飯炊き仙人の店 (2)お店紹介
20190509
げこ亭は堺駅から車で5分ほど。タクシーの運転手さんにもすぐ通じました。店に着いたのは9時20分頃でした。行列はないが、テーブルはすべて埋まっています。「先におかずを取ってください、お席をご用意します」とお店の人。セルフサービスで、たくさんのおかずから好きなのをアルミのお盆に取っていきます。これがどれもおいしそう。
焼き鮭、ブリ、カレイの煮つけ。お刺身、おでん(かんと煮)、出汁巻き玉子、小鉢類、牛肉の煮たの、エビフライや唐揚げもありますよ。最後にご飯と味噌汁をよそってもらい、席に着きます。いただきます!
写真はわが家族3人それぞれのセレクトです。どれも1200円くらいで、まあそれなりの値段はします。
何と言ってもまずご飯。つやつやでふっくら、甘味があり、それこそおかずがなくても食べられそう。極めて上等です。「言葉のむなしさを実感」とは、ちょっと大袈裟かな。逆に言えば、普段食べているお米も最近は相当おいしくなってるってことかもしれませんね。
おかずもおいしいですよ。お魚3種、それぞれ分けっこしていただきましたが、皆ほくほくしてうまかったな。例1の左の小鉢は牛すじ煮で、これだけでご飯が丼一杯いただけます。
私たちが食事している間も、ひっきりなしにお客さんが訪れていました。連休中のこと、キャリーバッグを持った観光客風の人もいれば、ジャージにサンダル履きの地元の方も。きっと営業時間通してこんな感じなのでしょうね。店内の貼り紙には朝8時から午後2時まで営業、火曜定休とありました。
品書きにお酒もあり、天狗舞だとか数種類の一升瓶がありましたが、この日は飲んでいる人は見かけませんでした。回転率で稼ぐお店でしょうから、夜に営業して長居されては困るかな。
仙人はご不在でしたが、とてもおいしく、楽しいお店でした。近所にぜひ欲しいです。
げこ亭のすぐ近くには、餅菓子の「かん袋」というこれも有名なお店があります。ご訪問の際はハシゴをお勧めします!