歩きスマホ日々雑記
20210718
歩きながらスマホに熱中することの危険については以前から言われております。信じられないような事故が先日起こってしまいました。
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(TBS)今月8日の午後7時半頃、東武東上線「東武練馬駅」の脇の踏切で、近くに住む31歳の女性が電車にはねられ死亡しました。はねられた際、女性は踏切の中で遮断機の前に立っている状態でした。
(中略)取材をもとに当時の状況を再現しました。警報器が鳴り始めた直後、女性はスマートフォンを操作しながら踏切内に入りました。この時は、まだ遮断機は下りていませんでした。およそ10秒後、女性が踏切の出口にさしかかった時、目の前の遮断機が下りました。女性はそのままスマートフォンの操作を続け、30秒ほど後に電車にはねられたのです。
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事故の起きた現場は、私が昔の勤務先で担当していた得意先の最寄り駅。いつもこの踏切を横に見ながら歩いていたのです。
自分が踏切の中にいることに気付かず、電車が通過するのを待つつもりで立っていたということですか。思い込みは恐ろしい。時間帯から言っても当然人通りの多いところで、目の前で踏切待ちしていた人が手を引いて助けられなかったかという思いはありますが、想像もつかない事態に呆然として固まってしまったのかもしれません。
スマホを操作している間、視線は上下に限定され、左右を見ることが疎かになりがちだとTVニュースで言っていました。それに加えてイヤフォンをしていれば、外部からの情報は極めて限定され、「集団の中の個室」にいるような状態だったと思われます。
クルマ社会の田舎では歩きスマホをしている人を見かけることは多くありません(それどころか、歩いている人が少ない)。運転しながらスマホ画面を見ている不届き者は、ときどき見かけます。運転中電話が掛かってくると困惑しますが、画面の動きに熱中するようではもう問題外でしょう。
薪を背負い運びながら読書に励む二宮金次郎は、かつては学校にも石像が置かれるなど勤勉の象徴として称賛されました(今は違うと思います)。子供の頃本好きだった私も、学校の帰り路に本を読みながら歩いてみたことがありますが、足元は危ないし集中できず、これは無理だと子供心に思いました。
ましてスマホにおいてをや。皆さま、お気を付けください。
たいゆう?日々雑記
20210714
先週末、恒例の「津島神社祇園祭」が行われ、来賓(商工会議所副会頭)としてお招きいただきました。駒ヶ根市内の「町部自治会」が主催です。いつもなら各商店会の神輿が街を練り歩くのですが、コロナ対策のため昨年に引き続いてお練りは中止され、神事のみが執り行われました。
今までは直会からの参加でしたが、今回初めて「手水の儀」なるセレモニー、そして神事に小一時間ほど参加させていただきました。手水とは神社に入るときに柄杓の水で手と口を清める、あれのことです。
その中で司会の人が『たいゆう』と声をかけ、参会者全員が深々と頭を下げる場面がありました。(お寺だと「拝礼」ですね)『たいゆう』とは何ぞや?どんな字を書くのでしょう。
直会の時に聞いてみるとやはり頭を下げてお辞儀をすることだそうですが、どんな字を書くのかはわかりません。家に帰って広辞苑を引いてみても載っていない。
あとで地元の祭典役員の人に聞いてみて検索し『ゆう』は【揖】の字だとわかりました。ネットで調べてみると…
揖とは頭を下げてお辞儀することを意味し、普通の揖(小揖)は会釈ほどの軽いお辞儀。さらに深くお辞儀をするのは深揖(しんゆう)というそうです。たいゆうはおそらく大揖のことだろうと思いますが、探してみても見つかりませんでした。深揖は45度ほど頭を下げるようなので、かなり体を折り曲げるお辞儀です。
お参りで私たちが行う「二拝二拍手一拝」の『拝』は、約90度のお辞儀だそうです。一般の参拝者でこんなお辞儀している人を見ることはまずありませんが、確かに地元神社の宮司さんは90度の深々としたお辞儀をしています。なるほど。
うーん、勉強になります。
熱海の報道写真日々雑記
20210711
水害の記事を書きましたが、海外の報道写真サイト?で熱海の写真特集を見つけましたのでリンクを貼っておきます。非常に生々しく臨場感にあふれる写真だと思います。
我が国の報道写真は、どうか腰の引けたようなものばかりだと思われませんか?カメラマンはきっと心を打つような写真を撮っているのでしょうが、掲載する新聞社とかが自己規制をしているのですかね。私が国内メディアの写真特集とかを見ていないだけのこと?
日本のメディアでは遺体を映すことはタブーだそうです。東日本大震災の時もそうでした。当事者の尊厳や遺族感情に配慮するということです。うなずけるところもありますが、海外の報道写真ではそういうタブーはあまりないとも聞きますし。意見が分かれるところだと思います。
ただ今回の場合は遺体が映っているわけではないですし、何でこんなに訴えかけるものが違うのでしょうか。よくわかりません。
お時間があれば、ご覧になってみてください。
関連リンク: Rescue Operations Continue in Japanese Town Struck by Mudslide(The Atlantic)
水害に思う日々雑記
20210709
熱海の土石流災害。発生から何日も経ちましたが、依然多くの人たちが行方不明になっており、さらに被害が拡大することが心配されます。
ものすごい勢いで流れてくる土砂の映像に、私も肝をつぶしました。あれでは逃げる時間もない。土石流は海まで到達していて、その途中にある新幹線や東海道本線によく被害がなかったものだと思います。土砂は高架下の空間を流れていったとのことですが。
熱海に行ったことはもちろん何度かあります。あの斜面にへばりつくような建物群に不安を感じなかったわけではありません。今回は土石流発生場所の盛り土がいろいろと取り沙汰されていて、人災なのではと言われています。山の急斜面にあれだけの土(廃棄物込み?)を積み上げては、さすがに何が起こっても不思議はないのでしょう。
ここ1日ふつかは山陰地方や広島などに前線が移動していて、災害が既に起きていてもおかしくないような状態です。昔から梅雨のこの時期にはよくあることで、伊那谷でも昭和36年に「三六災害」と呼ばれる豪雨による河川の氾濫や土石流があり、死者行方不明136人、家屋の被害1500戸と歴史に残る惨事となりました。私の生まれる少し前のこと。
治山治水の対策は毎年続けられてきているわけですが、急峻な地形の多い国土をことごとくコンクリートで固めるわけにもいかず、万全の備えをとろうにもそれを上回る雨にはかないません。この地に住む宿命と言わざるを得ない。昔なら災害の危険が大きく家を建てるエリアでなかった土地が次々に開発されている現状もあるのでしょう。
「線状降水帯」という言葉は最近使われるようになりましたが、雨のレーダー画像で見るとすごいものですね。赤いマークがぴたりと張り付いて動かない。日本地図の中で、誰のいたずらか悪魔に魅入られたエリアになったよう。不運にも選ばれてしまったらもう布団をかぶって震えるしかない(比喩表現ですよ、もちろん避難しなければ)ですね。
被害を受けた方には本当にお気の毒です。自分の住む土地もいつ同じような状況になるかわからないと思っていなければ。
関連リンク: 三六災害アーカイブス(国交省)
10秒にかける厳しさ日々雑記
20210627
陸上競技の華、100メートル。わずか10秒間のドラマ、実に見ごたえのある素晴らしい試合でした。
今回の日本陸上選手権、25日の決勝では9秒台の記録を持つ選手が一堂に会し、我が国の陸上史に残るハイレベルの戦いとなりました。五輪への標準記録をすでに突破している山縣亮太、桐生祥秀、サニブラウン・ハキーム、小池祐貴、多田修平らが登場し、多田が堂々の優勝、3位の山縣と共に五輪代表に内定しました。
多田はスタートダッシュの良さで知られます。今回も一人だけ頭を下に向けて地面を見ながら走るような独特のフォーム。いつもだと後半型の選手に徐々に追いつかれ、抜かれてしまうパターンが多いのです。それが今回はリードを守り抜き、焦りで走りの堅くなったライバルたちを寄せ付けず、会心のレースとなりました。
この人は国内大会では常にファイナリストとなる優れたスプリンターですが、ここしばらく優勝とは縁遠く、本人も「いつも2位とか4位で…」とこぼしていたと聞きます。スポーツニュースなどで見るだけですがとてもいい奴、「好漢」という言葉がピッタリの人だという印象を前々から持っていました。優勝を心から祝福し、私の同窓の山縣、小池(ほぼ内定か)とともに五輪での活躍を願います。
10秒足らずですべてが決まってしまう100メートルは、本当に厳しい世界だと思います。何年にもわたり血のにじむ努力を積み重ねてきて、10秒で勝ち負けが決まってしまう。大会では2時間以上かけて何試合もリーグ戦を行う球技などと比べれば、やり直しのきかない一発勝負のプレッシャーの凄まじさは明らかです。選手たちに、どこかサムライのような潔さを感じます。(球技には球技の厳しさがありましょうが)
今回結果を出せなかった桐生、サニブラウン、準決勝で敗れたケンブリッジ飛鳥ら有力選手たち。大会にピークを持ってくる調整の難しさ、一年延びた五輪の神のいたずらを思います。でも、まだリレーメンバーとして日の丸を背負うチャンスはありますからね。また伏兵として準優勝したデーデー・ブルーノ君、なんと長野県出身だというじゃないですか。今後が楽しみです。
お暇がありましたら、アスリートへの深い洞察と愛情あふれるリンク先のコラムをどうぞご覧ください。
関連リンク: フモフモコラム
sustainable日々雑記
20210625
巷で大はやりのSDGs。念のために何の略か書きますと、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)のことだそうです。「貧困をなくそう」とか「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」とか「気候変動に具体的な対策を」とか、17のテーマがカラフルなピクトグラムで表されています。
今回の記事は、この内容についてではなく、日本語カナでどう書く(読む)かということ。
SDGsの「S」、sustainableっていう単語。持続可能と訳されますが、これ、何て読みますか。
サスティナブル?
サステナブル?
サステイナブル?
この語はsustainという単語(持続させる)が基になっていますが、普通に読めば「サステイン」ですね。間違っても「サスティン」ではないはずです。その派生語であれば、原語の発音にもっとも近いのは「サステイナブル」でしょう。「サステナブル」は…サステーナブルと思えば、まあそれもありか?
この単語、私の記憶では20年ほど前から一般的に使われるようになったかと思います。当時後輩たちが会議の時に「サスティナブル」と口々に発言していたものだから「違うだろ?」と言ったことがあります。
先日twitterで紹介されていたのが、リンク先の記事。新聞校閲者の人が書いたものですが、興味深いです。原音重視でいけば「サステイナブル」だろうが、新しい言葉ゆえに表記は定まっておらず、三つとも使われている。似た発音の言葉で、ティが用いられ定着している例もある。サスティナブルを誤りとする辞書もあるが、そこまで言い切ってしまっていいのだろうか、云々。
前例とか考え始めると、現場の悩みは深いみたいです。外国語の発音を日本語表記するのだから、完全に正確ということはないのでしょう。しかしこれから定着していく言葉ならば、少なくとも原音から最も遠い「ティ」は除いていいと私は思いますけどね。何だか気になってしょうがありません。他の単語で、私も同じようなことをやっているのかも。
関連リンク: 毎日ことば 表記の定まらない「サステ(イorィ)ナブル」
身動き取れず日々雑記
20210622
五輪会場で酒類を提供する…との方針が示され、袋叩き状態になっております。。
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(日刊スポーツ)東京五輪・パラリンピック組織委員会が会場で観客への酒類の販売を認める方向で調整していることが22日までに関係者の話で分かった。新型コロナウイルス感染症対策のため、時間帯などに制限を設けるとみられる。アルコール飲料会社とスポンサー契約をしていることから、難しい判断を強いられていた。
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記事中の「アルコール飲料会社」がアサヒビールであることは、どうせわかること。
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(ハフィントンポスト)アサヒビールは、酒類販売の容認について「正式に発表されていないのでコメントする立場にない」とハフポスト日本版の取材に話している。
アサヒビールによると、同社はビールとノンアルコールビール、酎ハイ、ワインの4種類の酒類について、競技会場や関連施設で独占的に提供・販売する契約を結んでいる。そのため、観客への酒類販売が認められれば、4種類については同社の酒類のみが提供される予定。
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容認の理由にステークホルダー(スポンサー)の存在を持ち出し、悪名高き二階幹事長までが会場でのアルコールを禁止すべき、と言っているのですから。まあ世間に味方は皆無の状態だと思います。
私、アサヒビールに心から同情します。これで五輪会場を聖域扱いして酒を提供することになれば、同社のビールを扱っていながら営業を厳しく制限される飲食店のすべてから(まあ、一軒二軒の例外はあるにせよ)猛烈な反感を買うことになりますよ。各会場でビールを何万リットル売ってみたって、それより遥かに大事なお得意様を長期にわたって根こそぎ失うことになりかねない。
大会ゴールドパートナーとして百億円(推定)もの巨額を払っておいて、ここへきてこんな逆風が吹くとは予想もしていなかったでしょう。スポンサー企業が会場でビールを売るくらいは当然の権利だと私は思いますが、こうなってしまっては辞退するしか選択肢はないのでは。
大会主催者はきっとこう言うでしょう。「私たちは販売してもいいと言っているのに、貴社がご自分の判断で販売を取りやめるのならそれは勝手ですが、補償やスポンサー料の返金はできませんよ。いいですね」
もう、詰んでしまったも同然です。思いますが、悪いのはアルコールじゃないのですよ。飲食店がダメなんだから会場販売もダメ、ではなくて、いっそのこと両方OKにしたらどうなのよって。そりゃ一時的に感染者も増えるでしょうけれど、政府だって本音ではきっと折り込み済みのはずですよ。
ウォシュレット日々雑記
20210617
日経「私の履歴書」で、TOTOの元社長、木瀬輝雄氏の連載をやっております。TOTOといえばウォシュレット。私もとってもお世話になっておりますよ。
発売当時から画期的な商品と注目を集めてはいましたが、実際の販売は軌道に乗るまで苦戦を強いられていたようで、また製品の故障が続発し対処に追われた苦労話が(さらっと)書かれています。
私の学生時代、銀座の珈琲専門店でバイトしていた話を以前書きました。この店は近所のオフィスへコーヒーの出前も行っていて、近くにTOTOの本社兼ショールームがあり、ある日最上階の会議室へアイスコーヒー20杯ほどを配達に行きました(グラスに入れ、こぼれないようラップで蓋をしてバスケットに入れて運ぶ)。
さすがにもう時効でしょうから書いてしまいます。会議出席者の皆さんにコーヒーを配る数分間、耳に入ってしまうのはウォシュレットが売れ行き不振だとの報告。深刻な雰囲気の会議だったと記憶しています。あんなに話題なのに、売れないんだ、と不思議に思ったものです。私がTOTOへ出前したのはこの一回だけだったので印象に残っていますが、この会議に木瀬氏もいらっしゃったのですかね。
戸川純出演の歴史に残る名CM「おしりだって、洗ってほしい」がオンエアされたのは82年9月だそうですから、その影響がそろそろ数字に出るか出ないか、という頃だったのでしょうか。掌に絵の具を塗りつけるCMはすごいインパクト、説得力でした。戸川純のキャラクターも強烈でしたが、この人、私と同い年なんだ。
今では温水洗浄便座はどのくらいの普及率なのでしょうか?調べると、一般世帯では80%を超えているそうですから(2020年の調査)かなりのものですよね。でも海外での使用者はまだまだ少なく、中国で5%、米国でも10%程度だそうです。日本へ旅行に来て使った人がその快適さに驚嘆するという話を聞きますが、何で普及しないのですかね。
(6/18追記、水質の問題ではないかと友人からメールをいただきました。トイレの水とはいえ、機器に与える影響とか確かにありそうです)
日本でもここまで来るのに40年かかっています。海外でもひとたびブームが始まれば、いわゆる「青天井マーケット」、我慢の時期を通り越せば爆発的な伸びも期待できると思いますが…
むぎゅー日々雑記
20210603
禁断の行為。本当にやる人、おるんだ。
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(朝日新聞) 奈良県警西和署は5月31日、スーパーで果物などを指で押しつぶしたとして広陵町古寺の無職の男(71)を器物損壊の疑いで逮捕し、発表した。「ストレスや悩みを解消するためだった」と容疑を認めているという。署によると、男は10日午後6時25分ごろ、上牧町のスーパーで、キウイやバナナ、パプリカ計16点(4145円相当)を指で押しつぶした疑いがある。
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容疑者は近所で一年前まで鮮魚店を営んでいて、このスーパーの魚の品質が向上していたことに悩んでいたとのこと。店を畳んでから一年もしてのご乱心、相当根に持っていたのですねえ。
スーパーの陳列商品を指で押しつぶすといえば、伊丹十三監督の映画「タンポポ」でしょう。夜遅く、津川雅彦扮する店長がひとりで高級そうな食料品店の店番をしています。そこへ現れたお客の老婆(原泉)、あきらかに挙動が不審です。
店長の目を盗み、おいしそうな桃を手に取っていじくり回し、両手の親指でグイグイと押してぐちゃぐちゃにしてしまいます。気づいた店長が追いかけますが、逃げ隠れしながらカマンベールチーズやらパンやらを次々と押しつぶしていきます。最後には現場を押さえられ、ハエ叩きで手を叩かれて御用。
さまざまな食エピソードを詰め込んだ映画の中で、多くの人が「やっちゃいけないんだけど、本当はやってみたくてむずむずする」ことを実際にやらせたエピソードでした。
この行為、実際にやってみたいかと言われれば、どうでしょう?子供じみており、それほど魅力的とはいえないかな。奈良の事件の容疑者は自ら仕事として食品を扱っていたわけですが、犯行中は恨みを晴らす気持ちはともかく、つぶすこと自体に果たして気持ちよさを感じていたのでしょうか。
ニシキヘビ無事捕獲日々雑記
20210523
灯台下暗し!
何日もかけて大勢が探し回ったアミメニシキヘビが、実は逃げ出したはずの家の屋根裏にひそんでいたとは。周囲の人たち、ほっとしたと同時に、さぞ呆れたことでしょう。。
写真のどや顔の男性は、飼い主ではなく、静岡の動物園の園長さんだそうです。
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(週刊女性)横浜市戸塚区で飼育中のアパートから逃げたアミメニシキヘビが22日夕に屋根裏で見つかった騒動の結末は、専門家の眼力のすごさをまざまざと見せつけた。
潜伏先予測が的中し発見・捕獲したのは、静岡県にある国内最大の爬虫類・両生類の体感型動物園「iZoo(イズー)」の白輪剛史園長。一般社団法人日本爬虫類両生類協会の理事長も務める。飼い主と面識がなかったにもかかわらず、助言を請われて引き受け、周辺住民がおびえる逃走劇を終わらせた。
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詳しくはリンク先の記事をお読みいただきたいですが、白輪園長はヘビの逃亡発覚時から報道陣などに「建物内が怪しい」と語っていたそうで、専門家の面目躍如です。何で家の中をもっとしっかり探さなかったのか、家主さんが反対したとか言われていますが、ずっと捜索に駆り出された警察がお気の毒。もっと早くにプロのアドバイスを聞いていれば良かったですね。蛇の道はヘビですから。
ニシキヘビは本来おとなしい性格だそうで毒もありません。海外旅行で観光客に、ニシキヘビを肩に掛けたりした写真を撮らせることもありますね。しかしうっかり踏んづけたりすれば、その強力な締め付けで子供などは絞め殺されかねないですから、やはり危険な存在でした。
ヘビに罪はありませんが、飼い主が平謝りするのは、まあ当然です。飼い主はこのヘビ以外にも他のヘビやらワニやら、いっぱい飼っていたそうですが、住宅街でこんなものをペットにされては、かないませんね。こういうものを扱う動物商もいるわけですな。どうやって送ってくるのやら。