「おいしいことなど徒然と」

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ミャンマーあれこれ日々雑記

20160711

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ミャンマーそのほか、アラカルトで…。。


1、ミャンマーの通貨は「チャット」といい、100円≒1000チャットくらいです。円をそのままチャットに両替することはできず、あらかじめ米ドルにして持っていくのです(円高、ナイスですね~)。空港でついつい100ドル両替したところ厚さ1センチもの札束が返ってきて「やっちまった」と思いました。結局半分も使えませんでした。今度いつミャンマーに行くんだろう。


2、バスの車窓から撮った市場の様子。こういう雰囲気、好きですね。降りてぷらぷら歩いてみたいですが、そうもいかず。


3、ヤンゴンからバゴーへ行く途中で立ち寄ったドライブインで「噛みタバコ」を売っていた女の子。普通のタバコもやらない私には、噛みタバコなるものは想像の範囲外にあります。買った人によるとハッカみたいなスーッとするものだったとか。あまりの暑さと湿気で、レンズが曇っています。


4、ミャンマー国民の普段着は巻きスカート「ロンジー」です。男性も女性も多くの人がこれを着用して街を歩いています。あちこちの国で民族衣装が敬遠され洋服文化に浸食されつつありますが、ミャンマーではスーチー女史がロンジースタイルを好んでいることもあるのでしょう、若い人たちも当たり前にロンジーを穿いています。


私もチャレンジしてみました。涼しいかと思いましたが布地がぼってりと厚く重く、全然涼しくありません。慣れないと巻くのが結構難しい。きちんと巻いてもらっても、2時間くらいで緩んでしまいます。ミャンマーの人たちも普通に道の真ん中で巻き直したりしていました。


5、寝仏。有名なバンコク王宮近くの「ワット・ポー」は、ご覧になった人も多いでしょう。ミャンマーにもいくつもの寝仏があり、これは中でも最も有名なバゴーの「シュエターリャウン」というものです。全長55㍍で、ワットポーより10㍍近く大きいものです。1000年ほど前のもので、長らく忘れられていたのが、英国植民地時代に偶然発見されたのだそう。


下に黄色のパネルがずらりと並んでいますが、寄進をすると名前をパネルにして一定期間掲示してくれるようです。日本人の名前もありましたし150ドルなんていう5年前のパネルもありましたから、意外とお安くご自分の足跡を残して来られますよ。


6、ミャンマー名物でも何でもないですが、あるところでビールの突出しに出されたピーナツ。ニンニクチップと共に炒められており、メチャメチャ旨かった。簡単に作れるでしょうから、ぜひお試しになってみては?

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どうなっちゃう、大英帝国日々雑記

20160626



えらいことが起こるもんですなあ。まさかと思っていたイギリスのEU離脱。現実のものとなってしまいました。


小学生の頃読んでいた本に、よく「世界政府」なんて設定がありました。地球上すべての国が合併統一されれば、戦争はなくなり誰もが平和に暮らせるようになる。もう何十年かすれば本当に実現するのかな、と夢見ていました。(もっとも、これは地球外生命体からの侵略に対抗する文脈で登場したことが多かったかな)


だんだん世の中を知るようになって、そう簡単にはいかないことがわかってきましたが、EUというのはその構想につながり、遠く未来を望むはずのものでした。しかしこの国民投票で、国情、国力、国民性の違いを乗り越え、利害の対立を抑えて共通の利益向上を求める理念が、もろくも頓挫し始める引き金となってしまいました。世界各地でナショナリズムが台頭しつつある動きが、いっそう加速していくでしょうか。


そもそもイギリスは島国で地理的にヨーロッパ大陸から一歩離れたところに位置し、心情的にも他の欧州諸国とは微妙に違うものがあるようです。通貨だってユーロ圏に加わらず頑固にポンドを使っていますしね。


EUを仕切りつつあるメルケルのドイツたちの言うことを聞くことが、大英帝国のプライドにさわって面白くないってことですな。お前ら戦争に負けたんだろ、と。


大きな争点は移民受け入れの問題がきっかけであったと言われます。既に大規模な受け入れをしているドイツなどを見、また日本にいる自分たちに置き換えてみれば受け入れたくないという気持ちはわかります。ただ、元をただせば20世紀初頭、イギリスが二枚舌外交で中東を手玉に取ったことに遠因があるのですから、傍から見ている私たちは今さら何を身勝手言ってんだ、とも思います。


世界に与えた凄まじいマイナスの影響はもちろん、自分達イギリスにとってもとてもプラスになりそうもない不合理な決定が、国民投票という手段でなされたことは恐ろしいことです。今後、トランプが大統領になることも十分ありうると思わなきゃ。EU離脱に一致して反対したスコットランドの独立も、あるかもしれませんね。ああ、いったいどうなってしまうのか。

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ついに落城日々雑記

20160616



ここまでくれば、もう仕方がないでしょう。というより、よくもまあ、ここまで粘ったというべきか。


ここ最近、毎日この御仁がトップニュース。東京都の頭のことなんて私には本来関係ないのですが、今日はどんなめった打ちを食らうのか持ちこたえるのか、興味津々で見ておりました。最近話題の「文春砲」が何度も炸裂し、もう出るわ出るわ、ひとつひとつは小ネタの部類なのでしょうが、これだけのボリュームともなれば、「この人はこういう人なんだ」と判断されてもやむを得ないですね。


3万件もの抗議電話が殺到し、都庁は(部署によっては)仕事にならなかったのだとか。クレーム受付の人、さぞ言いたかったでしょうね。舛添さんを選んだのは、私ではありません、投票したあなたたちでしょって。


すでに多くの人が言及していますので、私が今さら付け加えることなど大してないんですけど…


たびたび行われた記者会見を見てやっぱり驚いたのは、喋れば喋るほど人の気持ちを逆撫でする、尊大なお殿様ぶりでした。ご本人はこうやってメディアや都民を説得できると思ってたんでしょうが、俺様は頭がいい、理解できないあんたたちが悪いんだ、と顔に書いてありました。実際には説明(にもなってない)することによって、どんどん墓穴を掘っていったわけですなあ。


それにしても、完全に「死に体」になりながら、何が何でもリオへ行って五輪旗をうち振りたかった心情は、知りたいと思います。彼にとっては、それほどのことだったのでしょう。


東京はこれで、3人続けて任期を全うできない知事となりました。次の人はどうなるか。カネにきれい、なんてことは当たり前のこと。都政のためにどんな方策で力を尽くし、役に立ってくれるかが大事でしょう。ずいぶんな方々の名前が挙がっておりますよ…

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大統領広島へ日々雑記

20160530



あの日から71年。オバマ大統領は、現職大統領として初めて被爆地広島を訪問し、原爆資料館を見学し、献花し、17分間にわたって思いを語りました。


オバマ氏は大統領就任時から核軍縮に大きな意欲を見せました。世界に与えたそのインパクトは強く、ノーベル平和賞を受賞もしています。しかし現実社会は彼の望んだ形には向かず、言葉は悪いですが空手形を発行したような状況になっていました。任期が終わりつつある今、ようやく広島を訪れることができたわけです。


原爆投下は、非戦闘員を無差別に大量虐殺した、当時の戦時国際法にも違反する明らかな暴挙です。にもかかわらず米国民の多くは、原爆投下を正当なものだったと考えています。終戦を早め、本土決戦によってさらに多くの犠牲者が出ることを防いだというもの。私たちから見ればまったく身勝手な理屈です。彼らがそのように考えている大きな原因は、核兵器の恐ろしさ、悲惨さを知らないこと、知ろうとしないことだろうと思います。


修学旅行などさまざまな機会に広島や長崎の原爆資料館を見学した方は、本欄の読者にも多いでしょう。私もこれまで広島に2回行き、その都度訪れています。被爆者の焼け焦げた衣類や数々の遺品、建物に焼きついた人の影を見て、心を揺さぶられない人はいないはずです。


ここには既に多くの著名人が訪れています。ジミー・カーター元アメリカ大統領、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世、マザー・テレサ、また世界各国の大統領や首相たちも。そのリストに、原爆を投下したアメリカの現職大統領が名を連ねた意義は小さくありません。すべては「知ること」から始まります。彼がわずか10分間とはいえ、自分の目で見たことが大事なのです。


今回オバマ氏が謝罪をするのか、あるいは彼に謝罪を求めるのかが注目されました。今のアメリカの状況で、謝罪のスピーチなどあるはずがありません。今さら謝罪してもらったところで取り返しのつくことでもない。広島の人たちをはじめ、多くの日本人は彼に謝罪を求めませんでした。それよりも核のない世界への願いを共有し、共に歩いて行こうと、お互いが手を取り合いました。このことに私は感動し、誇りに思います。


微笑みながらオバマ氏と握手をした坪井直さん、そして言葉が出ずに彼と抱き合った森重昭さん。お二人の姿を見て心打たれた人が世界中に大勢生まれたことでしょう。


多くの人が力を尽くしたことで、戦後71年にしてようやくこの日が訪れました。この思いがいつかきっと、世界を動かしてくれることを信じたい。オバマ氏のスピーチを読みながら、そう思いました。

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新司会者日々雑記

20160522



“国民的関心事”だとまで言われた「笑点」の新司会者。大ベテラン、桂歌丸の後を継いで6代目司会者に選ばれたのは、意外な人でした。


何人かの人が候補者として取りざたされ、西田敏行だのタモリだのTOKIO城島茂だの、また笑点メンバーでは円楽やザブトン運び山田隆夫の名前まで挙がりましたが、春風亭昇太の名前は出てきませんでしたなあ。私も意外でした。


この人、若いと思っていましたが、56歳になるのですね。最近知りました。私より年上だったのか…。


以前から何となく多才な人のようにお見受けしていましたが、wikipediaを見ると想像をかなり超えて、マルチな人みたいです。


・東海大学文学部に入学し、ラテンアメリカ研究会に入ろうとして部室を訪ねたが、たまたま留守で、隣の部室だった落語研究部の先輩に「ここで待ってれば?」と声を掛けられて部室に招き入れられ、稽古等を見ていて「楽しそうなので」入部
・アジの干物まで作るほどの料理好き。
・持っている着用メガネは50本以上。
・自宅には、ダイヤル式テレビや蓄音機などレトログッズだらけの部屋がある。
・愛車はトヨタ・パブリカ。他にもダットサン・日産・ブルーバード312やホンダ・カブC100も所有。これらの所有車両からしてかなりの旧車好きと見える。本人曰く「一番の夢は平屋の家を建てて庭に置いたパブリカやダットサンを眺めつつ縁側でお茶を飲むこと」
・趣味は中世城郭めぐり。城関連の書籍を出したり、TV番組出演や講演活動も行っている。
・ミドリフグやハムスター、モモンガを飼育している。
・プロレス好きとしても知られ、ルチャリブレ観戦に(筆者:ルチャリブレって何ですか)わざわざメキシコまで行き、覆面をまとめ買いしたこともある。


などなど。落語ファンではない私は、昇太が噺を語る場面を見たことはありませんが、新作落語を得意としているようです。頭のいい人なんだと思います。


笑点は、ときどき見るくらい(伊那フィルの練習と時間が重なるので)。年上のメンバーたちから散々いじられそうですが、持ち前の爽やかなイメージで、番組に新しい風を吹かせてほしいものです。

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美術品より美術館日々雑記

20160519



東京上野の国立西洋美術館が、世界遺産への登録内定となったとのこと。。


実はつい最近ここへ「カラヴァッジョ展」を観に行ったばかりです。同じ上野ではいま東京都美術館で、若冲の展覧会にものすごい数の人々が押し寄せ、入場もままならぬようですが、カラヴァッジョ、素晴らしかったですよ(6月12日まで)。館の内外に世界遺産申請関係のポスターが当然あった…のだと思いますが、あまり記憶にないですな。


この美術館が世界遺産を目指していることはニュースなどで聞いてはいましたが、よく意味が解っていませんでした。美術館が我が国での芸術文化の核となって人々の芸術理解に貢献した、とかいう歴史的意義なのかと何となく思っていました。スイス生まれの建築家ル・コルビュジエ設計による美術館の「箱物」自体が、貴重な建築作品だということです。


そもそも美術館って、だいたいスタイリッシュな感じに出来ていますよね?置かれている美術品こそが主役であることは当たり前ですが、それを観るための空間にもそれべしの配慮がなされていればこそ、ゆっくり落ち着いて画を眺めることもできるというものでしょう。


国立西洋美術館はロダンをはじめとする彫塑作品が多くて、私にはいささか取っ付きにくい分野なものですから、常設展など学生時代に行ったっけ?みたいな感じです。もちろん建築そのものを気に留めて歩いたことなどありません。


今回は世界に散らばるコルビュジエの「建築群」としての世界遺産で、堂々たる大建築よりも比較的こぢんまりした建物が多いようですね。日本にはここ一箇所だけなのだと。コルビュジエだって素晴らしい作品もあれば、「並」の建物だってあるでしょう。その中で選ばれたのですから、彼らしい特徴を持つ素晴らしい建築物とお墨付きをもらったということか。


わざわざ「建物を」見に行く価値があるのかどうかわかりませんが、何かいい展覧会があって訪れる際には、そのへんも気を付けて見なくてはいけませんね。

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定住促進ムービー日々雑記

20160515



「住みたい県」のランキングが毎年行われているそうで、我が長野県はいつも上位に名を連ねているらしいのですが、今回の調査でも堂々全国一位となったとのことです。。


田舎暮らしにあこがれる人の目には、自然豊かな信州はとても魅力的に映っているようです。加えて県民の平均寿命が長い長寿県ということもあるのでしょうか。観光に行きたいというだけでなく、住みたいとまで思っていただけることは大変光栄なことで、素直にありがたいと思います。


都市への人口流出になかなか歯止めがかからない中、あちこちの自治体がUターンやIターン(Jターンってのもあるとか)の受け皿になるべく、移住者に魅力的な施策を考え、さまざまな活動を繰り広げています。これがすなわち「定住促進運動」というわけですね。この辺では下伊那郡下條村が、独特の手厚い子育て支援制度のおかげで成功例としてよく取り上げられています。


制度的なものも大事ですが、それ以前にその地域を知ってもらえないことには話になりません。とうぜん各自治体でPRに力を入れるわけですが、伊那市では「イーナ・ムービーズ」というプロモーション用の動画を作りました。春・夏・秋・冬、そしてショートバージョンの5種類があり、冬を除く4編が既に完成してweb上で公開されています。


ショートバージョンはこの3月の一週間、山手線や中央線、京浜東北線など首都圏のJRで車中に放映されたそうで、ご覧になった方もいるかも。私の妻がたまたまその時期東京に行っていて、電車に流れる無音の動画を偶然に見たと言ってました。(予算の関係で、今のところ次の放映予定はないとのこと)


各編ともそれなりにお金をかけたものだそうで、プロの優れたスタッフを集め、地元にいる私たちが見てもあたらめて地域の魅力を感じるような出来栄えになっていると思います。


そして何と!「秋編」に私が指揮する伊那フィルが登場するのですよ。なんで伊那フィルが被写体に選ばれたのか不思議です。出るのはほんの数秒で音も入っていませんが、私を知る人なら誰でもわかるくらいのアップで、画面のセンターに映っています。


私の住む駒ヶ根市でなく、お隣の伊那市のプロモーションビデオに登場するのはいささか忸怩たるものがありますが、ぜひご覧くださいませ…。

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コメ離れ日々雑記

20160507



ボレロはまたの機会にして、先日の新聞に気になるニュースが。。

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(日経新聞)20代男性の約2割が1カ月間、コメを食べなかった――。農林水産省が実施した食生活の調査で、こんな実態が明らかになった。コメ消費の減少は以前から指摘されていたが、今回の調査で若者のコメ離れが際立っていることが鮮明になった。

調査は和食文化が生活の中でどれだけ実践されているのかを把握し、文化の継承や保護に生かすのが目的。食生活に関する49項目のうち、1カ月以内にどれを実行したかを答えてもらった。

「ごはん(コメ)を食べる」は全体の93.2%が回答し、全項目の中で最も高かった。ただ20代男性では81.6%にとどまったほか、30代も88.5%と9割に届かなかった。20代女性は91.5%で男性と同様に年代別で最も低かった。最高は男女ともに60代で男性は96.3%、女性は97.1%。
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100-81.6=18.4%を「約2割」と言うかどうかはともかく、ひと月に一度もコメを食べない人がある程度いるというのは、ちょっと驚きます。過去何年か連続した統計を見てみたいものです。


実をいうと我が家でも、子供が通学のため家を出たこの4月、コメ消費が激減しています。


朝はパン。平日のお昼は妻は職場で給食、私は母が作ったものを一緒に食べるので、コメは食べますが家のお米の消費は無し。夕食時にはずっと前から夫婦とも、基本的に炭水化物を食べないことにしていて(例外ももちろんあるし、お酒は飲みますが)、気が付いてみたらご飯を炊くことが殆どなくなってしまったのです。


私も妻もご飯が嫌いなんてことは全然ないんですよ。それまでは子供の夕飯に加えてお昼の弁当の分もありましたから、毎日ご飯は炊いていたわけで、本当に激減です。前に買ったお米も手つかず状態で、虫がついてはいけないと今は冷蔵庫の野菜室に入っています。いやあ、さすがにどうかと思いますね。ちょっと考えてみなくてはいけません。


それでも連休中は、筍ご飯を何度も炊きました。季節のもの、おいしいですね。

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組市松紋日々雑記

20160427



東京五輪エンブレム。発表されたものに盗用疑惑、選定の経過にもクレームがついて仕切り直しとなっていましたが、ようやく決着を見て新しいデザインが発表されました。


4つの候補が示されていました。私はC案(風神雷神をモチーフにしたもの)がいいと思ってたんですけどね。世間的にはあまり評判が良くなかったみたいです、平凡だ、と。私が思うに、オリンピックはスポーツの祭典なのですから、躍動感というか、動きが感じられるものが絶対にいいと思うのですが。皆さんそこのところはあまり重視されなかったようです。


決定したA案の「組市松紋」。動的な要素は少ないですが、シンプルな色使いで、清潔感が漂います。日本の伝統文化をイメージさせます。葬儀のマークみたいだ、と揶揄した画像も出回っていて、なるほどぴったりかも、と笑ってしまいました。これから見慣れていくに従って、オリンピックパラリンピックのシンボルとして私たちに刷り込まれていくことでしょう。


選考委員長の宮田亮平さんの講演は以前PTAで聞き、たいへん興味深く感銘を受けました(13.7.16の記事)。この前まで東京藝大の学長でしたが、この4月から文化庁長官になっています。それまでの選考過程は既に曰くつき、どうやって決めても批判を受けやすい状況にあたって、いかに透明度を高めしかも良作を選ぶのかという困難なミッションに成功されたと思います。(受賞作発表の前に情報が洩れ、お披露目がどっちらけになったそうで、残念なことでしたね)


受賞作をデザインした野老(ところ)朝雄氏。難しい読み方でどんな意味かと辞書を引きますと、植物の名前だとか。いまこの記事を書くのにも変換候補にちゃんと出てきたのは、少し驚きました。


唐草模様に似た彼のデザインは何度か目にしたような記憶があります(新日本様式100に選ばれているそうです)。さまざまな正方形のタイルをどう組み合わせてもピタッとはまり、無数の文様が生まれるのだとか。動画にありましたが、オリンピックとパラリンピックの二つのデザインは、まったく同じ形と数(と角度)の四角形を並べ替えたものだそうですよ。


難産な子ほど可愛いといいます。紆余曲折の末誕生したエンブレム、大事に大きく育っていってほしいと思います。

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車飛び込む日々雑記

20160420



午前10時半頃、会社のPCに向かっていたところ。後方から「ガタン、ガガガガ」と只ならぬ音が。


一番近くにいた私、慌てて窓から外を見ると、土手から落ちてきたと思しき黒の軽自動車。もみじマーク付き。


車の中には高齢のご夫婦が乗っています。お二人とも出血はないようですが、茫然としており、あちこち打ったのか、痛そうです。特に後部座席に乗っていた女性は、痛くて動けず、車から出られないと言います。すぐ救急を呼びました。


写真手前に横たわった人物が写っていますが、救急隊の人がご本人にいろいろと訊きとって確認をしているところで、人工呼吸など切迫した緊急処置をしているような場面ではありません。やがて2台の救急車でお二人とも、近くの病院へ運ばれました。なにとぞお大事に…


車同士衝突したはずみとかではなく、単独で隣のメガネ屋さんを出てきて、そのまま真っ直ぐに当社敷地へ突っ込んだようです(アクセルとブレーキの踏み間違いではないらしい)。建物にぶつかったりしたらさらにおおごとだったでしょうが、何もなく地面が柔らかい場所だったので衝撃はまだ少なく済んだのでしょう。当社には大した損害はありませんでした。


当社へのクルマの飛び込み、これまでに数回起きています。2010.11.21の記事に書きました。このときも運転者は高齢の男性で、駆け付けた自動車ディーラーさんが「もう何度も事故を起こしてる人」だと言っていました。写真のメガネ屋さんでは数か月前、駐車場からクルマを出そうとした人が前進とバックを間違え、お店の窓を滅茶滅茶にしています。


高齢者は運転免許証の自主返納をと言われます。最近の新聞によれば、昨年上伊那地方で返納した人は355人で、過去10年で最多だったとか。しかし田舎ではクルマは足代り、免許を取り上げれば少なからぬ不便を強いることになってしまいます。行政はタクシー券やバスの割引などで対応を図っているといいますが、駒ヶ根のコミュニティバスは乗車率が低く廃止となりました。(2013.6.5の記事)


都会の人が無料の敬老パスを使い路線バスに乗ってどこへでも気軽に行けることを思うと、たいへんな地域格差ですね。何とかならないかと思います。

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