「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

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かっぱ襲来しごと

20130530



来たぞ来たぞ~、いよいよ駒ヶ根にもかっぱの襲来です。それも当社の目と鼻の先。昨日オープンし、広い駐車場も車で一杯でした。


近隣の市にはだいぶ前から店を開いており、集客もそれぞれ好調のようです。人口わずか3万余の駒ヶ根の外食(中食も)マーケットには、大きなインパクトがあることでしょう。


当社の位置する駒ヶ根インターに通ずるアクセス道路には、今や全国チェーンのファミレス、牛丼屋、カレー屋、ラーメン屋、弁当屋など、どなたもご存知のお店がいっぱい。今度は回転寿司。そう、きっとこれを読んでいるあなたの街と同じですね。


こうしたお店が人を大量に集める流れは、もうずっと前から定着しています。便利で入りやすく、車も駐められ、快適で、安く、そこそこの満足感が保証されているお店にお客が入ることを止めることはできません。おいしいか不味いか、どんな雰囲気か、サービスがどうか、わからないところに入っていく好奇心よりも、どこにあってもパターンの決まっている店の安心感を選ぶ人の方が多いってことです。


私たちのような田舎では特に、チェーン店に対する憧れってすごいのですよ。○○が近くにあるかないか、街の発展のバロメータみたいに言われることも多いです。とりわけ若い人たち。


(以前別の場所に回転寿司チェーン出店の噂が出て立ち消えたとき、匿名掲示板に「地元の商工会議所や寿司店組合の反対で潰された」なんて書かれていました。そんなことくらいで出店がストップになるわけないでしょう?誰も苦労しませんよ)


地元の飲食店からすればやりきれない思いでしょう。大きいチェーンを回していくための資金力やノウハウでは到底太刀打ちできませんから、地元の飲食店がここで対抗するのは並大抵のことではありません。本来、飲食店の楽しさはさまざまな個性を味わうことであったはずです。この楽しさをもっと多くの人にお伝えし、それぞれのお店の魅力アップのためのお手伝いをしていかなくてはならないと、改めて思っています。


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花ズッキーニ食べもの

20130526



今やこの田舎でも、海外由来のいろいろな野菜が作られるようになりました。写真は、妻がこの前買ってきた「花ズッキーニ」。


イタリア料理ではよくお目にかかる(都会では…)と思われる素材です。私もそう何度も食べたことはないのですが、結婚したばかりのころ、東京に遊びに行ったときに老舗「キャンティ」でアンティパストに出てきたのをいただいたのが最初。


このあたりで見かけたことはこれまでになく、初めてです。


これは下伊那の直売所で買ったものだそうですが、幾らだったと思います?


正解は花5個で100円。ひとつ20円です。安いな!


キャンティではモッツァレラチーズを包んでフライにしてありました。今回は挽肉(ハンバーグの種)を包んでフリット(当人に言わせると、天ぷら)に。うまかったです。元にちょこんとついている実の部分が妙においしくて、いいですね。


先日テレビで、フィノッキオだとかいろいろなイタリア野菜に挑戦している地元農家の話題を見たばかりです。食べ方の提案ができれば、こうしたものを栽培するのもとっても面白いじゃないですか。


しかしひとつ20円って、そうは言っても安すぎませんかね。だってズッキーニの実が育てば一本100円とかで売れるのに、花のうちに収穫してしまって一個20円で売ってたら、意味がないのでは。…それともたくさんつきすぎた実を間引いたものを、何かのついでに店頭に出してみたってことかな?


謎です。


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面の皮食べもの

20130520



そのものズバリ。。


沖縄の市場で買ってきたお土産、久しぶりに家族皆が集まった時を見計らって冷蔵庫から引っ張り出してみました。


豚の顔を燻製にしたものです。しょうゆ味などいくつか種類がありましたが、これは塩胡椒のシンプルな?もの。1500円くらいだったかな。那覇市内の「牧志公設市場」で買いましたが、土産物として買ってみたことのある人も、何人かはいらっしゃるのでは?


こんなデカいもの、どうやって食べようかと思いましたが、もうそのままハサミでジョキジョキと切って食うしかないでしょう。


耳の部分はいわゆる「ミミガー」で軟骨があり、コリコリした食感です。鼻の部分はもっちりした感じ。味そのものはそれほど変わらないのですが、それ以外の顔部分とあわせて3種類の食感を楽しめました。


まあ正直いって、これは旨い!と飛び上がるような味ではありませんがね…グロテスクではありますがユーモラスでもあり、それなりに場が盛り上がるのは確かです。


こうして顔の肉にむしゃぶりつくと、何だか自分がレクター教授になったような気が(ウソウソ)。


これだけのボリュームですし、大勢で食べてもとても食いきれません。残った分はサイコロにカットして、チャーハンなんかに入れて食べたりしています。よく焼いて食べるのがいいみたいです。


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赤福氷食べもの

20130514



一気に夏が来たような暑さです。駒ヶ根では今日、60代の女性が熱中症で運ばれたとか。


トルコの話はちょっと置いておき、先週末訪れた伊勢志摩のことを書きましょう。土曜日曜と一泊二日で行ったのですが、土曜日はあいにくと一日中結構な雨降り。


バスの外に出るのも億劫なくらいでしたが、一応行程にありましたので伊勢神宮へ。雨にもかかわらず多くの人で賑わっていました。結婚式を挙げる一族とおぼしき晴着を着た集団も(雨でお気の毒)いましたか。


今年は20年に一度の式年遷宮の年ということで、10月に式典があるようですね。新しい神殿はシートの外からちょっと見えるくらいでした。


さて伊勢神宮と言えば見所は門前町の賑わいです。靴がびしょぬれになるのを我慢しながらびちゃびちゃと歩きます。目指すは赤福の本店へ。


いつぞやは表示偽装事件で評判を大きく落としてしまった赤福でしたが、今はその傷も癒えてきているのだと思います。有名なおかげ横丁はご存知のように赤福が作った一種のテーマパークで、さまざまな物販、飲食店が軒を並べています。私、今回までおかげ横丁と「おはらい町」(門前通り)をごっちゃにしていましたが、おかげ横丁は一本道であるおはらい町の中ほどに、独立して作られています。


赤福のお店では搗き立ての赤福の他、夏季限定で「赤福氷」というかき氷が食べられます。前から食べてみたくて、この日のお天気はあまりかき氷向けとは言えませんでしたが、頂いてみました。500円。


写真でご覧のとおり、一種の宇治金時です。抹茶シロップをかけ、氷の中にはこし餡と白玉が入っています。(赤福がそのままの形で入っているわけではありません)


これが、期待通りのおいしさでした。私はふだん、抹茶味のお菓子をあまり食べないのですが、このシロップはとても品が良くすうっとした甘さで、中身なしでも十分なくらい。山盛りをこぼさないように慎重に食べていきますと、餡と白玉が現われ、シロップとは別種の甘さで味を転換してくれます。白玉がもう一個くらいあるといいな、というのはただの欲張り。


できればもっと暑い日にいただきたかったが…でも十分満足しました。機会あらばまた食べたいと思います。

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親日国トルコ日々雑記

20130507

ゴールデンウィーク、当地では天候に恵まれ、それなりの人出もあったようです。皆さんの所はいかがでしたか?私は3日に日帰りで東京に行ってきましたが、あとは駒ヶ根を離れることなく大人しく過ごしました。


さてちょっと前になりますが、猪瀬東京都知事が五輪招致に関して失言し、話題となりました。競争相手のイスタンブール、マドリッドをあげつらい、特にトルコがイスラム国であることを指して「イスラム諸国が共有しているのはアッラーだけで、お互いに喧嘩しているうえ、階級がある」なんて言ってしまったのは、弁解の仕様がありません。


猪瀬氏のしばしば見せる傲慢な物言いに、そのうち何かやらかすのではと思っていましたが…当のトルコ側は「大人の対応」で不問に付し、また安倍首相のフォローもあって一応決着がついていますが、多くのイスラム国から無用の反感を買ってしまったことは、今後の招致にそれは響きますわな。


さてトルコが大変な親日国であることは、今回もいろいろと報道されました。かつて共通の敵であった帝政ロシアと戦ったことや、明治の中ごろ和歌山県沖で遭難した軍艦エルトゥールル号の乗員たちを、村人たちが献身的に救助し手厚く看護したことなどを背景に、トルコの方々は日本にとても恩義を感じ、友好親愛の気持ちが大きいのだと。(ただし昨年の外務省世論調査によると、トルコにおけるエルトゥールル号事件の現在での認知度は三割程度である由)


85年イラン・イラク戦争の時、現地に取り残された在留邦人をトルコの旅客機が救い出してくれたことも知られるようになりました。トルコの在イラン大使は切羽詰まった日本大使の要請に「わかりました。ただちに本国に求め、救援機を派遣させましょう。トルコ人ならだれもが、エルトゥールル号の遭難の際に受けた恩義を知っています。ご恩返しをさせていただきましょうとも」と答え、早速2機の救援機が差し向けられました。これによってピンチだった在留邦人215名は全員、間一髪でイランを離れることができたのです。


身が震えるような嬉しいできごとですが、当時日本ではどんな報道がされたんだっけな?私の記憶にはあんまり残っていないのですが…(当時新聞は読んではいたが、テレビは持っておりませんでした)

続きます。

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