金賞祝賀会 飲みもの、お酒
20101030
駒ヶ根のお酒「信濃鶴」が、今年の全国新酒鑑評会でみごと金賞を受賞しました。日頃からこのお酒を愛飲している方々が音頭をとって、先週お祝いの会が開かれました。
信濃鶴を醸す「長生社」は、現在は駒ヶ根市で唯一の日本酒蔵元です。こちらの専務・兼・杜氏のT君は私のJCからの仲間で、二十年以上の付き合いです。以前は一緒に飲む機会もたいへん多かったのですが、今は彼は造りの期間中はずっと蔵に泊り込みで忙しく、春夏は県外出張も多いようで、最近ちょっと機会が少ないな。
この日は80人ほどのファンが参加し、貴重な(高価な)金賞受賞酒をしっかりいただきました。辛口ですっきりとして飲み口の良い、素晴しくきれいなお酒です。飲み足りない人はさらに純米信濃鶴を一升瓶でグビグビと…
蔵元長生社は「純米蔵」です。醸造用アルコール添加をしない「純米酒」だけしか造っていないのです。今さら私が日本酒の講釈をするのも何なのでここで説明はしませんが、お米の味をより生かしたお酒でコストも余計にかかっていると思います。信濃鶴はよく宴会で出される緑色の小瓶も、純米酒なのですよ。
純米酒だからそうでない酒よりうまい、とは限りません。純米酒の持つどっしり感がプラスに働く酒もあれば、中には生かしきれない酒もあります。オール純米に方針を定めたときは、それまでの酒と味が変ったわけで誤解や抵抗も一部あったと聞きますが、今ではかなり定着してきているのだと思います。
この酒を造っているT君が、結構なブロガーでして…毎日毎日休まず、かなりのボリュームでブログを書いています。もう中毒じゃないかと悪口を言うのですが、どうやら商売にもつながっているようだから立派です。見習いたいものです。
彼は駒ヶ根が「日本一純米酒を飲んでいるまち」になるのが夢だそうです。私はね、「日本一ワインを飲むまち」ってのもなかなかいいと思いますよ。もちろん人口比ってことですが。両立できる目標ですしね。
(そうなったら、日本一アル中の多いまちになりゃしませんか)