伊那ローメン祭食べもの
20120430
伊那市の名物「ローメン」のイベントが行われ、様子を見にお邪魔してきました。ローメンは昨年B-1グランプリにも初出場し、いま勢いづいているご当地グルメです。
まだこのブログでローメンについて書いたことがありませんでしたね。蒸し麺、マトン肉、キャベツを使いニンニクを効かせた一種のソース焼そば…と言ったらいいのでしょうか。伊那に昭和30年頃から伝わる、まあどちらかと言えば男性向きの食べ物ですね。ちなみに妻は独身時代4年ほど伊那に住んだ経験がありますが、一度も食べたことがなかったそうです。(4年もいたのに、それもどうかと思いますが)
ローメンは伊那の多くの飲食店で定番品として提供されており、街を挙げて地域の名物として広く売り出し中のメニューです。詳しくはまた別の機会に書くことにしましょう。
今日行われたのは「伊那ローメン祭」。市役所の駐車場を使って、地元の飲食店から成る「伊那ローメンズクラブ」の方々が中心となって進められました。特別ゲストには知る人ぞ知る「信州プロレス」「オトメ☆コーポレーション」を迎え、家族連れを中心に結構な人出でしたよ。
私も昼前くらいに行ってみましたが、肝心のローメン提供にちょっと時間がかかっていたようで、100人近くの列ができていました。何分かかるかわからないような感じでしたので、隣のブースの「ローメンPANだ!」(焼きそばパンのローメン版です、辰野高校の生徒たちによるアイデア商品らしい)を購入しました。まあ待っていた人たちもプロレスを見物しながらですから、手持無沙汰になることもなかったとは思います。
写真上は「ローメン早食い大会」の様子。信州プロレスとオトメ☆コーポレーションからも代表選手が出ています。オトメ☆コーポレーションは以前から伊那市ゆかりのご当地アイドルとして名前は耳にしていましたが、お目にかかるのは初めて。けなげに3人がかりで大盛りローメンにむしゃぶりついていました。なかなか可愛らしかった。
会場は周囲の芝生に座ってローメンを楽しむ家族連れで賑わっており、ゆるやかな空気が流れ、感じのいいイベントになっていたと思います。
関連リンク: 伊那ローメンズクラブ
花のゴールデンウィーク日々雑記
20120428
寒い春で桜が遅れ、行楽の人出もお花見なのかゴールデンウィークなのかよく分らないような妙な具合になってしまいました。高遠の桜はピークを過ぎ盛んに散り始めているようですが、まだまだきれいだということです。
さらに開花の遅い駒ヶ根高原では、ちょうど今が桜の真っ盛り。今朝車で一帯をぐるっと一回りしてきましたが、最近有名になってきた光前寺のしだれ桜も、もう一日二日で満開というところでしょうか。
光前寺入口に、ずらっと黄色い水仙の花が並んでなかなかの壮観です。数年前から始まったこのエリアの水仙の植え付けですが、すっかり定着しました。カメラを向ける観光客の方も多いです。関係者の方々のご苦労に感謝です。
もう少しすると、中沢(駒ヶ根市東部)のハナモモが見頃を迎えるようです。これは「すみよしや」さんという飲食店(当社お得意様)のご主人が何年もかかって育てた樹々で、個人の手によるとは思えないほど見事ですよ。写真が取れたらUPしてみたいと思います。
今年のGWは前半後半とスケジュールがくっきり分かれました。前半はずっと好天に恵まれそうですね。後半はちょいと雲がかかりそう…行楽は前倒しの方がいいかもしれません。
写真は、光前寺前の水仙です。光前寺のしだれ桜が、道路が伸びている奥に小さく見えています。
暴走車日々雑記
20120424
とんでもない事故が京都で立て続けに起こりました。歩行者7人が亡くなった祇園の惨事もまだ記憶に新しいというのに、今度は集団登校中の小学生の列に無免許車が突っ込み、2人が死亡、2人重体という痛ましさ。
祇園の事故は、次男が修学旅行で京都にいた日に起きました。ちょうど班別の自由行動日で、場所が場所ですから事故現場に居合わせてもまったく不思議はないところ。事故の一報を聞いて、まさかね、とは思いましたが、翌日帰ってきた次男に聞いてみると、どうも1時間ほど前に現場近くでお昼を食べていたらしい。いや真面目に危ないところだったではないですか。
クラスメイトの中には、事故直後に通りかかって、修羅場を目撃してしまった子もいるらしいです。多感な中学生には悪夢のような光景だったことでしょう。
これらの事故は、自動車が本質的に利器と凶器との二面性を持っていることを改めて思い起こさせました。私も普段車に乗らない日はありませんが、あまりにも日常と車が不可分の状態にあり、何だか体の一部であるかのような錯覚に陥っているような気がします。
しかしひとたび制御を失ってしまえば、一瞬のうちに何人もの命を奪うこともできうるマシンに自分は乗っているのです。今回は逆上しての暴走や無免許での居眠りなどもう論外で、加害者を非難することは簡単ですが(もちろん非難されて当り前だとも思いますが)ほんの弾みで自分が加害者になるかも知れない可能性を忘れてはいけないでしょう。
ネット上では大勢のにわか探偵たちが、暴走車に乗っていた3人の名前や顔写真を探して公表しようと、昨日から犯人探しに夢中になっています。ある意味すごい世の中だと思いますが、あまりいい気持ちはしませんね。
高校PTAへ出て日々雑記
20120422
年度初めということで、いろいろな団体の年度総会や理事会が目白押しです。私自身も毎週2つ3つと会が次から次へとやって来て、なかなか忙しい時期です。
この4月から縁あって、高校PTAの役をお引き受けすることになりました。先週末はその最初の理事会があって、ちょうど桜満開の学校(写真)へお邪魔しました。
子供が小学校の頃にPTAはしっかり3年間も務めさせていただいたので、概ね勝手は解ってはおりますが、それでも義務教育と高校ではなるほどと思うような違いもあって、内容をある程度把握するにはもう少し時間がかかりそうです。
夜の部・懇親会までしっかり参加してきましたが、校長先生をはじめ先生方にも同じ高校出身の人が(ほとんどは私より先輩)幾人もおり、何となく同窓会を思わせる部分もあって少し変わった雰囲気でもありました。
PTAを舞台にしたドラマが時々ありますが、私の知っている地元のPTAとあまりに状況が異なっていて心底不思議です。お局様みたいな奥様や取り巻きたちがいて、平日真昼間に大した用事もないのに毎週集まっては「お茶会」をやってるとか、ホントに都会の学校ってそうなのかな?
このへんでは、基本的にはまあ夜の会ですけどね。お母さんたちも夕ご飯の用意をしてから集合しているのだと思います。正副会長あたりは、入学式卒業式を初めとしていろいろな学校行事に出る機会が多いですから、昼間の出動もある程度仕方がないですけど。それだって年間10回とはなかったな。
どうせやるからには、楽しくやりたいし、自分の勉強にもなればいいと思いますよ。幸い一緒の役員さんたちはいい人ばかりで、一年間楽しくやれるだろうと思っています。
名物・高遠万十食べもの
20120418
天下第一桜。待ちに、待ちに、待ちに待った開花宣言が、ようやく高遠にも出ました。ずっと寒くて桜も寝ていたらしく、今年は12年ぶりの遅い開花だそうで、今週末には見頃を迎えそうです。もしかすると来週末でも桜が見られるかもしれませんね。
さて桜の季節といえば名物・高遠万十。高遠や伊那の和菓子屋さんは今まさに書入れ時とあって、私どもからは毎日たくさんの原料を積んだトラックがお得意先に走っています。
召し上がったことのない方のために、ここでご紹介いたしましょう。大きさはお店によって多少の違いはありますが、直径5センチ高さ1.5センチほど。淡い黄褐色の薄い皮に包まれて、こしあんがたっぷりと入っています。手に取ると、ずっしり重みを感じます。
何と言っても、上質の小豆を使った餡のおいしさが命。「甘さ控えめ」な作りではありませんが、決してしつこくなく必要にして十分な甘さで、後味はすっきりしています。また皮にも工夫があり、しっとり吸い付くような感触がたいへん魅力的で、餡のサポート役を果たしています。
この記事を書くために、何軒かのお菓子屋さんから高遠万十を買ってきてもらいました。今回初めて「食べ比べ」をしてみましたが、基本的には同じ作りなのに餡にも皮にもそれぞれ微妙な違いがあって、大変興味深く思いました。
そのまま召し上がるほか、衣をつけて「天ぷら」にして食べてもおいしいですよ!ちょっと贅沢な天ぷら万十になります。油っ気が加わって、それはもう。(10.8.13の記事をご覧下さい)
本当はお花見ではどっしり腰を据えて一杯やりながら桜を愛でたいものですが、飲める人も飲めない人も、ぜひ高遠や伊那をご訪問の折にお買い求め下さい!(一年中販売しています)
あれから100年日々雑記
20120414
今日からちょうど100年前、1912年4月14日に起こった大事件。「タイタニックの悲劇」です。
多くの方は、97年の映画でよくご存知ですよね。世界中で映画のさまざまな記録を塗り替える大ヒットとなり、わが国でも1680万人の動員を誇ります。二度三度と足を運ぶリピーターが大変多かったと言われています。
私もですね…呆れられるかもしれませんが、実は7回見ています、もちろん劇場で。言うまでもなくビデオも持ってますよ。家族からも馬鹿にされるほど「乗船」を繰り返し、ほとんど台詞も覚えているくらい。100年目を記念してか、いま3D版が公開されていますが、もちろん行きますとも。(本当はちょっと忙しくて、近々には行けそうもない)
どこがそんなに良かったのでしょうね。当時最先端のCG技術をフルに使った迫力満点の映像も、じっくり練られた伏線たっぷりの脚本も(役者の演技も、とは言わないでおきましょう)エンタテイメントとして極めて完成度が高い。痒いところに手が届くような至れり尽くせりの大サービス映画だったということでしょうか。これは、褒めているんですよ。
それに加えて言うならば、これが実話に基づいた話だという重みが、観客を圧倒したということもあるのではないかと思います。限りある救命ボートの席を女性や子供に譲って落命した富豪や、乗客を落ち着かせようと最期まで演奏し続けた楽士の話は、noblesse obligeであったり職人魂であったり、この時代の人々に「命より大切な誇り」があったことを今に伝えています。
ああやっぱり観たくなってきた。連休になったら、子供をつれて映画館に行ってみましょうか。
ところで、中国で公開されている3D版では、主役ケイト・ウィンスレットのヌードシーンがカットされているそうです。
------(movie walkerより)--------
「鮮明な3D効果を考慮し、観客が触れようと思わず手を伸ばすなどして、他の観客の鑑賞を妨げるのではないかと危惧しています。観客どうしのもめ事が発生するのを未然に防ぎ、公序良俗を守るためにヌードシーンを削除することに決めました」という中国政府の検閲機関のコメントを英紙デイリー・メイルが伝えている。
しかし、15年前のオリジナル版ではカットされなかったこのシーンの削除に関し、中国の映画ファンは不満を感じているようで、「自分は3Dの乳房を見るために15年間待ったのだ。3Dの氷山を見るためではない」などの怒りのコメントがネット上に噴出しているという。
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心中お察しします。15年も待ったのにねえ。
おにぎり食べもの
20120413
全然大したことのない話題なので、パスしていただいても結構なのですが。。
先週、某大手コンビニが「おにぎり100円」のキャンペーンをやっていました。
ある朝、妻との会話。
「○○で今日までおにぎり100円だってよ、お昼に食べてみる?」(妻は自分では食べるつもりがない)
「うーん、今日はいいや」
お昼は普段家で食べますが、帰宅途中にそのコンビニがある。どんなものがあるか、ふと好奇心を覚えて立ち寄る。なるほど全品100円だ。へえ変わったアイテムがあるな、試しに食べてみようか。
目に付いた2個を買って帰る。
間もなく帰宅した妻。手には○○の袋。「あれー?何だ、パパもおにぎり買ったの?」
開けてみると、中には私が買ったのと「同じ2品」がころころと…
「すきやき風おむすび」と「煮玉子おむすび とんこつラーメン味」。
もうまるっきり嗜好が読まれています。
(食べてみると、すきやきの味もとんこつラーメンの味も感じませんでしたが)
中国嫁日記読んだり見たり
20120409
ちいさな異文化の可愛い衝突を描いて大評判のブログ漫画。毎日数万人がアクセスし、コミック本としてもベストセラーになっているそうです。
自称オタク漫画家、井上純一氏(40代)が、若く美しい中国人妻(20代)と結婚し、共に生活する中で沸き起こるさまざまな珍騒動。「○△人と結婚しました」と国際結婚をレポートしたエッセイはそれこそ山のようにありますが、この漫画はそのホンワカぶりと、主人公である妻、月(ゆえ)さんのキャラクターの可愛らしさが際立っており、オタクの本領発揮というところでしょうか。
最初は月さんに隠れてこっそり公開していたブログですが、途中で妻にバレてしまった。その時は憤慨した妻ですが、でもたくさんの読者が楽しんでくれるならと気前良く公認してくれて、現在に至っているそうです。
実際のところ、日本文化を知らない外国人の奇想天外なリアクションの部分だけをとってみれば、コミカルでこそありますが、本当はそれほど面白いわけでもないのです。それを見ての井上氏の反応もオーバーかつワンパターンですし。
でも、いろいろな場面で困惑しながらも可愛い妻をいとおしく思う井上氏の気持ちがいい味を出しています。読んでいて後味がとても良い。3.11大震災のとき、池袋の自宅にいた井上氏と日暮里の日本語学校にいた月さんが、お互い必死の思いで連絡を取ろうとし、無事に再会し一緒に歩いて帰宅する連作なんてシンプルだけどいいですね。
先日、テレビ出演した作者の井上氏を見ましたが、私の身内と風貌が酷似していて笑ってしまいました。漫画ではほとんど幼児みたいに見える月さん、実物はだいぶ印象が違うそうで、どんな方だかぜひ見てみたいと思います。
関連リンク: 中国嫁日記
春嵐吹き荒れる日々雑記
20120405
日本列島を吹き荒れた春の嵐。当地にもその爪あとを残していたことを今朝の新聞で知り、たまげました。
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(長野日報より) 駒ケ根市の駒ケ根高原家族旅行村で4日朝、3日午後から吹き荒れた強風の影響で、同施設の管理棟、こぶしの湯の屋根がめくれ上がり、管理棟内の電気、通信施設などが使用出来なくなっているのが見つかった。(中略)管理棟はトタンぶき屋根の南側全部(約50平方メートル)がめくれ、東側にある池に落ちて粉々になった。(中略)こぶしの湯はトタンぶき屋根の約10平方メートルがめくれ、露天風呂に落下した。既に片付け作業を終え、5日に営業を再開する。
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いやあ、当社のお得意様にこんな被害が出たとは。早速様子を見に伺いましたが、上記のほかにも大きな木が倒れたりするなど被害があったようで、強風の凄さを垣間見ました。局地的な竜巻だったのではないかという話です。
この日(3日)一番風が強いと感じたのは夕方5時頃。社屋が揺れるほどの風と雨が窓を殴りつけるようでした。7時頃には小康状態になりましたが、夜中にはまた凄い風となり、上記の竜巻?はどうやらこの時間帯だったようですね。
竜巻なんてどこの世界の話かと思っていましたが、これほど近くで被害を出すとは。こんなもの防ぎようがありませんからね、おっかないことです。くわばらくわばら。
記事にもありますが、被害のあった施設はもう片付けられ、営業も再開しているとのことですので、ご安心を。
新年度しごと
20120402
4月の新学期を迎え、世間に新入生や新入社員が満ち溢れる時期となりました。。
当社も今年は新入社員こそ入ってきませんが、3月決算ですので昨日から新しい年度になっています。
振り返ってみると昨年度は、東日本大震災の余波が直撃する中で始まり、本来なら大事な稼ぎ時であるお花見商戦が非常に厳しい状況で推移する、大変なスタートとなりました。あれから一年が経ったのかと思いますと、どうでしょうか、とても長い一年間であったような気がしています。
今年の春はいつまでも寒い日が続き、我が家でもなかなかストーブから離れられません。桜の訪れもやや遅いようですね。基準木となっている靖国神社のソメイヨシノは31日に平年より5日遅れで花開き、東京でも開花宣言となりました。
TVニュースでやっていましたが、気象庁職員の係の人は開花が近づくと毎日二度、この木を観察に来るのだそうですね。開花を確認するとすかさず庁舎へ電話連絡し「ただいま開花です!開花宣言を出して下さい!」と報告するのだそうです。
桜の時期に靖国神社へ行ったことはありませんが、さぞ見事なものでしょう。ご存知、日本を代表する桜の名所である、我らが高遠城址公園の開花は11日頃といわれており、見ごろは14日15日の週末から1週間ほど…でしょうか?多くの花見のお客様を心からお待ちしています!
この春は桜と一緒に、ぜひともいいスタートを切っていきたいものです。
本年度もよろしくお願い申し上げます。