「おいしいことなど徒然と」

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白い巨塔読んだり見たり

20190525

テレビ朝日の開局60周年記念だとかで、このところ毎晩続けて放映しています。この記事は3話まで終わった時点で書いています。第1話は一応きちんと観ましたが、2日目からは他局とザッピングしながら流しています。


もう何度もドラマ化、映画化されている人気作品ですから、ご存知の方が多いでしょう。中学生の頃、家にあった山崎豊子の原作小説を読んで大変面白く、しかし結末には大いに憤慨したものです。のちに続編を読了してようやく気が済みました。


このボリューミーな内容を僅か5回に詰め込むのは難しいことでしょう。3回終わってまだ佐々木傭平氏が存命なのですから、残りの時間では控訴審まで行けそうもありません、一審で終了でしょうな。大河ドラマの総集編みたいな感じになってしまい、物語にも人物像にも厚みがなく、物足りません。(だから第2回以降は流し見になっている)


過去に映像化された白い巨塔ですが、私は田宮二郎主演のモノクロ映画版(66年、山本薩夫監督)、唐沢寿明主演のドラマ(03年フジテレビ)を観ています。田宮二郎の78年TV版は死を前にした彼の入魂の名演といわれましたが、残念ながら観ていません。


どうしても比較したくなってしまいますね。ファンの方には申し訳ないですが、主演俳優の格の違いは歴然だと思います。一世一代の当たり役だと誰もが認めた田宮二郎の後、財前五郎を演じた唐沢寿明のプレッシャーは大変なものだったでしょうが、精悍、かつ毒も弱さも僅かな優しさも持ち合わせた主人公を立派に務めました。


そこへいくと今回の岡田准一は、明らかに小物感が漂い、芝居も一本調子、野心家というよりずるがしこい財前になっています。貧しい生まれから這い上がってきたエネルギーが感じられません。田宮二郎や唐沢寿明にはそれがありました。


財前だけでなく、里見役の松山ケンイチもミスキャストかな。そもそも里見ってあまり現実味のない良い子キャラですが、それに輪をかけて「坊や」になっています。全体に若いキャストが多く、違和感を覚えます。それにもっと大阪っぽいテイストが欲しいところです。


なんか悪口ばっかで申し訳ないですね。好きな話なので、ついつい物申したくなってしまいました。あと2回観ようか、さてどうしましょうか。

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落語でペール・ギュント音楽ばなし

20190520

先週末はそんなわけで、伊那フィル駒ヶ根公演が行われました。日頃からお世話になっている大勢の方々にご案内をして、600人近くのお客様をお迎えできました。すぐご近所にいるのに、私がオーケストラをやっているなんて初めて知ったヨ、という人もいらっしゃいました。もっと日頃から宣伝せにゃいけませんね。


演奏した曲は前の記事で書いた通りですが、「ジュピター」はやっぱり難しいけど素晴らしい曲で、エル・システマの子供たちと共演した「花のワルツ」は楽しくいい雰囲気で演奏できました。小さなヴァイオリニストたちはふだん馴染みのない指揮者つきの合奏に戸惑いながら?もよく頑張りました。


今回一番の話題作は、春風亭愛橋さんの語りによる「ペール・ギュント」。当初は普通の朗読劇ふうにやろうと思っていたのですが、構想していくうちに駒ヶ根出身の愛橋さんにやってもらったら、途方もなくユニークで楽しい音楽噺になるのではないか、とアイデアが浮かびました。


音楽好きの愛橋さんは以前にも「ピーターと狼」「兵士の物語」などで音楽物語の語り手を務めたり、伊那フィル有志や合唱団とともにオリジナルの「音楽落語・早太郎」を上演するなど音楽とのコラボを得意としています。


私が下書きをしてお渡しした台本原稿、愛橋さんはイプセンの戯曲をしっかり読み込み、ご自分の解釈を加えて伊那フィルと初顔合わせをしたのが、もう連休に入ってからです。ちょっとお行儀がいい台本だったのを「もっと落語寄りのテイストにしたらどうですか」などと、真打ちの落語家さんに図々しくも注文をつけてしまった私のリクエストにこたえて、本番一週間前にがらっと違う原稿を持ってこられました。


ストーリーを逐一なぞっていては時間がかかりすぎますが、さりとて必要な説明はちゃんと入れなくては筋が追えません。絶妙のバランスに地元ネタもちりばめ、本番では着物の早着替えや小道具なども駆使した大熱演でした。


お客様の反応はさまざまで、時間を忘れ飽きずに楽しめたという一方、クラシックと落語はミスマッチだったという方も中にはいらっしゃいました。そもそもミスマッチを楽しんでいただこうというのが狙いですから、すべての方に満足していただけなかったならば責任は企画者である私にあり、愛橋さんではないことは申し上げておかねばなりません。


指揮者として久々の(23年ぶり)駒ヶ根公演、充実したものになりました。ご来場ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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仁徳天皇陵 世界遺産へ日々雑記

20190514

堺に行くにあたって、食い物だけでなく他に見どころはないか、いちおう調べたのですよ。でもネットで通り一遍見ただけなので、千利休の生地だってことくらいしか知りませんでした。堺が載っているガイドブックなんてこの辺にはありません。(探してはみました)


げこ亭かん袋に続いて、もう一軒和菓子屋さん(けし餅の老舗、小島屋)を訪れたりして徒歩でぶらぶらしておりました。千利休と、もう一人の堺出身著名人の与謝野晶子、この二人の記念館「さかい利晶の杜」がすぐ近くにあったので寄ってみたのです。


館内の展示を見ていたら、かの仁徳天皇陵が堺にあるというじゃありませんか。小学生でも知ってる超有名スポット、またいつ堺に来れるかわかりませんから、これは見るしかないでしょう。


ガイドの人によると、あまりに大きい古墳なので近くで見ても森であることしかわからない、高いところから見るならば、堺市役所の展望台に行くといいですよ、とのこと。それでも航空写真みたいに前方後円墳の形がわかるわけではないと念を押されましたが、早速市役所へ行ってみることに。


入場無料の展望台は21階。ここからの眺めは画像をご覧ください。どうですか、よく知っている仁徳天皇陵に見えますか?くっついて見えますが、手前に見えている二つの古墳。そして正面奥、右奥にも別の古墳があるのがわかります。


もっとずっと高く、スカイツリー並の高所からだったらはっきり見えるのでしょうがね。でも、まさに市街地の真ん中にドカンと降ってきたような、生活圏と古代遺跡が同居している光景はまことにユニークです。ここに写っている陵だけでなく、周辺には大小いくつもの古墳があっちにもこっちにも散らばってたくさん残っており、これは面白いなあ、世界遺産の価値あるなあ、まだなってないんだなあ、と思いましたよ。本当です。


今日のニュースで、堺を含む百舌鳥・古市古墳群が世界遺産登録に向けてイコモスからユネスコに登録勧告がされたとのこと。世界遺産ほぼ確定といっていいのでしょう。いやあ個人的に、ドンピシャのタイミングでした。


気球ツアーでもぜひやったらいいと思います。

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飯炊き仙人の店 (2)お店紹介

20190509

げこ亭は堺駅から車で5分ほど。タクシーの運転手さんにもすぐ通じました。店に着いたのは9時20分頃でした。行列はないが、テーブルはすべて埋まっています。「先におかずを取ってください、お席をご用意します」とお店の人。セルフサービスで、たくさんのおかずから好きなのをアルミのお盆に取っていきます。これがどれもおいしそう。


焼き鮭、ブリ、カレイの煮つけ。お刺身、おでん(かんと煮)、出汁巻き玉子、小鉢類、牛肉の煮たの、エビフライや唐揚げもありますよ。最後にご飯と味噌汁をよそってもらい、席に着きます。いただきます!


写真はわが家族3人それぞれのセレクトです。どれも1200円くらいで、まあそれなりの値段はします。


何と言ってもまずご飯。つやつやでふっくら、甘味があり、それこそおかずがなくても食べられそう。極めて上等です。「言葉のむなしさを実感」とは、ちょっと大袈裟かな。逆に言えば、普段食べているお米も最近は相当おいしくなってるってことかもしれませんね。


おかずもおいしいですよ。お魚3種、それぞれ分けっこしていただきましたが、皆ほくほくしてうまかったな。例1の左の小鉢は牛すじ煮で、これだけでご飯が丼一杯いただけます。


私たちが食事している間も、ひっきりなしにお客さんが訪れていました。連休中のこと、キャリーバッグを持った観光客風の人もいれば、ジャージにサンダル履きの地元の方も。きっと営業時間通してこんな感じなのでしょうね。店内の貼り紙には朝8時から午後2時まで営業、火曜定休とありました。


品書きにお酒もあり、天狗舞だとか数種類の一升瓶がありましたが、この日は飲んでいる人は見かけませんでした。回転率で稼ぐお店でしょうから、夜に営業して長居されては困るかな。


仙人はご不在でしたが、とてもおいしく、楽しいお店でした。近所にぜひ欲しいです。


げこ亭のすぐ近くには、餅菓子の「かん袋」というこれも有名なお店があります。ご訪問の際はハシゴをお勧めします!

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駒ヶ根で伊那フィルを振ります音楽ばなし

20190508

駒ヶ根での演奏会で久しぶりに指揮をすることになりました。。


伊那フィルは毎年2回の演奏会を開いています。秋には定期公演を伊那市で行っていますが、初夏の公演は合唱団と一緒に大曲を演奏する特別演奏会だったり、小学校を訪れて音楽教室を行なったりと、その年によっていろいろです。駒ヶ根在住のメンバーも何人もいますので、今回は駒ヶ根でやってみようやと一年前から企画をしてきました。


今回の目玉は3つ。まずモーツァルトの最高傑作、交響曲「ジュピター」。平原綾香のじゃありませんよ。これは、超の字がつく名曲です。全能の神ジュピターの名にふさわしく(モーツァルト自身が名づけたわけではありませんが)堂々とした、かつ精緻きわまりない音楽で、まさに天空を駆けるような壮麗な交響曲です。


次は駒ヶ根市が近年力を入れてきた「子どもオーケストラ」との共演。エル・システマジャパンの協力をいただいて、現在70名ほどの小学生(一部中学生)が弦楽器のレッスンを受けています。その中で高学年の子たちと一緒に、チャイコフスキーの「花のワルツ」を演奏します。まだ楽器をもって何年もたたない彼らにとって、フルオーケストラへの参加は初めて。どんな演奏になるかな?


そしてグリーグの「ペール・ギュント」を落語家、春風亭愛橋さんの語りとともに音楽物語としてお送りします。「朝」「山の王の宮殿にて」など音楽の授業でお聴きになった方も多いでしょう。ヤンチャな主人公ペール・ギュントの山あり谷ありの冒険、そして彼に心を寄せ続ける女性、ソルヴェイグとの間はいったいどうなるのか?駒ヶ根出身の真打ち、愛橋師匠の語りとともにお楽しみいただきたいです。


というわけで、なかなか魅力的な企画だと思っておりますが、肝心の演奏はどうなりますか、大変スリリングな本番になりそうです…


ぜひご来場いただきたいと思います。5月18日(土)18:30開演、駒ヶ根市文化会館にて。木戸銭500円です。

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飯炊き仙人の店 (1)お店紹介

20190507



毎日食べている「ご飯」の味には、日本人は特に敏感だ(うるさい)と言われます。ご飯がおいしければ、おかずはフリカケでも何でも、いくらでも食べられますよね。最近では10万円以上もする高価な炊飯器がよく売れているのです。


大阪のお隣、堺市に飯炊きの名人がいるとの話は、以前から聞いておりました。「銀シャリ屋 げこ亭」という家族経営の大衆食堂。ご主人の村嶋孟氏は毎日12釜、四斗五升の米を研ぎ、炊いてきました。それはそれはおいしいご飯を炊くことで「仙人」とまで呼ばれています。


私が初めてげこ亭のことを知ったのは、97年頃の日経新聞の記事。数十年飯炊き一筋に歩んできた村嶋氏(おかずはもっぱら家族が作り、仙人は手を出さない由)の凄さを書いたレポートでした。そこに書かれた「世の中には、言葉のむなしさを実感するほどのうまさ、というものがある」をぜひとも体験してみたいと思っていました。


しかし堺にはなかなか行く機会がなく、また当時はお店が日祝休み、昼過ぎまでしか営業せず、またGWや夏には長期休業する(今は違います)とあっては、訪問するには大変高いハードルでした。


村嶋氏も80歳を過ぎて後継者問題に直面してきたとき、かねてからこの店のファンだったフジオフードシステム(まいどおおきに食堂)の社長に声をかけ、店の運営を同社に任せることになりました。フジオフードは社員を数か月特訓させて村嶋氏から飯炊きの極意を教わり、店の形態を変えることなく引き継いだのです。


企業として運営されるようになったげこ亭はそのまま多くのファンに愛され続け、今日に至っています。村嶋氏はその後中国商務省に招かれて数年間飯炊きの技術を教えていましたが、また堺に帰り、88歳になった今も時々店に立つとのこと。


そうです、大阪へ行った翌日、私は家族とともに堺を訪れ、げこ亭で朝ごはんを食べたのですよ。どんなお店だったかは、次の記事で。

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粉モンの街食べもの

20190506

連休中、大阪方面へ一泊で行ってきました。大阪観光といっても、今さらUSJやグランド花月や海遊館で遊ぶわけでもなく(通天閣だけは登ってみましたぞ)もっぱら食う専門で。


お好み焼きもたこ焼きも串カツもひと通りいただきました。連休中の道頓堀は異常な人出で、とりわけたこ焼きと名のつく店はことごとく物凄い行列ができており、これならシロウトの俺が作っても店構えだけそれっぽければ飛ぶように売れるのじゃないか、と思ったり。(冗談ですよ)


お好み焼きは名店の誉れ高い「福太郎」へ行ってみました。本店はやっぱり大混雑で、順番待ちさえ受けられないと言われ、近くの高島屋デパートにある支店へ回りました。こちらのお好み焼き・ねぎ焼きはふわりと絶妙に軽く、これまでに食べたことのない食感でした。


作っているところを見ると、生地と具をあらかじめ混ぜるのではなく、クレープ状に焼いた生地の縁を折ってピッツァ状にして、具を載せて上からさらに生地をかけて蓋をし、時間をかけて焼いているみたいです。(工程の一部始終を見ていたわけでないので、正確かどうかは何とも言えません)


ねぎ焼きなんて、きっとねぎが違うのでしょうね、野菜の自然な甘さが心地よく、一緒に入った牛スジと相まって幸せな味でした。やや小さめのサイズにしてはいい値段だと最初思いましたが、食べれば納得です。


たこ焼きはそんなわけで行列するのも嫌だったので、明石焼きの店に入りました。私は2年前行ったB-1グランプリで、優勝した本場明石産のを食べ、大変感心したことがありますが、家族は初めて。卵をたっぷり使ったふわふわのたこ焼きで、熱いだし汁につけていただきます。


ここのは玉子焼きそのものを食べている感じ、バイトっぽい女の子が作ってくれましたが、粉のふわふわ感がちと少ないかな?B-1で食べたものの方がだいぶ美味しかったような。まあ大阪と本家明石の違い、ですかね。

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即位祝賀パレード日々雑記

20190503



平成最後の日から一晩たてば、令和最初の日が巡ってきます。二元号参りには予想通り行きませんでした。TVで「その瞬間」を眺めていましたが、大して面白い中継はなかったですな。


この日は全国各地で新天皇の即位を祝うイベントが行われたようです。駒ヶ根でも祝賀パレードが開かれ、私もその中の一人として参列させていただきました。


微妙な小雨の中、消防団ラッパ隊を先頭に、市や各種団体の代表120人ほどが日の丸の小旗を持って市内中心部を行進しました。といっても実際に歩いたのは200mくらいですが。沿道にも多くの人が集まり、お祝い気分は盛り上がりました。


パレードに並行して駒ヶ根太鼓の演奏、そしてパレード終了後は獅子舞、近隣の神社関係者らによる雅楽「越天楽」の演奏、そして市内の大御食神社と五十鈴神社の氏子から選ばれた少女の「浦安の舞」が行われました。この二つの神社が一緒に舞うのは初めてのことだとか。


五十鈴神社の宮司、白鳥さんが先般、正式に大御食神社の宮司も務めるようになったことから実現しました。そもそも今回の祝賀パレードは白鳥宮司の奔走によって開催されたものです。本降りになってしまった雨の中、万歳で締めくくられました。


TVで即位の儀式を見ましたが、新天皇はいつもと変わらない様子ではあったもののの、お言葉の時に細かく手が震え、緊張されているなあと思いました。車の中から手を振る雅子皇后のお顔が、とても自然で柔らかい笑顔で、私まで何だか嬉しかったですね。

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平成の終わりに日々雑記

20190430

いよいよ平成最後の日となりました。今日をもって明仁天皇陛下は退位され、明日からは皇太子殿下が新天皇となられます。新元号、令和のはじまりです。


駒ヶ根市内の光前寺では「ゆく年来る年」みたいに二年参りならぬ、二元号参りをするそうです。面白そうですが、我が家ではみんな飲酒してしまうので、行かないでしょう。今夜は東京から義弟一家が来て一緒に食事する予定です。


平成の30年間は、当社にとっても私自身にとっても、ひとつの時代の区切りとなりました。駒ヶ根本社の現社屋は、平成元年10月にいまの場所に移転し営業を始めました。その頃は当社前の道路、通称「アクセス通り」は開通したばかりで、沿道のほとんどは田んぼ、当社以外に店舗や社屋はまだ全くありませんでした。


そして私も、大学を卒業し5年間他の会社で勉強させてもらい、平成元年8月に駒ヶ根に帰ってきました。私の伊勢喜での仕事と平成の歩みは、同時に始まったのです。その頃いた社員で今も仕事をしてくれている人は7人。他は退職されたり、また鬼籍に入られた方も10人を超えます。


取り扱う商品構成やお得意先の業種の割合も、大きく変わりました。会社が永続するためには、時代の要請に応えて自らを変化させていかなくてはなりません。現在の方向性を定めたのは先代社長である私の父で、私はその指針を受け継いで流れを作ってきました。


わが国全体に目を向けたとき、残念ながら平成時代は多くの困難に直面した30年でした。たび重なる災害だけでなく、経済成長の停滞、のしかかる少子高齢化、地域間格差。デフレは一向に改善せず、国民の多くが豊かさを実感できるのはいつのことか、さっぱりわかりません。


失われた10年、20年の重さをひしひしと感じます。処方箋は未だ示されていません。でもそこで諦めたくはない。国民が痛みを感じるものであっても、将来のためにやらなくてはならないことが必ずあるはずです。この国の人々の英知と勇気は、きっとそれを実現してくれると信じたい。


新しい令和の時代が、今よりも明るく、幸せを多くの人が享受できる時代になることを心から願います。

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大型連休へ日々雑記

20190429

いよいよ(人によっては)10連休に突入です。あるネット上のアンケート調査によれば、実際に10連休できる人は回答者の3割強であった由。数日前に見たどなたかの記事にあったのですが、いま探してみても元記事が見つからないので、信頼度云々はご勘弁を。


私の印象では、3割ってことはない、半分くらいいらっしゃるのでは?いやそんなにはいないかな。


いずれにせよサービス業のお客様を相手に商売をしている当社にとって、大型連休は大きな書き入れどきです。観光客や帰省客で人口の増える10日間ですから、お得意様にはしっかり稼いでいただかなくては。もちろん休みは取らせていただきますが、まるまる10連休ってわけにはいきません。


4月はお花見需要からゴールデンウィークにかけて商売の盛り上がる時期ですが、今年は桜の開花前後に低温(雪も)の日が何日もあり、花は長持ちしました。名所高遠公園の花見も週末2回にまたがり、来場者も何年振りかの多さだったと聞いています。そこへもってきて超大型連休ですから、今のところ、そこそこの商売はできている感じです。


荷物がもっとも動く時期にも関わらず、仕入ができなくなる…以前、物流がストップすることについての心配事を本欄で書きました。結果的にはやはり多くの仕入先の荷物は何日にもわたって止まることになり、当社の倉庫スペースは満杯です。ちゃんとお客様に迷惑をかけずに連休を乗り切れるといいのですが。


肌寒い日が続いていて、お天気は「カラッ」とはいかないものの、何とかもっています。多くの方に晩春を楽しんでいただきたいものです。明日は平成最後の日ですが、ちょっと雨になりそうですね。


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