「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

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急速開花中日々雑記

20110416



例年よりだいぶ遅れていた当地の桜、この数日のポカポカ陽気を受けて一気に花が開いてきました。天下第一桜の名所・高遠はもう見ごろと言ってもいいのかな?満開は来週半ば頃かと思います。


ご多分にもれず、花見観光客の入り込みが良くなく、地元の人たちはもちろん、当社もがっかりです。名物「高遠まん十」の売れ行きも、はかばかしくないようです。


まだまだ花を楽しむ気持ちになれない方が多いのでしょう。鳴り止まぬ余震を受けて観光どころではない、ということもあるでしょうね。


桜を愛でる気持ちと、被災した人たちを思う気持ちが両立しないとは思いません。今年にしか咲かない今年の桜を見て、そのはかなさ、愛おしさに心を動かす人は、きっと心優しい人に違いありません。


写真は高遠ではなく駒ヶ根市内の桜処、馬見塚(まみづか)公園です。観光客が多く訪れるわけではないですが、ずっと市民に愛されている桜です。


ここでは、紫のつつじも多く植えられ、桜とつつじのハーモニーを楽しむことができます。今日の様子では、桜は七分咲き、つつじは三分咲きといったところでしょうか。シートを広げているお花見のグループも見られました。


明日の日曜日は、気分を変えて、お近くの桜を見にいきませんか?


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浦霞「禅」 飲みもの、お酒

20110414



東北のお酒を呑みましょう!というアピールを目にするようになりました。現地の蔵元たちが、震災復興の助けにぜひ東北の酒を呑んで下さい、とユーチューブで発信しており、話題になっています。


東北のお酒と聞いて私が真っ先に思い浮かべるのは、宮城県塩竈市の「浦霞」です。


学生の頃、父が東京に出張に来るとき、よく連れて行ってもらったお店が、新宿歌舞伎町にある「酒蔵樽一」でした。


その頃は日本酒を苦手としていた私です。コンパなどで飲まされる日本酒は妙に甘くて、ベタベタして匂いもきつく、こんなものを飲んでどこが嬉しいのかと思っておりました。


ところが樽一で飲む日本酒のおいしいこと!まさに、目からうろこ。私が吟醸酒というものを知ったのは、この店だったのです。ここでは全国各地の銘酒を揃えていましたが、中でも浦霞はすべての種類を置いており、力を入れていました。


父のお気に入りだったのが、浦霞の純米吟醸酒「禅」。私も大好きでした。この酒は澄み切った中に奥深く潜むコクがあり、何の嫌味もなくスイスイと喉を通り抜けていきました。値段もまあ手頃でデパートなどでも売っていましたから、帰省の際に土産に買って帰ったりしました。


この酒で日本酒のおいしさに目覚めた私は、その後どんどんと日本酒に染まっていき、各地の銘酒を探しては楽しむようになりました。今は基本的にワイン党の私ですが、二十代の頃は、れっきとした日本酒党だったのです。


浦霞の蔵元「佐浦」のホームページを見ると、やはり大きな被害があったようですが、今は本格的な復旧作業を進めているとのことです。実は佐浦の今の社長さんとは学生時代にゼミで縁がありました(酒の話をしたことは、なかったな)。卒業してからは付き合いがないのですが、創業三百年近い老舗を背負って頑張っているのだと思います。


1本求めて、ささやかな応援をしようかな。


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ニューフェイスですしごと

20110412

ちょっとご紹介が遅くなりましたが、弊社にも先月から2人の新しい人が入社しました。先週土曜日、新年度初めの全体会議で、挨拶をしてもらいました。


まず1人は、新卒で入社したIさん。本社勤務です。事務担当ですが、研修はまず商品とお得意様を覚えることから始めますので、今は毎日トラックや冷凍車の助手席に乗って配達のお手伝いをしています。今週からは営業マンにくっついてお客様を訪問します。


華奢な身体で一所懸命荷物を運んでいます。まだまだ緊張の毎日のようですね。もう少ししたら事務所にも入り、伝票の入力や電話を取ったりすることもだんだん覚えていきます。


もう1人、飯田営業所勤務のパート、Yさん。永年勤めて頂いたSさんの後に入りました。人柄のとっても楽しい方で、食品関連の経験もあり、即戦力として大いに期待しています。


どうぞよろしくお願いします!


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高校生に日々雑記

20110407



昨日は、長男の高校入学式に行ってきました。。


私の卒業した、同じ高校に入学することになりました。何となく嬉しいですね。親子で同じ校歌や応援歌を歌える(ようになる)というのは、いいものだと思います。


母校の校舎には、昨年の30周年同窓会やら何やらで、何度も来ていますので、特別懐かしいってことはありません。体育館なんて、私たちの頃と全然変わりなくボロボロで…体育の授業にはいいでしょうが、式典を行うには、ちょっと気が引けるような感じも無きにしもあらず。


長男も、今まで狭いコミュニティの中で守られながら穏やかな日々を過ごしてきたと思いますが、高校生ともなれば他所の中学校から来た皆様に揉まれ、いろいろとショックやギャップを感じる場面もこれから出てくるでしょう。大いに結構、どんどん刺激を受けてもらいたいです。


昔なら十五で元服していたのですから、親があれこれと構ってやるのも、そろそろこの辺で打ち止めですね。どうやって過ごしても同じ3年間です。今しかできないことだらけのはず、いい3年間だったと後になって思えるようにして欲しいものですな。


写真がボケているのは、別に肖像権に配慮したのではなく、単に暗くてうまく撮れなかっただけです。何でこんな真っ暗な中でやったのかな?


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ふりかけ食べもの

20110406



これさえあれば、何杯でもご飯が食べられる…日本人ならみんな、ふりかけが大好き!今ではそんなにゴハン食いではない私ですが、ふりかけご飯はおいしいですよね。。


うんと小さい頃に好きだったのは「磯のふきよせ」というやつでした。黄色い袋に入っていまして、中身がどうだったのか今では殆ど思い出せないのですが、とにかく大好きでした。今はもう、売ってないですね。


小学校高学年になって、好みは「お茶漬け海苔」へと変わりました。これを初めて食べたときは、細長いあられの存在がショックでした。お茶漬けとしてではなく、お湯などかけずにふりかけとして食べるのです。東海道五十三次が、半分くらい集まったでしょうか。(何故か同じ絵柄ばかり出てくるので、とっても不満でした)


今でも大好きです。もっとも、ご飯にかけるより、もっぱらマーガリンを塗ったトーストに振って食べる方が多いですね。


ちょっと前ですが「世界のふりかけ」なる品をネットで見つけ、出張の折に買ってみました。佃煮の老舗「新橋玉木屋」から出ているものですが、種類がすごいです。マハラジャ、イタリアントマト、麻婆豆腐、グリーンカレー、などなど。へえ、これが、ふりかけですか?


食べてみると、ぼろぼろした食感。うーん、ちょっとアイデア倒れのものもあるかな?カレー系は結構辛い。イタリアントマトが割とおいしかったです。変った珍しいものだし、ちょっとした手土産なんかにいいかな?


先日、被災地への援助物資募集の知らせが来ました。希望アイテムの中に、ふりかけがありました。目先を変えて、避難所での食事を少しでもおいしく食べられるようにしたい、ということでしょう。ちょうど在庫していた業務用の商品があったので、気持ちばかりですが出させていただきました。


日本人だもの、白いご飯にふりかけで、少しでも元気のお手伝いができたのなら、良かったですが。


今日でこのブログは、開設1周年を迎えました。お読みいただいて、ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。



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棚卸しごと

20110403

3月決算の弊社は4月1日より新年度に入りました。決算棚卸のため、通常業務は休ませていただきました。


棚卸は全員総出でやります。数千種の在庫1品1品をすべて数えます。もちろんどの会社でもやることですが、私たち卸売業は品数も多いし、パレットに積み上げられた商品をザックザックと数えるのではなくて、細かな品を箱から出して一袋ずつ数えるのですから、結構な手間がかかります。


できればハンディターミナルを使ってやりたいところですが、業務用食品にはバーコードのついていないものもたくさんあり、現状できていません。まことに原始的で、何とかしたいものです。


気の毒なのは冷凍品を担当する人です。みんなスキーウエアみたいな防寒重装備をして冷凍庫内に入りますが、本当に凍えそうです。冷たい空気よりも、足が冷えるのがかなわんですね。靴の中にカイロを入れたりしますが。


作業のし始めは、1時間くらい入っていられるのですが、一度庫外に出て休憩したあとがつらい。二度目は30分と持ちません(私の場合)。大勢で分担して、庫内にいる時間をできるだけ少なくしようとしていますが、半日はどうしてもかかりますね。


午後には集計作業をして、たっぷり一日仕事です。この集計作業がきちんとできているかどうかで、翌日以降の計算がスムーズにできるかどうかが大きく違ってきます。


一品ずつ単価を拾って計算していきます。ここからは全員でやるわけではありませんが、私も担当します。全部の入力が完了すると、心底ほっとします。


棚卸の終わった倉庫は本当に綺麗です。面倒だけど、大事なしごと!間違いなく、きちんと、スムーズに。



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プリンタしごと

20110330



今週月曜日、会社のサーバーとラインプリンタを入れ替えました。従来機のリース切れにあわせ、交換部品のことなども考慮してのことです。


サーバーは今までのものと外見上は殆ど変りませんが、プリンタはぐっとコンパクトなものになりました。


これまで使ってたのは、何しろ重量100キロは下るまいというごっつい箱型のやつで、コンピュータ室の入口付近にどっかと立ちはだかっていましたから。


新機種の性能はというと…使い勝手は悪くないようですが、残念ながら印刷速度が少しばかり遅くなるらしいのですね。このプリンタを使う場面は以前に比べて減っていることもあり、財布と相談してのことなのですが。(それにしてもプリンタって高いです!)


一番印刷枚数の多い用途は、締毎に請求書を打ち出すことです。月末締では1200ページ以上になり、これまででも2時間近くかかっていました。これからはさて、どのくらいかかることでしょうか?


大事に使っていきましょう。


ところで、業界や「通」の方々はプリンターでなくプリンタ、コンピューターでなくコンピュータと書きますが、何ででしょうね。そう言えば、サーバーでなくてサーバと書かにゃいけなかったのかな。


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網の目しごと

20110328

更新の間隔が空きがちですみません。「おいしいことなど」を、なかなか書きづらい気持ちです。


さまざまな商品の入荷が滞っていますが、物流ルートがない、トラックの燃料が無い、ことに起因するケースは、ある程度目途がついたように思います。生産工場の被害も部分的なダメージにとどまったメーカーさんからは、リードタイムが多少余計にかかったりはするものの、一応モノが流れるようになりつつあります。


しかし…
メーカーさん側で原料や包材の手当てができなくなり、特定の商品が作れなくなっているケースが表面化し始めました。「かくかくの商品は、一時休売(きゅうばい)とさせていただきます」というリストが、あちこちのメーカーさんから届いています。


直接私たちの目にとまるのは、商品に書かれたメーカー名だったりマークであったりするわけですが、その商品はまた多くのパーツ(調味料、副材料、ビニールや紙のパッケージなど)からできているわけですね。大きな自動車工場が数多くの協力工場の存在なしには成り立たないのと同じです。


そのような裏方工場が東北や北関東にはたいへん多く、網の目のように絡み合ったネットワークからこぼれた商品が作れなくなっているのです。


特にパッケージ関係は、思いもよらないところでアクシデントとなっています。今回、乳製品に使う箱型の紙パックがなく、原料があっても詰められないという話もありました(今では状況は改善しつつあるようですが)。メーカーさんも当然代替を探しますが、そう簡単に増産できないものもありますから…


食品関係の被害の報道は、現在までほとんどされていません。千葉県や栃木県の被害なんて、TVでも新聞でもまるで無視されているような感がありますが、重要な工場がたくさんある地域で、大きな被害が現実に出ています。これからどのような影響が出てくるか、注目しているのですが。


そうは言っても、まただんだんに、おいしいこと、楽しいことも書いていきますね。


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総力戦日々雑記

20110321



震災から十日がたちました。原発については、放水の成功や電源の接続など、少し先が明るくなるような知らせが続いています。最悪の時は過ぎた、と言っていいのでしょうか?


警察、自衛隊、消防、炉内の温度を下げるために、あの手この手でさまざまな手段が試みられました。消防の特殊車両の登場でようやく水が入りましたが、もっと早くこれを使っていたら、と思います。


先週、先輩たちと一杯飲む会がありましたが、何だか二百三高地みたいだなあ、と皆で嘆くことしきり。兵力を小出しにして、膨大な死傷者を出した戦いに、似ているような。


一刻も早く温度を下げ、吐き出される放射能を封じることが最優先のミッションです。が、一つ試してはダメ、それから次の手を考えて翌日試す、てなことでは、なかなか解決しない。考えられる策をすべて用意して、片端から矢継ぎ早に投入することを、多くの人は期待していたのでは。(さまざまな事情はありましょう)


特殊消防車出動のとき「ついに総力戦」という新聞の見出しがありました。それまでは総力戦でなかった、ということですか。何で最初から総力戦でなかったの。


四日市の会社で保有しているお化けのような放水車がそろそろ現場に到着する、とニュースで言っていました。社長さんはこの車を提供したい、と数日前から東電と連絡を取ろうとしていたのですが、なかなか伝わらなかったようです。


原発被害と恐怖感は深刻です。ああ、早く、この車が活躍してくれますように!


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携帯電話を買う日々雑記

20110320



息子の高校入学を機に、携帯を買い与えることになりました…。。


今どきのことですから、田舎の中学生だって持っている人は多いのでしょう。中学へ入るときにも、妻がどこからか聞いてきて「中学生になると、部活の連絡も何も、みんな携帯なんだって」


そんなアホな、と思って持たせてきませんでしたし、必要な場面も無かったようです。持ってないのはウチだけってわけでもなかったようですしね。(ゲーム機はついに中学卒業まで買いませんでした。これは、ウチだけみたいです)


しかし高校ともなると、そうもいきますまい。息子とお店へ行って、ああでもないこうでもない、と1時間。友達にはスマートフォンを使う人もいるそうですが、俺だって持っていないのに、もちろん却下。


私自身はこうしたものはsimple is bestと思っていますが、子供には子供の趣味や考えがあるでしょうから、予算だけ伝えて選ばせました。


いろいろな場面で親の趣味を子供にも、とついつい思ってしまいます。これって子離れしていない証拠でしょうか。もうそろそろ、親の方が卒業していかなくてはならないようです。



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