ロジャー・バートレット、死す日々雑記
20140826
ついこの間、ヘンドリーの訃報を聞いたばかりなのに。ロジャーも、帰らぬ人となったよ。
イギリスの俳優・映画監督、リチャード・アッテンボロー氏が死去しました。俳優としては「大脱走」「ジュラシック・パーク」など、監督としては「遠すぎた橋」「ガンジー」「コーラスライン」などが代表作ですが、私にとってこの人は何と言っても「大脱走」の"BigX"ことロジャー・バートレット中隊長に尽きます。私と同世代の多くの男性は、きっと賛同していただけるのでは。
小学生の頃、ゴールデン洋画劇場などで何度も放送され、そのたびに繰り返し見た大脱走。当時ホームビデオなどはなく、カセットテープに音だけを録音して台詞や音楽を聴いて楽しみ(三谷幸喜氏も同じことをしていたそうな)、さらには友達と8ミリカメラでこの映画を再現しようと試みたこともあります。台本書きに友人宅に泊まり込んだりし、完成には遠く至りませんでしたが、これは小学生最高の思い出です。
オートバイをかっ飛ばすヒルツ(スティーブ・マックイーン)のカッコよさもさることながら、私は捕虜たちのリーダーとなって沈着冷静に指揮をとるロジャーに強烈に惹かれました。ドイツ軍の捕虜収容所から森へひそかにトンネルを掘り、偽の旅券や身分証明書・衣装までを用意して大勢の捕虜を一気に脱走させる大プロジェクトをやってのける痛快さに、胸がわくわくしました。
ロジャーは何度も脱走計画を首謀したとしてゲシュタポにマークされており、この脱走でもドイツ語フランス語を駆使してドイツ兵たちを煙に巻く鮮やかさでしたが、仲間の不注意から逮捕され、銃殺されてしまいます。計画では250人を逃がすはずでしたが、結局脱走に成功したのはわずか3人でした。
この映画、もう何十回観たことでしょうか。アッテンボローは役者としては大スターと呼ばれる存在ではなかったと思いますが、この1本で私には忘れられない俳優でした。一般には監督としての評価の方がずっと高かったかもしれません。
ちなみに捕虜の一人ヘンドリー(ジェームズ・ガーナー)は各種資材等調達係で、看守から重要書類をスリ取ったり、トンネル掘り用のピッケルを盗み出したり飄々としながらの大活躍ぶりでした。ガーナーも先月亡くなり、これで大脱走の主要人物ほとんどが、世を去りました。
のろのろ台風日々雑記
20140810
何てことじゃ、せっかくの盆前休日を台無しにしおって!
と、波平さんのように台風11号に文句を言ってみたところでどうしようもないのですが。このおかげで大型連休の出端が少なからず挫かれてしまいました。
普段だと台風災害の少ない伊那谷です。我が家では朝から断続的に降ったり止んだりのお天気で、午後1時過ぎから雨が激しくなっています(現在2時半)。気象庁のHPを見ますともうしばらくは雨が続きそうです。
昨夜のTVでは三重県に「大雨特別警報」が出て、緊張した表情の男性が「これまでに経験のないような大雨となり、すでに土砂崩れや浸水などの重大な災害が発生しているおそれがある」と言っていました。NHKのアナウンサーは「ただちに、命を守るための行動をとってください」と。最近、ただ事ではないぞ、という意思を伝えるためにギョッとするような言い方をするようになりましたね。いいことだと思います。広い範囲で何日も前から相当な量の雨が降っていますが、これ以上の被害がありませんように。
さてこんなお天気の中、以前のブログ(2013.2.12)でご紹介した「トランスジャパンアルプスレース」が今日午前0時にスタートしています。魚津港をスタート、北アルプス、中央アルプス、南アルプスを縦断し静岡市までを走り抜ける(!)山岳マラソンレース。詳しくは主催者のホームページ(すごく重いです)を見ていただくとして。
出場選手一人ひとりの位置がGPSである程度わかるようになっています。過去2回連続優勝の望月選手、今回もぶっちぎりでスタートダッシュをかけているようです。そうはいっても猛烈な雨と風の中、まずは遭難することなく無事に帰ってほしいですね。駒ヶ根通過の際は、ぜひ励ましの声をかけてあげたいものです。
関連リンク: トランスジャパンアルプスレース
遠いあと一歩日々雑記
20140728
熱い暑い週末でした。。
高校野球には大して興味がない私ですが、今年は息子の通うT高校が有力チームとして注目されていて、またご近所の農業高校J高校の目覚ましい活躍ぶりが話題となっていました。両校とも準決勝に駒を進めましたので、土曜日は珍しくもTV観戦しました。
J高は好投手を擁し、これまで全試合無失策の堅い守りで、創立以来初めての準決勝進出です。相手は私立の強豪で、かなり力の差があるかなと思って観ていましたが、相手投手の立ち上がりを捉え先行し、息詰まる投手戦を繰り広げました。1-1で迎えた9回裏、エースピッチャーがついに力尽き連打を浴びてサヨナラ負けしましたが、実に締まった好試合を見せてもらいました。拍手。
T高は春の選抜出場校、夏の予選はくじ運にも恵まれて、有力校が次々と敗退する中、着々と白星を重ねました。この時点では、決勝進出は濃厚だと思われました。
初回いきなり3点を先取しましたが、相手も粘ります。私は出かける用事があったためここからはラジオ観戦で、一時は7-3とリードしていたのですが、8回に追いつかれます。9回裏走者二、三塁でT高投手が暴投、あっけない幕切れとなりました。いや残念でした。甲子園に行くことになったら、応援に行こうと真面目に思ってたのに。
期待していた両校が共にサヨナラ負けでしたが、翌日の決勝戦は6点差をひっくり返す逆転試合で、J高を破ったS高校が県代表となりました。準決勝を完投したS高の2番手投手はエースの不調で急遽2回から登板し、予定外のロングリリーフでしたが、気迫の投球、お見事でした。
昨日は石川県大会決勝で、9回表まで0-8だったのを9回裏に一挙9点を挙げて大逆転サヨナラと、信じられないようなことが起きています。普通ならコールドゲームで9回を待たずに試合終わってますものね。高校野球、いろいろなことが起こるものです。
あと一歩のところで勝ちを掴み損ねた高校生たち。さぞかし悔しかったろうと思います。勝負の厳しさはほんの紙一重であることを、たくさん見せてもらった週末でした。
どく入り危険日々雑記
20140723
連日世間を騒がせている「脱法ハーブ」の名称が生ぬるいとして、警察では別な呼び方を募集していましたが、このほど「危険ドラッグ」と命名されることになりました。。
日常さまざまなアイテムにおいて、名前の印象は人々の心情をずいぶん左右します。脱法という言葉に、何となくアウトロー的なカッコよさをイメージしてしまう人がいるかもしれませんし、ハーブというのも、さわやかさを連想させる語感です。脱法ハーブという言葉からはその深刻な危険度は感じにくく、呼び名を変えるのは大変いいことだと思います。
しかし「危険ドラッグ」ですか…何だか、危険性がいまひとつ真剣に伝わってこないような気がしますね。脱法ならぬ、脱力してしまいそう。人気を集めた名称案は上位から順に「準麻薬」「廃人ドラッグ」「危険薬物」ということでしたが、麻薬とか薬物という単語は法令用語と重なるため避けた、そうです。
私は「毒入りハーブ」というのがいいんじゃないかと思いますけど。いくらハーブでも毒入りとなれば、かなり印象悪いでしょう。まがまがしい感じが出ていると思いますがね、いかがでしょうか。
似たような話で、「暴走族」という呼び名が青少年たちの憧れを誘い、カッコいいものだと思わせる一因となっていると、ずいぶん前から言われてきました。若者のやり場のないエネルギーのはけ口として、ポジティブに取る人もいそうです。多くの人々を轟音で威嚇し、無茶な走行で周囲の車両を危険にさらしている多大な迷惑が、この言葉からは感じ取りにくいですね。
匿名掲示板2ちゃんねるでは一頃「暴走族」という呼び名をやめて「珍走団」にしよう、と呼びかけがされたことがあります。ここまでダサい名前であれば、相当な効果がありそうです。一部、警察などでも実際に使われたことがあるそうですが、あまりに冗談みたいなネーミングゆえか、定着しませんでした。
最近は暴走族の数そのものが減少しているらしく、メディアに登場する機会も少ないように思います。毒入りハーブもとい危険ドラッグも、これを機にやたらと手を出す人が減ってくれればいいですが。
土石流日々雑記
20140710
7月としては過去最大級といわれた台風8号。今まさに当地に近づいているところですが、梅雨前線と相まって、南木曽町で大きな被害が出てしまいました。幾つもの家が土砂に埋まり、中学に入ったばかりの男の子が亡くなりました。痛ましいことです。今朝の全国ニュースで各局ともトップに取り上げました。
土石流が起こる直前の一時間に、70ミリの豪雨が降ったそうです。南木曽と駒ヶ根は中央アルプスを挟んで直線距離で30キロほどですが、こちらは同じ時間帯に雨は降っておらず、これほどの災害が起こっていたとはまったく思いませんでした。
交通の被害も大きく、今後が心配されます。この土石流で国道19号線(TVで報道された橋のところ)は通行止めで現在復旧見込みたたず。JR中央西線は線路が宙ぶらりんとなり、素人目には半月や一ヶ月では開通は難しいのではと思います。長野-名古屋間の鉄道の動脈が断たれてしまいました。
道路では、木曽を貫く国道19号線が南端で切れてしまいましたから、木曽への南からの流入ができません(小さな迂回路はあるかもしれませんが)。当社の営業車も、毎日ではありませんがこのルートを通っています。直接事故に巻き込まれることはまぬがれましたが、地域の観光などへの影響は甚大で、夏の観光シーズンを前に大変な打撃となってしまいました。一日も早い復旧を願います。
今日は一日中雨が降り続き、夜通し降るような予報です。どうかこれ以上の災害がありませんように。
何とか一矢を日々雑記
20140622
われらが日本代表、ついに絶体絶命です。これがイケイケ状態だったら、私も先週もう2本くらい、勇ましいブログ記事も書いていたでしょうに。
初戦のコートジボワール戦は全部、平日朝のギリシャ戦は仕事前に前半だけ観戦しました。後半は録画して後で見るつもりでしたが、何だか見る気なくなっちゃったな。そのままになっています。
何しろいいところがありません。ボールは奪えないし、奪われるし、パスは通らないし、シュートはホームランだしね。何だかひたむきなファイトがないような気さえしてしまいます。まだ勢いを感じられるのは大久保と内田ぐらいでしょうか。
ブラジル大会が始まる直前までは、練習試合などもなかなかいい線行っていたようでしたから、何でこんなに勝てないのかと思ったりしますが、ランキングでも明らかに格上の相手ばかりなのですから、現状はまったく意外ということもないですね。二試合とも雨でピッチが濡れていて、ボールは思うように転がらず、走るにも足が取られるという不運はあったと思います。相手も同条件と言われればそれまでですが。
ザッケローニ監督も、もうすでにメチャメチャな言われようですが、素人目にもちぐはぐな場面がいくつもあり、これはもう何を言われても仕方がないでしょう。いいチームを作ることと、彼らを率いて試合に臨むことでは、求められる能力が違うのかもしれません。
今度の相手はグループ最強のコロンビア。二点差以上で勝ち、なおかつコートジボワールが負けるという進出条件はもう目が点になるような困難なミッションですが、強豪に何か一泡吹かせるような場面が見たいです。せっかく5時起きして応援するのですからね。
関係ないですが、例の酒場放浪記、明日23日の放送では伊那市のお店が紹介されるようで、楽しみです!
梅雨入り日々雑記
20140610
カルミナ・ブラーナ公演、ほぼ満員のお客様をお迎えし、無事終了しました。もちろん細かいところではいろいろありましたが、会場は大いに盛り上がった…と思います。カーテンコールではオケ副指揮者の私も呼ばれ、ステージ前でご挨拶(お辞儀)させていただきました。こんなことは初めてです。
初めて聴かれる方にもわかりやすい曲でしたし、オケと合唱の迫力、そしてダンサーの舞踊を伴った演出も良かったのでは(演奏中よそ見をしてはいけません)。伊那市出身のプロダンサー下島功佐さん、今回初めて存在を知りましたが、さすがでした。あれだけ飛んだり跳ねたりして、ステージに埃ひとつ立ちません。
充実感に満たされたコンサートのあとは、お酒もおいしいですね!
さて当地も含め、あちこちですでに梅雨入りしています。この週末は各地で大雨だったようで(週末テレビを全然観なかったのでよくわからないのですが)首都圏の中央道もストップし、出演者の中には前日のリハーサルに間に合わなかった人もいました。
そこへいくと伊那周辺は、雨こそ毎日ありましたが幸い大した降りではなく、何だか別世界のことみたいでした。昨日夕方に落雷があり、大雨が2時間ほどかな、あったくらいです。今日もあちこちで大雨に警戒とTVでは言ってますが、さてどうでしょう。
木々も恵みの雨を受けて青々として元気そうですが、これって梅雨入りではなく、普通なら7月に入って梅雨明け近くの天気ですよ。今年は冷夏だ冷夏だと今から言われているようですが、冷夏って気温のことだけでなく雨の日が多いということでしょう。梅雨で記録的な雨、夏になっても毎日雨ってことになっても、困りますね。
次郎と二郎日々雑記
20140428
ネットで評判になった記事がありました。国賓オバマ大統領と安倍首相が「二郎」で仲良く肩を並べて食事をし、大いに打ち解けた、と。何のこと?と訝しく思う方は、どうぞリンク先の記事をお読みください。傑作です。笑っちゃいました。
申すまでもなく彼らが会食したのは、日本を代表する高級寿司店「次郎」であって「二郎」ではありません。
次郎はミシュラン日本版で三ツ星に輝いているお店ですが、当代きっての寿司職人小野二郎氏の技が賞賛される一方で、まことに高額かつタカビーな店だとして悪口も相当いわれております。曰く、カウンターに座ると食べ手のペースなどお構いなしに矢継ぎ早に寿司を出してきて、握りたてを早く食べろと急かし、長居なぞとんでもないと追い出される。酒を注文すると露骨に嫌な顔をされる。店の滞留時間20分でお勘定は3万円。時間当たりの支払額は世界最高であるだとか。
私は行ったことがないし本当のところはどうだか知りませんが、まさか大統領にはそんなペースで寿司を出してはいないでしょう。安倍首相がオバマに酒を注いでいる写真もありますしね。
20貫出された寿司をオバマは14貫しか食べずに残したという話もありますが、時差のあるフライトを何時間もしてきて食欲がないのは仕方がないと見るのか、ほとんど雑談なし、食事そっちのけでビジネスライクにTPPの話をしていた結果なのか。まあ両方なのでしょう。オバマはあまり食に関心のありそうな人には見えません。(見た目で判断)
さて「二郎」です。こちらは天下に名のとどろくラーメン屋。最近の大ブームは驚きです。私の頃は三田本店しかなかったと思いますが、今では暖簾分けで40店近くを数え、傍系や、二郎インスパイアと呼ばれる触発された店も含めてラーメン界一大勢力になっています。30年前当時からあの店の人気はすごく、毎日学校に行くとき前を通りましたが、とにかくいつでも大行列。行列のない二郎はついぞ見たことがなかったな。
4年間で一度だけ、それでもと思い友達と並んで食べてみました。ブタ肉まみれ油ギトギトのデカ盛ラーメンで、口に合わないことはなかったものの、何でそんなに熱狂を集めるのかよくわかりませんでした。ご主人はラーメンの仕上げに白い粉をふりかけますが(今は知らない)あのヘロインが中毒患者を作るんだとか冗談を言ったりしました。当時の学生新聞がご主人に粉の正体を直撃取材し、あれは味の素だそうだ、とありました。
こちらのジローも行列に加え、注文するのに呪文が必要だったり、独特の店の雰囲気に呑まれたり、値段は安くともハードルの高い店ですね。50歳を過ぎた私にとっては、一口ふた口ならおいしいかもしれませんが、このラーメンを平らげるのは自爆的行為と言わざるを得ないでしょう。でももう一度くらい、食べてみたい気もします。
関連リンク: かんべえの不規則発言 (次郎の記事は4月23日)
自分だったら日々雑記
20140418
韓国の客船沈没事故。大惨事です。悪天候などで救助も難航しているようで、船内にいるはずの人たちはどうなっているかと思うと心が痛みます。
この事故、原因もまだ特定できていませんが、誤った避難誘導が被害を大きくしたのは間違いないようですね。事故発生から船が沈没するまで少なくとも2時間。その間多くの乗客は「客室でそのまま動かずに救助を待つように」との指示に従ったわけですが、徐々に傾斜が大きくなり、動こうにも動けないような状況になってしまったと。
今回のケースでは、何をおいても即座に救命胴衣をつけ甲板に出ることが生存確率を高めたでしょう。いよいよとなれば海に飛び込めばいい。水温が低く、長時間水に浸かっていることで低体温→凍死の可能性だってありますが、船中に取り残されるよりはよっぽどマシです。タイタニックみたいに北大西洋のど真ん中にいたわけではありませんから、そのうちどこかの船が助けに来てくれます。
自分だったらこのときどうしただろう。あるいは何ができただろう、と考えます。外からああだこうだ言うのは簡単です。船内は事故でパニクっている。船は傾き始める。神様ではないから、全体の状況などまったくわからない。そんな中、乗組員の「動くな」との指示に背き、それに従っている大部分の船客の行動にも背き、自分の考えで動けただろうか、と。
東日本大震災の津波で、多くの児童が犠牲となった石巻市大川小学校を思います。大津波警報を受け、学校の裏山に上っていれば助かったのに指示がなく、津波が来るのを校庭で50分間ただ待ち続けた悲劇です。小学生に独自の判断を求めることはできません、先生の指示がすべてです。小学生でなく、自分だったらどうでしょうか。
普段考えれば何でもないことであっても、こうした場に立たされたら冷静な判断は難しい。だからこそ、船でも飛行機でも、常に万一のシミュレーションだけはしておかねばならないのでしょうね。少なくとも、パニック時に集団についていくことが正解とは全く限らない、ことだけは頭の隅に入れておいた方がいいだろうと思います。
20年ほど前、敦賀からウラジオストックへ一昼夜かけて大型客船で渡航したことがあります。チャーター船で数百人が同乗したのですが、下働きスタッフだった私たちは「窓のない6人部屋」をあてがわれ、それがまた結構なシケの海で船は大揺れ、生きた心地がしませんでした。(正確には、船酔いでベッドから一歩も出られなかった)あのときもし何かあったら、果して脱出できたかどうか。閉所に弱い私です。
ようやく桜日々雑記
20140415
ようやく伊那も桜が満開となりました。名所、高遠城址公園の桜も昨日は五分咲き、明日あたり満開宣言となりそうです。3月に寒い日が続き、桜はまだかなまだかなと思っていましたが、4月の暖かさで一気に花開きました。
先週末は駒ヶ根でも県外ナンバーの車、バス、バイクが多く、この時期ならではの賑やかさです。観光バスのお弁当用に食材をお届けしていますが、半月前までは予約があまりかんばしくないなんて話も聞いていたものの、ここ数日でだいぶ盛り返しているみたいです。ありがたい!
毎日好天にも恵まれていますので、今週末までしっかり桜が楽しめることでしょう。ぜひ多くの方に来訪いただきたいですね。
こんなニュース。
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(読売新聞)安倍首相主催の「桜を見る会」が12日午前、東京都新宿区の新宿御苑で開かれ、ソチ冬季五輪・パラリンピックの代表選手や政財界関係者、芸能人など約1万4000人が出席した。
昨年の会ではすでに散っていた八重桜だが、今年は満開。首相は満開の桜を景気に絡め、「給料の上がりし春は八重桜」との句を披露し、自らの経済政策「アベノミクス」の実績に自信をのぞかせた。
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首相、ご満悦の様子ですが、足元をもっと見た方が良くはないですか。