「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

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笹巻道明寺食べもの

20250520



5月中旬頃、柏餅に代わって和菓子屋さんに並ぶ「笹巻道明寺」。餡を道明寺で包んだシンプルなお菓子です。私は子供の頃から偏愛しています。どうしてこんなに好きなのかなあ。


そもそも道明寺(道明寺粉)とは何か。道明寺というお寺があるんだろうとは思っていましたが、調べると大阪は藤井寺市にあるそうです。7世紀半ばからある古刹で、菅原道真公ゆかりの尼寺なんですって。


そこでなぜ道明寺粉なんでしょう。(以下、wikipediaより)…水に浸し蒸したもち米を乾燥させたものを糒(ほしい)といい、古くから保存食や軍糧に用いられてきた。現在の大阪府藤井寺市にある道明寺の尼僧が作る「道明寺糒」がよく知られることから、糒を適当な大きさに挽き割ったものを道明寺粉と呼び、和菓子の材料などに用いられる。 …


桜もちに2種類あるのはご存じだとおもいます。関東風の長命寺桜もちは、薄く焼いたクレープ状の生地で餡を巻いたもの。関西風は道明寺で餡をくるんだもの。このあたりでは前者が多いと思いますが、関西風も最近(スーパーなどで)増えているようです。


どっちが好きかといえば、私は迷いますが道明寺の方が好きですね。そして笹巻道明寺が好きなのも、その延長かな。いや桜餅に二種類あることを知らなかった子供の頃から、笹巻が大好きなのですから延長ってことはありません。


笹の葉をむいて現れる白いお米の粒粒、ほのかに笹の香りがして「早く食べて」と言っているよう。齧りつくとたっぷりした甘い餡。ちょっと小ぶりなのも、2個目を誘う策略だったりして。シーズンに何度も食べるわけではなく、また来年に気持ちを残すくらいがいいですね。 ちょっと何言ってるんだかわからない。すみません。

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ブリティッシュ・ベイクオフ読んだり見たり

20250516



BBCが制作し、現在NHK教育TVで毎週木曜夜に放送されている番組「ブリティッシュ・ベイクオフ」。これは面白い。録画して二度ずつ観ています。


12人のアマチュアベイカー(baker、焼く人)が登場します。それぞれ趣味の菓子やパン作りで腕に覚えのある人たち。パイ、ビスケット、パン、プディングなどさまざまな課題にチャレンジし、厳しい審査により最下位の一人が脱落していく、よくある形の料理コンテスト番組です。本家イギリスでは既にシーズン15まで放映されている人気番組で、NHKではもともと60分の番組を一週30分ずつに分け、現在はシーズン5がオンエアされています。(国内CS放送では、既にずっと先まで放送されているみたい)


挑戦するベイカーたちはさまざまな年齢・経歴・職業で、今回最年少は17歳の女子高生、最年長はたぶん70代のおばあちゃん。審査を務めるのはポールとメアリーの二人で、ベイカーたちが悪戦苦闘した作品を大変厳しく、時にはこっぱみじんに批評します。それだけに、たまに味が高く評価されると皆ほんとうに嬉しそう。


審査員二人が特にこだわるのは、良く焼けているかどうか、です。フィリングを入れたお菓子やパンで、焼いているうちに具から水分が出てしまうことがしばしばあります。作成途中、ベイカーに「この具は水分が多いぞ、大丈夫か?」とヒントを投げているのに、ああ…と思っていると、完成品は予想通りナマ焼け。小麦粉の美味しさはやっぱり、火が通ってこそですね。


続けてみていくとベイカーの個性が出てきます。過去に登場した女性は、出来上がりの見た目は実に独創的で素晴らしいのに、味が伴っていないと毎回言われ続け、それでも最後まで見た目にこだわりました。決勝ではみごとに味と見た目を両立させました。この姿勢は実に印象的でした。


毎回変わるチャレンジの題材を見るのも楽しいです。シーズン4では本欄で何度か言及した「スェットプディング」が登場しました。イギリスの伝統的なお菓子で、子供の頃読んだドリトル先生では「アブラミのお菓子」と訳されています。どんな味と形なのかイメージが湧かなかったのですが、この回で実物を初めて見ることができました。ああ、食べてみたい。どなたか国内で入手できるところ、ご存じないですか?

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12269人のバンド音楽ばなし

20250513



一万人を超えるマーチングバンド。どんな音がしたのでしょう。

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(読売新聞)大阪・関西万博会場(大阪市此花区)の大屋根リングで11日、関西を中心に集まった1万2269人が行進曲「星条旗よ永遠なれ」などを演奏し、「最大のマーチングバンド」としてギネス世界記録に認定された。(中略)小中高校など約300校の吹奏楽部や一般の楽団から演奏者が色とりどりの衣装や制服で参加し、1周2キロの大屋根リングを時計回りに行進しながら10分以上、管楽器や打楽器によるハーモニーを響かせた。
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何度か書いていますが私はパレードを見るのが大好きで、消防の出初式(れっきとしたマーチングバンドでしょう)で喇叭と太鼓の音が聞こえてくるとすぐ家を飛び出して見に行きます。


先日東京に行った折、新宿の書店で本を物色していましたら賑やかな音が聞こえてくる。通りに出てみると、交通安全キャンペーンのイベントで警視庁音楽隊がパレードをしています。曲はスーザの「エル・キャピタン」、さすがに上手です。以前ここの音楽隊長を務めていた大学の先輩を思い出しました。


閑話休題、リンク先に今回の万博巨大バンドの動画があります。12269人の演奏するタイミングとテンポをどうやって合わせるのか、どこかにリーダーがいて大画面で指揮を見せるのか? 何百メートルも離れたところで演奏するなら時差が出るのは間違いない。興味津々で観ましたが、何てことはない、合わせようとする気も(あまり)ないですね。各バンド見事にてんでんバラバラでした。ま、無理なものは無理だ。


ピシッと決まったユニホームの団体もあれば、私服でゆるく参加している団体もあり、それぞれです。参加した皆さんにとっては珍しい体験で面白かったのではないですか。あの大きなリングの上を行進演奏することなんて、なかなかできないことだし。


ただ気になるのは、曲目です。何で「星条旗よ永遠なれ」なんですか?学校をはじめとするあちこちの吹奏楽団でこの曲がいま異常に推されているのは、かつて指揮者の佐渡裕氏と「題名のない音楽会」がやたらと取り上げたのがきっかけだと思います。


この曲はよくできた行進曲ではありますが、タイトル通り、アメリカの愛国曲ですよ?日本で開催される万国博覧会の会場で、こうしたイベントで演奏するのは変でしょう。日本の曲でやってほしかったですねえ。

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フォースと共に音楽ばなし

20250508





今年のゴールデンウィークは前半後半がはっきり分かれています。11連休を楽しめる人は羨ましいですが、そうでなくても気持ちの良い季節に連休を楽しめることは貴重なことですね。当社のお客様も書き入れ時ですから、しっかり稼いでいただきたいものです。


いろいろなイベントが開かれているわけですが、わが伊那フィルも連休初日、伊那文化会館主催の「伊那ぶんぶん子どもまつり」に参加してオープニングのミニコンサートを行いました。


野外での演奏ということで天候が心配され(弦楽器や木管楽器は太陽の日差しにも雨にも弱い)小雨でも中止という前提で準備されましたが、幸い当日は暑からず寒からずの良い天気に恵まれました。


どなたも聴いたことがあるであろうポピュラーなクラシックや映画音楽を4曲演奏し、来場した(そう多くはない)親子連れなどのお客さんに楽しんでいただきました、たぶん楽しんでいただいたと思います。


「スター・ウォーズ」組曲から2曲を演奏しましたが、ちょうど本番前夜、TVで「エピソード4/新たなる希望」を放映していたという偶然。連休中もいろいろな場面でスターウォーズがやたらと目につくと思っていたら、5月4日が「スターウォーズの日」になっていたんですって。いつからなんだろう、初めて聞きました。


第1作の公開記念日かと思ったら、映画の名台詞「フォースと共にあらんことを May the Force be with you」が、May the 4th と語呂が似ているからなんだと。ふーん、だから何なん…


使った楽譜は作曲者ジョン・ウィリアムスが書いたオリジナルスコアで、きちんとやろうとすると大変難しいのですが、途中にWith Great Forceという指示が出てきます。スコアを見たときは笑ってしまいました。否が応でも力の入る曲想の場面で、なるほどと思います。ほかの曲にも応用できる発想記号(テンポや表現方法を指示する音楽用語)かもしれません。

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アフターヌーンティー食べもの

20250502

万博。イギリス館のレストランで供された「伝統のアフターヌーンティー」が、とても価格に見合う代物ではなかったとしてSNSに投稿され、関係者が釈明のコメントを出す事態になりました。


発端は上の写真。投稿者は5000円のアフターヌーンティーを注文し楽しみに待ったところ、紅茶は紙コップにティーバッグ、スコーンはメニューでは2個と記載されていたのに1個しかない、など期待を大きく裏切るものだったと書いています。紅茶のお湯のお代わりもない。外国人スタッフに苦情を言ってもキョトンとした様子で、渋々追加を持ってはきたが、どうなってるの?ということだったそうな。


炎上?し話題となったことを受け、イギリスの万博政府代表が「英国パビリオンでみなさまから寄せられる声を大切にし、より快適な時間を過ごしていただけるよう取り組んでいきます」と動画を投稿し、その後すぐに紅茶は陶磁器のティーカップで供されるようになったとか。対応が早いのは良いことだ。


アフターヌーンティーは写真やTVで見るだけで体験したことがありません。3段重ねの什器にこぼれんばかりのお菓子やサンドイッチが盛り込まれ、ポットの紅茶を何杯もお代わりしながら午後の優雅な時間を楽しむ、ものだと理解しておりました。紅茶をお代わり、というのが大きなポイントですよね。


パビリオン内のレストランがどのような雰囲気なのかな。ファストフードに毛が生えた程度のものだったなら紙コップという発想もありかもしれませんが。だいたい万博自体がガヤガヤしたイベントなので、ゆったりした時間をゲストに過ごしてもらうのは難しそうです。


いつも不思議に思うのは、こんなにたくさんのフードをみんな残さず食べているのかなということ。満腹なのに無理して口に入れていては、優雅な午後とはいえません。お昼は抜いて臨むのはもちろんのこと、平均的な女性ならたぶん晩ご飯も要らないですね。持ち帰りできる店が多いだろうとは推察しますが。


伊那谷でもアフターヌーンティーを提供しているお店がありますよ。当社お得意様、下伊那郡松川町の「光輪亭」というカフェ。3営業日前までに要予約だそうです。たまには時間を忘れて、優雅な午後を楽しむのもいいですねえ。

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教皇選挙読んだり見たり

20250429



ローマ教皇が亡くなったため、新しい教皇を指名するための選挙が5月7日から行われるとのことです。枢機卿と呼ばれる高位聖職者のうち、80歳未満の135人が世界中からバチカンのシスティーナ礼拝堂に集まり、外部との連絡を絶って缶詰めになって教皇選挙に臨みます。日本人の枢機卿もいるそうです。


全体の三分の二の票を得る人が出るまで、何度でも投票を繰り返します。これまで最長では教皇が決まるまで5日を要したとのこと。この教皇選挙のことをコンクラーベConclaveといい、文字通り「根競べ」となるのは皆さんご存じの通りです。


何というタイミングか、その名もズバリ「教皇選挙」という映画が公開されています。あまりにもお堅い題名ゆえに敬遠する人も多かったのではないかと思いますが、内容は一級の心理サスペンスだとなかなかの評判で、そのうち観てみたいと思っていた映画です。先日行ってきましたよ。


結論を言いますと、素晴らしい傑作です。あまりにも濃密で、退屈する暇もない。


主人公は枢機卿の一人で(ハリー・ポッターでヴォルデモート卿を演じた人)前教皇の死去により教皇選挙を仕切る役目となります。映画では枢機卿は108人、72票を得れば当選。有力な候補者の中には保守派、革新派、人種の違いなどさまざまな立場があり、彼らを推す人たちにもそれぞれ思惑がある。


もちろん一度の投票では終わらない。投開票を繰り返すうちに、陰謀で過去のスキャンダルを暴かれる人、その陰謀を仕掛けたことが発覚して信を失う人、当初はその気がないと言っていたのに途中から色気を隠さなくなる人などなど、選挙の裏はドロドロの様相を示してきます。


教皇選びが進まない中、衝撃的な事件が起こり事態は急変して、方向が決まっていきます。そして… という映画で、誰が選ばれるかというサスペンスと、急死してもはや知ることのできない前教皇の意思をめぐる謎。これは極めて上質なミステリー映画です。昨年度の米アカデミー賞で「脚色賞」しか獲れなかったのが信じがたい。


迫真のフィクション。あと一週間ほどで、実際にコンクラーベが行われるのですよ。今回は有力候補が不在だとされていますが、新教皇が決まるまでにどんな策謀が秘密裏に行われるのでしょうか?


そして…の後は、ぜひ映画館で。5/16まで塩尻東座で上映中です。

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仲直りなるか日々雑記

20250427







フランシスコ・ローマ教皇が亡くなり、葬儀に参列した世界の要人たち。トランプもゼレンスキーもそれぞれバチカンを訪れ、偶然か計画の上でかわかりませんが、15分間、会談の機会を持ったとのことです。


(今ちょうど観ているTV番組によれば、英仏の両首脳がトランプに働きかけたとの情報があるそうな)


2月のホワイトハウスでの会談では、たった一人のゼレンスキーをトランプ一派(米国メディアたちを含む)が取り囲んで「袋叩き」にしました。一方的にロシアの肩を持つかのような振る舞いで、戦いの終結を願う世の良識ある人を絶望させました。通訳をつけなかったゼレンスキーの作戦ミスだともいわれましたが、トランプもいくらかは後味の悪い思いをしたのでしょうか?


今回はサシでの対話、写真で見ると前回のような一方的なお説教ではなかったようにも見えます。会談後にゼレンスキーは「生産的な議論だった」と言っていますが、さてどこまであのお天気屋を信じていいものか?


VIPの葬儀は各国から多くの首脳が集まることで、活発な「弔問外交」が繰り広げられる場だといいます。報道された会談の写真は見事にこの重大な場面を捉えていて、多くの画像加工職人たちがさっそくパロディ画を作っていますが、2枚目は素晴らしい出来ですね。教皇は亡くなった後も平和のために大仕事を成し遂げた、ということになれば良いのですが。


でも一番笑えたのは、3枚目の写真でした。ちょっと椅子が豪華すぎです。


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そば県への道けわししごと

20250422



「信州そば」のブランドは全国に轟き、日本中の誰もが、そば処といえば信州を思い浮かべてくださっている。そう信じてきましたが、実は違うみたいです。


4/18の日経信越面の記事によれば「ここ数年は越前そばを有する福井県の猛追を受けており、特に品質=おいしさの評価では福井に後れを取っている」というではありませんか。これは由々しき問題ですぞ。


ねとらぼ調べによる「そばがおいしいと思う都道府県ランキング」では、2021年から2024年までずっと福井が一位に君臨し、長野は新潟や山形と二位争いをしているようです(もっとも、ねとらぼの評価なんて当てにはなりませんがね)。


そば粉の生産地はそば好きにとって大きな関心事だと思いますが、長野県産そばの収穫量は北海道に大きく水を開けられた二位で、県内消費の全量をまかなうことができていません。県外産や海外産そば粉も使われているのが現状で、やむを得ないことだとは思います。「うどん県」と名高い香川で提供される讃岐うどんだって、原料の小麦粉は基本的に香川産ではありません。(ほとんどがオーストラリア産のはず)


県外のそば粉を使っておいしいそばを打っているお店ももちろんあります。しかし長野県産そば粉を使って美味しいそばを提供しているお店を認定する制度があれば、訪れる人たちの信頼感を高めるために役立つと思われます。それを推進しようと取り組んでいる人たちもいるのですが、上記の原料事情から他所のそば粉を使う業者への配慮も必要で、苦しいところなのだとか。


長野県を「そば県」にしようと県議会ではグレート無茶氏らが頑張っていて、このほど官民による「信州『そば県』推進協議会」が立ち上がったということです。遅ればせながら、信州そばのトップ奪回に向けてぜひとも一丸となっていきたいです!


妻もそば打ちを勉強した時期があり、なかなか出来が良かったのですが、最近は忙しくて打ってくれる機会がありません。そろそろ、どうでしょうか。

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紳士と淑女日々雑記

20250420



1970年から2009年まで文藝春秋社から発行されていた「諸君!」という月刊オピニオン誌がありました。内容は主に保守的な論調で構成され、当時の論客たちによる先鋭的な評論などが誌面を作っていました。wikipediaによれば主な執筆者は(一部略)、


「小林秀雄、竹山道雄、田中美知太郎、福田恆存、林健太郎、高坂正堯、江藤淳、村松剛らが寄稿。のちに山本七平、渡部昇一、谷沢永一、佐伯彰一、西尾幹二らが常連となった。しかし、小林良彰、浅田彰、山口二郎、大塚英志、金子勝など保守に属さない左派にも寄稿させてきた。そして、上野千鶴子など左派や中道論客が対談や論説など様々な形で登場」していたということです。「will」や「Hanada」と一緒にしないで下さいよ。


父はこの雑誌を愛読していて、驚いたことに創刊号からほとんどすべての号が我が家に保存されています。途中何冊か欠けているのが惜しい。亡くなってずいぶん経ちますが、捨てるに捨てられません。私も時には手に取って、興味のあるところだけ拾い読みしたりしました。


80年1月号から30年間、この雑誌の巻頭に置かれていたのが「紳士と淑女」と題した匿名のコラムでした。時事問題からゴシップまで広く取り上げ、内容たるや容赦ない辛辣さ、かつ正鵠を射ており、筆者の深い知識と洞察力には感服でした。


諸君!の休刊により「紳士と淑女」も当然終わったわけですが、その最終回は驚きのものでした。筆者がガンの告知を受け困難な治療に入るというカミングアウト、読者へのしばしのお別れ、そして最後の一文は「なお、三十年にわたって、ご愛読いただいた「紳士と淑女」の筆者は、徳岡孝夫という者であった。」と締めくくられていました。


徳岡孝夫氏は毎日新聞記者を経て著述家・評論家となり、三島由紀夫やドナルド・キーンとの親交が厚く、三島が自決した時は盾の会関係者から手紙と檄文を託され目撃者となった人です。連載終了以来、消息を聞くことがなく記憶から薄れていましたが、新聞の訃報で今月、95歳、老衰で亡くなったとありました。ガンに倒れたのではなく天寿を全うしたのですね。昭和と平成にまたがり時代を鋭くえぐった名文家の逝去を悼みます。

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大阪万博はじまる日々雑記

20250415





巨大な木造リングが話題になっていた大阪万博。準備段階では内容があまり伝わってこず(当方もわざわざ情報を求めていません)さっぱり盛り上がりませんでしたが、いつの間にかおおむね完成して先週末には開会の運びとなりました。


初日は12万人近いお客が来場したそうです。混雑に加えて結構な雨降りで、入退場もスムーズにいかず大変な思いをした人が多かったそうな。連休中のディズニーに行ったと考えれば、それほどでもないのでしょうがね。


「並ばない万博」を売りにしていながらどういうことよ、と各方面から批判を受けていますが、どんなイベントだって初日はそんなものでしょう。早め早めにブラッシュアップがされるだろうと期待しておきます。


小学生だった頃、一回目の大阪万博に連れて行ってもらったことを思い出します。事前にガイドブックを(父が)買って予習をし、行きたかったパビリオンにはだいたい行くことができました。太陽の塔は中身の展示がすごいと思ったし、月の石は遠くからチラと見るだけでしたが満足しました。人間洗濯機は見ることができませんでした。今回はその進化形が展示されているそうですね。


子供の目で見たいろいろな展示館は、中には退屈なものもありましたが、近未来の夢の世界を見せてくれためくるめく体験だったことは間違いありません。大人の目からはどうだったのだろう。今回の万博が、子供たちにどれだけの夢を見せることができるのか、興味深いものです。


私がこれから行くかどうかは、わかりません。是非とも見てみたい、という気持ちにはまだなっていないので。予約は面倒くさいようですがチケットはあまり売れていないらしいので、チャンスなのか? でも暑くなってから行くのはイヤだなあ。

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