「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

浦霞「禅」 飲みもの、お酒

20110414



東北のお酒を呑みましょう!というアピールを目にするようになりました。現地の蔵元たちが、震災復興の助けにぜひ東北の酒を呑んで下さい、とユーチューブで発信しており、話題になっています。


東北のお酒と聞いて私が真っ先に思い浮かべるのは、宮城県塩竈市の「浦霞」です。


学生の頃、父が東京に出張に来るとき、よく連れて行ってもらったお店が、新宿歌舞伎町にある「酒蔵樽一」でした。


その頃は日本酒を苦手としていた私です。コンパなどで飲まされる日本酒は妙に甘くて、ベタベタして匂いもきつく、こんなものを飲んでどこが嬉しいのかと思っておりました。


ところが樽一で飲む日本酒のおいしいこと!まさに、目からうろこ。私が吟醸酒というものを知ったのは、この店だったのです。ここでは全国各地の銘酒を揃えていましたが、中でも浦霞はすべての種類を置いており、力を入れていました。


父のお気に入りだったのが、浦霞の純米吟醸酒「禅」。私も大好きでした。この酒は澄み切った中に奥深く潜むコクがあり、何の嫌味もなくスイスイと喉を通り抜けていきました。値段もまあ手頃でデパートなどでも売っていましたから、帰省の際に土産に買って帰ったりしました。


この酒で日本酒のおいしさに目覚めた私は、その後どんどんと日本酒に染まっていき、各地の銘酒を探しては楽しむようになりました。今は基本的にワイン党の私ですが、二十代の頃は、れっきとした日本酒党だったのです。


浦霞の蔵元「佐浦」のホームページを見ると、やはり大きな被害があったようですが、今は本格的な復旧作業を進めているとのことです。実は佐浦の今の社長さんとは学生時代にゼミで縁がありました(酒の話をしたことは、なかったな)。卒業してからは付き合いがないのですが、創業三百年近い老舗を背負って頑張っているのだと思います。


1本求めて、ささやかな応援をしようかな。


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