「おいしいことなど徒然と」

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ハイボール 飲みもの、お酒

20241221



先日、とても美味しい「ハイボール」を飲む機会がありました。。


場所は銀座7丁目の「ロックフィッシュ」というBar。雑居ビルの7階で、ちょっとわかりにくい立地です。中に入ると、カウンターはスタンディング。テーブル席が3卓ほど。行ったのは21時頃で大変な賑わいでしたが、ちょうど先客が帰るところで、座ることができました。


この店はハイボールが名物なのです。口コミを検索すれば究極、唯一無二、絶品、と皆さん絶賛です。何種類かあるようですが、基本はサントリー角瓶の復刻版。早速頼んでみると、出てきたものは…


濃い琥珀色。そして氷が入っていません。でもグラスはしっかり霜が降り、口にするとキンキンに冷えています。アルコールはかなり強いとおもいますが、喉に引っかかることも頭にズンと来ることもありません。そしてほのかな柑橘の風味があり、これがひと手間なのでしょうか。実に美味しい。


どこの居酒屋でもハイボールは普通にドリンクメニューに載るようになりました。サントリーさんのマーケティングの賜物ですな。しかし注文してみると味があるようなないような、何だこれは薄い氷水かということも多く、普段あまり飲むことがありません。


本格のオーセンティックバーに行って注文したことがなかったのですが、こうしたシンプルなものにバーテンダー氏の技量が表れるのだと思いますので、これからは機会を見つけて飲んでみたいですね。


なぜウイスキーの炭酸割をハイボールというかは諸説あるそうで、wikipediaには6つの説が載っていますが、私は「ボール信号機説」を支持します。アメリカで鉄道工事の労働者が短い休憩時間で楽しんだ飲み方だとか。ゴルフ場説は、いかにも後付けのような気がする。


ロックフィッシュは簡便ながら美味しいおつまみで有名で、以前から料理雑誌にもよく掲載されていました。今回は満腹で訪れたのでそこまで楽しめませんでしたが、次の機会にはそちらもぜひと思います。

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今年の一皿は「うなぎ」うな丼の未来

20241217



毎年師走に発表される、ぐるなび総研の「今年の一皿」。大賞には「うなぎ」が選ばれました。少々首をひねりたくなります…。


選定理由。

・完全養殖の実用化に向けた研究開発の進歩をはじめとし、希少資源であるうなぎを後世に遺すための動きが活発化している

・土用の丑の日やハレの日に食されることが多かったが、加工技術の変化や提供方法の多様化により、うなぎ専門店や取扱店舗が増加し、高級食材としての地位を保ちながらも、以前より気軽に味わえる機会が増えてきている

・インバウンド観光客からも人気を集め、「蒲焼」という日本発祥の伝統的なうなぎの食べ方を世界へ発信する起点の年となった


1番目と2、3番目が矛盾していませんか。完全養殖の技術自体は既にできていて、あとはコストを下げ実用化に向けて向けて研究がされていることを、今年7月24日の記事で書きました。それは将来への希望であって、うなぎが希少資源であることには変わりがないです。


加工技術の変化、提供方法の多様化、海外への発信。それぞれ結構だと思いますが、スタート地点の資源回復にまだ道筋がついていない現状で消費を推奨するにはまだ早い。資源もないものを海外へ発信してどうするのですか。まだまだ早いぜよ。


取扱店舗の増加というのは、たとえば最近急成長で話題のチェーン店「鰻の成瀬」などを念頭に置いているのだろうと思います。職人技に頼らず機械を使ってアルバイトでも蒲焼を焼けるようにし、人件費を節約しているそうです。海外の養鰻場で高品質な鰻を育てていると同社のホームページにあります。その養鰻場にやってくる稚魚は、どこから来るのでしょうか?持続可能な採取方法がされているなら安心ですが、それについての記述はありません。


一度行ってみにゃと前から思っていたらこのチェーン、長野県下にもう7店舗も出店しているのですね。諏訪や岡谷にも来てるじゃないですか。近々偵察してきましょう。


美味しいうなぎをどんどん消費できるまでには、まだもう少しかかるのだと思います。その日を楽しみに待ち、大事に食べていきましょうや。

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358ナンバー日々雑記

20241215



路を走っていると「358」というナンバープレートの車が最近やたらと目につきます。ナンバーばかりいつも気にしているわけではありませんが、明らかに多い。ほぼ毎日お目にかかっています。


今日はまた、洗車場に行ったら自分の前にいた2台が2台とも358でした。尋常ではありません。


もう既にご存知の方も少なくないと思いますが、自動車購入時にナンバーの数字を選ぶことができるようになって、わざわざ358を選ぶ人がかなりいるらしい。「くるまのニュース」というサイトによれば、

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自動車ナンバーの交付業務に携わる全国自動車標板協議会の担当者は「このナンバーは現在、全国の広い地域で人気ですが、特に名古屋ナンバーで突出して多くなっています。人気の理由は定かではありませんが、金運や安全運が高まるエンジェルナンバーと呼ばれていることが影響しているかもしれません」
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とのこと。風水では数字の「3」が金運、「5」が財運、「8」が最高の数字を意味するそうで、皆さん縁起を担いで358を選んでいらっしゃるのですね。名古屋ナンバーのみならず地元松本ナンバーでも多いですよ。以前はゾロ目のナンバーをよく見かけましたが、最近は前より目立たないような気がします。


私の車のナンバーはこれまで乗ってきた3台とも、おんなじ4桁の数字です。別に縁起を担いでいるのではなく、1台目の時はあてがわれたナンバーでしたが、何となく座りがいい数字と感じていてそのまま同じナンバーにしています。


写真は駒ヶ根の友好都市、福島県二本松市の郷土食として知られる「三五八(さごはち)漬け」。塩、こうじ、米を3・5・8の割合で作った三五八の素に野菜を漬けたもの。ただし最近はこの割合にこだわらず塩を減らすなどして作る人も多いとか。

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日々雑記

20241214



今年の漢字が「金」ですって。2012、2016、2021、オリンピックの年はいつでも金です。バカバカしくて言及する気も起こらない。


何度も言っています。「新語流行語大賞」と「今年の漢字」は、選考方法を逆にするのがいいです。より多くの人が口にしたことばが流行語大賞にふさわしいはず、これは投票で決めれば実情を反映できるでしょう。ドラマの出演者も聞いたことがないという「ふてほど」なる妙な言葉が大賞にふさわしいと思う人、どれだけいますかね。


一方で今年の漢字は、世相を見事に言い表した単語を有識者に選んでもらえばいい。なかなか普通の人には思いつかないが、言われてみればなるほど納得、という漢字を見たいですねえ。


有識者ではありませんが、私が選ぶ今年の漢字は「迷」。各国で紛争や指導者の不安な交代、失脚が相次ぎ、これまでそれなりに維持されてきた世界の秩序が危ぶまれるほど、混迷の社会を迎えようとしています。解決の見通しも立たないウクライナ、ガザ。トランプ、フランス、シリア、韓国、etc. 資源エネルギーについても、ドイツなど主要国がふらふらと方針を変え迷走しています。


第三次世界大戦はもうすでに始まっている、という記事を最近読みました。そういう見方もできるのかなあ。これが現実になることなく、迷走する世界が、落ち着くところへ落ち着く年になってほしいと思います。

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お風呂はこわい日々雑記

20241209



師走になってだいぶ寒くなり、ヒートショックに気を付けるように、とTVでも呼びかけが目立つようになりました。。


中山美穂さんの訃報。「入浴中の不慮の事故」と発表されました。ヒートショックという言葉はありませんが、たぶんそういうことでしょうね。54歳、まだまだ若く美しいひとでした。ご冥福をお祈りいたします。


さて、他人事ではなく、入浴中に亡くなる人は後を絶ちません。私の良く知る方もこれまでに何人か、不幸にも命を落としています。


wikipediaによればヒートショックとは、『急激な温度変化により身体が受ける影響のことである。比較的暖かいリビングからまだ冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変するため、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすおそれがある』


その後にすごいことが書かれています。日本ではヒートショックにより年間1万人以上が亡くなっており、高齢者の死因の1/4を占め、交通事故による死亡者をはるかに上回る、と。これはただ事ではありません。


私も入浴中、気持ちよくて眠気を催すことは時々ありますが、これはヒートショック…ではありませんよね?頭がクラクラして失神するのとは違うと思うので。居眠りして顔がお湯の中に入るようなことがあれば(まだありませんが)鼻からお湯が入りすぐ目は覚めるとは思いますけど。まさかそのまま溺死してしまうなんてことあるのだろうか。


でもこういう話を聞くとさすがに怖いと思います。長時間湯につかることなくさっと浴槽から出る、風呂では上半身を立てて眠くならないように、飲酒時の入浴は極力避けるなどなど、一応気を付けてはいます。読者の皆様もどうぞご用心。

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バターのいとこ食べもの

20241206



お菓子ネタでもう一つ。。


少し前から業界で話題になっているお菓子。その名は「バターのいとこ」といいます。栃木県那須で製造していて、那須本店のほか東京駅や新宿のエキチカなどで購入することができ、通販でも買えます。今年2月の日経MJの記事で存在を知り、9月北海道に行ったとき、札幌駅の大丸で見つけて初めて食べてみました。


バターのいとこは甘いミルクジャムを柔らかいゴーフレット生地で挟んだ土産菓子です。表面にグラニュー糖か何かがまぶされているらしく、シャリシャリした舌ざわりがあって、珍しい食感だと思います。この柔らかさとシャリシャリ感がポイントですね。


開発したGOOD NEWS社の宮本吾一社長によれば、那須の酪農家たちを応援したいために開発したとのこと。生乳からバターを生産するにあたって副産物として大量に生じる無脂肪乳(脱脂粉乳のもと)の使い道として考案されたそうです。だからバターではなく、バターのいとこ、なのですね。


一時は店頭に並ぶ端から飛ぶように売れていたと聞きますが、今では東京駅でも新宿駅でも苦労なく買うことができ、大ブームは既に去ったのかなと思います。でも美味しいお菓子であることには変わりないので、お近くに行かれた時は試してみてはいかがですか。


(地元である東北新幹線の宇都宮や那須塩原駅の売店ではいま現在、扱っていません)

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大統領の乱心日々雑記

20241205



夜、寝てから始まったクーデター。朝起きたらもう終わっていたという。誰もが唖然とした6時間の出来事。どういうことでしょう。


韓国の尹錫悦大統領。2022年の大統領選挙では大接戦の末にごく僅かの差で当選したものの、強権的な政治姿勢が反感を買い家族のスキャンダルもあり、野党はもとより支持層である保守派からもだんだん支持を失っていました。今年4月の総選挙で与党が大敗したため、多数派となった野党によって手足を縛られ、提出する法案は通らず人事はことごとく否決され、レームダック状態とも言われます。


この状況を一挙に打破しようと企てたのがこのたびの「非常戒厳」だったようなのですが、まったく支持を集められずにたちまち腰砕けとなりました。今は与党からも見放されつつあり、大統領の職を剥奪されるのが確実な情勢となってしまいました。


尹大統領、いったい、どこに勝ち目があると思ったのでしょうか?素人の私だって上手くいくわけがないと想像しますよ。誰かにそそのかされて冷静さを失ってしまったのか、殿のご乱心には韓国のみならず世界中の人々が首をひねっているようです。なぜ彼は、こんなことをしでかしたのか?


世論を押し切って日韓関係改善を進めてきた尹大統領には、日本では皆が期待したでしょう。岸田首相と東京銀座の洋食屋「煉瓦亭」で会談した場に居合わせた話は、昨年3月の本欄で書きました。


政権が代われば、外交の継続性など堂々と無視されてしまうお国です。このときの本欄の記事は日韓関係改善に期待する一節で締めくくりましたが、これでまた元の木阿弥、国を挙げての反日へと逆戻りしてしまうのだったら、まったく残念至極なことですねえ。

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デュネット食べもの

20241201



友人から珍しいお菓子を頂戴しました。。


「デュネット」という焼菓子です。東京練馬区大泉のアルカションという洋菓子屋さんのもの。同封されていたリーフレットによると、


【日本では当店だけが作ることを許可されたフランスボルドー地方の修行先「MARQUET」の特許商品。コニャック、松の実、アーモンドをふんだんに使ったスペシャリテ。他にはない芳醇な香り高い味わい】

…とのこと。食べたことはもちろん、名前を聞くのも初めてです。


見た目はご覧の通りで、直径2センチほどのホーン型に焼かれたクッキー、底にチョコレートがディップされています。クッキーはやや硬め、コニャックの風味をかなり感じます(アルコールはあまり感じない)。甘さ控えめ大人の味。おいしい。


DUNETTとは船の用語で「船尾楼」のことだそうです。船の後甲板の、一段高くなっているところですね。それを連想させるような形はしていないし、どうしてこの名前になったのかは不明です。


店名のアルカションは、フランス南西部にある地域で海辺のリゾート地だそうです。ボルドーにはほど近い。ボルドーの地方菓子といえばカヌレが日本でも有名になり、すっかり定着しました。フランス地方菓子の奥は深いです。

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大使はサムライ日々雑記

20241129



しばらく前ですが、青木盛久さんの訃報が伝えられました。。


1997年、ペルーの日本大使館が武装ゲリラに襲撃され、多くの日本人ペルー人が人質として拘束されました。その時の日本大使が青木さんです。

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(デイリー新潮)大使は天皇陛下の誕生日を祝うレセプションに細心の注意を払うにもかかわらず、その最中に武装ゲリラが乱入した。この祝賀レセプションは華美なパーティーのように報じられたが、任国で日本の姿を伝える、年に1度の重要な外交行事だ。
 700人余りが人質に取られたが次第に解放され、青木大使ら72人の拘束が続いた。青木大使は「私の客に手を出すな」とゲリラを制止、「サムライ大使」と報じられ、英雄視されていく。
 フジモリ大統領の指揮のもと、ペルー軍の特殊部隊が突入。ゲリラ14名全員を殺害し人質を解放した。
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解放直後の記者会見でタバコをふかしながら対応したことで、態度が横柄だと顰蹙を買いました。ゲリラ寄りの論調で記事を書いていた現地のある新聞を厳しい口調で非難もしました。私は事件が解決した嬉しさと同時に「青木さんらしいな」と思ってTVを見ていました。


そう、青木さんはペルー大使になる前、青年海外協力隊・事務局長の任にあり、協力隊訓練所のある駒ヶ根と縁が深かったのです。青年会議所で協力隊との交流の機会があった私も、少しですが直接お話ししたことがあります。しばしばお公家さんと揶揄される外交官のイメージとは全く違う、豪放磊落な方でした。


人質となった127日間、代表者としてゲリラと対峙し、時に火花を散らし時に懐柔を図り、いつまで続くのかわからない監禁生活で落ち込む部下たちの気を紛らわせていたリーダーシップは、さまざまな媒体で伝えられました。中には言動を批判する声もありましたが、駒ヶ根で青木さんを知る関係者は一様に言いました。


「ご本人だっていつ殺されるかわからない中、君子みたいな態度でいられるわけがない。青木さんだからこそ、あれだけの長期にわたって耐えることができたんだ」


リンク先記事にある通り、退官後にも海外協力隊の支援を続けていました。協力隊に深い思いのある私たちにとって、とりわけ心強く印象深かったサムライの逝去を惜しみます。

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よくわからん知事選日々雑記

20241118



全国的に話題となっていた兵庫県知事選が昨日行われ、予想を裏切るドラマチックな結果となりました。長野県がかつて田中康夫に振り回された時のデジャブを感じます。


パワハラと決めつけられ、県議会で「全会一致の不信任決議」をされた人が再選される。普通は考えられないでしょう。私たちがマスメディアから得ている情報からはありえない結果です。失職前、そして失職後も前知事に対する全メディアからのバッシングは激烈なものでした。異常人格者であるかのような言い方までされていました。しかし…


パワハラの結果命を絶ったという県幹部のスキャンダル。報道されません。噂が真実なのかもわかりません。人が亡くなっているのは、前知事のせいなのか、冤罪なのか。
おねだり。いささか品がないのかもしれませんが、この程度のことは世間にはよくあり、人格まで云々されるようなことでしょうか。


褒めているわけではないですが、すさまじい悪口雑言の中で、堂々としていた前知事の打たれ強さ、強靭な精神力は驚嘆すべきものでした。何が彼をそうさせているのか、興味深いと思っていました。


出直し選挙では本命と呼ばれた他の候補でもう決まり、というメディアの雰囲気でしたが、SNSでは前知事を応援する声が高まっていた。でも報道はされなかった。県下の22市長が相手候補を推すメッセージを出したり、例の立花某が理解に苦しむ出馬をして引っ掻き回したり。よくわからん人たちに、それらの意図をきちんと解説することがメディアの役割だったはず。


いずれにしてもメディアの敗北だと言われております。多くは斎藤前知事を袋叩きにし、彼に有利な情報を隠し、市民を誘導しようと試み、失敗しました。何でこんなことになったのか、検証と反省(と、その公開)は必要です。現時点でSNSがマスメディアに勝る点もありますが、情報の真贋は自分で見極めなければならないし、メディアが信頼を失ってもSNSがあるからいいや、というわけではありません。


ただ一番大事なのは、再選された斎藤氏がこれからどんな県政をしていくのか、ですよね。選ばれておしまいではなく、選挙結果の責任は選挙民が取らねばならないのです。取っ散らかった文章ですみません。よくわからん選挙の、よくわからん感想でした。

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