サラダ軍艦食べもの
20190425
「ケンミンショー」でやってましたよ。長野県民の大好物、回転寿司のサラダ軍艦。
長野県内のかっぱ寿司で一番人気のネタだということは、前から知ってました。TVでは「入店して最初に一皿、途中に一皿、〆に一皿食べる」とか、持ち帰り用にサラダ軍艦だけ何十貫も入ったセットがパーティー用によく売れるとか。ホントかね?
回転寿司屋で隣席の注文をつぶさにチェックしているわけではないが、少なくとも私の周囲で、こんなにサラダ軍艦を偏愛している人はいませんよ。新幹線でひっきりなしにサラダ軍艦が運ばれている様子を見たこともありません。パーティー用サラダ軍艦の折を見たこともないですね。
長野市、というか北信独特の嗜好なのでは。かっぱ寿司さんにはもう少しミクロのデータ、店舗別、地域別の売れ筋ネタランキングをぜひ教えてほしいものです。(無理か)
サラダ軍艦、私は滅多に食べませんが、中身が何であるかは正確には知りませんでした。イカとマヨネーズ、あと刻んだキャベツでも入っているのかと思っていましたが、野菜は含まれていないんですって。もう一つの具は「カニカマ」だそうです。
サラダ軍艦ならぬ「コーン」の軍艦巻は好きで、〆によく食べます。いかにも原価率の低そうなネタではありますが、店によってコーンの品質、マヨネーズの味が全然違って面白いです。コーンってある程度まとめて食べないと味がしないでしょう。コンビニのサラダに申し訳程度に10粒ほど載っているコーンなんて、可哀想だと思いますよ。
検索してみたら、今回のケンミンショーの元ネタと思われる記事を見つけました。私が以前読んだのもこれだったかも。リンクを貼っておきます。
関連リンク: 回転寿司でやたらサラダ軍艦を頼む長野の謎(東洋経済)
右向き左向き日々雑記
20190418
政治の話じゃありませんよ。お札の話。
2024年を目途に使われ始めるという新紙幣。そこに取り上げられる人物は、一万円札が渋沢栄一、五千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎だとのことです。福澤諭吉の一万円札にはすっかり慣れていて、サヨナラするのは寂しいですが、渋沢栄一翁をはじめ、この3人の人選はわが国の紙幣にとてもふさわしいと思いますし、よろしいのでは。
国によってはどの金種の紙幣も同じ人物、ということもあって、先日訪れたベトナムのお札はどれもみな建国の父ホー・チ・ミン氏の肖像ですし、むか~し行ったことのあるトルコの通貨リラも、初代大統領ケマル・アタテュルク氏で統一されていました。
当社がお得意様から集金をした際に、時たま旧紙幣をお預かりすることもありますよ。夏目漱石はそう珍しくないですが、先日聖徳太子の一万円札が出てきたときにはさすがに驚きました。よほどの美品であれば古銭商で多少上乗せして一万円以上で買い取ってくれるのでしょうか?今どきのこと、メルカリならもっと高く売れるのかも。
いま話題になっているのは、津田梅子さんの肖像が左右逆向きではないか、ということ。画像左は、津田塾大学のホームページにもある写真。右の新紙幣が左右反対(裏焼き?)であることは誰の目にも明らかです。
反転デザインについて菅官房長官は「既存の写真がそのまま日本銀行券の肖像として印刷されることはない」とコメント。財務省も「複数枚の写真を参考にしたうえで、印刷局で肖像画を作成している」としている、とのことですが、どう見たって単に反転させただけじゃないですか。
お札の中心でなくサイドに人物を配置するデザインであれば、人物が中心方向を向いた方がいい、それはそうでしょう。だからって写真を反転させるのはどうかと思います。逆を向いている絵を探すか描くか、あるいはお札全体のデザインを変えるかですね。
人の顔はそもそも左右対称にできているわけではありませんからね。顔写真の真ん中に鏡を置いてみればよくわかります。反転した顔は、もう既に本人の顔とは別物です。
切手の図案が間違っている例は、昔から国内でも海外でもたくさん指摘されています。一度発行されればそれっきりの記念切手と違って、紙幣は何年も何十年も使われるもの。財務省もあれこれ強弁しないで、直せばいいのに。デビューはまだ何年も先なんだから。
WTO逆転敗訴日々雑記
20190415
何やってんだ!と机を叩いて怒りたくなりますよね。信じられない。いや、一市民の私が信じられないのはともかく、当事者の日本政府が信じられないなんて言ってるようで、どうするんですか。
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(日本経済新聞)韓国による福島など8県産の水産物輸入禁止措置をめぐる世界貿易機関(WTO)判決は日本にとって事実上の「敗訴」となった。(中略)輸入規制措置そのものがWTO違反だという肝心の主張が受け入れられなかった。一審は韓国の措置が日本を不公正に差別しており「過度に貿易制限的」だとした。上級委はその判断を取り消した。
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かいつまんで言うと、韓国が「原発事故によって汚染された水産物」の輸入規制措置を取った。それに対し日本は、きちんと検査し厳しい基準をクリアしている水産物の禁輸は理由がなく、規制を撤廃するべきだと主張。両者平行線なので日本がWTOに提訴し、一審は日本の主張を認めたが、上級委(最終審)はそれを取り消して韓国の規制継続を認めた、ということです。
報道によればWTO上級審は、東北の魚が今なお汚染されているとしたわけでなく、一審の手続きに瑕疵(かし)があったことを挙げ、日本の主張を認めなかったとのこと。これをもって日本政府は「敗訴ではない」と言っていますが、どう見ても敗訴でしょう。
関係者の努力によって、東北の水産物が今は全く心配なく食べられることは科学的に明らかになっています。しかし表に挙げた通り、今なお多くの国で輸入制限が設けられ、水産業の復興を妨げています。食べたくない消費者に無理やり食べさせようというのではない、科学的に問題ない恣意的な規制をやめてほしいというのは、ひいき目でなくても無茶な訴えではないはず。(日本の国内にもいろいろなことを言う人もいますがね)
昨年、国際捕鯨委員会(IWC)は商業捕鯨を再開したいという日本の提案を否決しました。このとき日本の外務省や水産庁は、まさか自分たちの案が受け入れられないはずがないと自信満々で臨んでいました。今回と同じです。いったいその自信はどこから来ていたのか、どうして同じ失敗を繰り返すのか、わかりません。
正しいことを訴えれば心ある世界各国は認めてくれるという性善説では、通用しないってことですよ。慰安婦問題だってそうでしょう。自分たちの意見を通すには、えげつないくらいの綿密な作戦が必要です。お人よしがバカを見るのが国際社会。
関連リンク: WTO逆転敗訴 誤算の外交戦略、見直しへ
雪桜日々雑記
20190410
今日の雪にはびっくりしました。昨日から雪の予報が出てはいましたが、山地ならともかく、里でもこんな本格的な降りになるとは。雪がほとんど降らなかったこの冬で、最大の積雪が4月になってからだなんて、冗談としか思えません。
水分をたっぷり含んだ重い雪。除雪も大変です。でも気温がマイナスになっていませんので、雨になった午後からはだいぶ溶けました。明日は好天のようなので、あらかた溶けてしまうでしょう。
さて可哀想なのは桜です。
暖冬を受け、開花は例年になく早いのではないかと言われていました。しかし3月に入ってからは低温が続き、フタを開けてみれば概ね平年並みに推移しているようです。駒ヶ根の市街地では、あと一日ふつかで咲きはじめる感じでした。
そこへドカ雪が降ったものだから、我が家近所の公園でも写真の通り。桜の木全体がほんのりしたピンク色でふわりと覆われ、ああ、美しいこと。
もう花がしっかり咲いているような色合いでしたが、近くに寄ってみるとまだつぼみでした(写真下)。
明日あったかくなれば、いよいよ開花かな?
やってみにゃわからん日々雑記
20190408
昨日は統一地方選前半の投開票日。長野県では県議選が行われ、悲喜こもごものドラマが見られました。
私の地元駒ヶ根市は現職に対抗馬が現われず、無投票。近隣の上伊那郡区では定数2に対し現職1、新人2の3人が立候補し争われました。注目は、隣の宮田村から出馬した44歳の若い候補がどこまでやるか、でした。
自分の選挙区でないので、情勢についてはよく知らなかったのですが、立候補の表明が遅れ、知名度不足が言われ、地元の人も苦戦を覚悟していたようです。宮田村は人口の多いところではないため、地元の票だけではなかなか当選に届くのは難しかろう、と言われていました。
ところが蓋を開けてみれば、堂々のトップ当選。開票速報を見ていた私もたいへん驚きました。町村別の得票数を見ると、相手候補の地元にまでかなり食い込んで票を集めており、短期間でよく頑張ったんだな、と思います。
今回はベテランの苦戦が目に付き、飯田下伊那の選挙区では9選を目指した現職が僅かの差で落選したりしています。
来週は駒ヶ根でも市議選が行われます。前回は無投票でしたが、今回は選挙になることは確実とみられています。2回も続けて無投票はないです。有権者の権利を行使する機会がなくなってしまいますし、当選した議員さんだって、自分の支持者がいったい何人いるのかわからずに活動するのは、気持ちが良くないことでしょう。
選挙運動はエネルギーのいることで当事者にしてみれば大変でしょうが、やはり選挙はやってみなくてはわかりませんね。
令和日々雑記
20190401
新元号発表。。
午前11時半に発表だと聞いてはいましたが、ちょうどクルマを運転していて、うっかりラジオでなく音楽を聴いていたもんですから「その瞬間」を体験しそこねました。12時直前になって思い出し、ラジオに切り替えましたがあとの祭り。
「令和」ですか。昭和の記憶がまだ新しい中、再び和の字がカムバックするのはちょっと芸がない…。「○和」という言葉は平和に始まり、調和、親和、講和、緩和、共和、中和、柔和、融和など枚挙にいとまがありません。そのためか、あまり新鮮さは感じられないです。
令の字は、命令とか律令とか法令とか、ちょいと固いイメージがありますが、まあ令嬢なんて言葉もありますしね。「美しい」の意も言われてみれば確かにあるでしょう。
それよりも、文字の形が気になります。一番下の「卩」の部分、文字フォントでは「卩」でも普通に楷書で書けばカタカナの「マ」でしょう。菅官房長官が発表のときに掲げた文字は「卩」。ここんとこ、はっきりしておくれやす。
と思っていましたら、夜のニュースでは書家という人が登場して「どちらもあり、どちらでも良い。片方が○で片方が×と決めてほしくない」と言っていました。そんな曖昧さ、私は嫌いじゃない、むしろ好ましいとも思いますが、一方で誰もが使うことになる元号となるならば、ちょいと気にかかります。
なんて悪口ばかり言っていますが、言葉の響きは悪くないと思います。「平成」を初めて目にした時の違和感と比べたら、わりあいにすんなり受け入れられるような気がしますね。私自身、改元は二度目ですし、使っているうちにじき慣れることでしょう。
余談ですが、懐かしい宮崎緑さんのお召し物には驚きました。「白大島」という紬で、宮崎さんは「本場大島紬大使」を務め、以前から紬を愛用しているのだとか。学部学科の先輩にあたり、キャンパスでお見かけしたこともあります。相変わらず、お美しい。
仙波清彦とはにわオールスターズ(1)音楽ばなし
20190328
ついに長年の夢かなう!
ずっと憧れ続けていたアーティストのライブに馳せ参じ、その魅力に心の底から浸り切りました。。
仙波清彦氏。邦楽囃子仙波流家元の長男として生まれ、3歳の頃から父に邦楽(日本の伝統打楽器)を学ぶ。10歳で歌舞伎界に入り、数多くの舞台に出演。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業。…という邦楽界のエリートでありながら、ドラマー&パーカッショニストとしてジャズやフュージョンの世界で活躍。「ザ・スクェア(今のT-SQUARE)」の初期メンバー。松任谷由美、坂本龍一、坂田明らと共演し、和楽器と洋楽器のジャンルを超えた他に例のない音楽活動を繰り広げる…
仙波氏が多くの仲間たちを集めて「はにわオールスターズ」というバンドを組んでライブを行ったのが、80~90年代の初め頃です。これはホーンにギター、十数人のドラムとパーカッション、筝、笛、三味線、などからなる巨大編成で、仙波氏の交友関係でキラ星のようなアーティストが集まっておりました。
彼らの92年のライブを収録したCDとビデオ「イン・コンサート」は、大宴会のような狂乱のるつぼと化したパフォーマンスで、知る人ぞ知る驚異のライブとして記録されています。私もCDとLDを入手し、以前からずっと愛聴してきました。
その「はにわオールスターズ」が、27年ぶりに再結成され一度だけのライブを行う、と知ったのは昨年11月のこと。次はいつあるかわからない。いや、もう二度とないと思った方がいい。これはもう行くしかありません。私と一緒にずっと聴いてきた子供たちも「死んでも行く」と。
待ちに待ったライブ、予想通り、いや予想をはるかに超えるぶっ飛びでした。中身の詳しいご報告は次回に。
残像に口紅を読んだり見たり
20190323
筒井康隆のとてもユニークな小説です。着想の妙にアイデア賞。苦労して実際にこんなものを書きあげたことに努力賞…
これは1989年に刊行された実験的な小説で、一章ごとに使える文字(正確には、音)が一つずつ無くなっていくのです。いろいろルールがあって、消えていく順序はランダム、「は」と「ば」「ぱ」は別物扱い、長音の音引きも同時になくなる(「い」が消えると「チーズ(ちいず)」も消えてしまう)など、冒頭の登場人物の会話の中で細かく規定されています。
面白いのは音が消えると、その音を含む言葉はすべて消え、そればかりかその言葉が意味していた物体の存在そのものも、小説世界から消えてしまうことです。
たとえば「フ」ランス料理店で食事をしていたのに、次の章で「ふ」が消えると店は「どこの国だか記憶にない欧州料理店」になる。ナイ「フ」も「フ」ォークも同時に消えてしまい、店のボーイが箸を持ってきたりする。
そんなことはどうでもいい、それどころか、一緒に食事をしていた娘の「文子」が消えてしまいます。でも文子の残像みたいなものはしばらくの間、残り香のように感じられて、主人公は何かかけがえのないものが失われてしまったという、よくわからない喪失感を覚える。この喪失感こそが、小説のテーマだとも言えますね。
どんどん使える文字が少なくなっていきますから、当然ながら最後の方はストーリーはもちろん文章にさえなりませんが、ぎりぎりのところまで読み物として成立させるべく、よく頑張ったものだと思います。
文庫版の巻末には使われている音の分布を細かく分析した論文が収録されていますが、それによれば小説中に作者のミス、5件のルール違反(既に消したはずの音をうっかり使ってしまった)が発見されるとのこと。見つけた人もすごいわ。
一昨年11月、アメトークというバラエティ番組の中で(観たことありません)お笑いのカズレーザー氏が本作を激賞したのだとか。そのおかげで知る人ぞ知る存在だった本作は急に話題作となり、多くの人が手に取ることになったそうですよ。
ご興味をお持ちの方、ぜひご一読を。
世界から「ヴ」が消える日々雑記
20190319
これはなかなか興味深い。外務省の公文書上での話です。
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(NHK政治マガジン)「ヴ」皆さんは、この文字、発音を普段どれくらい使っているだろうか?
この春、世界からこの「ヴ」が消えようとしている。
といっても国名の話だ。
「セントクリストファー・ネー『ヴ』ィス」というカリブ海の国の名前が「セントクリストファー・ネービス」に、そして「カーボ『ヴ』ェルデ」というアフリカにある島国が「カーボベルデ」に変わる。これで日本語の国名からは『ヴ』がなくなるのだという。
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Vの発音を「ブ」ではく「ヴ」で表記することを考えたのは、かの福澤諭吉だそうです。子供の頃、團伊玖磨の「パイプのけむり」で読みました。
普通の日本語にはVの発音はなく、BもVも「バビブベボ」と発音しますから、帰国子女など一部の方を除けば会話においてこの二つをいちいち区別されない人がほとんどだろうと思います。もちろん、私も。
しかし紙に書かれた文字を見るときには、語感がずいぶん変わりますよね。ヴを使う表記に慣れた外来語で、バ行が使われるのを目にすると違和感を感じます。NHKでは基本的にヴを使わないルールになっているようですが、例外もあり「サヴァリッシュ指揮のベートーベン交響曲○番」なんていうテロップを見ます。番組スタッフさんもさぞかし忸怩たるものがあるでしょうなあ。
音楽にまつわる外来語にはこうしたものは多く、ヴィヴァルディとか、ラヴェルとか、ヴァイオリンとか。ビバルディ、ラベル、バイオリンでは、まるで感じが出ません。そういえば、サッカーには「東京ベルディ」とか「ビッセル神戸」とかありますな。ああ、こりゃまた締まらないこと。
発音時に区別を意識しなくても、元の国の言葉がBなのかVなのかはわかっていた方が便利だろうとは思います。カーボヴェルデが、verde=「緑」と関係がありそうだと類推できますが、カーボベルデではわかりません。でもどこまで徹底してできるかといったら、実際にはなかなかできないでしょうがね。
ところでリンク先の記事のタイトルが、筒井康隆の「残像に口紅を」から引用されていることは明らかです。次回、その話を。
関連リンク: NHKマガジン 世界から『ヴ』が消える
平成の食品ヒット大賞 (4)しごと
20190317
平成19年から30年まで。「該当なし」の年がいくつもあります。デフレも長く続き、大ヒット商品が生まれにくくなっているのでしょうか?大賞には選ばれなかったが、今にしてみれば受賞してもおかしくなかったものを個人的にカッコ内に書いておきました。
平成19年、20年 該当なし
平成21年 キリンフリー(キリンビール)ビールテイストで世界初のアルコール0.00%を実現
平成22年 サントリーオールフリー(サントリー酒類)世界初の3つのゼロ
平成22年 ラ王(日清食品)三層太ストレート製麺法導入←(筆者注)リニューアル品の受賞、ありなのか?
平成22年 辛そうで辛くない少し辛いラー油(桃屋)新カテゴリー創出
平成23年 カップヌードルごはん(日清食品)即席麺の技術を応用したセット米飯
平成24年 メッツコーラ(キリンビバレッジ)史上初のトクホコーラ
平成24年 マルちゃん正麺(東洋水産)即席袋麺市場の再活性化に貢献
平成25年 該当なし(K&K 缶つま、いなば タイカレー)
平成26年 該当なし(ニチレイフーズ 本格焼おにぎり)
平成27年 プロビオヨーグルトPA-3(明治)“プリン体と戦う”に支持
平成28年 該当なし(明治 ザ・チョコレート)
平成29年 該当なし(味の素 ザ★シュウマイ)
平成30年 本麒麟(キリンビール)飲み応えと「コク」を追求
この中で特筆すべきヒット商品といえば、まず桃屋の食べるラー油。当時本欄でも取り上げましたが、いつ行ってもスーパーの棚は空っぽのままで、購入できませんでした。新分野を切り開いた画期的な商品です。
そして、マルちゃん正麺。誰もが過去のカテゴリだと思っていた袋ラーメンに、新しい生命を吹き込みました。素晴らしい商品開発とマーケティングでした。
機能性ヨーグルトとして大ヒットした明治のプロビオ、そして大賞受賞はなかったものの、K&K缶つまも、高級おつまみ缶詰市場を広げた意義は小さくありません。新しい時代にも、食の世界を広げてくれる新商品が次々と私たちを楽しませてくれることを願います。