車飛び込む日々雑記
20160420
午前10時半頃、会社のPCに向かっていたところ。後方から「ガタン、ガガガガ」と只ならぬ音が。
一番近くにいた私、慌てて窓から外を見ると、土手から落ちてきたと思しき黒の軽自動車。もみじマーク付き。
車の中には高齢のご夫婦が乗っています。お二人とも出血はないようですが、茫然としており、あちこち打ったのか、痛そうです。特に後部座席に乗っていた女性は、痛くて動けず、車から出られないと言います。すぐ救急を呼びました。
写真手前に横たわった人物が写っていますが、救急隊の人がご本人にいろいろと訊きとって確認をしているところで、人工呼吸など切迫した緊急処置をしているような場面ではありません。やがて2台の救急車でお二人とも、近くの病院へ運ばれました。なにとぞお大事に…
車同士衝突したはずみとかではなく、単独で隣のメガネ屋さんを出てきて、そのまま真っ直ぐに当社敷地へ突っ込んだようです(アクセルとブレーキの踏み間違いではないらしい)。建物にぶつかったりしたらさらにおおごとだったでしょうが、何もなく地面が柔らかい場所だったので衝撃はまだ少なく済んだのでしょう。当社には大した損害はありませんでした。
当社へのクルマの飛び込み、これまでに数回起きています。2010.11.21の記事に書きました。このときも運転者は高齢の男性で、駆け付けた自動車ディーラーさんが「もう何度も事故を起こしてる人」だと言っていました。写真のメガネ屋さんでは数か月前、駐車場からクルマを出そうとした人が前進とバックを間違え、お店の窓を滅茶滅茶にしています。
高齢者は運転免許証の自主返納をと言われます。最近の新聞によれば、昨年上伊那地方で返納した人は355人で、過去10年で最多だったとか。しかし田舎ではクルマは足代り、免許を取り上げれば少なからぬ不便を強いることになってしまいます。行政はタクシー券やバスの割引などで対応を図っているといいますが、駒ヶ根のコミュニティバスは乗車率が低く廃止となりました。(2013.6.5の記事)
都会の人が無料の敬老パスを使い路線バスに乗ってどこへでも気軽に行けることを思うと、たいへんな地域格差ですね。何とかならないかと思います。