逃亡者日々雑記
20240130
この顔にピンときたら110番! 誰もが写真で見たことのある爽やか笑顔のメガネ青年。ついに観念したと思ったら、そのまま病死してしまったと。
約50年前の連続企業爆破事件は、私はまだ子供でしたから犯人たちの思想など全然理解できず(今だって理解できぬ)ただおっかないこともあるんだなあ、と思っていました。犯人グループは逮捕され、死者8名を出した三菱重工爆破事件を実行した4人は、二人が死刑判決、あと二人はハイジャック事件を受けて超法規的措置で釈放され、海外逃亡しました。
今回名乗り出た桐島聡(まあ本人なのでしょう)は一連の事件のうちでは小規模な爆破に関与した容疑で指名手配中でした。死者は出ていません。
偽名を使い、藤沢市の土木関係企業に住み込みで長い間働いていたといいます。手配写真は50年前のもの、会社の人もまさかこんな奴が隣で働いてるとはねえ。しかし健康保険に入らず運転免許も銀行口座もなく、会社では採用時に不思議に思わなかったですかねえ。余程の訳アリ人物でしょう。
末期がんで死期を悟り、もう逮捕投獄されることもないと踏んで正体を白状したわけです。公安警察に対する勝利宣言だとか、逃げ切ったとか言う人が多いですね。それはまあそうでしょうが…
同じ事件に関与し懲役刑を受けたとしても、とっくに刑期を終え娑婆に出てきていたはず。その後30年くらいは普通の生活ができていたのですから、50年のあいだ捕まる恐怖におびえながら暮らすのとどっちがいいかと言えば、私だったら答えは明らかです。
普通の生活と書きましたが、まともに就職することは難しいのかもしれませんがおそらく思想的な支援者だっているでしょうし、生活は何とかなったでしょうにね。重信房子みたいな輩をヒロインみたいに扱っている団体やメディアだってあるのです。
哀れな逃亡者の最期を見たと思います。本人に事情を聞ける時間が一日二日では、いくらも喋ることはできなかったでしょう。もう少し早くわかれば、関連の事件についても解明されることがあったでしょうに。
ところで写真はTVで放映されたものですが、桐島の左にいるのは当地で2020年9月に起きた発砲、殺人未遂事件(本欄でも書きました)の容疑者で、まだ捕まっていないのです。ピンときた方は駒ヶ根署まで…
ハンマー(楽器)音楽ばなし
20240123
昨年11月に来日したベルリンフィルの公演をTVで観ることができました。このオーケストラをまだ私はナマで聴いたことがありません。楽しみにして観たのですが。今回の目玉(だと思っている)はアルバン・ベルク作曲の「管弦楽のための三つの小品」が演奏されることでした。
20世紀初めに作られたこの曲は、演奏時間からいえば20分ほどの小品ですが、巨大な編成のオーケストラを使った複雑極まりないもので、経済的な事情もあってあまり演奏される機会がありません。無調で書かれていますが濃密なロマンティシズムにあふれた、近代から現代音楽への橋渡しにあたる名作です。一度や二度聴いただけで楽しめるような曲ではない…かもしれませんが、世界最高の実力を持つベルリンフィルが腕前を大いに発揮した演奏は、素晴らしいものでした。
この曲は打楽器群によるひそやかなざわめきから始まるくらいで、多くの打楽器が使われています。中でも第3曲「行進曲」はこんな曲で行進できるか!というような混沌とした凄まじい音楽が繰り広げられ、そのクライマックスで鳴らされるのが「ハンマー」です。
現物は写真の通りで、まさしく工事現場で使うハンマーそのもの。ステージに厚い木の板、または頑丈な木箱を置いて振り下ろします(ホールの床に穴を開けてしまったら大変)。およそコンサートホールにはそぐわない衝撃音です。
オーケストラにハンマーを持ち込んだのはマーラー作曲「交響曲第6番」でした。長大な第4楽章では苦難に立ち向って闘う様子が描かれ、ようやく勝利しようとしたときにハンマーがすべてを破壊し、絶望へと叩き落されます。しかも3度も! 止めを刺す3回目のハンマーは、マーラーが自身と重ね合わせ怖くなって、のちにスコアから削除しました(演奏によっては3回ハンマーを打たせることもあります)。
それほど衝撃的な「無慈悲な運命の象徴」としてハンマーは使われているのです。いくら演奏効果絶大であっても、こんなものを真似する作曲家も普通いないのですが、マーラーを尊敬していたベルクは彼へのオマージュとして使ったのでしょう。このほかの使用例があるのかどうか、知りません。
これを叩くのも打楽器奏者の仕事です。タイミングをドンピシャで取るのはかなり難しいと思われますが、さあ、やってみたいような、やりたくないような。
ガトー・エシレ・ナチュール(2)食べもの
20240121
あー買えた買えた。ようやくですよ。保冷剤入りの特製バッグまであわせて買い求め、結構な値段でありました。
家まで大事に持ち帰り、蓋をあけてみます。大きさは、お豆腐一丁くらい。高さはもう少しあります。アイボリー色に塗り固められた煉瓦、みたいですね。カットしてみれば、断面は写真の通り。
全体を覆っている厚さ7ミリほどのバタークリーム。何といってもエシレバターを使ったクリームが最大の売りですから、心して食べてみます。品の良いお味。甘すぎることもしつこ過ぎることもない。たっぷりしたバターのコク。でもむしろ、スッと口の中で溶けてしまう。事前情報で濃厚だ濃厚だと言われましたが、ネガティブな意味で濃厚だとは感じません。
中のスポンジ部分。先達のブログなどによれば「アーモンド入りのスポンジ」だそうです。これがしっとり、少しパリパリした食感もあり、大変よろしい。表面のバタークリームとの相性がバッチリです。クリームよりむしろ中身の方に私は感心しました。
クリームが濃厚で持て余したときは、こそげ取ってトーストなどに塗って食べればいい、なんて色々な人が言っています。全然そんなことをしようとは思いませんでしたね。(それはそれで美味しかろう)このケーキは、これで完成形です。
3日かけて夫婦でほぼ全部を食べてしまいました。もちろん暑い時期だったら、もっと早く召し上がったほうが良いでしょう。体重が増えるとか吹き出物ができるとか、そういうこともありませんでした。
前評判にたがわずとても美味しいお菓子だったと思います。でもね、1時間以上も待って、持ち帰り袋あわせて6000円以上ですからね。入手するのにこんなに手間がかからなければ、も一度食べたいとは思いますが…
関連リンク: エシレ・メゾンデュブール
救援号出発日々雑記
20240116
能登地震のニュース、毎日TVで大きく取り上げられ、何もできない自分に歯痒い思いをしています。。
特に被害の大きかった輪島市に、国際協力機構の外郭団体、青年海外協力協会(JOCA)の拠点があります。JOCAの本部が理由あって駒ヶ根市に置かれていることは以前書いたかと思います。事務局長さんとはロータリークラブで懇意にしているのですが、商工会議所が声をおかけして何かできることはないかお聞きし、支援物資をお送りすることになりました。
現地では特に衛生環境が悪化していて、対策に急を要するとのこと。駒ヶ根市をはじめロータリー、ライオンズ、青年会議所、社協にもお声をかけ、簡易トイレセット、次亜塩素酸2000L、大人用おむつ、おしりふきシートなどが呼びかけから僅か一日半ほどで集まりました。当社でも消毒剤散布のスプレー器具を協力させていただきました。
大型トラック一杯に積み込まれた支援物資。1/12朝に市役所前でトラックの出発を見送りました。能登地方は地震のため交通が寸断されていますが、これはいったん金沢市内に運ばれ、そこから現地の協力団体によって被災地に運ばれるとのことです。
調整に当たったJOCAの方からは「現地でもこのスピード感でこれだけの物資が届くことに驚いているという声があった。本当にありがたい」との言葉がありました。
復興にはまだまだ長い時間がかかると思われます。これは始まりであって、これから引き続いて支援する機会がたくさんあるでしょう。義捐金の募金もあちこちで始まっています。できることをお手伝いしたいと思います。
ガトー・エシレ・ナチュール(1)食べもの
20240111
ここしばらく、年賀状にお菓子の写真を載せています。今年に選んだのは洋菓子の写真で、正月になって何人かの知人から「あれはどういうお菓子ですか」と訊かれました。
これはGâteau Échiré Nature(ガトー・エシレ・ナチュール)というバタークリームのケーキ。フランス産の高級バター「エシレ」の専門ショップ「エシレ・メゾンデュブール丸の内店」で販売しています。
2009年の同店開業以来、このケーキはスペシャリテとして専門誌などでも注目を集めていました。高価なエシレバターをたっぷりと使ったいまどき珍しい濃厚なおいしさは、背徳感を感じるほどのものだと言われました。
私もその頃雑誌で知り、ぜひ食べてみたいと思っていたのです。ところがこのケーキは1日15台の限定販売、一人一台限り、予約不可、通販なし、お店に並ばないと買えません。私は過去3回並びましたが、開店の1時間以上前に並んだにもかかわらず、順番前に売り切れてしまい玉砕。そのたびに指をくわえて悔しい思いをしてきました。
(その後エシレはあちこちに出店しますが、本品は丸の内店でしか扱っていない)
昨年11月某日。今度こその思いで、開店の1時間半前に店に着きました。するとどうでしょう、私の前に若い女性二人(別々ではなく同じ組)しかいないではありませんか。やった!これはゲット確実です。
それが寒い日でしてね…風が冷たく、コートを持っていなかった私には、この90分はしんどかった。店の向かいのビルで窓ふきの業者さんがゴンドラに乗って仕事をしていたのですが、私が待っている間にどんどん窓が綺麗になっていき、こちらに面した窓を全部拭きあげてしまいました。さすがに「俺、何やってんだろう」と思いましたよ。
開店30分前に整理券が配られます。
お味のほどは次回で。
浜田のチャーハン日々雑記
20240108
人はチャーハンに何を求めるか。恒例の正月番組の意外な結果を見て、大変興味深く思いました。
元日の能登半島震災のため一週間遅れで放送された「格付けチェック」。今年の題材は、
1、ワイン (5000円のボルドーが何か知りたい)
2、弦楽八重奏(弦楽器問題はいつもはずしてばかりで恥ずかしい。今回は当り)
3、チャーハン
4、弦楽オーケストラ (プロ対学生オケ。プロの演奏があれでいいのですか)
5、社交ダンス
6、寿司 でした。
チャーハン編で登場したのは、具にズワイなど高級海鮮を使ったミシュラン店メゾン・ド・ユーロン作、冷凍素材を使った普通の街中華店作、そして絶対選んだらアカンとされたのは、司会の浜田雅功が作ったチャーハン。
意外にも回答者の圧倒的多数が選んだのは浜田チャーハンでした。海鮮どころか具にはカニカマなどすり身製品しか使っていない素人作のチャーハンが、一番多くの支持を集めたというのが愉快ではないですか。
以前書いたことがありますが、この番組では美味しい不味いではなく、どちらが高級なのかを回答します。芸能人たちがそこを理解して浜田チャーハンを選んだのか疑問もありますが、食べて美味しかったからこそ選んだのでしょう。
具に高級なカニやホタテを使えば誰もが喜ぶような味になるわけでない、というのが見事に可視化され、納得です。高級店で出される上品なチャーハンも確かに美味しいと思いますが、番組収録の場面はワイルドではっきりした味を皆が美味しく感じたのはよくわかりますし、私だってきっとそうでしょう。
浜田チャーハンのレシピはネットで公開されていますが、ラードと紹興酒を使うのがミソだとか。ラードはまあ、当たり前。紹興酒はあまり使わないかもしれませんが「激レア」は大袈裟です。何かで読んだのですが、チャーハンを美味く作る最大のコツは、うまみ調味料をとにかく大量に入れることだそうです。そりゃあまあ、そうかもしれませんが、家で妻に試してみろとはまだ言っていません。
新年早々から…日々雑記
20240104
あけましておめでとうございます。。
と申し上げるのが気が引けるくらい、大きな災害と事故が立て続けに起こってしまいました。
能登の地震では、最大震度7という揺れに加えて津波と火災にも見舞われ、大変な状態になっています。従弟一家が輪島に住んでいて、みな無事で避難していると連絡がありました。とりあえずはひと安心ですが、住居の被害も心配ですし、ライフラインも途切れてさぞ不自由なことだろうと案じています。
お隣の珠洲市では市長が「壊滅的な状況」だというほどで、被害の実態もまだ把握できていないようです。救助要請にも手が回らず、おそらく今でも瓦礫の下敷きになっている人が大勢いると想像します。犠牲者はまだ増えるかもしれません。
地震直後、緊急地震速報のあと、NHKでは女性アナがこれまで聞いたことのないような切迫した凄みのある声で津波からの避難を呼びかけました。驚きましたが、局内で事前に勉強会をし決めていた方針通りの放送だったそうです。このおかげで重い腰を上げたお年寄りもいたことでしょう。
2日には羽田空港で着陸してきた旅客機と地上にいた海上保安庁の飛行機が衝突炎上するという大事故が起きました。海保の乗員が5人亡くなるという痛ましい事故、しかも彼らは震災救助のため石川に向かうところだったというからなおさらです。
一方で日航機の方は、飛行機が全焼したにもかかわらず全員が避難できました。緊急時に的確な対処をした乗務員の方々は誇りに思っていいと思います。情報が出るまでは大惨事と思い、身の毛がよだちました。ひょっとしたら震災より多くの犠牲者が出ていたかもしれませんもの。
令和6年、大変なスタートになってしまいました。どうか立ち直り、安寧な年になってほしいものです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2023下半期 蔵出しお店紹介
20231230
いよいよ今年もあと2日を残すだけとなりました。今年下半期分の蔵出しです。
神保町「ビストロアマノ」の【シャルキュトリー盛合せ】【いろんな豆とハーブのサラダ】
夫婦お二人でやっているこじんまりしたビストロ。東京で一人飯に二度ほど訪れて、とても気に入っています。
シャルキュトリーとは「肉屋さんのオードブル」みたいな意味で、ハムやソーセージなど肉加工品のこと。このお店の名物ですべて自家製(写真はハーフサイズ)多くの人が注文するようです。
豆サラダは枝豆、レンティユ、いんげん、ひよこ豆など数種類のお豆さんをハーブドレッシングで和え、チーズを摺り下ろしています。
いかにもビストロらしい、そして丁寧に作られたお皿でした。シャルキュトリーも豆も大好物で、ワイン、いくらでもいけちゃいます!
長野市善光寺近く「成満堂」の【千代幻豚ロースカツ+SPF豚のヒレカツ】
以前TVで観て気になっていたお店に、この年末ようやく行くことができました。厚い肉を弱火でじっくり時間をかけて揚げ、これまた時間をかけて休ませたカツはこの上なく柔らかい。脂の美味しさもたまりません。ロースとヒレ両方をいただきましたが、私ゃやっぱりロースがいいな。
銀座「マルディグラ」の【カリカリのトリッパ】【カスレ】
銀座の隠れ家、肉ビストロとして名高く、シェフの和知氏はメディアにもたびたび登場します。この店は気取ったところが全然なく居酒屋的雰囲気で(もちろん値段は居酒屋価格ではないが)大勢でワイワイと料理を取り分けながらガブ呑みするような食堂で、人気もうなずけます。
前菜の揚げたトリッパ(牛胃)はまことにユニークなスタイルで供されます。カリカリとニチャニチャが絶妙に融合した食感がとても楽しい。
カスレは鴨などトリモモのコンフィやソーセージを豆(また豆だ!)と一緒に煮込む南フランスの郷土料理。好物なのでいろいろな所で食べますが、どこで食べても美味しいですね。ホロホロと崩れそうに柔らかいトリと肉のゼラチン質が溶け出した豆を一緒に頬張るのは、冬の喜びです。
外食や観光が本格復活し、私たちの商売にも明るい陽射しが戻ってきた年でした。年内はこれで本欄も更新終了です。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
ヒッチコック読んだり見たり
20231228
サスペンスの巨匠、スリラーの神様。
「ヒッチコックの映画術」という映画、予告を見て面白そうだと思い、観に行きました。ヒッチコック本人があの世から自作の映画技法を語る、という趣向です。そんなことあるかい、と思う方は観てみて下さい。ちなみに私はヒッチコック自身の話す声は殆ど聞いたことがありません。
ごく初期のものも含めて多くの作品が登場し「逃避・欲望・孤独・時間・充実・高さ」という6つの観点で凝らされている工夫を解説しています。例えば時間に追われている人にとって、物事がスムーズに進まないことはとてもイライラします。その感覚を観客にどう見せるか。
あるいはヒッチコックお得意の俯瞰。画面の構図で不安や孤独を示し、すべてを見通している全能感までを示す。…みたいなエピソードをたくさん詰め込んだ映画でしたが、正直言ってやや退屈でした。ご本人(ということになっている)の単調なナレーションは眠気を誘いました。
wikipediaによれば彼は53の長編映画を監督していて、いま数えたら私はそのうちの22作品を観ています。まあまあ観ている方でしょう。学生時代には時折リバイバルされる旧作を好んで観たし、BSでもしばしば放送されています。イギリス時代のものは殆ど知らないので、ぜひBSでやってくれるといいのですがね。
ヒッチコック作品をランキングしたサイトは実にたくさんあり、人気を裏付けています。「サイコ(60)」「鳥(63)」「裏窓(54)」あたりが上位の常連になっています。これらも傑作だと思いますが、私の好みでベスト3を選ぶならば、
1、めまい(58)
2、知りすぎていた男(56)
3、レベッカ(40)
となるでしょうか。「めまい」の謎と失われたものへの喪失感は極めて印象的でした。色彩も素晴らしい。「レベッカ」は学生の頃リバイバルで観て大変感銘し、その当時は過去に観た映画のベストワンと思っていましたが、長らく観ていないのでもう一度観てみたい。いまなら、そこまでとは思わないかな?
「知り過ぎていた男」はサスペンスとユーモアの同居がうまくできています。コンサートでのシンバルの一撃を合図に暗殺が行われるというのが面白い。シンバル奏者の延々と休みが続くパート譜の大写しを見て苦笑しない打楽器奏者はいないでしょう。誘拐された子供が母の歌声に応える場面、胸が締め付けられます。
2023年ヒット商品番付 (2)日々雑記
20231219
続きです。。
前頭 円安リッチ訪日客
コロナで疲弊した観光産業を救ってくれているインバウンド客。まったくおかげ様だと思います。今年に入っての極端な円安は、当社にとっては扱い商品値上げという形で大きな影響がありますが、こうした形で商売のプラスになることもあります。残念なのは、長野県南部を訪れる外国人がまだまだ少ないことです。(県下の各地域と比べると差は歴然)
前頭 サントリー「こだわり酒場のタコハイ」
店頭で見ますが、まだ飲んだことないなあ。「こだわり酒場のレモンサワー」は19年ヒット商品に選ばれていて、息長く売れているようです。時々買って飲みますよ。
前頭 丸亀シェイクうどん
近所に丸亀がないためこれも未食です。よく知らないのですが、これはテイクアウト専用品なのか?店内で食べることもできるのでしょうか。たぶん私の好きな(ジャンクな)味だと思います。新宿のうどん店「三国一」の「サラダうどん」は有名ですが、それに通じるものがありますね。
前頭 麻布台ヒルズ
11月に東京へ行った翌日がオープンの日。タイミングが惜しかった。注目の新しい建物はみなヒルズですね。六本木にせよ虎ノ門にせよ、ほとんど中に入ったことがありません。港区にあんまり用事がないってことか。
前頭 ワンプレート冷食
むかし英語の時間に教わった「TVディナー」が、TV離れの進む令和の日本でヒットしているというのは、不思議な感じ。当時のアメリカ人が食べていたものとは味の進歩は比べ物にならないでしょうが。
前頭 I JOOZ(アイジュース)
生のオレンジをその場で搾る自販機、シンガポールの会社が首都圏で着々と台数を伸ばしているそうです。だけどこのような機械は少なくても30年以上前からあったはずで、遊園地とかホテルの朝食とかで何度も見たことありますよ。オレンジの補給を「面」で展開した会社がこれまでなかったのだろうか?
ところで「流行語大賞」「今年の漢字」は毎年つまらなくて本欄で扱う気になりません。選考方法が良くないです。今年の漢字は税だそうですが、私が選ぶのだったら「邪」ですね、ジャ。メディアは取り上げるのに困るでしょうけれど。