「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

HOME >> ブログ-おいしいことなど徒然と

防災訓練日々雑記

20190825







我が家は今年度、隣組長を仰せつかっております。回覧板やら集金やら区の行事やらゴミ回収のお手伝いやら、一つ一つは大したことはなけれども、次々に用事が回ってきます。


今日は市の防災訓練ということで、朝のサイレンを合図に、隣組(わずか4軒、7人しかいませんが)の安否確認、それからさまざまな防災用具の取り扱いを練習しました。以前参加した時は、消火栓から放水する訓練で筒先を持たせていただいたこともありますよ。


今回はお約束の消化器の操作に加えて、非常用発電機の使い方、そして避難所で使うパーテーションなどの取り扱いを教えてもらいました。


非常用発電機、いくつか種類があり、中には家庭用のガスボンベ(鍋をやるカセットコンロに使うもの)を2本使ってそれなりの電気を起こせるものがあって良く考えたものだと思います。これならどこの家庭にだってありますものね。


使い方も簡単至極ですが、ボンベをセットするのがスムーズでなく(はめる時にカチャっという手ごたえがないため、素人には大変やりづらい)メーカーさんここのところもうちょっと何とかなりませんか。


最後に備蓄してあった非常用アルファ米の「五目ごはん」をいただいて、1時間半くらいで解散となりました。


こうした体験が実際の役に立つことはもちろん無い方がいいわけですが、ちょっとばかりでも見ておけばいざという時にまごつかず(いや、まごつくとは思います)いくらかでもひと様のお役に立てるかもしれません。会社の防災訓練までなかなか手が回りませんが、年に一度くらい行動を確認する機会くらいは持っていたいものです。

ページトップへ

熊さん来ないで日々雑記

20190823



駒ヶ根市から発信されるメールを携帯で受け取っているのですが、このところ「熊の目撃情報がありました」「熊が捕獲されました」なるメールが毎日のように届き、呆れています。今日も来ましたよ。

---------------------
駒ヶ根市役所農林課よりお知らせします。
8月23日に駒ヶ根高原において熊が捕獲されました。
なお、引き続き熊が出没することも考えられますので、ご注意をお願いします。
駒ヶ根市役所 産業部 農林課 耕地林務係
----------------------

目撃情報はもっぱら山裾の地域で、人に危害があったという話は当地では聞いたことがありませんし、市街地へ降りてきたことは今のところありませんが、よくまあこう続くものです。


捕獲した熊は「学習放獣」なるお仕置きをしてから山に返すと聞いていますが、中には学習能力のない熊がいて、同じ個体が何度も捕まっているのでは?そんな奴だったら、山に返すわけにもいかず可哀想ですが殺処分せざるを得ないですね。(ところでお仕置きはどうやるんだろう。唐辛子スプレーか何か使うのだろうか)


駒ヶ根で目撃されている熊はどのくらいのサイズなのでしょうか。たとえ小熊だとしても熊は熊、足も速いだろうし歯も爪もしっかりしたものでしょうから、油断はできませんな。


「くまのプーさん」の可愛さと裏腹に、ひとたび凶暴になった熊の恐ろしさは、私たちの想像を絶するようです。wikipediaで読むことのできる「三毛別羆事件」の凄まじさ(大正4年12月、死亡7名重傷3名)は、その迫真の描写も相まって身の毛がよだつもので、興味のある方はご一読を。ただし気の弱い方にはおすすめしません。


小説では上記の事件を題材にした吉村昭の「羆嵐」が有名、またフィクションでは佐藤友哉「デンデラ」が面白いですね。口減らしの姥捨てで村を追われた老女たちが集落を作って細々と生き延び、そこを襲ったヒグマと死闘を繰り広げる話です。


北海道のヒグマと違ってツキノワグマは大人しいはずですが、それでも人間とはけた違いのパワーを持つ野獣ですから、どうか互いにちょっかいを出すことのないように…

ページトップへ

うなぎはご予約でうな丼の未来

20190820

うな丼の未来に、ちょっと明るいニュースが。。

---------------------------
(日経新聞)ファミリーマートは15日、「土用の丑(うし)の日(7月27日)」のウナギの販売を原則予約制にしたことで、フランチャイズチェーン(FC)加盟店の利益が前年比約7割増になったことを明らかにした。(中略)

ウナギの販売額は前年比約2割減だった。予約の件数は2倍になったものの、店頭での販売が減り、補いきれなかった。ただ、廃棄に伴う損失は同約8割減。差し引きすると、加盟店の利益は同約7割増だった。本部の廃棄に伴う損失に対して助成金を出すため、売り上げが減っても利益は前年並みだった。
-----------------------------

一歩前進、といっていいのですかね。


私が6年前に聴講したシンポジウム「うな丼の未来」で「量販店、コンビニなどでの売れ残り廃棄量のデータはないが、実際には重要なファクターではないか」と指摘がありました。確かにその通り、胃袋に入った分だけがウナギの消費量ではないはずだと、私も感想メモを書いております。


このシンポジウム開催は話題になり、ウナギの資源保護論議が関係者ばかりでなく一般の方にも広く知られるきっかけになりました。このときは乱獲と大量販売・大量消費の関係について、量販店や外食チェーンの意見も聞いてみたいとして十数社に招待状を送ったが、反応ゼロであったそうです。


それを考えると、コンビニ業界大手がこのような方法で「三方よし」の結果を得られたことは、大変心強いことだと思います。


恵方巻きやクリスマスケーキの大量の売れ残りがもたらす食品ロスが、社会問題化してきたことの影響でありましょう。特にコンビニでは、廃棄分の損失の多くはチェーン本部でなく加盟店が背負う仕組みになっているため、いくら廃棄が出ても本部は損をしないと言われてきました。そのために本部は廃棄することへの当事者たる責任感が薄かったといえるでしょう。


絶滅危惧種に指定されている魚を大量に仕入れ、売れ残り廃棄を当然視しているのは、どう考えても不都合です。今回の成功事例が消費者にも支持され(ここ大事ですね)広がることを期待します。

ページトップへ

フレッシュホップ 飲みもの、お酒

20190817



問題、ビールは何から作られるでしょう。。


缶ビールの表示を見てみると「麦芽、ホップ」。さらに「米、コーン、スターチ」と書いてあるものもありますが、うるさい人に言わせると、そういうのは邪道で、麦芽とホップだけで作るのが本物のビールだそうです(『美味しんぼ』の山岡士郎氏による)。


邪道云々はさておき、ホップって写真や画像で見ることはあっても、どんなものだか現物をご覧になったことありますか。


いちご園を営む私の弟が先日、ホップを育ててみたと持ってきてくれました。木ではなく「つる」になるもので、よく写真で見るものは花芽とそれを包む「がく」の部分らしく、手に持ってみるとふんわりと軽いです。松ぼっくり様のホップを剥いてみると、中に黄色いめしべのような小さな部分(ルブリンという)があり、これが香りの元だそうな。


匂いをかいでみると、たちのぼるビールの香り。ビール独特の苦みを出すのは麦芽、香り成分を出すのはホップだそうです。普通はフレッシュではなく、乾燥したホップを使うとのこと。


これをごく普通のビールに入れて飲んでみました。麦茶のピッチャーにホップを10粒ほど、そこにビールを注いで数分間待つのだぞ。(漬け込むわけじゃないですからね。これがいけないんだったら酎ハイにレモンを入れるのも駄目でしょう)


フレッシュなホップの香りがすばらしい。スーパードライが高級クラフトビールに早変わり。高貴なイメージさえありますよ。とても独特な、さわやかなビールになっています。これならばもっとお安い発泡酒、金麦や本麒麟を使ってもエエのでは?


待っている数分間のうちにビールの炭酸が抜けてしまうのがちと残念なのですが、市販の炭酸水メーカーなどを使って炭酸を吹き込む手がありますよ。欲張って同じホップで2本目を試してみましたが、一回で香りは抜けてしまいました。生のホップはまだ簡単に手に入りにくいですが、家庭ではともかく酒場などで楽しめるようになれば面白いですね。

ページトップへ

表現の不自由 (2)日々雑記

20190814

自分が見てもいない展覧会を伝聞情報であれこれ語るのは申し訳ないことだと思いますが、「表現の不自由展・その後」のサイトに、展示企画の趣旨が掲載されています。。

----------------------------
「表現の不自由展」は、日本における「言論と表現の自由」が脅かされているのではないかという強い危機意識から、組織的検閲や忖度によって表現の機会を奪われてしまった作品を集め、2015年に開催された展覧会。「慰安婦」問題、天皇と戦争、植民地支配、憲法9条、政権批判など、近年公共の文化施設で「タブー」とされがちなテーマの作品が、当時いかにして「排除」されたのか、実際に展示不許可になった理由とともに展示した。今回は、「表現の不自由展」で扱った作品の「その後」に加え、2015年以降、新たに公立美術館などで展示不許可になった作品を、同様に不許可になった理由とともに展示する。
----------------------------

私が思うにこれは、表現の自由に対する危機意識を云々するには一面的な見方に偏っていると思います。これまで何度も社会に問題を投げかけてきたさまざまな表現-「悪魔の詩」事件やシャルリー・エブド事件に代表される宗教的なもの、会田誠氏やろくでなし子氏らによる、性や暴力を扱った作品やパフォーマンスに目を向けない理由は何でしょうか?


政治的題材においては、右から左のみならず、左からの圧力によって公衆での発表の機会が妨げられることも世間には少なくありません。この展覧会を企画した人は、表現の自由を掲げながらその実、今の政権批判の立場でプロパガンダを企てたとしかいいようがないと思います。


韓国との間で猛烈な不信が沸き起こっているいま、慰安婦を象徴する像を愛知県のお墨付きで「公的に」展示することは、韓国の反日勢力に利用され日本の国益を損ねる可能性が高い。この像は平和の象徴などではなく、日本に対する侮辱と憎しみの象徴として現実に使われているのです。


そういう批判を浴びることは芸術監督の津田大介氏だって先刻承知であったはず。であれば、反対の声がいくら大きくなろうとも展覧会をきっちり開催して、賛同者批判者それぞれの論議をしっかり受け止めなくてはなりません。主催者を含め、卑劣な脅迫ファックスを理由にわずか3日で尻尾を巻いて逃げる(しかも出展作品の作者たちに相談もせず)見識の浅さには呆れてしまいます。展示を続ける方策はいくらでもあった筈です。


表現の自由は本来すべての創作物やパフォーマンスに与えられるべきものでしょう。しかしそれは(残念ながら)全く無制限に許されるものではないとも思います。現在の社会で許されている表現の自由は、先人たちが一歩一歩少しずつ扉を開き、社会通念の枠を取り払ってきた成果です。


それは時代によって押し込まれたり押し返したり、またさまざまな苦難や犠牲も伴いました。現在のポリティカル・コレクトネスの跋扈は、表現者にとって大きな障害であり、とても窮屈な世界を作りかねないと思っています。だからこそ、このような内容で軽々しく表現の自由を語ってほしくないと思うのです。


堅苦しい記事を書いてしまいました。やっぱり美味しいことを書いている方がいいですね。

ページトップへ

表現の不自由 (1)日々雑記

20190810



今日から大型連休という方も多いと思います。ゴールデンウィーク同様、当社の年間最大の書き入れ時でありますので、本日10日と12日は営業日とし、13日から15日をお休みさせていただきます。ちょっと台風が心配ですね。


さて本欄では日韓問題について書くことを意識的に避けております。私自身は強い関心を持っていますし言いたいことも山ほどあるのですが、この問題には冷静にアプローチすることがなかなか難しく、当社のブログで意見を表明するのにそぐわないテーマだと思っています。


しかし最近世間を騒がせている「あいちトリエンナーレ」における表現の自由問題は、自分の考えを整理する意味もあって書いてみようと思います。


実質的に愛知県が主体となり、県の施設である芸術文化センターなどを会場として3年に一度開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」。その企画の一つ「表現の不自由展・その後」に、いわゆる従軍慰安婦の象徴である少女像などが展示されたことで物議をかもし、「ガソリン缶をもってお邪魔する」という脅迫状がFaxで送られたことから、表現の不自由展そのものが開催からわずか3日で中止されました。Faxを送り付けた犯人は数日後逮捕されました。


展示物の中には昭和天皇の肖像をバーナーで焼き、その灰を靴で踏みつける映像作品もあったということです。(このことは何故かほとんどのTVや新聞で、明らかに意図的に黙殺されています。不可解です)


脅迫によって中止されたことの是非、展示内容への政治家の意見表明は公権力の介入なのか、芸術監督・津田大介氏の資質、などが論議を呼んでいます。この件の本質は「表現の自由」はどこまで許容される権利かというところになるのでしょう。


人間社会において表現の自由は非常に大切な権利だと私は思いますが、それは無制限無条件に認められるべきものなのか、それとも当然に何がしかの制約が課せられるものなのか。どうでしょう。(次回に続きますが、イヤ、そんなに大したこと書きませんよ)

ページトップへ

ついにエアコン日々雑記

20190805



梅雨が明けてから連日の猛暑です。昨年は6月のうちから猛暑だったのですから、一ヶ月得を(得なのか損なのかわかりませんが)している筈なのですが。


毎日雨ばかり降っていたのを恨めしく思っていたのは、ほんの10日ほど前ですよ。それが猛暑になってからは、暑さにまいって何をする気もなくなってしまうのですから、現金なもの。もっとも急な季節の変化に体がついていけなくなっているというのも、わかります。


さて白状しますと、当社にはずっとエアコンがありませんでした。会社の周囲は比較的風通しもよく「本当に暑くてどうしようもない日」はひと夏のうちせいぜい一週間程度でした。暑さに堪えられないときは、大型冷蔵庫がありますからそこに行って一休み、という手も。(これは中にいる間はいいですが、外に出てから倍も暑くなる副作用があり、皆さまが想像するほど便利なわけではございません)


しかし以前と違ってこのところ夏は年々暑くなり、ついに昨年の無茶苦茶な猛暑を受けて、会社の事務所にエアコンを設置することにしました。業者さんに無理をお願いして(天井の構造のため、配管などに苦労されたようです)どうにか6月中に工事を完了していただきました。


ところが7月になっても毎日涼しくて、いっこうにスイッチを入れる機会がありません。これじゃ何のために高価なエアコンをつけたのかわからんよ、などとぼやいておりました。


ここにきてようやく夏本番を迎え、エアコンも本格稼働です。この涼しさ、まったくありがたい環境ですね。いい仕事ができることと思います!

ページトップへ

サブインデックス

  • カテゴリ別
  • 月別アーカイブ

新着情報

スペシャルコンテンツ

食品・食材データベース 飲食関係器具・消耗品データベース


伊勢喜モバイルサイト新規開業・問屋替えサポート

営業エリア

営業エリア お問い合わせ先

Copyright© ISEKI Corporation. All Rights Reserved.