「おいしいことなど徒然と」

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2020年ヒット商品番付(2)日々雑記

20201207

続き。前頭以下は食品ネタ中心にピックアップしていますが、例年に比べ食品の話題は少なかったように思います。


前頭 エコバッグ
これはヒット商品といっていいのですか?いくら売れたからってマスクや消毒液は、今年のヒットとは言いませんよね。レジ袋を止めたことが環境問題の改善に有効にはたらくわけではありません。小泉環境相様は、レジ袋有料化は問題意識を持ってもらうための啓発だと言ってますよ。国民生活に不便を強要した無意味な愚策です。今からでも撤回することを強く求めます。(20.6.24)

前頭 伊右衛門
普段PETのお茶を買う習慣のない私です。こんなものがヒットしていたとは知りませんでした。包装を簡素化してきれいなお茶の緑色を見せるようにし、いっとき前年比2倍も売れたのだとか。へえ。

前頭 郊外店
都心や繁華街のお店が苦戦するのは、在宅勤務が増え都心の昼間人口が減少した当然の帰結です。大変なことだろうと思います。その分、住宅地や幹線道路沿いの店に人が集まったということですね。

前頭 移動スーパー
買い物難民を救うために、お店が消費者に出向いて寄り添う移動スーパー。昔からあったわけですが、このシステムが最近になって見直されてきたというのは興味深い。実は私の知人も脱サラして移動スーパーを始めたのです。もう3年くらい経つかなあ、順調にいっているのでしょうか。

前頭 Gotoキャンペーン
なんだか悪者扱いされていますが、Gotoで感染が広まった例はほとんどないと、確かな筋から聞いています。このおかげで危機だった宿泊業+関連業者がどれほど助けられているか、認識していない人が多いのでは。引き続き実施してほしい。ただ、制度が終わった時が怖いです。(20.7.19)

前頭 唐揚げ専門店
これは田舎にもぽつぽつと出現しています。みんな唐揚げ大好きなんですね。でもその中で特色を出すのは難しいのでは。衣やトッピングを工夫するのかな。もっとも特色なんてそんなに考えなくても、唐揚げなら普通に購入されるのかもしれません。そういえば信州には「山賊焼」というスペシャルな唐揚げがありましたぞ。(20.9.18)

前頭 バナナジュース
バナナ自体がヒットしていたのではないでしょうか。さまざまな品種の味の違いを売りにしたバナナ専門店、TVで見ましたよ。「バナジュー」は昔から喫茶店のメニューにありました。食事代わりに飲まれたりしているのですかね。

前頭 味源「SABACHi(サバチ)」
魚のサバを原料に使ったチップス。ちょっと前に店頭で見かけ、好奇心から購入してみました。あんまりサバっぽくないですね。イワシか何かの味に思えます。妻は、おいしいと言っておりました。

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2020年ヒット商品番付(1)日々雑記

20201205



年末恒例の日経MJ紙「ヒット商品番付」が発表されました。今年も感想などを。日付が入っているのは、その時の記事で扱ったものです。


横綱(東) 鬼滅の刃
コミックが大人気だと聞いたのが夏頃です。10月に公開された映画は目もくらむような大ヒット。知人が子供を連れて映画館に行ったら行列ができていて、次の上映回だと思ったら「次の次」を待っているのだと聞き呆れて帰ったとの話を聞きました。
コミックは読んでみたい気持ちもありますが、はまりそうで怖いです。

横綱(西) オンラインツール
ZOOMに代表されるようなビデオ会議ツールは大変広まりました。会社員も学生も、リモート会議や授業になくてはならないツールになりました。私もロータリーでZOOM会議を何回か経験しましたが、リアリティに欠け当事者感覚を持ちにくいです。リモート飲みは未経験です。

大関(東) おうち料理
「テイクアウト」とは別ですよね。学校が長期間休みになり、インスタントラーメンとかパスタとかレトルト食品とかお好み焼きミックスだとか、いろいろのものが品薄になりました。親子のコミュニケーションに役に立ったことでしょう(親は大変だったでしょうが)。家庭内備蓄を持たなかった人は、ちっとは用意するといいです。(20.3.28)

大関(西) フードデリバリー
ウーバーイーツは2019年の番付にも小結で登場してましたが?いま見返したら、何と2017にも登場している。日経さん、これってどうよ。一定の人口がなくては商売が成立しないでしょうから、田舎にはまだ進出しておりません。コスト負担が飲食店・宅配業者・消費者でうまく配分されているのでしょうか?

関脇(東) あつまれどうぶつの森
ほんわかしたようなゲームで楽しそうだとは思います。リアルでつながれない時代にこうしたツールで代替を求める人たちの気持ちをうまくとらえた、ということかな?

関脇(西) アウトドア
ソロキャンプが大流行で、このあたりのキャンプ場もなかなか賑わっているというではありませんか。陣馬形のキャンプ場がコミックの舞台になったりして。女子が一人でキャンプするとは、時代も変わったものです。私はこうしたものに何となく苦手意識があって、子供が小さいうちに連れて行ってやれなかったのが子育ての心残りです。

小結(東)有料ライブ配信
表現の場、生計の場を失った音楽・舞台関係者にとってはひとすじの希望でした。私にとっても音楽表現は生き甲斐といっていいですから、気持ちは痛いほどわかります。でも、…でも、ナマの価値を失いたくありません。

小結(西)プレステ5
1も2も3も4もわからんのに「5」について書けるわけないでしょう。


以後、次回に。なお前回記事のタイトルは、映画の冒頭とかけているのですが、お気づきですか?誰も褒めてくれません。

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モノリス発見さる日々雑記

20201202

不思議な事件。いや事件といっていいのか?よくわからない話に真似っ子まで加わって、よくわかりません。

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(CNN) 米西部ユタ州南東部に広がる砂漠の真ん中で、SF映画「2001年宇宙の旅」に登場する「モノリス」のような石柱状の物体が見つかった。州公安当局者らが18日、上空のヘリコプターから発見した。ヘリは野生生物保護当局が一帯に生息するオオツノヒツジを数える作業に協力していた。

操縦士のブレット・ハッチングス氏がCNN提携局とのインタビューで語ったところによると、搭乗していた生物学者の1人が見つけて騒ぎ出した。ヘリはたまたま、ちょうどその真上を通過したという。砂漠の赤い岩に囲まれて、高さ3メートルあまりの銀色に光る柱が立っていた。何者かが地面に植え付けたように見えた。
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この物体は10日ほどたって忽然と姿を消します。ほぼ時を同じくして、今度は遠くルーマニアでもモノリスのような金属製の物体が発見され話題となりました。これはすぐに撤去されたとのこと。まあ、ユタのニュースに便乗した悪戯ですな。


ユタのモノリスは2015年8月から16年10月までの間に出現したようです(グーグルアースによる)。本家である「2001年」でモノリスは何百万年前の宇宙人がはるか未来の文明の発展を期待して置いたとされており、今回のものも宇宙から来た何らかのメッセージではないのか、と推理を楽しむ人もいたようです。


映画の画面で見る本家のモノリス、漆黒で不思議な質感があり、まったく神秘的な存在です。私たちが連想するものでは、硯(すずり)に近いでしょうか。この石板が人類黎明期の砂漠やら、月面やら、宇宙空間やら、しまいにはロココ調の静謐な室内に登場するのですから、いっそう不思議。


「2001年宇宙の旅」は私も大好きな映画で、映画館の大スクリーンを含め何度も観ています。極端に台詞が少なく説明的要素を廃した作品で難解ですが、綿密な科学考証を経て細部までこだわり抜いた映像美と、答えのない謎解きの知的刺激がまったく魅力的です。


ユタ州の、実際には前衛芸術家さんが置いたのではと思いますが、何年も誰にも発見されずに歯がゆい思いをしていたと想像すると可笑しいですね。完全犯罪に成功した犯人が、本音では綿密なトリックを誰かに褒めてもらいたいみたいに。

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気球に乗って地球を見る日々雑記

20201129



少し前の話題ですが、飯田市の高校生が飛ばした気球が8年ぶりに帰ってきたという、ちょっといい話。。

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(南信州新聞)2012年に旧飯田工業高校機械科3年の生徒8人が試みた「気球による成層圏からの撮影」で、行方不明になっていた機材が8年ぶりに発見され、15日、当時のメンバーが飯田OIDE長姫高校に集まり、データを取り出して映像を確認した。カメラにはきれいな地球の曲線が収められており、生徒たちは撮影の成功を喜び合った。
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よくぞ戻ってきたものです。回収のためにGPSをセットしていたものの、着地する前に通信圏外となりどこに落ちたかわからなくなっていました。落下点とおぼしき場所を一日かけて探したが見つからず(一日では無理ですな)諦めていました。それが8年後、森林管理の業者によって埼玉県の山中で偶然発見され、無事戻ってきたとのこと。いや良かったですね。


下記リンク先に、専門家の方の簡単な分析と、全飛行のノーカット撮影動画がありますので、ぜひ(お暇な方は)ご覧ください。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2011/24/news051.html

私も、飛ばしとばしで見てみました。カメラがくるくる回って酔いそうですが(ジャイロか何かつければ良かったのかな?)ずんずんと高度を上げ、地球の丸みが感じられるくらいの高度まで昇ってゆきます。高度32㌔ぐらいまで到達しているそうですから、私達の乗る飛行機の3倍くらいですね。


1時間41分後に気球が破裂し、パラシュートが開いて落下し始めます。落ちていく方がカメラが揺れず見やすいのは皮肉です。富士山などもはっきり見ることができます。最後は木に引っかかって撮影終了。全行程2時間32分の空の旅でした。地面に落ちなかったというのがミソで、このおかげで装置が腐食することなく8年たっても無事に映像を見ることができたそうです。


成層圏は宇宙とは言えないらしいですが、これだけ昇れば立派です。時間こそかかったものの、放ったカメラが無事戻ってきて、画像を見た元高校生たちの嬉しさは私達の想像を超えるものでしょう。


飯田工業高校は2013年に飯田長姫高校と合併し、今は「飯田OIDE長姫高校」となっています。TVで現在の学校名を読み上げた番組を目にしなかったので、読み方のわからない方もいらっしゃるでしょう。「オーアイディーイーおさひめ」です。我が国の公立高校の名前にアルファベットが使われるのは初めてだったそうです。由来は、検索してみてください。

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トランプ、敗北す日々雑記

20201109

世界中の人をやきもきさせてきた米大統領選。ようやく決着がつきました。


法廷闘争に持ち込むとか言われておりますが、裁判費用に充てるカネもあまりないらしく、負けの見えたトランプに大金をつぎ込む人もそうないでしょう。選挙で相当なカネも使ったようだし、本業の資金だってかなり厳しい(破産するかも?)なんて言っている人もいますね。


大統領の地位を失えばロシアなどと怪しげな情報やカネのやりとりをしていたことが明るみに出て、どこぞの国みたいに逮捕されることになったりして。


もうここまで来たら、潔く敗戦の弁を述べて美しき敗者になればこれまでの悪評を何%か挽回することができるのかもしれませんが、それをしないのがトランプでしょう。だいたい彼の任期はまだ1月19日まで残っています。それまで最後っ屁に何をしでかすか、冗談でなく心配しなければ。


選挙は予想された通りの接戦でした。今回バイデンは米大統領選挙史上、過去最多の7400万票を獲得しましたが、トランプだって四年前の約6300万票をはるかに上回る7000万票を取っているのです。傍から見ていればイカれた奴としか思えない人物であっても、国民からこれだけの支持を受けていたことを私たちは認めなくてはならないのです。


トランプは世界に分断を生み出した最大の張本人といわれます。バイデンは勝利宣言で「分断でなく結束へ」と語りました。バイデンだって別に聖人君子ではありませんし裏で汚いことをやっていても驚きませんが、少なくとも自分の味方だけを見て政治をするとは言いませんでした。そこには少し光が見えるような気がします。


でも理想ばかりを語りながら何も前へ進めることのできなかったオバマの二の舞になっても困ります。アメリカ合衆国大統領の言うことなすことは日本にもストレートな影響をもたらすわけですから、菅首相には新大統領と良い関係を築いてもらいたい。安倍前首相はそこのところは上手にやって、狂犬を手なずけていましたからね。


ところで前回熊の記事を書きましたら、その後駒ヶ根でも市内の住宅地に目撃情報があり、騒ぎになりました。我が家からも直線でわずか数百㍍ですよ。いったいどこを通ってあんな所に、と不思議です。困ります。

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伊那市街で熊捕獲日々雑記

20201109

熊の目撃情報や、人を襲ったニュースが全国的に相次いでいます。伊那市ではつい最近、女性が自宅の庭で熊に襲われ顔に大怪我を負う事件がありました。


これは郊外でのことでしたが、10月末には何と当社伊那店の至近でも熊を見たとの情報が出ています。伊那市から送られてくる「あんしんメール」によれば、伊那市公民館の西側で真夜中にうろついていた奴を発見したとか。わが社は公民館の西、お向かいさんですぞ。夜中でまだ良かったです。


こんな状態が続いてはかなわんと思っていましたら、昨日はついに伊那市の中心商店街で子熊が電気屋さんを訪問したというびっくりニュース。

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(長野日報)3日午前10時20分ごろ、伊那市荒井の商店街にある電気店の自動ドアから体長約40センチの子熊が店内へ入った。子熊は店舗の片隅でうずくまっているところを地元猟友会員が捕獲し市内の奥山へ放した。

(中略)子熊が捕獲されたのはJR飯田線伊那市駅から直線距離で約100㍍、伊那市駅前交差点から約10㍍南側の「ミツワ無線電機商会」の店内。経営者の春日幸雄さん(70)によると、子熊は店内に入った後、壁沿いに店の奥へと向かい、壁際で丸まったという。ちょうど来店した女性客が協力し、近くの駅前交番へ駆け込んで状況を説明。訪れた署員や猟友会員が子熊を生け捕りにした。

春日さんは「最初は自動ドアが開いたのでお客さんだと思った。よくよく見ると子熊で驚いた。熊は私を威嚇することもなく、おとなしくしていた」と振り返り、「子の臭いで親熊が店に来ないことを願いたい」とも話した。
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現場は国道に面した中心地も中心地、よくぞこんな所にと思います。学校も近い。子熊はどうやってここまでたどり着いたのでしょうか。親熊とはぐれたとすれば、子熊を必死で探す半狂乱の親が市中を暴れまわるなんてことはないでしょうね?


笑い話ではなく、TVで見れば可愛らしい子熊ちゃんでも大きくなれば手に負えません。地元のハンターも高齢化し人数が減っていると聞きますし、銃の発砲には必要以上?にがんじがらめの厳しい規制があるらしく、害獣駆除が思うようにできない現状のようです。真面目な話、対策が急がれます。熊と人は共存できません。

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御射鹿池日々雑記

20201102

山の紅葉が終盤を迎えています。まるで外出していない今年、たまにはドライブしてみるか、と茅野市奥蓼科の御射鹿池(みしゃがいけ)に行ってみました。茅野駅から車で30分ほど、とのこと。


御射鹿池は戦前に作られた人工の溜池で、森に囲まれた静謐なたたずまいで知られています。ここをモチーフにした東山魁夷の「緑響く」はあまりにも有名。かつて吉永小百合とともにシャープの液晶TVの広告に使われたのはご記憶の方も多いでしょう。


茅野に着いたのが正午少し前。山道をゆくと反対車線を次々に県外ナンバーの車が下りてきます。これは結構な混雑じゃないの、と話しているとあにはからんや、目的地の1㌔ほど前で延々たる車列が。駐車場待ちですね。これには驚きましたが、列はまあまあ動いているので小一時間ほど並んで到着しました。


こじんまりした池、ほどんど波紋もたたない静かな水面。鏡のような美しさです。黄色に紅葉した木立が池のすぐそばまで迫り、鴨が数羽すいすいと泳いでいます。立て看板によれば、魚がいない(水が酸性で生息に適さない由)ので波が立たないとのこと。残念ながら紅葉のピークはちょいと過ぎ、枯葉の茶色が目立ってきていました。


でもこれは素敵なところですね。こんなに人がいなければ、なお良し。時間帯からいって仕方がないでしょう。観光バスも何台か来ていました。湖岸に近づくことが制限されているため、写真に人が映りこむことはなく、誰でもいい感じの写真が撮れます。


東山魁夷は緑響く御射鹿池の光景に、モーツアルトのピアノ協奏曲の第2楽章を思い浮かべたそうです(リンク先参照)。協奏曲が何番だか書いてありませんが、普通に第20番ニ短調でしょうか?
(11/9追記、第23番イ長調である由)


次回は緑の時季に、朝早く来てみたいな。

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終電車日々雑記

20201028



コロナ禍で乗客減に見舞われているJRが、終電を繰り上げるというニュース。おそらく私鉄も追随するのでしょう。

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(朝日新聞)JR東日本は21日、来春のダイヤ改定で、首都圏の在来線の17線で終電時刻を繰り上げると発表した。繰り上げ幅は最大37分程度。一律に終電時刻を早めるのは1987年のJR東の発足以来初めて。JR東は新型コロナウイルスの影響で深夜の乗客が減少したことに加え、保守作業に充てる時間を確保し、作業の効率化と作業員の働き方改革を進める狙いがあるとしている。
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私が学生時代に上京して驚いたことの一つは、終電が遅いことでした。深夜1時になっても電車が動いているなんて、さすが東京だ。そして終電が結構混雑していることにも、感心しました。


当時、伊那市から駒ヶ根へ向かう終電は23時ちょっと過ぎくらいでしたからね。都会と地方の違いは大きい。ちなみに現在でも、飯田から駒ヶ根(所要時間1時間強)の終電は21:28で、いくら何でもこれは不便すぎます。飯田の街でお酒をゆっくり飲んで帰ってくることができません。


東京の話。コロナによるリモートワークで乗客の総数が減り、「酒類を提供する店」の営業時間制限で夜遅くまで飲む人が激減していた状況下では、終電繰り上げも経営上やむを得ないんだろうなあと思います。


しかし夜型の飲食店にとってみれば、終電が早くなるのはとんでもない逆風ですよ!営業時間の最後の30分間で今はどれだけのオーダーがあり、それが消えてしまうのか。二次会三次会利用の多い店では来店客(グループ)そのものが何割かなくなってしまいます。店舗という経営資源を使える時間は有限ですから、営業時間の短縮は痛いはず。


どっちが先かニワトリと卵ではありますが、少なからぬ消費機会が奪われる結果につながることで、残念なことです。都市の大事な機能の一部を失ってしまうと言えるかもしれません。


ちなみに当時の私はお行儀が良かったもので、終電を逃して夜を明かすことは滅多にありませんでした。あの頃はゲーセンとかオールナイトの映画とか、繁華街には時間をつぶすところはいくらでもありました。今は、どうなんでしょうね。


写真は本文と全然関係ありませんが、トリュフォー監督カトリーヌ・ドヌーブ主演の「終電車」(1980)。当時評判の良い映画で期待して観に行ったものの、あんまり印象に残らなかったなあ。ストーリーも覚えていません。

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西駒に雪が降ると日々雑記

20201018



昨日17日は、全国で冷たい雨が降ったようです。駒ヶ根も冬が来たような寒い日で、我が家ではコタツを出しました。ストーブはもう前から使っています。


今朝外に出てみると、駒ヶ岳が真っ白に!山頂付近は一日中雪だったのですね。


例年より少し早めでしょうか?


昔は地元の赤穂中学校で「西駒に雪が降ったら、いよいよ受験に向けて勉強しないと」といわれたものです。西駒とはここから見える二つの駒ヶ岳のうち、中央アルプスのそれを指します。駒ヶ根からは西に見えるから。


10月も下旬になってからお勉強を始めたのでは、今どきの受験生としては少々呑気すぎるような気もします。時がゆったり流れていた頃のお話。


夏が終わっていくらも経たないのに、もう秋を飛び越えて冬が近づいてきたような感覚です。四季のはっきりした日本でも、春秋が短く夏と冬の時季が長くなっているような気が、しないでもありません。何だか味気ないようにも思えます。


「富士の初雪」は秋の季語だそうですが、「駒の初雪」と俳句をひねれば、冬の句になってしまうのかな。

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トリキに行きたい日々雑記

20201010



始まったばかりのGo to Eatキャンペーン。開始早々とんだケチがつきました。

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(日経新聞)鳥貴族は、政府の外食需要喚起策「Go To イート」について予約方法を見直す。グルメサイト経由で予約すると、夜は1000円分のポイントが付与されるが、1品(税込み327円)だけ注文し、支払額以上のポイントを手に入れる利用者がネットで話題となっている。同社は週内にはサイト経由の予約をコース限定に変更する。
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お値打ち焼鳥チェーンの鳥貴族(通称トリキ)が狙い撃ちされたみたいです。グルメサイトで席を予約すると利用者に1000円分のポイントがつく。そこで最低価格の注文だけして店を出れば、1000円との差額673円が懐に入るという、まことにセコい話です。「トリキの錬金術」だと言われました。ポイントの原資は私たちの税金ですよ!


予約で席を取っておきながら327円の支払いだけで帰る、などという大胆な行為は気の弱い私にはとてもできませんが、世間にはお顔の皮の厚い人がいらっしゃるものです。


お店にすれば席を用意した以上、それなりの注文をしてくれることを想定しているわけです。一串で帰ってしまえば他のいいお客の売り上げをロスしてしまい、さらに予約サイトは予約成立時に店から手数料を取ります(例外もあるみたい)から儲けもなくなってしまいます。制度設計の穴ですから、政府には早いとこ、対策を打ってもらいたい。


トリキは現在東京大阪名古屋を中心に621店舗、全品均一価格のメニューが消費者に支持され、外食業界の勝ち組として数年前まで業界の話題をさらっていました。数年前、税込280円だった価格を298円に値上げしたことによる客離れと急激な出店の反動で上場以来初めての赤字に転落し、それ以来パッとしていません。


どんな店なのか以前からたいへん興味を持っているものの、長野県内に店は無く(なくて結構ですが)今日に至るまで行ったことがないのです。出張の時にでも行けよと思われるでしょうが、私にとって東京での一食一食はとても大事な機会でして、他に行きたいと思っている店のリストが山ほど溜まっているのです。


だったら他の店で食事したあとで、2店目に寄ればいいのですが、これまで家族と3回ほど行こうとしたところ、ことごとく満席で振られてしまうのです。よほどご縁がないのでしょう。一人で行くのも、ちょっとねえ。


そんなわけで、今でも機会を狙っております。腰を据えて飲むかどうかわかりませんが、一串だけ食べて帰るようなことはいたしませんよ。

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