必聴、少年ピアニスト音楽ばなし
20231105
伊那フィルのコンサートまであと一週間となりました。ご案内です。
今回の目玉は、慶応義塾大学在学中のピアニスト、八木大輔さん(19)がラフマニノフの協奏曲を弾くことです。八木さんは13歳でポッツォーリ国際ピアノコンクールに入賞したのを皮切りに、数々の国際コンクールで史上最年少の優勝や入賞をさらっている俊英です。
昨年5月、伊那でソロコンサートを行い絶賛を受けたことがきっかけで、伊那フィルとの協奏曲共演に至りました。私は残念ながらそのコンサートを聴いていません。だってあの時は、当日が伊那フィルの駒ヶ根公演と重なってしまったんだもの。今回取り上げるラフマニノフの協奏曲第3番。共演にあたり八木さんから提示された候補曲の一つだったのですが、彼にとってこの曲は初挑戦だとのこと。
一般に有名なのは第2番でフィギュアスケートにも定番として使われますが、第3番は音楽的により高い評価を受けている名作です。ピアニストに極めて難しい技巧が求められている超難曲として知られていて、真っ黒な(音符がぎっしり多い)楽譜、鍵盤の上を手が縦横無尽に飛び回る様が圧巻です。
それでありながらラフマニノフ特有のロマンティックな粘っこく甘いメロディーもしっかり聴かせています。例によってw私はこの名曲にこれまであまり馴染んでこなかったのですが、練習が始まって曲に深入りしていくにつれどんどんハマっていき、大好きになりました。
協奏曲をオケだけで練習するのは、メロディー不在ゆえイメージを掴むのがなかなか難しい。先月の顔合わせでこの曲の全貌が私たちにもようやく明らかになって、聴き惚れて自分の出番に出そこなったメンバーが続出しました。気を取り直して本番までにはソロの足を引っ張らないように頑張りましょうね、みんな。
ぜひお出掛け下さい。もう一曲、リムスキー=コルサコフ「シェエラザード」も演奏します。絶妙なオーケストラの響きでアラビアンナイトの世界を描き出す名曲で、どなたにも楽しんでいただけると思います。こちらは打楽器も大活躍しますよ。
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伊那フィルハーモニー交響楽団 第35回定期演奏会
11月12日(日)14:00開演 長野県伊那文化会館大ホール
曲 目
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番
リムスキー=コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」
横山 奏(指揮) 八木大輔(ピアノ)
入場料 一般1000円、高校生以下無料
関連リンク: 八木大輔オフィシャルサイト
長野県料理コンクールしごと
20231104
長野県調理師会主催の「料理コンクール」という催しが、県下各地持ち回りで開催されています。以前駒ヶ根市で開催されたこともあり、本欄でも取り上げました(2010.10.6)。今年は地元伊那市で開催ということで、あまり時間がなかったのですが見に行きました。
日本料理(前菜、焼き物、煮物焚合せ)、西洋料理、中華、デザートの各部門に分かれ、参加者はあらかじめ作ったものを持ち寄ります。TVの料理番組みたいにその場で作ったできたてを食べて審査するようなことができればさぞ楽しいでしょうが、莫大な費用と手間がかかると思われます。
必然的に審査は「見た目」でせざるを得ないので、味を評価することはありません。やむを得ないですが料理のコンクールとしてはちょっと残念。一皿の中にすべてを盛り込むこと、信州産の食材や調味料を使うこと、そして食材原価を基準以下に収めることも条件になっているようです。
出品された料理を順繰りに見ていきます。入賞した作品には出品者のお名前と店名、審査員の講評が記され、選外になったものは番号のみが表示されます。全県からの参加ですが、当社お得意様の名前もちらほらとありました。
素人の私には、どこがポイントでこの皿が高評価なのか減点されたのかはあまりわかりません。一皿での表現なので、必然的にかなりたくさんの要素が盛り込まれることになります。それがごちゃごちゃと散漫になってしまうのか、スッキリと仕上げらているのか。あるいはお皿の上に集中できる焦点を作ってダイナミックに見せているのか、などが評価されているのだと思います。
時間を区切って、専門の方に解説付き観覧ミニツァーをやってくれたら嬉しいです。一般のお客さんにはきっと喜ばれるのでは。有料でもいいですよ。
私がもっとも良いと思ったのは、中華部門で最高賞「長野県知事賞」に輝いた作品。この夏に伊那市から箕輪町に移転した「ラーメンレストラン ハヤシ」の荒井秀城さんのもの(写真下)。鮎の動きを生きいきと立体的に表現して素晴らしいと思いました。もちろん当社お得意様で、店名の通りラーメンと、なぜかハヤシライスも売りにしている繁盛店です。おめでとうございました。
おにぎりブーム食べもの
20231029
おにぎりを食べるのに何時間も並ぶなんて。ちょっと信じられないですよねえ。空前のおにぎりブームだそうです。
火をつけたのは東京大塚の「ぼんご」というお店。ずいぶん前から名声は聞いています。かつて「愛の貧乏脱出大作戦」という番組がありました。過去の失敗で人生の崖っぷちにいる人を、厳しい修業で一人前にさせる企画に登場。女性店主がそれは厳しく指導していて印象的でした。
もう20年以上前の放送でしたが、この当時から人気の行列店だったようです。その理由はもちろん味。おにぎりなんてと思いがちですが、いいお米をふわっと柔らかく握った、なかなか真似のできないおにぎりだそうです。
そして50種類以上にのぼる具のバリエーション。しゃけ、たらこ、おかかなど定番品はもちろん、ペペロンチーノとか鶏唐揚マヨネーズとか。一番人気は「卵黄の醤油漬け」なんですって。仕込みには大変な手間をかけているようです。
ちょっと前にはdancyuでこの店の特集をやったり、情熱大陸で店主の右近由美子さんを取り上げたりと、時代の寵児的な勢いです。私もかねがね行ってみたいなと思っていましたが、いくら美味しいおにぎりでも何時間も行列するというのはさすがに無理、人生にはもっと大事なことがあるぜよ。
そのほかにも、27歳東大院卒の女性店長が率いるニューウェイブのおにぎり店「TARO TOKYO ONIGIRI」は多い日は2000個を売り上げるといい、ベンチャー企業として海外を含め100店舗を目指すとしています。
私もコンビニで昼食を買うときには、最近はお腹のことなど考えて?おにぎりが多いですね。珍しいアイテムを試すこともありますが、食べてみるとピンとこないことが続いたため、定番品に落ち着きました。
こうしてみると、かき氷のブームと共通点を感じます。伝統的に慣れ親しまれた題材、基本のおいしさ(ごはんと氷)にとにかくこだわり、味付け(具と蜜)のバリエーションで選ぶ楽しさを提供する。少し前に全国を席巻した唐揚げブームはあっという間に終わりましたが、おにぎりやかき氷はまだまだ人気を集めるような気がします。
(おにぎりとかき氷の共通点は私が自分で考えたのですが、検索したらTV東京の番組で既にやっていたみたいですね)
名刺を忘れたらしごと
20231027
先週はグランドフェア、今週は東京へ二度出張があったりで、本欄の更新も途切れておりました。訪問くださった方、申し訳ありません。これからまた更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さてそんな中での失敗の話。出張先で名刺を持っていないことに気づいたら?
これは困りますよね。今回は名刺入れを用意し中身も確認した上で、しっかり机の上に置き忘れて出てきてしまったのです。電車で東京へ向かう途中、気づきました。
今どきのことです、田舎ならともかく、東京でなら何とかなるわいと思ってスマホで検索してみました。最初はキンコーズみたいなビジネスコンビニでササっとやってくれるだろうと思ったのですが、調べるとその場で即時に作ってくれるとまではいかない。3時間くらいはかかるらしいです。
次。スマホアプリで名刺データを入力し、一般のコンビニでプリントアウトするという手があるらしい。コンビニなんてどこにでもありますから、これは便利。
ところがこの方法は、プリンタから出てきた紙を自分で裁断しなくてはならないのです。これは近くに自分のオフィスがあることを前提としなくては難しい。調べたサイトには「コンビニでカッターと定規を買って…」なんて書いてある。出張先でこれは困難であります。私ゃ不器用だし。
当初思い描いた「注文、即手渡し」という名刺ショップは検索のだいぶ下の方で見つかりました。池袋西口から徒歩数分のプリントメイトというお店。15分で完成とあります。
ここはデータを自分の手で入力し、レイアウトなどを調整して用紙を選び、たちまちのうちに名刺を作ってくれました。入店からきっかり15分、看板に偽りありません。料金はさすがに特急のお代、20枚2,010円でした。1枚100エン、なかなか高級な名刺です。(印刷は10枚単位、もちろん枚数や使う色の数などで価格は変わります)
予想した必要枚数はドンピシャで、その日のうちにほぼ使い切りました。まったくありがたいことでした。こんな店、オフィス街ならもう少しあちこちにあってもいいのにね。私のようなウッカリさんは、世の中にあまりいらっしゃらないのかな。
下の画像は子供が小さい頃よく見ていたTVアニメです。私が支度するときに「メイシー、メイシー、どこにある?」と主題歌に合わせて歌ったら(妻に)とても受けました。今でも習慣で、名刺入れを探すときにはついつい口ずさみます。
赤そばの里日々雑記
20231016
秋の里を彩る真っ白いそばの花。この辺りでは休耕田でそばを栽培している田んぼが数多く、一面に咲く可憐なそばの花は「かすみ草」を思わせるような美しさです。
最近では白い花だけでなく、赤いそばの花も時折見かけるようになりました。赤そばを集めて咲かせているそば畑もあるとは聞いていましたが、これまで見る機会がなかったのです。新聞に載っていたみごとな赤そば畑の写真を見て、行ってみたくなりました。
上伊那郡箕輪町上古田。里から西の山へ向かって田んぼの中を走り、駐車場に車を停めて林の中を数百メートル歩くと、突然目の前に広がる一面のピンクの絨毯。陳腐な表現ではありますが、まさにそんな感じなのです。視界の全部がピンクに染まっています。林の中にぽっかりと別世界が降ってきたような。東京ドームほどの広さだそうですが、それよりもっと広く感じます。
これは、ちょっと驚きましたね。人も結構大勢出ていて、何人かの知人にもお会いしました。皆さん新聞を見てきたのかな。
赤そばはヒマラヤの標高3800メートルの所から、信州大学の著名なそば博士、氏原教授が持ち帰ったものです。宮田村でスチール家具を製造するタカノ株式会社と共同で品種改良し「高嶺ルビー」と名付けられました。山間の遊休地を利用してこの「赤そばの里」を開発したのだそうです。
花は赤いですが、出来上がる蕎麦が赤っぽいわけではありません。現地の立て看板によれば、赤そばは観賞用に育てられているもので、そばの実の収穫量は普通のそばの1/3くらいなのだとか。
みごとな眺望に感心しました。今シーズンはこれでおしまいだと思いますが、来年以降機会がありましたら、ぜひ。
関連リンク: 信州伊那高原赤そばの里(箕輪町ホームページ)
藤井8冠とライバル日々雑記
20231013
ここまで来ればあまり驚きもないですよね。将棋の若き天才が、国内の主要タイトルを独占することになりました。
一昨日行われた王座戦5番勝負の第4局。永瀬拓矢王座との戦いぶりは壮絶であったらしく(悲しいかな指し手を見てもわからない)あちこちで取り上げられています。
途中まで永瀬王座がリードし、AI評価は99%永瀬勝利の局面。そこで永瀬が致命的な失着の一手「5三馬」を指してしまい、一気に評価が逆転した由。きっと指した瞬間に気が付いたことでしょう、天を仰ぎ頭をかきむしり、合掌して祈るような仕草を見せる永瀬を見て、将棋はやっぱり生身の人間と人間のぶつかり合いだなと思います。今回の主役は、前人未踏の8冠を達成した藤井よりもむしろ、永瀬ではないかという気さえします。
今日の日経に藤井の師匠、杉本八段の談話だか寄稿が載っています。藤井と永瀬は普段からとても仲の良い長年の研究仲間で、しばしば独自に対局しているそうです。
【さすがにしばらく休止していたが、王座戦が終わった今、二人の研究会はきっと再開されるのだろう。そして今までと同じように盤上に集中し、感想戦では笑顔を見せるのだろう。それを見るのが楽しみでもある。】
年齢は永瀬が10歳も上ですが、こうした関係、羨ましいですね。永瀬も次回は藤井に雪辱する気満々でしょう。お互いに高め合うライバルの姿を見ていくのが、私も楽しみになりました。
それにしても、藤井一強がいつまでも続くのは、野次馬としては興をそがれます。他の棋士たちはもちろん、対藤井作戦の研究に余念がないことでしょう。誰がどこで藤井を倒すのか、興味深いですね。
虐殺の応酬日々雑記
20231011
まったく気の滅入る事態です。ハマスによるイスラエル襲撃、イスラエルの反撃、犠牲になる民間人。
私ゃこの地域の争いの歴史について、平均的な日本人の知識以上のものは持ち合わせていません。どう解決したらいいか、もちろん分からないしご立派なことは言えないのですが、もういい加減にしろよと言いたくなります。
中東地域の地政学の問題に始まり、米・中・ロシア・EU・産油国が石油資源やら武器輸出やらの思惑からどっちかに肩入れし、あるいは傍観を決め込む。争いの柱には宗教が。ここまで入り組んでしまうとこんがらかった糸をほどくことも出来なくなってしまいます。石油輸入国日本は、一体どう動けばいいのか。
ただでさえウクライナ戦争で頭が一杯のところにこんな問題を作り出した(仕掛けたのはハマスですが、背景には当然イスラエルの静かな攻勢がある)ことを恨めしく思う人も山ほどいるでしょう。我々も他人事ではありません。今後の情勢によっては台湾問題にまで飛び火しかねないですよ。第三次世界大戦の不安が冗談では済まなくなったらどうします?
日本メディアの扱いが意外なほど小さくて驚きます。ジャニーズの話ばっかりしている場合じゃないでしょう。
犠牲者を悼み、事態が収束に向かうことを願うしかありません。
関連リンク: ハマスとは何者か 今イスラエルを攻撃した理由は(BBC)
ナオミは外国の名前?日々雑記
20231006
あなたの周囲にもきっといらっしゃる「ナオミ」さん。この名前が実は、外国の由来だといったら驚くでしょう。さいきんネットに流れてきた話題です。まずはリンク先の記事をお読みください。
1、naomiはそもそも旧約聖書「ルツ記」に登場する女性の名前。ネイオミと発音するらしい。
2、日本の女性名に「ナオミ」が登場したのは1925年、谷崎潤一郎「痴人の愛」。
…「奈緒美」という名前が、大変私の好奇心に投じました。「奈緒美」は素敵だ、NAOMI と書くとまるで西洋人のようだ、と、そう思ったのが始まり…
という記載が小説中にある。この小説がヒットし、西洋的な響きを持つナオミという名前が流行していった。
3、それ以前は男性の名として存在していた。ザビエルによるキリスト教伝来によって、日本語の名前として違和感なく、またキリスト教の由緒ある名前である”Naomi”が洗礼名として多く使われ、徐々に広まったという説がある。
4、明治大正昭和とだんだんこの名前は世に広まり、1965年には誕生した女子につけられた名前トップ10にランクインし、68~70年には一位となった、当時大人気の名前であった。
ということです。ナオミが外国由来だなんて考えたこともなかったですね。いまの我々にとって、語感は日本語そのものだと思いますし。ナオミ・キャンベルとかナオミ・ワッツとか、海外の有名人に何故ナオミという名前があるのか、わかりました。親が日本ファンで日本風の名前をつけたのかと漠然と思っていました。
私のごく近くにもナオミさんがいます。彼女も名前の由来が海外発祥だとは聞いたことがないと言っていました。大変興味深いことですし、調べて行けば他にも外国由来の名前の例があるのかもしれません。
関連リンク: 日刊英語ライフ より
ホタテ食べて応援しごと
20231003
中国が日本からの水産品輸入を止めて一か月が過ぎました。これまで中国向け輸出の比率が多かった産品、特にホタテ貝は、行き場のない在庫が積みあがるなど苦慮する業者さんのニュースが流れてきます。
中国以外の輸出先を探したり、加工のできる施設人員を強化するなどの取り組みが始まっていますが、状況を短期間で目覚しく改善するのはなかなか難しいことだと思います。殻付きの帆立を剥いて形を整える加工は熟練の技を必要として誰でもできるものではないようですし、そもそも日本の工場の設備が中国からの再輸出先EUの安全衛生基準を満たしていないのです。
それなら食べて応援しよう、ということで農水省が音頭を取り「食べるぜニッポン」というキャンペーンを始めています。先月末に宮下農水大臣が記者会見でホタテの消費拡大に協力を求めました。ちょっと長いですが原文のまま転載します。(農水省ホームページより)
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…国民・消費者の皆様には、輸入停止措置の影響を受ける日本産水産物の更なる消費拡大に御協力をお願いいたします。例えば、ホタテガイについては、2022年における国民一人当たりの国内消費量は、約7粒となりますが、今回の輸入規制措置の影響を受けるホタテガイを全て国内で消費した場合には、追加で5(粒)から7粒を1年間に食べていただく計算となります。ということで、5粒であれば、(年間消費量は)12粒ですので、月に1粒食べていただきたいというのが計算上ですけれども、普通に考えて1粒だけ料理を食べるのは、なかなか実現が難しいので、ホタテを使用したメニューをもう一皿食べていただくとありがたいです。ざっくりと年に2回ぐらいは、食べようということで応援いただけると、中国向けに輸出していたものをそっくり国内消費できるということですので、よろしくお願いしたいと思います。
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これが大臣の仕事ですかなんて言った人もいるようですが、大臣の仕事に決まってます。
当社扱いの冷凍ホタテの価格はこの数年間で何倍にも高騰しました。中国が高く買ってくれていたことで日本国内の価格も上がっていたわけです。結果的に国内消費に回る量は減り、私たちが気軽に買える価格からはかけ離れてしまいました。
今度のことでホタテの価格はそれなりに下がるでしょう。ホタテバブルが弾けることは関係者には残念でしょうが、美味しいホタテが適正価格で国民の食卓に上るようになれば、それも経済原則にのっとったこと。私たちの税金で価格維持をするのでなく、販路拡大のための仕組みづくりに使っていただきたいです。そういう応援なら喜んでします。
国内消費拡大キャンペーン、私たちも何かの方法でお手伝いしたいと思いますが、さしあたっては今月中旬に行われる展示会かな?
駒ヶ根ハーフマラソン日々雑記
20230928
先週末には五十鈴神社祭典に続いて「信州駒ヶ根ハーフマラソン」が行われ、秋の駒ヶ根を3,624名の市民ランナーが駆け抜けました。。
今年は第10回記念大会とのこと。10年前の本欄を見てみますと「参加者3000人近く」とあります。コロナ中断を挟みましたが二割ほど増えました。(コロナのためリアルで開催できなかった年は、参加者は自分で好きなところを走り、データを送信してもらった「リモート開催」でした)
市民ランナー界では評判が良く人気の大会らしい。結構アップダウンがあり特に最後のダラダラ続く上り坂はとてもキツイ(自分で走らないので実感できません)ようですが、むしろそういうものを求めてくる剛の者も全国には大勢いらっしゃるようです。
地域挙げてのもてなしが嬉しい、との声もそれなりにいただいているようで、これは私たちも嬉しいですね。ロータリークラブでは毎年ゴール地点付近にブースを構え、ゴールインした選手たちにサービスをしています。過去には梨をむいたりチューチューアイスを渡したこともありましたが、今年は弊社お得意先、北川製菓さんの個包装ドーナツを冷やしてサービスしました。
この大会ではしばしばゲストを招き、今回はスケートの小平奈緒さん。大会前日には同じくゲストの森脇健児さんらとのトークショーが行われ、多くの人が集まったようです。小平さんはスタート地点にいて、走り出したランナーたちに手を振り声援を送っていました。まあ、一緒には走らないよね。
当日は暑からず寒からずの好天で、参加者は秋のランニングを楽しめたことと思います。