「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

熊さん来ないで日々雑記

20190823



駒ヶ根市から発信されるメールを携帯で受け取っているのですが、このところ「熊の目撃情報がありました」「熊が捕獲されました」なるメールが毎日のように届き、呆れています。今日も来ましたよ。

---------------------
駒ヶ根市役所農林課よりお知らせします。
8月23日に駒ヶ根高原において熊が捕獲されました。
なお、引き続き熊が出没することも考えられますので、ご注意をお願いします。
駒ヶ根市役所 産業部 農林課 耕地林務係
----------------------

目撃情報はもっぱら山裾の地域で、人に危害があったという話は当地では聞いたことがありませんし、市街地へ降りてきたことは今のところありませんが、よくまあこう続くものです。


捕獲した熊は「学習放獣」なるお仕置きをしてから山に返すと聞いていますが、中には学習能力のない熊がいて、同じ個体が何度も捕まっているのでは?そんな奴だったら、山に返すわけにもいかず可哀想ですが殺処分せざるを得ないですね。(ところでお仕置きはどうやるんだろう。唐辛子スプレーか何か使うのだろうか)


駒ヶ根で目撃されている熊はどのくらいのサイズなのでしょうか。たとえ小熊だとしても熊は熊、足も速いだろうし歯も爪もしっかりしたものでしょうから、油断はできませんな。


「くまのプーさん」の可愛さと裏腹に、ひとたび凶暴になった熊の恐ろしさは、私たちの想像を絶するようです。wikipediaで読むことのできる「三毛別羆事件」の凄まじさ(大正4年12月、死亡7名重傷3名)は、その迫真の描写も相まって身の毛がよだつもので、興味のある方はご一読を。ただし気の弱い方にはおすすめしません。


小説では上記の事件を題材にした吉村昭の「羆嵐」が有名、またフィクションでは佐藤友哉「デンデラ」が面白いですね。口減らしの姥捨てで村を追われた老女たちが集落を作って細々と生き延び、そこを襲ったヒグマと死闘を繰り広げる話です。


北海道のヒグマと違ってツキノワグマは大人しいはずですが、それでも人間とはけた違いのパワーを持つ野獣ですから、どうか互いにちょっかいを出すことのないように…

ページトップへ

サブインデックス

  • カテゴリ別
  • 月別アーカイブ

新着情報

スペシャルコンテンツ

食品・食材データベース 飲食関係器具・消耗品データベース


伊勢喜モバイルサイト新規開業・問屋替えサポート

営業エリア

営業エリア お問い合わせ先

Copyright© ISEKI Corporation. All Rights Reserved.