけで(最近は条件付きで例外も認められる)それぞれの職業の代表が集まった、究極の異業種交流組織なのです。ちょっと何だか、おっかない。
そう考えると、この絵がロータリーの縮図であることはお分かりですよね。指揮者はpresidentすなわち会長の、シンバル奏者はSAA(sergeant at arms、会場監督と訳され、公式の会議には必ず誰かがこの任に就く)のタスキを着け、まさに例会開催中の趣なのです。
松宮さんは会員を前にして「この絵から実に多くのイマジネーションを感じることができる」と言いました。とても素敵なイラストだと思います。
関連リンク: 野中正視さんのホームページ「絵ノナカ」
高校生の、商工まつりしごと
20171009
本格的な秋を迎え、週末になるとあちらこちらでイベントが目白押しです。この日曜日は、駒ヶ根商工会議所の秋の大イベント「駒ヶ根の商工まつり」が晴天のもとで賑やかに行われました。
ずっと昔から我が家のすぐ近くで開かれていましたから、もちろん子供の頃から何度となく楽しませてもらっていますが、私自身がこのイベントのテープカットをやることになるとはね!(写真1)
お祭りの中身は、毎年少しずつ新しい要素を取り入れながら多くの人が楽しめるものになっていると思います。中でも人気のあるのは、駒ヶ根工業高校の生徒さんによる工作教室。小学生に、はんだ付けをマンツーマンで教えます。(写真2、3)
こんな小さな子が…と思うようなちびっ子たちが、開始時間の何分も前から着席して、目を輝かせて待っています。女の子も何人も。駒ヶ根のものづくりの未来は明るいぞ。
駒ヶ根にはもう一つの職業校、赤穂高校の商業科があります。地域の中で活動することにかけては駒工がやや先行していたような感もありました。私は以前から、商工まつりを舞台に駒工と赤穂商業科がよきライバル意識を発揮して学んだ成果を競うようになればいい、と思っていましたが、最近赤穂高校も商業の実践の場を地域に求めるようになり、面白いことになっています。
彼らは昨年、ソースかつ丼を手軽にスナックとして食べられるような「ソースかつ丼棒」(写真3)を自ら試作開発し、地域のイベントで少しずつ販売するようになりました。きりたんぽのようにご飯を串に刺し、薄い肉を巻いて衣をつけ揚げたもの。キャベツは保存の問題があり、今のところ難しいようです。
ボリュームがあり、食事時以外には気軽に試しにくいソースかつ丼を、ワンハンドでたのしめるコンセプトは良いと思います。しかし実際に作ってみるともう大変で、「商品化」への道のりが簡単でないことを身に沁みて感じたことでしょう。製作方法に改良を重ね、だんだん軌道が見えてき始めたのかな。
実は私、これまで何度も食べてみなくちゃと思ってきたのですが、製作数があまりにも少なくてあっという間に売り切れてしまったり、先日の別のイベントではかつ丼棒を買ったつもりが間違えて「ソースかつ棒」(つまりご飯がついてなく肉だけ)を買ってしまったりで、今回ようやく食べることができました。一本350円。
ちょっとソースの味が薄かったかな?キャベツがない分、何かアクセントになる薬味みたいなものが欲しいです。もう少しカラッと揚がっていると、なお良かったでしょう。新しい名物を作るのは簡単ではありません。高校生たちのさらなる工夫に、大きく期待します。
ビールの泡 飲みもの、お酒
20171003
先日、TVで「Cool Japan」を観ておりましたら、ビールの特集をやっておりました。この番組は在日の外国人数名が、日本のさまざまな文化や習慣などについて自国との比較など楽しく議論するものです。
日本のビールは種類が多くてスゴイとか、いや実はみんな似通っていて個性がないとか(それは、同感)、炭酸が強いとか、ものすごく冷たいとか、飲んで「プハーッ!」とやるのは品がないとか、ワイワイとやっていましたが、「日本のビールは泡が多い」という話が出て、ほほう、と思いました。
飲食店でジョッキビールを頼むと、確かに上部3センチくらいは泡ですよね。いまどきのビールサーバーには、ビールを注いだあと泡だけを上に乗っける機能がついていたりします。「泡でビール本体に蓋をして、液体部分の気が抜けるのを防ぐ」みたいなことは昔からよく言われていましたが、これって日本独自のものなのですか?
ドイツ人の女性が「ジョッキにもビールグラスにも容量を示すラインが書かれていて、それより少ないと文句を言われる」と言います。私の貧弱なドイツ体験でも、たしかにメニューブックにもグラスにも必ず容量が書かれていました。たぶん法律で決まっているんでしょうなあ。身近でよく言われる「ビール:泡=7:3の黄金比」、こうして見ると確かに量が少ないように見えますね。
中ジョッキ、大ジョッキというだけで何ミリ㍑なのか明確でない、どこぞの国とは違います。いかにもドイツ。でもあっちのビアホールで飲んだビールに、そんなに泡が少なかった記憶はありませんけど。
ビールをグビリと飲むとき、確かに泡そのものをおいしいとはそんなに思いません。おいしいのはやはり液体部分です。ただ名人級の方が注いだクリーミーな泡の感触は、悪くないものですが。
私は、グラスにある程度勢いよく注いでビールの過剰な炭酸を適度に抜くことは、ビールをおいしく飲むポイントだと、かねがね思っています。缶ビールを缶からそのまま飲むより、容器に注いだ方が確実においしい。まTPOにもよりますが。
勢いよく注いだ結果、副産物として泡が立つのであって、泡のために泡を乗せるのは味ではなく見た目の問題なのかなあ、と今回思いました。「蓋をして気が抜けるのを防ぐ」というのは科学的に根拠があるのか、ビールメーカーさんなんかはとっくに検証してるのかもしれません。いつまでも卓上に放置せず、さっさと飲みきることが一番の秘訣でしょうね。
がっつり肉そばお店紹介
20170928
国政がどえらいことになっていますが、当ブログはマイペースにて…正直、この時点でいったい何を書いたらいいのかわかりません。
従来の日本蕎麦の常識を覆したといわれる、がっつり系の肉そば。あの「島耕作」氏も作中で何回も訪れている、東京は虎の門の立食いそば「港屋」さんが考案したといわれます。
麺は太く固く、つゆにはラー油がたっぷり入り、小山のように盛られた刻みのり、ごま、葱。煮た肉や鶏、取り放題の天かすや生卵と一緒に食べれば男性でもお腹いっぱい!というやつ。
オリジナルの港屋に行ってみたいとずっと思っていたのです。都心にしては交通不便な立地に加えて毎日結構な行列だと聞き、ついつい先延ばしにしていました。今では類似の蕎麦を出すお店も増えてきましたが、行く機会がありませんでした。
高森町に肉そばのお店ができて、なかなか繁盛していると聞き、妻と二人で行ってみました。下市田、国道近くの「こまつ家」さんというお店です。もちろん当社お得意様ですよ。
「冷たい肉そば」「温かい鶏そば」を注文、出てきたのは写真の通り。手前が鶏そばで、肉そばの方は麺の上に肉が載っています。
事前の予備知識から想像していたよりも、意外にもずっと優しいお味。ラー油も決してどぎつくなく、麺ともつゆとも馴染んでいます。大量の葱も上手に処理がしてあり、肉はやわらかく、大変おいしい。途中で生卵を入れると全体の味がマイルドになって「味変」を楽しめます。
麺の量が選べますので、小食の人でも大丈夫。中盛りをいただきましたが結構お腹は一杯になりました。何というか、ラーメンを食べる時のある種の罪悪感(体に悪いんじゃないかという、若い人にはわかるまいな)を感じることなく、しっかりと食べた満足感を得られる楽しさがあります。私は鶏そばの方が好みかな。トッピングに天ぷらなどあり、今度来たときにはぜひ試してみましょう。
ご馳走さまでした!
関連リンク: 肉そば こまつ家 Facebook
シャリ野菜食べもの
20170925
久しぶりに「くら寿司」に行く機会がありまして。
このチェーンは「攻めるメニュー」が最近とても多いですね。ちょっと前だと、酢飯を使ったカレーライスだとか、お米から作った白いコーラ「シャリコーラ」だとか。シャリカレーをバンズに挟んだ「シャリカレーパン」というのもありました。
残念ながらこれらのメニューに、私が洒落にでも食べてみたいなと思うものは無く、いずれも試しておりません。しかし一年以上たってもメニューにちゃんと残っているのですから、チャレンジ客が一巡した後でもそれなりにリピーターがいるということですね。素直には信じがたい。
そのくら寿司が最近挑んでいるのは、低糖質メニューなのだとか。糖質オフと銘打って、シャリの代わりに大根を使った「シャリ野菜」のお寿司だとか、ラーメンから麺を抜いたものなんかもありますぞ。味噌汁代りにいただくのでしょうか。
(ラーメンと言えば、以前から回転寿司のメニューにうどんやラーメンがあることは承知していますが、実際にそれを食べている人を見たことがありませんでした。先日社員数名で行った折、一人がいきなりラーメンを注文したには、正直驚きました。すっかり当たり前の存在になったということですな)
それでシャリ野菜のお寿司を注文してみました。見かけ、平べったいなというのが第一印象。酢飯のあるべきところに大根の千切りが敷かれています。これって刺身とツマを一緒に食べるのとどこが違うのか、などと悪口を言われております。
食べてみると、大根は甘酸っぱいドレッシングで味付けされており、「刺身にツマ」ではなく、いわゆる「海鮮サラダ」そのまんまの味。おいしいと言ってよいと思います。
どういうシチュエーションでこのメニューを選ぶのかな。だいぶ前、ある人と回転寿司屋で食事した時、酒飲みのその人は普段お刺身は食べてもシャリ玉に載ったお寿司を食べることがあまりないとの事で、困惑しておられました。そんな人なら注文するでしょう。
まあ一皿100円ですし、腹いっぱいにならずにたくさんの種類を食べたい人には向いているメニューなのかもしれません。
くら寿司は100円寿司としては、それなりに味と価格のバランスのとれたお寿司を提供してくれるチェーンだと思いますが、あんまりこうした色物に走ることがお店にとって良いことなのか、どうでしょうね。一店舗で用意できるアイテム数には限度がありますから、一般メニューにしわ寄せが行っていやしないかな…という気もしました。
レッドアイ・グレイビー食べもの
20170918
ドレッシングの売場に行くと、本当にたくさんの種類があるのに感嘆します。当社の倉庫を見ても然りです。今では売れ筋としてバンバン売れている「シーザー」や「焙煎ごま」「チョレギサラダ」など、ちょっと前にはなかったアイテムが商品群全体の使い方の幅を大きく広げている感じです。
業務用のこの分野の雄、ケンコーマヨネーズさんが「旅ドレ」というシリーズでちょっと変わったドレッシングをラインナップしており、珍しい世界のご当地風味を紹介しています。
何種類か出ていますが、最初に出た「シラチャー」がたいへん美味しいと思います。タイ由来のものだそうで、見た目はサウザンのようなオレンジ色、にんにく、ナンプラー、唐辛子風味が効き、何にでも合いますね。
しかしここで紹介したいのは「レッドアイ・グレイビー」という品です。アメリカ南部で親しまれている味だそうで、何とコーヒー風味のドレッシング。フォンドボーにブラジル産コーヒーを合わせているそうです。味が想像できますか?
商品紹介によれば、肉料理や温野菜にどうぞ、ということです。季節も秋になって肌寒く、あったかいものが食べたくなり、ポトフを作りました(妻が)。具材に片っ端から本品をつけて食べてみましたが、その結果は?
牛すじ肉 …◎
厚切りベーコン …△
ジャガイモ …○
人参 …○
玉ねぎ …○
キャベツ …◎◎
サツマイモ …◎
ポワロー …○
カボチャ(ポトフとは別に煮たもの)…◎
中でも、キャベツとの相性は最高、特別に◎2つ進呈します。ダシをたっぷり吸ったキャベツとレッドアイ・グレイビーは、この世のものとも思えぬ幸福なマッチングです。いや、いくら何でもオーバーですか。
本品、ちょっと味が一歩先を行っていて、売れ行きは今一つのようですが、好奇心の強い方におすすめです。
飲む酢 飲みもの、お酒
20170910
先日、お世話になっている方からワインのご注文を頂いた際に、お酢のドリンク、いわゆる「飲む酢」はないかとお問い合わせがありました。もちろん置いてます、何種類か買っていただきました。
ふと思いついて、私も飲んでみようかな、と思ったのです。
メーカーさんにはまったく失礼ながら、普段から酸っぱいものをそう好まない私にとっては、今まであまり意識したことのない商品でした。倉庫に行って在庫を見ると、ミツカンさんの「ビネグイット」というシリーズが4種類ほどあります。暑いときに良さそうな「ライム&ミント」を購入し、カルピスみたいに水で薄めて容器(ワインの空き瓶)に入れ冷蔵庫。
へえ、これ、なかなか美味しいじゃありませんか。刺激的なことなどみじんもなく(当たり前か)爽やかですっきりして後に残らず、いいものですよ。
次に買ってみた「レモン&ジンジャー」。これは1本目に比べると、ちょいと癖がありますね。それでも買ってしまったからには仕方ない、飲みきって次のを試そう、と続けて飲んでいたら、あら不思議、ワインボトル2本目を飲み終わる頃にはすっかり味に慣れて、何の違和感もなく普通においしく感じるじゃありませんか。
家族がなかなか飲もうとしないので(なんでかな?)原液1㍑を6倍希釈で飲みきるまでには結構かかります。酢のドリンクとあれば、具体的な効能があるかはよくわかりませんが、少なくとも健康に悪いものではないでしょう。他の種類も試してみたいと思います。
関連リンク: ミツカン ビネグイット