北海道の食、備忘食べもの
20241010
恒例により、北海道の飲食ネタ集。札幌と小樽だけですが。
1、札幌はスープカレーやスパイスカレーの本場です。大通公園近くの「黒岩咖哩飯店」が有名だというので行ってみました。雑居ビル地下の小さな店で、写真は柔らかく煮込んだ骨付き鶏モモ肉入りのスパイスカレー。提供寸前に入れるというスパイス効果が絶妙で、確かに美味いです。隣の人が食べていた黒辛カレーもおいしそうだったし、もっといろいろ食べてみたかったな。
2、小樽へ行けば駅近くの三角市場を訪れるのはお約束。どの店でも水槽にうじゃうじゃと大きなカニが泳いでいます。海鮮丼を食べさせる店は外国人で大行列、写真はたまたま空席のあった「鮮魚食堂かわしま」でいただいた、カニイクラ丼の小サイズです。見た通りの味、一緒に頼んだ「八角の味噌焼」の方が美味しく珍しかった。
3、小樽に「ぱんじゅう」というお菓子があります。正福屋という菓子屋さん(店構えはタイヤキ屋ぽい)で作っており、小樽っ子のソウルフードなんだそうです。粒あん漉しあん、カスタードなど数種類あって、今川焼の変形みたい。買って駅の待合室で食べましたが、肌寒い日だったこともありホッとする味でした。
4、北海道を代表する土産菓子といったら、ロイズ、石屋製菓、六花亭。しかし地元の人には六花亭より柳月(りゅうげつ)が人気らしいという情報を得て、名物という三方六を買ってきました。白樺を模したチョコでコーティングしたバウムクーヘンで、しっとりしてなかなかおいしい。ちなみに会議主催の商社さんからいただいたお土産も、柳月の詰め合わせ(写真)でした。
5、札幌を代表するオーセンティックバー「BARやまざき」をかつて訪れたことと、名バーテンダー山崎達郎さんの訃報を2016.11の記事で書きました。16年ぶりに再訪し、オリジナルカクテル「サッポロ」を頂戴しました。何人ものお弟子さんに囲まれた賑やかな当時の雰囲気がなくちょっと寂しかったのは、たまたまでしょうか。それでも凛とした品格を感じるところは、変わっていません。
6、北海道の魚といえば鮭と並んでホッケをすぐ思い浮かべます。でも地元の人にとってはホッケは当たり前すぎて、特別な存在ではないといいますが…。ひところ不漁が続き、庶民の魚は高級魚になってしまったと言われましたが、最近は漁獲高も戻っているようです。
レモンケーキ食べもの
20240911
レモンの話から連想で。
「レモンケーキ」というお菓子。昔、よく召し上がりませんでしたか。レモンの形をしたスポンジやバターケーキに、ホワイトチョコなどでコーティングをしたもの。食べると手にベタベタとチョコがくっついて、指をぺろぺろなめたものです。
もちろん今でもあちこちのお菓子屋さんで作られていて現役バリバリなのですが、昭和のお菓子というレトロっぽいイメージはありますね。予想通り発祥は我が国で、昭和40年代に始まり専用の焼型の普及により全国に広がったものらしいです。佐藤文江さんというレモンケーキの熱烈な愛好家は「レモンケーキ部活動日誌」というFacebookで膨大なレモンケーキを実食紹介しています。
佐藤さんによれば当初の爆発的ブームが去って人気は下火だったものの、2010頃に第二次のブーム、そしていまは第三次のブームなのだそうですよ。
さて本場フランス菓子にも、レモンケーキがあります。その名は「ウィークエンド・シトロン」。レモンの形はしておらず四角いパウンドケーキの型で作ります。レモンの皮や果汁で作ったバターケーキに白くグラッサージュ(糖衣かけ)したものです。その名の通り週末に食べるお菓子ということなのでしょうか。
先日あるところでいただいたウィークエンド。個包装になっています。バターケーキ部分はレモンピールがふんだんに練り込まれ、外側はうっすらとグラッサージュされ、冷やして食べるとパリッとした食感に。レモンの爽やかな香りとバターの濃厚さが相まって、たいへん美味しいお菓子でした。横浜高島屋デパ地下にある、CARAMELというお店のものだそうです。
写真を撮るのにどっちが上か下かよくわからなかったが、同社のホームページによると焼き色の濃くついている方が上らしいです。箱が大変立派で丈夫なのにも驚きました。
関連リンク: レモンケーキの歴史を辿る (ufu.)
ダチョウ食べもの
20240830
久しぶりに、この鳥の話題を見かけましたぞ。。
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(読売新聞)吉野家の一部店舗で28日から1週間、ダチョウ肉のもも肉とヒレ肉をローストビーフ風に調理した「オーストリッチ丼」(税込み1683円)を約6万食の数量限定で発売する。ジューシーな赤身肉のうまみが味わえるという。
ダチョウの脂を使ったスキンケア商品も展開する。クリームやフェースマスクなどをそろえる。
ダチョウ肉は高たんぱくで低脂質、低カロリーな食材として知られる。吉野家HDは子会社を通じ、茨城県石岡市の牧場で2017年から飼育や活用方法を研究し、現在約500羽を飼育している。牛の3~4割程度の飼料で育てられるため飼育効率が高いという。
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伊那市の観光施設「みはらしファーム」でダチョウを飼育していて、子どもを連れて見に行ったこともありますよ。調べてみたら、今も見学用に飼育しているようです。かつてはダチョウの肉を食堂のメニューにしていたはずですが、現在はやってないのでしょうか?それほどの量が取れないのかもしれません。
ダチョウ肉は記事にあるように赤身の肉でクセがなく、とても食べやすい。赤身の馬肉のような感じです。タタキとか焼肉にして食べます(刺身は食品衛生法で許可されていないらしい)。味はさっぱりあっさり、そんなに特徴のある肉ではないと思います。
吉野家で供されるオーストリッチ丼、それなりに原価がかかっているだろうとは理解します。なかなかいい値段で吉野家の価格帯からは相当かけ離れていますが、どういう意図でダチョウを商売にしようと考えたのか不思議です。吉野家のホームページを拝見すると、案外スキンケア商品の方がメインなのかもしれません。
ダチョウの卵。30年近く前に当社の展示会に出品されたことがあって(このときは地元産ではない)終了後展示品をいただき、打ち上げの席でみんなで食べてみました。小ぶりのメロンくらいの大きさでずっしりと重く、殻がものすごく固くて簡単には割れません。ノコギリで少しずつ削っていったような覚えがあります。
中身は鶏卵25個分の量だといいます。これを溶いてオムレツにしてしまったのではインパクトがありませんので、ホットプレートを用意して目玉焼きにしました。それは巨大な目玉焼きで今なら大いに映えたと思いますが、残念ながら写真なし。黄身はとても味が濃く、大変おいしくいただきました。
関連リンク: ダチョウ牧場(みはらしファーム)
やわらぎご飯食べもの
20240625
桃屋の「穂先メンマやわらぎ」。以前本欄で書いたことがあったでしょうかね? 発売当初から好物です。最近は以前ほど購入頻度は高くありませんが、特売のときなどついつい篭に入れてしまいます。
この前、片岡愛之助が「やわらぎ炊き込みご飯」をPRするCMを見て、なるほどこういうのもあるのか、と思いました。妻も「何だかおいしそうだね」と珍しく意見が一致し(ちょうど家庭内在庫もなかったので)近所のスーパーでひと瓶購入。
そしたら翌日(本当に翌日ですよ)その店のチラシに徳用サイズ品の日替わり特売が載っていて、昨日買った通常品の倍量入ったものがむしろ安い、という逆転現象になっているではありませんか。口惜しかったけれど翌日も行って特売品を2本買ってきました。たしかに同じ棚に並んでいる通常品より安かった。
それはともかく、炊き込みご飯を早速作ってみました。作ると言ったって「やわらぎ」ひと瓶と牛肉をお米と一緒に炊くだけの超簡単料理です。レシピ通りではちょっと味が薄い気がしましたが、妻が少し調味料を追加してしっかりした味になりました。薬味や具を工夫すればさらにおいしいかも。小さく切ったサヤインゲンなんてどうでしょうか?当たり前すぎるかな。
桃屋では毎年父の日に合わせてキャンペーンをしているそうで、TVCMも特売もこの一環だったのですね。もう10年近く前からやってるんですって。当社では今のところ桃屋製品の扱いがないこともあり、全然知りませんでした。
柔らかい穂先メンマを辣油風味で漬け込んだこの品、今では類似品もあったり、筍の季節には妻が似たようなものを作ってみたこともありました。お酒よりご飯に合うので、今回の提案はグッドだと思います。食卓の主役にはならなくとも、ちょっと食卓にあると嬉しいものを引っ張り出した好企画でした。
火事でもラーメン食べもの
20240531
このニュースをネットで見たとき、さすがにフェイクではないのかと半信半疑でした。どうやら本当のことみたいですね。
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(FNN)人気ラーメン店「ラーメン二郎」の新宿歌舞伎町店で28日、調理中に火事があった。(中略)火災発生時、店内に居合わせた客が撮影した動画を見ると、炎が天井近くまで上がっていた。
しかし、居合わせた客によると、煙が立ち込め始めたあとも、しばらくは店員から何も指示されず、ラーメンを食べ続けていたという。当時の様子について「火とか煙が出ている中、普通に営業していた。客は15人ほどいて、みんな座っていた」と振り返った。店員が避難の指示を始めたのは、炎が大きくなってからのことだったという。
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路面店でいつでも外に出られるという安心感?のなせる正常化バイアスというものでしょう。店員さんはともかく、客は豪傑です。大したものです。褒めていません。
この店がほかでもなく「二郎」だったというのが、ニュースに味わいを加えています。二郎は大人の男でも完食困難なほどの大盛り、かつパワフルな味で、ジロリアンと呼ばれる多くの熱狂的なファン(中毒患者ともいう)が連日行列を作ることで知られます。
学生時代、いつも大行列を横目に通り過ぎていた三田の本店に、それでも一度は、と並んだことがあります。幸か不幸かジロリアンになるほどはハマりませんでした。いまこの歳では、もう無理です。
二郎はその後暖簾分けで店舗を増やし、また「二郎インスパイア系」と呼ばれる模倣店を大量に生みました。独特の注文方法や常連客のかもし出す雰囲気から、素人のお客さんは入りづらさを感じるようです。チャレンジする人はまごつかないよう、ネットで予習をしていった方がいいでしょう。
せっかく行列してラーメンにありついたのに、少々の火事くらいでドンブリを離してなるものか…というジロリアンたちの意地が見えます。しかしまあ、火急の際ですからね、そうは言っても避難した方が良かったんじゃないですか。今回のエピソードも、数ある二郎伝説の1ページになるのでしょう。
アスパラ茹でよう食べもの
20240515
アスパラガスの季節です。スーパーの直売コーナーを覗くと、地元産の元気なやつが青々と並んでいます。そんなに安くはないのかもしれませんが、大好物、ついつい手に取ってしまいます。
焼いても天ぷらでも美味しい。クリームスープなんて最高です。でも簡単なのはやっぱり、そのまま茹でてマヨネーズをつけ、ムシャムシャやることですね。太いやつほど美味しい。テーブルマナー的には指でつまんで食べてもいいらしいですから、家でもそうしています。
ところで皆さん、アスパラってどのくらいの時間、茹でたら美味しいのでしょう?
NHKで石原さとみが出演する「トリセツショー」なる番組があり、去年の今頃アスパラのいわゆる“常識のウソ”を扱っておりました。見流していたので内容をほとんど覚えていませんでしたが、録画だけはしておいたので最近、見直してみました。
それによれば、アスパラは、「24秒」茹でるだけでいい。
(特に太いものでも40秒くらいでOK)
へ?それっぽっちでいいの?しゃぶしゃぶ並みではありませんか。
実はアスパラは生でも食べられる野菜。茹ですぎは味がみんな逃げてしまう…という話。これは意外です。
実践してみますと、確かに美味い、これまで4分も5分も茹でていたのと全然違う。ジューシーだし、旨味がたっぷり残っている感じがします。食感もさっくりして良い。そもそも茹で上がりを待つ時間が必要ないってのがいいですね。
ひょっとして知らなかったのは我が家だけでしょうか?そんなわけで今シーズンは、毎日のように美味しいアスパラをいただいています。
あくまき食べもの
20240401
しばらく鹿児島の話題から離れておりましたが、紹介したい現地の食文化がまだまだありますので、もう少しお付き合いを。。
訪問前に地域食をリサーチしていく中で、興味を引いたのが「あくまき」なる食べ物。郷土料理を紹介する農水省のホームページには、こうあります。
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「あくまき」は、主に端午の節句で食べられる鹿児島県独特の餅菓子で、“ちまき”と呼ぶこともある。関ヶ原の戦いの際、薩摩の島津義弘が日持ちのする食糧として持参したのがはじまりだという説がある。保存性が高いことと、その腹持ちの良さから、薩摩にとって長く戦陣食として活用され、かの西郷隆盛も西南戦争で食べていたといわれる。こうした背景から、男子が強くたくましく育つようにという願いを込めて、端午の節句に食べられるようになったといわれている。
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指宿近くの池田湖(九州最大の湖で深さ233㍍もある)に寄ったとき、湖畔の売店に「あくまき」というのぼり旗を見つけました。タコ焼きやソフトクリームを売るような店構えで一度はスルーしたのですが、それでもここで遭遇したのも何かの縁、と思い戻ってみましたら…
店は無人。こりゃ駄目だと帰りかけると、奥からお婆ちゃんが出てきて呼び止めるではありませんか。ちょうど自家製のあくまきを作っているところだといいます。作業場を見せてもらいました。ラッキー!
作り方は、もち米を一晩灰汁につけ、ざるにあげ竹の皮につめ、袋状に包む。それを水で薄めた灰汁で3時間以上煮こみ、米粒が艶のあるべっこう色へと変色したら鍋から取り出す。(上記HPより)ということで、このお婆ちゃんが作ったものを近所の道の駅などに卸しているそうです。味がついてないので、砂糖や黄な粉をつけて食べるんですって。
2本購入して持ち帰りました。開封してみると、ちょっと似たものを思いつかないくらいの強烈な粘りです。硫黄のような独特のにおいがほんのりとしますが、これが灰汁のにおいでしょうね。
言われた通り本体に味はなく、砂糖や黒蜜をかけて食べてみました。砂糖の方がそもそもの味がわかりやすいです。(灰汁の匂いは結構クセがあり、黒蜜の方が食べやすいけれど、蜜の味しかしなくなっちゃう)
誰もが「美味しい」というものではないかもしれませんが、島津公の時代から伝わる伝統食を体験できたのは愉快でした。一度は体験してみるのもいいでしょう。お婆ちゃん、どうぞお元気で。
関連リンク: うちの郷土料理「あくまき」~農水省HPより
指宿のそら豆食べもの
20240308
鹿児島県は全国一のそら豆生産量を誇ります。当地でも店頭に並ぶものは鹿児島産が多いですね、早いものは12月から出荷が始まり、何か月にもわたって収穫が続きます。中でも指宿市はそら豆の名所として有名です。そら豆は大好物で以前本欄でも取り上げました(2014.5)。
行ったその日に早速、お土産に送ろうと思ってJA指宿の直売所で箱入りを買い求めました。夕方だったので、もうあまり残っていませんでしたが…大粒のやつ、2㌔で税込み二千円でした。さすが産地、安い。
次の日、開聞岳ふもとの池田湖に車を走らせている途中で、そら豆の畑を何か所も見かけました。ちょっと車を停めてパチリ。
ご覧の通り、莢がどれも上を向いて生っています。空豆、天豆の名前は、空を向いて実が生ることが由来だと言われる通り。元気いいですね!(蚕豆とも書きますが、実の形が蚕の繭に似ているため)
帰って段ボールを開けると、みずみずしい緑色がびっしりずっしり。早速茹でてそのまま食べます。ホクホクした春の香りが幸せを誘います。莢ごとこんがり焼くのが最近は流行りですが、我が家のレンジではあまりうまく焼けなかったため、結局全部茹でて食べてしまいました。本当は天ぷらにしたり、空豆炒めなども試したかったのですが…
好物をムシャムシャたくさん食べられてちょっぴり幸せでした(10年前も同じようなことを書いています)。そら豆の時期はまだまだ続きます。
柑橘あつまれ~食べもの
20240215
買ったり頂戴したりしたフルーツがたまたま一堂に揃ったので、集合記念写真を。モノトーンの季節ですが、室内が明るくなったみたいです。こうするとTVでよく見る、高級ホテルでお部屋に用意されている盛り篭みたいでしょ。そんなとこ、あまり泊ったことはないが。
奥の大きいのは土佐文旦。見た目も大きさもグレープフルーツとたいへんよく似ています。皮は砂糖漬けにしています。右は愛媛のいよかん。これは甘みもたっぷり、このままいただきます。
手前は地元中川村で最近作られているというマイヤーレモン。イタリアで飲まれるリキュール「リモンチェッロ」を作ってみる予定です。うまくできたら本欄で紹介します。温暖化で長野県内でも柑橘類ができる地域が増えているのでしょうか。
左は金柑です。「きんかんたまたま」って聞いたことありますか?宮崎県認証のブランドで、温室で完熟に育てられたエリート級の金柑とのこと。甘露煮などの加工用に比べて大きく甘く、そのまま皮ごと生食できると話題になっていますね。おいしいです。それにしても、珍なる名称ではある。
たくさんありますので、せっせとビタミンCの補給に努めましょう。
関連リンク: 完熟きんかん「たまたま」 宮崎ブランド推進本部
ガトー・エシレ・ナチュール(2)食べもの
20240121
あー買えた買えた。ようやくですよ。保冷剤入りの特製バッグまであわせて買い求め、結構な値段でありました。
家まで大事に持ち帰り、蓋をあけてみます。大きさは、お豆腐一丁くらい。高さはもう少しあります。アイボリー色に塗り固められた煉瓦、みたいですね。カットしてみれば、断面は写真の通り。
全体を覆っている厚さ7ミリほどのバタークリーム。何といってもエシレバターを使ったクリームが最大の売りですから、心して食べてみます。品の良いお味。甘すぎることもしつこ過ぎることもない。たっぷりしたバターのコク。でもむしろ、スッと口の中で溶けてしまう。事前情報で濃厚だ濃厚だと言われましたが、ネガティブな意味で濃厚だとは感じません。
中のスポンジ部分。先達のブログなどによれば「アーモンド入りのスポンジ」だそうです。これがしっとり、少しパリパリした食感もあり、大変よろしい。表面のバタークリームとの相性がバッチリです。クリームよりむしろ中身の方に私は感心しました。
クリームが濃厚で持て余したときは、こそげ取ってトーストなどに塗って食べればいい、なんて色々な人が言っています。全然そんなことをしようとは思いませんでしたね。(それはそれで美味しかろう)このケーキは、これで完成形です。
3日かけて夫婦でほぼ全部を食べてしまいました。もちろん暑い時期だったら、もっと早く召し上がったほうが良いでしょう。体重が増えるとか吹き出物ができるとか、そういうこともありませんでした。
前評判にたがわずとても美味しいお菓子だったと思います。でもね、1時間以上も待って、持ち帰り袋あわせて6000円以上ですからね。入手するのにこんなに手間がかからなければ、も一度食べたいとは思いますが…
関連リンク: エシレ・メゾンデュブール