パレード大好き日々雑記
20100913
我が家の窓から、前を通るいろいろなものが見えます。特等席です。
この日は、市の主催で「交通安全・暴力追放市民大会」のパレード。先導に中学生のマーチングバンドが演奏しています。
私、鳴り物が好きなので、鼓笛隊やらラッパ隊やら、ブラスバンドやらの音が聞こえてくると、むずむずしてきて窓を開けて見てしまいます。消防出初式のパレードなんてもう大好き!ラッパ(「喇叭」と書きたいですな)と太鼓の音には、血が騒ぎます。近頃さっぱり見なくなりましたが、チンドン屋さんも昔から大好きです。
高校のとき、私のいた吹奏楽部も文化祭のPRに市中パレードをやりました。学生服を着込み、その上から金モールやら白いベルトやらを着装すると、結構なカッコいいパレード衣装に変身!真夏のことなので、本当はもう死にそうに暑いのですが。
学校から市中の国道を、どうだろう2キロ以上は歩いていたと思います。駅前ではセレモニー演奏を行い、道中2曲くらい行進曲を用意して、それ以外のところはドラムマーチでつなぎます。私はドラムなので初めから終わりまで休みなし。重労働です。一年生でシンバルを抱えてパレードしたときは、もっと大変でした(ような気がします)。
いい加減へとへとになる帰り道、国道沿いのお茶屋さんの前を通ると、お店の冷気とともに典雅なお茶の香りが…ほんの数秒のことなのですが、これは本当にオアシス!3年間同じルートを通りましたが、このお茶屋さんの前を通るのが楽しみでした。何だか気が遠くなるほどいい香りでした。
2ヶ月以上かけて歩き方を散々練習しました。特にコーナーの曲がり方には当時独特のスタイルがあり、結構難しかったのですが、かっこよかったと思います。(今は、この曲がり方はやっていないでしょう)一年生はなかなか上手にできないのですが、二年目になるとさすがに皆うまくなっていました。
同級生たちはこの時間帯、校内で文化祭の会場準備に忙殺されているので、堂々たるパレードを見てもらうことができません。残念でしたね…
世界の社食から食べもの
20100909
サラリーマンNEO、ご覧になってますか?NHKで木曜夜に放送されているコント番組、絶妙な世相風刺とパロディーが面白くて。。
その中に、時々放送される「世界の社食から」なるコーナーがあります。世界の企業の社員食堂風景のレポートですね。タイやブラジルの社員食堂なんて、ユニークで面白かったですよ。
今のシリーズではもっぱら我が国の大企業の社員食堂が登場しています。日本コカコーラ、ワコール、アスクル、日本IBMなどなど。どれもおいしそうだし、メニューも豊富なようですね。価格がすごく安いのは、きっと会社からの補助があるのでしょう。
私は社員食堂があるような大きな事業所で仕事をした経験がないので、こんな楽しい社食のランチタイムはうらやましいです。前にいた会社は近所に飲食店がほとんどなく、隣のビルにあった大食堂は、別名「人民食堂」と呼ばれ、まことに大衆的、ボリューム重視でした。カツカレーなんか良く食べたな。
当社にも社員食堂のお得意様が何件もいらっしゃいます。TVに出てくるような、時代の先端を行くような食堂かどうかわかりませんが、きちんと栄養と味に気を遣ったメニューを出していらっしゃるのでしょう。
コカコーラの社食では、やっぱりというか、コカコーラの飲料がすべて無料サービスなんだそうですね!見ていた子供がうらやましがること…コカコーラに就職したいなんて言ってます。
関連リンク: サラリーマンNEO/世界の社食から
台風9号通過中日々雑記
20100908
台風9号、今朝の予想よりだいぶ南に進路を変えて、ただいま当社の50キロほど南を通過中。。
駒ヶ根は朝から弱い雨がずっと降っており、昼過ぎからちょっと雨足が強くなりましたが、現在は大した雨ではありません。風はほとんど無し。当社飯田営業所にも聞いてみましたが、似たような状況のようです。
いま午後4時ですが、ネットで見ますと台風の中心は恵那市を経て飯田市南部と静岡の県境付近に来ているようです。ここではそんな様子は感じられません。(今みると、台風から熱帯低気圧になったようですね)
長野県南部、特に上伊那は、台風などの被害が比較的少ない地域だと思います。西に東に2つのアルプスが立ちはだかり、強風や雨雲を遮っている効果は大きいでしょう。
進路に当たっている地域をはじめ、所によっては既にかなりの雨が降っているようです。これから先のこともあります、どうぞ皆様、お気をつけて…
秋の風物詩、いずこへ食べもの
20100906
サンマが不漁です。。
何といっても秋の風物詩!日本人の味覚にしっかりと刷り込まれ、今では冷凍モノの普及で一年中食べられるとはいえ、やはり秋を彩るお魚の代名詞といってもいいでしょう。昨日は、目黒のサンマ祭りなるイベントも開かれたそうな。
今年そのサンマが記録的な不漁であることは、皆さんご承知の通りです。地域にもよりますが、漁獲量が例年の一割しかない、という話もあり、値段も跳ね上がっています。私も今シーズン、まだ口にしていません。
この夏の酷暑や地球温暖化と結びつける人も多いと思いますが、もともとサンマ、イワシ、サバなどの近海大衆魚は、10年~20年単位のスパンで見ると豊漁不漁が極端に現れ、これまでにも何度かこうした不漁が話題になっています。
記憶に新しいのは、2000年頃からのマイワシの激減。88年には450万トンもあった漁獲量が、数年前には3万トン足らずにまで落ち込んでいます。実に百分の一以下です。原因はよくわからないのですが、イワシがタイより高くなった、などと言われました。
「魚種交代」という言葉があります。ある時期に全盛だった魚種が時とともに激減し、他の種類に取って代わられるサイクルの繰り返しがあるそうです。上に挙げた青魚は、そのサイクルを構成しているのです。
海水温の上下ももちろん関係しますが、他にもプランクトンの動向や最盛期における幼魚の生存率とか、またもっとシンプルに「増えすぎた種が自然界のバランスを取るために減少する」という考え方もあるようです。
今までそんなにサンマが無茶苦茶獲れていたという話も聞きませんが、やっぱり人智の及ばないところでの大きな自然界の動きということなのだと思えば、長期的には過大な心配をしなくてもいいのかも知れません。
消費者である私たちは、サンマがなければ他の魚を食べればいいじゃない、と思いますが、漁業関係者の方にとっては、それはそれは深刻でしょう。
漁業も農業も畜産も、自然の恵みをいただく仕事ですから、こうしたリスクは常に存在しているのだと思います。重油の値上がりのときも話題になりましたが、それを柔軟にヘッジしていけるだけの準備がなかなか政治的にも経済的にもできていないところが、苦しいです。何とかしなくてはいけないと思います。
ただ、いまの日本の漁業の抱える問題はさらに複雑で、私も食に関わる人間としてちょこちょこと勉強しているのですが、なかなか難しい。資源保護、持続可能な漁業への対応がなかなかできていないと聞きます。またそのうち、折に触れて書いてみましょう。
そうそう、今年はイワシは豊漁で、脂が乗ってとてもおいしいそうですよ!
ふるさと就職面接会しごと
20100904
来春地元に就職を希望する学生さん向けの合同就職面接会があり、行ってきました。伊那市「プリエキャスレード」さんにて。
今年も昨年同様、大変な就職難だと聞きます。これまで、毎年ではなくても何度かこの面接会に参加していますが、今日は企業の数がわりと少なく(本年度で2度目の面接会だったこともあるでしょう)学生さんにとっては大変だったと思います。
例年だと女子学生の方が多いイメージがありますが、男女半々くらいの感じ。(新聞によると、男子の方が人数は多かったようです)
当社のコーナーにも、大勢の学生さんがおいでいただきました。一人ひとりにお渡しする資料、過去の経験からちょっと多すぎるかな?というくらい持っていったのですが、あらかた終わってしまいました。一度に3人4人をお相手し、時間中ほぼ休みなく会社説明をさせてもらいました。
短時間の説明で会社の概要を知っていただき、興味を持っていただくことは、なかなか難しいですが、重要なことです。今日の場は、あくまでも当社を知っていただくための機会と位置づけていますので、来週以降、どれだけ学生さんがコンタクトしてきてくれるかが勝負ですね。今度は私たちが学生さんを見させていただくことになります。
意欲的な方が来てくれればいいな!楽しみにしています。
扇風機日々雑記
20100902
9月になりました。
相変わらず暑いことは暑いのですが、空気は明らかに違います。ようやく、秋らしく…ではなく、半月遅れで「いつもの信州の夏」らしくなってきたような感じです。風が涼しいです。
我が家は生活空間が2階にあり、また居間の日当たりが素晴しく良い(ひさしも何もないので)ため、昼間溜まった熱気が逃げず、夕方から夜にかけてまるで温度が下がりません。外が涼しいのに、窓を全開にしても部屋は全く涼しくならず、この夏はエアコンのお世話になる場面が大変多かった。
扇風機も今年はもちろんフル回転でしたが、子供の勉強中などは大人の方まであまり風が回ってきません。
大学に入ってから駒ヶ根に戻るまで、9年間東京と横浜で暮らしてきましたが、部屋にクーラーを持っていませんでした。それどころか最初の3年間は、扇風機さえ持っていませんでした。よくやっていたと思います。
大学4年の7月、もうどうしようもなく暑かった日に「こりゃいよいよ駄目だ、扇風機買おう」と大学生協の売店で、店頭展示品をいくらか割安で購入しました。
授業が終わり、暑さで大汗をかきながらアパートに扇風機を持帰り、さあ組み立てよう早く早く、と箱を開けますと…あれ?何か足りない?…羽根が入ってないじゃん!店員さんが入れ忘れたのか!
文句を言おうにも、もう夜になっているし、今さら学校に戻っても店も閉まっておりどうしようもなく、憤怒の夜を過ごしました。忘れることのできない暑くて長い夜でした。
翌日売店のカウンターに行き「昨日ここで扇風機を買ったんだけど」と店のお兄さんに言い始めると、皆まで言わせず「申し訳ございません!」と袋に入った羽根をすぐ出してきました。それまで嫌味の一つも言おうと思っていましたが、何だか拍子抜けしました。
その夜は、実に、快適でしたなあ…
この扇風機を、今でも我が家で使っています。重宝しています。