「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

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試飲・兼・家飲み 飲みもの、お酒

20101204



昨日の風はすごかったですね。会社から家へ帰る途中、バス停の看板が、軒並みひっくり返っていました。


12月は恒例「年末のワインセール」です。対象アイテム選定のための最終試飲in自宅を行いました。一応ブラインドテストということで、子供に準備を手伝わせます。


家で試飲をするメリットは、料理との相性を確認できることと、そのまま家飲みに移行できることですね(それって試飲のメリットとは違うだろ!)。昨日の晩飯は、一口カツ、鯖の味噌煮、もやし炒め、里芋の煮物、カリフラワーの茹でたの、南瓜のいとこ煮、りんご、でした。


ワインのおつまみっぽくないですね。私んちではワインに合せて洒落た料理を出すなんてことは、たまにしかしませんよ。日常の晩酌として楽しむには、そんなにつまみや料理を選んでいられないでしょう。和食でも中華でも、お惣菜料理にワインは、一部の例外を除けばだいたい邪魔をせずに合せられるものです。


(私の考える例外のひとつは、塩鮭です。これまで何度となく試しましたが、まだこれに合うワインを知りません。誰かご存知の方、教えて下さいな)


昨日は、鯖の味噌煮の「味噌」部分に2種類の赤ワインがバッチリでした。が、口の中で噛んでいて鯖本体の味が表に出てくると、一方はさらにおいしくなり、一方は「あれ?」となりました。こういう経験は面白い。いとこ煮にワインも、なかなか好相性です。


昨日は7本抜栓しましたが、当然2人では飲みきれません…もちろん、翌日以降も飲みますとも。一日たった方がおいしくなることも、しばしばありますよ。それでも残ったら、どうしましょうか。



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ボジョレーヌーヴォー2010 飲みもの、お酒

20101119



ご存知11月の第3木曜日は、ワインのお祭りです。ワイワイ!ガブガブ!楽しく嬉しく新酒をいただく解禁日。


午前0時が解禁の瞬間ですので、時差の関係で日本が一番早く飲めると結構なブームになった時期もありました。今も大ファンの方はイベントなどで夜中に乾杯していらっしゃると思います。私はまあ普通に、解禁日の夜にゆっくりいただきます。


今年は円高メリットもあり、当社扱いも昨年一昨年より安い価格で販売しています。ヌーヴォーをきっかけにして、普段召し上がらない方でも月に一遍、十日に一遍くらいはワイン飲んでみるか、という方が増えるといいな。


昨夜は当社扱いの「リラックス」のものと、話の種に某量販店で買った激安のペットボトル入りを飲み比べ。中身の見た目はほとんど…いや全く変らないな。でも味は、はっきりと違います。当社の、おいしいですよ。(内心ほっとしたりして!)


ヌーヴォーを楽しむのは、お祭り。安くてうまいワインだったら、他にもいくらでもありますよ。初物を味わい非日常を楽しむために、わざわざ高い航空運賃をかけて運んでくるのです。そこへ「他店では真似のできないような激安価格」を売りにして安値合戦をするってのは、いささか興醒めではないでしょうかね。去年なんて本当にひどかった。


ワインは文化だ!と大上段に構えるほどの気負いはありませんが、こういう扱いをしてほしくないと思います。


ちなみにペットボトルはガラス瓶に対して軽量で丈夫なメリットはありますが、保存性に難があるといわれます。しかしヌーヴォーは基本的に早く飲むものですから、長持ちしなくても特に問題ないということですね。(ヌーヴォーは瓶入りであっても、何年も保存してそう美味くなるものではないので、どんどん飲んでしまいましょう)


ただ、いかにも安っぽいイメージがね…フランスのボジョレー委員会は「伝統を乱す」として今後「ボジョレー」と名のつくペットボトルは禁止する、なんて言っています。私も昨日手に取ってみて、こういうワインもありかなとは思いましたが(紙箱入りは既に当たり前に流通している)名のある伝統ものには、使って欲しくない気持ちもあります。



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金賞祝賀会 飲みもの、お酒

20101030



駒ヶ根のお酒「信濃鶴」が、今年の全国新酒鑑評会でみごと金賞を受賞しました。日頃からこのお酒を愛飲している方々が音頭をとって、先週お祝いの会が開かれました。


信濃鶴を醸す「長生社」は、現在は駒ヶ根市で唯一の日本酒蔵元です。こちらの専務・兼・杜氏のT君は私のJCからの仲間で、二十年以上の付き合いです。以前は一緒に飲む機会もたいへん多かったのですが、今は彼は造りの期間中はずっと蔵に泊り込みで忙しく、春夏は県外出張も多いようで、最近ちょっと機会が少ないな。


この日は80人ほどのファンが参加し、貴重な(高価な)金賞受賞酒をしっかりいただきました。辛口ですっきりとして飲み口の良い、素晴しくきれいなお酒です。飲み足りない人はさらに純米信濃鶴を一升瓶でグビグビと…


蔵元長生社は「純米蔵」です。醸造用アルコール添加をしない「純米酒」だけしか造っていないのです。今さら私が日本酒の講釈をするのも何なのでここで説明はしませんが、お米の味をより生かしたお酒でコストも余計にかかっていると思います。信濃鶴はよく宴会で出される緑色の小瓶も、純米酒なのですよ。


純米酒だからそうでない酒よりうまい、とは限りません。純米酒の持つどっしり感がプラスに働く酒もあれば、中には生かしきれない酒もあります。オール純米に方針を定めたときは、それまでの酒と味が変ったわけで誤解や抵抗も一部あったと聞きますが、今ではかなり定着してきているのだと思います。


この酒を造っているT君が、結構なブロガーでして…毎日毎日休まず、かなりのボリュームでブログを書いています。もう中毒じゃないかと悪口を言うのですが、どうやら商売にもつながっているようだから立派です。見習いたいものです。


彼は駒ヶ根が「日本一純米酒を飲んでいるまち」になるのが夢だそうです。私はね、「日本一ワインを飲むまち」ってのもなかなかいいと思いますよ。もちろん人口比ってことですが。両立できる目標ですしね。

(そうなったら、日本一アル中の多いまちになりゃしませんか)


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ワインを捨てたって? 飲みもの、お酒

20101007



自分のカネでないから、こういうことが平気でできるのでしょうね。。

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(産経新聞より) 経済協力開発機構(OECD)政府代表部など3つの在外公館で、年間消費量の7~29倍のワインなど1万6770本を保有していたことが6日、会計検査院の調査で分かった。別の4公館ではワインなどの酒1千本余を廃棄していたことも判明。検査院は保有量が過大だとして、購入を控えるなど適正な本数に改めるよう改善を求めた。
(中略)
 一方、品質が劣化したとしてワインを捨てた公館もあった。ニューヨーク総領事館では計約200万円で購入したワイン198本を廃棄。オーストラリアやドイツ大使館など3公館でも酒類計846本が捨てられていた。検査院には「異常気象が続いた」「大規模な停電があった」などと説明したという。

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賓客をもてなすために高級ワインを調達するのは、まあ良しとしましょう。年がら年中開けるのでなければ、マルゴーやラフィットの購入も、認めましょう。(ペトリュスやDRCは、どうかと思います)しかし年間消費量の29倍も溜め込んだと来れば、コスト感覚ゼロのお大尽たちがカネに飽かせて、面白がって買いあさったとしか思えませんな。


そして、千本以上のワインを捨てたと言うに至っては、開いた口がふさがりません。異常気象ですって?あんたの所では、1万円の高級ワインを段ボールで常温に放置してるのかね。


大規模な停電って、刑事コロンボの見すぎじゃないの。(最近、再放送していますね。とても印象的な回でした。見た人にはおわかりでしょう…でもあのときの決め手のワインは、ヴィンテージポートでしたから、高温には結構強いと思いますが)


検査院には捨てたと言って、本当は誰かの晩酌になっていたのと違いますか?


あまり知られていませんが、鈴木宗男氏は、在外公館のこのような無駄遣いと公私混同(ワインのみならず、ポンポン買った高価な絵画が何枚も行方不明になっているそうです)を国会で厳しく、しつこく追及していました。彼が実刑判決を受けたことで、外務省のネコババ官僚たちは、さぞかしほっとしていることでしょう。


これからこういうこと、チェックする人はおらんのだろうか。


ありえませんわ。 全く。


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夏のワイン考 飲みもの、お酒

20100802



ただいま「夏のワインセール」を実施しています。夏は何といってもまずビールだとは思いますが、とりあえず喉の渇きを癒したあとは、冷えたワインも大変いいですよ。


まだワインブームの来ない20年ほど前。私自身ワインはたまにしか飲まなかった頃ですが、ふだん行くことの少ない遠くの酒屋さんでお盆用に赤と白のワインを買ったところ、「夏でも赤ワインをお飲みですか?」とお店の方に言われ、「えー、夏に赤は普通飲まないのか…」と不思議に思ったことがありました。印象的だったので今でも覚えています。


当社でも年間通して7:3で赤のほうが売れている現在では、夏だからといって赤を敬遠される方はむしろ少ないでしょう。


私はというと…ワイン飲みの中では、白を好む度合いが高いかなと思います。この時期は、赤も飲みますが、やっぱり白がおいしいな!夏の家庭料理にも、合わせやすいような気がします。酸味の程よく利いたソーヴィニヨンブランなど、この時期には特においしく感じます。


ところで夏はぜひ、赤ワインも冷して召し上がって下さい。

「赤は常温で」という言葉が独り歩きしているように思います。さてさて「常温」とは、どこの地域の、いつの季節の常温を指すのでしょうか?亜熱帯ニッポンの夏の常温は、赤ワインを楽しめる温度よりもだいぶ高めだと思いますが…


常温ではなく「室温」と言い換えた方がわかりやすいでしょう。冷房のよく効いた部屋での室温、実際は赤ならそれよりもう少し低めの18℃~16℃くらいの温度がいいといわれます。ちょっとひんやり感じるくらいを目安に。白はもちろん、それよりも低い温度で。


冷しすぎて温度が低すぎるとワイン本来の香りを楽しめない、というのはその通りだと思いますが、「ぬるま湯」のようなワインをおいしく召し上がれる方は、そういらっしゃらないでしょう。


もっとも温度計片手にワインを飲むのも、大げさな感じがします。もし温度が低すぎると思ったら、ボトルをテーブルに出しておけばワインの温度なんてたちまち上りますから、ご家庭でそう気にすることはありません。


ちなみに卓上でワインを冷すワインクーラー、最近拙宅では麦茶用のピッチャーをよく使っております。ふだん1本だけに使うには、何しろお手軽なもんで…見た目はあんまりかっこいいとはいえませんね…


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タイのお酒 飲みもの、お酒

20100624



何しろ暑い国です。まずビール。あの暑さでビールが無かったら、日々過ごしていくのにしんどいでしょう。


ビールは、日本でも見るようになった、シンハー。ちょっと値段の安い、チャーン(象印)。ハイネケンやアサヒもあります。中ではシンハーを飲む機会が多かった。


注文すると、氷を入れるか聞かれます。ビールに氷?これは、注いだビールがぬるくなるので氷で冷すらしいですが、その前にビール自体がうすくなっちゃうんじゃないの?


面白かったのは、ビールのタワー。レストランに各ビール会社の売り子(キャンペーンガール?)がいて、自社製品の売り込みをします。野球場みたいですね。で、「タワー」を注文すると、写真のようなサーバーが出てきて、彼女がじきじきに注いでくれるのです。


グラスが半分くらい空くと、わんこそばみたいに次から次へと注いでくれます。いい気持ちであらかた飲んで「おかわりは?」と聞かれ、そうか、これはピッチャーで注文するのと同じで、タワー単位で注文するんだ、と気がつきました。このサーバー、日本でも入手できるようですね。こういう式の居酒屋さんとか、日本にもあるのかな?私が知らないだけでしょうか。


タイ式ウイスキーも飲みました。秋篠宮殿下のお気に入りと言われる有名な「メコンウイスキー」を注文したのですが品切れで、「センソム」というもの。度数40度。


ウイスキーといっても米と糖蜜が原料なので、焼酎というか、ラムですね。ほのかな甘味を感じます。ハイボールにして飲みましたが、結構いけます。免税店でも1本買ってきました。高いものではありません。(免税店にも空港にもメコンは何故か置いてなかった)


ちなみに沖縄の泡盛の原料は、タイ米です。何故タイ米か?14世紀から15世紀にかけて、タイから蒸留技術が伝わった際に、タイ米の使用も伝わったのではないか、とも言われています。タイウイスキーと泡盛は、同じ祖先から枝分かれした親戚なのかもしれません。


あと、タイではワインも作られています。「モンスーンバレー」というブランドで、日本でも入手可能です。あんな暑いところでワインできるの?と思いますが、現地で2種類飲んでみたところ、まずまずの味。ワイナリーの近所まで行ったので寄ってみたかったのですが、たまたまクローズ中で、残念でした。

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紹興酒の楽しみ (続き) 飲みもの、お酒

20100601

紹興酒、私も自宅に1本は常に置いています。食事どきにたまに飲んだりしますが、やはりいいものです。中華風のおかずはもちろん、他のものでも結構合わせられます。


中には「たまに」ではなくて晩酌は基本的にこれだ!という方も実は何人もいるのではないかと思います。大容量の甕入りを個人で購入して楽しんでいらっしゃる方を知っています。もう何年も当社から買っていただいていますヨ。


ずっと前、当社の新年会のときだったと思いますが、先代社長が何を思ったか、甕入りの紹興酒を買ってみんなで飲もう!と言いだし、本当に24L入りを注文してしまったのです。


新年会にはおいしくいただいて、かなり飲んだつもりなのですが、そうは言っても紹興酒ばかり飲む人はそう何人もいませんので、ほとんど余してしまいました。まあ、当たり前ですな。


甕は冷蔵保管し、それから会社で飲む機会があるごとに引っ張り出しては飲みましたが、いっかな減る様子なし。半年後に残量をすべて一升瓶に移して希望者に分け、最後に残った数本を家で引き取って、やっとのことで飲み倒しました。随分長く楽しんだ?ものです。


駄目にして捨てるようなことがなくて良かったですが、一応飲めたということは、紹興酒は開封しても劣化がそれほど激しくないのかな?日本酒を長く置いておくと、ほんのり色がつき、味も何だか紹興酒みたいになってきますね。紹興酒は既にある程度酸化しているので、それ以上の進行が遅いのかもしれません。(私の化学の知識には少なからず欠落があるので、信用しないで下さい)

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紹興酒の楽しみ 飲みもの、お酒

20100531

普通の酒飲みが、紹興酒(老酒)を飲む機会って、どの位あるのでしょうか。最近「これはおいしいな~」と思ったことが二回ほどありました。


先週、高校同窓の仲間たちと打ち合わせをしたあと、伊那の「華久」さんで一杯やりました。いつもはビールと焼酎の連中ですが、私が「紹興酒飲もうや」と注文し、ボトル3本ほど飲んだかな。中には初めて飲む、という人もいました。(へえ!)

見慣れない銘柄で、輸入元も私の知らない会社でしたが、少し酸味が強いものの、クリアな口当たりで中々いけました。


もう一度は先月、駒ヶ根の「彩園」さんで毎月の飲食会をやったとき。注文すると、お店の方が甕からデカンタに酌んでくれます。こちらは古越龍山、有名銘柄ですね。コクがあり、仲間もうまいうまいと杯を重ね、いや…かなり飲みましたよ。


紹興酒は悪酔いしにくい酒だと、私の中では定義されております。氷砂糖や干し梅を入れる方も多いですが、私は何も入れずにいただきます。燗もつけません。(そもそも日本酒のときも、冷やが好き!)


東京赤坂見附に「黒猫夜」という隠れ家的なお店があります。ここは中国酒を飲ませる専門店で、黄酒(いわゆる老酒)も白酒(しろざけ、ではない)もかなりの種類が揃っており、料理もおいしく、鴨舌の炒め、など珍しいものもあります。

ここで老酒の利き酒セットを頼むと、3種類がミニグラスで出てきますが、その個性にちょっと驚きます。それぞれ大変おいしいのですが、こんなに違うの?と思いますね。白酒の利き酒セットはまだ試していません…(以前中国で、えらい目にあったもんで)


蛇足ですが、浙江省紹興市で作られた老酒が紹興酒ですから、ここ以外のものは別名になります。当社では台湾産お値打ち品の「太湖 陳年花彫酒」(紹興酒を名乗ってはいません)を在庫していますが、グレードの高いものも、お取り寄せできます。


紹興酒の話、もうちょっと続けます。

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ワインの試飲会 飲みもの、お酒

20100422

昨日は東京出張で、ワインの試飲会へ出かけてきました。

有楽町の東京国際フォーラムの一室。並んだワインは約500種。2時間半ほどかけて、その大半…とまではいきませんが、どうでしょう200種くらいはテイスティングさせてもらいました。やはりフランス産が多く、あとイタリア、スペイン、南半球など。

私、一応ワインについては資格持ちでして「プロ」の端くれを名乗っていますが、これだけの種類をきちんとマトリックス分析できるほどの鋭敏な味覚の持ち主とは、どうも言えません。

私の場合は、当社の売れ筋の価格帯のものを中心に、値段のおおむね安いほうから高いほうへ、まず白、そして赤を試していきます。次々に飲んでしまうと大変なことになりますので、含んで吐き出します。
(しかし若干の量はどうしても喉を通りますから、最後の方ではいささかポーッとなります)

いくつも試飲していくと口が慣れてしまうので、水を飲んだり、フランスパン(会場に用意されています)をかじったりして時々感覚をリセットします。印象に残ったものをリストにチェックを入れていき、最後にもう一度、チェックしたものだけを確認のために試します。

当社の扱いワインは基本的にすべて私が(責任を持って)選んでいますので、こうした機会はもちろん楽しいだけでなく、とても貴重です。今回は赤白合わせて10種類ほど注目アイテムがありました。検討して、次回のワインセールなどで皆様にご紹介できると思います。

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