遠いあと一歩日々雑記
20140728
熱い暑い週末でした。。
高校野球には大して興味がない私ですが、今年は息子の通うT高校が有力チームとして注目されていて、またご近所の農業高校J高校の目覚ましい活躍ぶりが話題となっていました。両校とも準決勝に駒を進めましたので、土曜日は珍しくもTV観戦しました。
J高は好投手を擁し、これまで全試合無失策の堅い守りで、創立以来初めての準決勝進出です。相手は私立の強豪で、かなり力の差があるかなと思って観ていましたが、相手投手の立ち上がりを捉え先行し、息詰まる投手戦を繰り広げました。1-1で迎えた9回裏、エースピッチャーがついに力尽き連打を浴びてサヨナラ負けしましたが、実に締まった好試合を見せてもらいました。拍手。
T高は春の選抜出場校、夏の予選はくじ運にも恵まれて、有力校が次々と敗退する中、着々と白星を重ねました。この時点では、決勝進出は濃厚だと思われました。
初回いきなり3点を先取しましたが、相手も粘ります。私は出かける用事があったためここからはラジオ観戦で、一時は7-3とリードしていたのですが、8回に追いつかれます。9回裏走者二、三塁でT高投手が暴投、あっけない幕切れとなりました。いや残念でした。甲子園に行くことになったら、応援に行こうと真面目に思ってたのに。
期待していた両校が共にサヨナラ負けでしたが、翌日の決勝戦は6点差をひっくり返す逆転試合で、J高を破ったS高校が県代表となりました。準決勝を完投したS高の2番手投手はエースの不調で急遽2回から登板し、予定外のロングリリーフでしたが、気迫の投球、お見事でした。
昨日は石川県大会決勝で、9回表まで0-8だったのを9回裏に一挙9点を挙げて大逆転サヨナラと、信じられないようなことが起きています。普通ならコールドゲームで9回を待たずに試合終わってますものね。高校野球、いろいろなことが起こるものです。
あと一歩のところで勝ちを掴み損ねた高校生たち。さぞかし悔しかったろうと思います。勝負の厳しさはほんの紙一重であることを、たくさん見せてもらった週末でした。