「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

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マヨネーズ2題食べもの

20151129



私がかつてマヨラーであったことは、周囲の人はご存知だと思います。今でも好きですがいちおう自制心というものがあり、そうやたらにはかけませんが…。最近のマヨ体験から。


写真上は、この間見かけて思わず買ってしまったカップ麺。一平ちゃんのマヨつき焼きそばは以前からお店の定番になっていますが、それの「ラーメン版」が棚にあるのを見て驚き、好奇心に負けてしまいました。マヨラーメンですよ、マヨラーメン。


わくわくして食べてみますと、そうね、これは「ラーメンとマヨネーズ」ですわ。それ以上でもそれ以下でもありません。考えてみればマヨネーズの原料は、玉子、油、酢ですから、ラーメンとそう相性が悪いものは入っていないはずです。


昔、職場の先輩に聞いた話。…マヨネーズ最大手Q社の社員食堂には、テーブルに塩や醤油が置いてあるのと同様にマヨネーズが置かれ、そこで食事する社員は何にでもマヨネーズをかけて食べる。先輩が目撃したというには、知り合いのQ社社員と食事したとき、ラーメンにマヨネーズをかけて食べるのを見て驚愕したのだと。さすがにラーメンにかける人はQ社でも少数だそうだが、カレーなどには普通にみんなかけている。…


のちに私がQ社の複数の方にお聞きしたところでは、この話はかなり「盛られている」らしいですが、カレーにマヨネーズは、実際のところ相性は悪くないと思います(今は私、やりませんよ)。しかし「ラーメンにマヨネーズ」がそのまま商品化されるとは、たまげたことです。


そのQ社では、マヨネーズを発売して今年で90周年だそうで、いろいろなキャンペーンを行っています。その一環として、いわば究極のマヨネーズともいうべき「卵を味わうマヨネーズ」というスペシャル品を限定販売しています。250gで税抜1,250円と、お値段もスペシャル。


元マヨラーとしては、是が非でも試してみなくてはと思い、入手してみました。卵の味がプリンみたいに出ているのかなと予想していましたがそこまでではなく、ただコクはとても豊かでリッチに感じます。


いろいろなものにつけて試していますが、先日最高の相性を発見しました。妻が作ったポトフ(このときは牛すじでダシをとった由)のじゃがいもにつけてみたところ、これは素晴らしい!何ていうかね、これまでで最高最上のポテトサラダを食べているような感じです。さつまいも(こんなものポトフに入れるか?)にも人参にも良かったですね。何だかマヨラー冥利という言葉が頭に浮かび…あっ「元」ですよ、元。

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ローマにも松がある音楽ばなし

20151125



定期公演指揮者デビュー、終わりました。。


開演から終演まで約2時間10分の演奏会、あっという間でした。アンコールを含めて5曲を演奏しましたが、いずれも私のやりたかったことは全部できたと思います。ソリストに加えてゲストコンサートマスターまで務めていただいた日下さんと(こんな凄い人を、アマチュアの私たちがこれほどこき使って、良かったのでしょうか?!)、私のしつこい練習に文句も言わず付き合ってくれた伊那フィルメンバーのおかげですね。


前回の記事で大きなことを書きましたが、結果はともかく攻めの気持ちだけは忘れずに演奏したつもりです。ソロはもちろん、コンマスとしての日下さんの存在感は、絶大でした。オケの音が変わりました。


この演奏会のメイン曲、レスピーギ作曲「ローマの松」。演奏時間は20分強、さほど長大なものではありませんが、編成がたいへん大きく、地方のアマチュアオケで演奏するのはなかなか大変です。伊那谷では初めてだと思います。


90年ほど前に書かれた曲で、クラシック音楽としては新しい方。ローマの名所にある四か所の松(日本の松とは姿がだいぶ違うようですが)を通して、その歴史と栄枯を描いた傑作です。高校生の頃初めて聴いて感激し、いつかこの曲をやってみたいと思い続けて40年近く。ようやく念願がかないました。


この曲の最後を飾る「アッピア街道の松」は、朝もやの中、遠くから大勢の足音がかすかに聞こえてくる描写から始まります。隊列が徐々に近づき、ラッパの音が響き、曲は次第に音量を増していきます。そして最後には堂々たる大行進となり、古代ローマの栄華を讃え、演奏会場を絢爛たる響きで満たして終わります。


この部分を指揮しながら、ずっとこのままいつまでも曲が続いてくれればいい、と思いました。最高の時間でした。来場された900人以上のお客様、ありがとうございました。楽しんでいただけたなら、何よりです。


ところで8月18日の記事「これ、なんでしょう」でご紹介したのは、三番目の松、「ジャニコロの松」で使った「バードホイッスル」でした。


夜風がそよぎ、月光がほのかにそそぐ松林、どこからかナイチンゲールの声が聞こえてくる…この描写をレスピーギは、音楽に合わせて鳥の声のレコードをかけるよう楽譜に指示しています。今ではむしろ笛などを使うことが多く、私たちもあれこれ試しハイキング用の木製のバードコール、水笛、そして口の中に入れて吹く、紙のバードホイッスルを組み合わせて使いました。なかなか雰囲気は出ていました。

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顔合わせ音楽ばなし

20151119



指揮者デビューのお話、昨日の地元紙「長野日報」に結構大きく取り上げていただき、たいへん気恥ずかしいです。ない勇気を振り絞って、続けて書いてしまいます。


ソリスト兼ゲストコンサートマスターをお願いした日下紗矢子さんとの初練習が、先週末行われました。日下さんの音楽の素晴らしさに惚れ惚れしながら、自分たちの下手さ加減にガッカリしながら…
短い時間でしたが濃い練習ができ、あと一週間頑張らにゃと気合を入れなおしました。


協奏曲の難しさは、まず何と言ってもソリストと「合わせる」ことです。私のすぐそば、2㍍足らずのところで弾いている日下さんの音楽のすべて、テンポ、フレージング、ダイナミクスを瞬間ごとに感じ取り、それをオケのメンバーに棒で伝えます。彼女は先に行きたいのか、テンポ通り真っすぐに進めたいのか、ちょっとだけ溜めたいのか、たっぷり時間をかけたいのか。オケも柔軟にそれに対応してついていかねばなりません。繰り返しますが「瞬間ごとに」です。その要にいるのが指揮者です。


これだけでも非常に困難な役割であることは想像していただけると思います。もちろん指揮者だけでなくオケの人たちも、耳をダンボにしてソリストの音を聴き、指揮棒を見て瞬時に反応して曲を進めていきます。プロなら当たり前のことでしょうが、我が伊那フィル、なかなかそこまでいけませんね。これまで練習してきたもろもろに引きずられてしまう。まあ、そのために当日を含めて3回のリハーサルがあるのですが。


でもね…必死になってソリストについていき何とか「合わせられた」ことが本番での到達点になったのでは、せっかく素晴らしいソリストを呼んでいるのにもったいないです。合わせることは不可欠なれどあくまでも入口で、その先、ソリストと一緒になって素晴らしい音楽をどれだけ作れるかが、本当は問われるのだと思っています。


オケとしてソリストと渡り合う「攻め」の表現をするには伊那フィルは私も含め戦闘力(もとい、合奏力)が全然足りませんが、それに甘えることなくできるだけのことをやりたい。技術を超えた何かで、伝わるものを精一杯出してみたい。そうでなければ日下さんだってきっと物足りないでしょう。


どこまでできるでしょうか。本番まであと4日。

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爆買い日々雑記

20151113



今年の流行語大賞の候補が発表されましたが、大賞はこの言葉をおいて他にはないでしょう。中国の皆さん、日本にやってきて買い物するだけでなく自国でもしっかり爆買いし、すごいことになっていたようです。


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(読売新聞)中国で「独身の日」と呼ばれる11日、インターネット通販各社が激しい商戦を繰り広げた。
 経済減速が続く中国だが、ネット上での「爆買い」の勢いは止まらない。
 最大手のアリババ集団の11日終日の売上高は912億元(約1.7兆円)と、前年同日(約571億元)の1.6倍に達した。
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11月11日は1が4つ続くことから、アリババが以前から「独身の日」として「自分へのプレゼントを買おう」とキャンペーンを貼ってきたのだとか。それにしても…1兆7000億ですか。いったい何人の独身者が、いくら買い物をしたのでしょうか。各出品社がセールを組んだそうですから、もちろん独身者だけが買ったのではないと思いますが。


夏の終わりに株価が暴落した中国ですが、購買意欲はまだまだ盛んなようです。やっぱり基本的に追い風を感じている人は、財布の紐もゆるむことでしょう。


最近出張で東京へちょくちょく出ています。ほんとに外国人が多い!中国人ばかりでなく、欧米人も明らかに多いですね。例によって田舎では、爆買いの恩恵に全然あずかれずにいるわけで、何とかならんかと思います。


会社だって、イケイケの状況であればそれなりの設備投資だって考えるわけではあれど、我が国ではアベノミクスも第三の矢、成長戦略に至ってピタッと前進が止まってしまい、じりじりした思いで経済面を見ております。


爆買いは気持ちのなせること。金額的には「爆」というほどでなくても、自分自身の気持ちが大きくなるような買い物をしたいものです。いや、順序は逆なのかな。気持ちが気持ちを呼ぶことだってありますからね。

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定期デビューします音楽ばなし

20151109



定期的にデビューするのではなくて、伊那フィルの「定期演奏会」で指揮者デビューするのです。二週間後、11月23日です。


伊那フィルは年1回の定期演奏会では、これまでずっとプロの音楽家を指揮者に招いていました。今年創立30周年記念の定期にあたり、初めて団員の私が指揮することになりました。


定期演奏会というのは、オーケストラにとってもっとも重要な自主公演です。私は日頃、練習の棒を振ったり、ファミリーコンサートを指揮したり、合唱とコラボした大規模な演奏会で本番の指揮をする機会もありましたが、定期登場は初めて。そのうちにはやってみたいな、と思っていましたが、オケ仲間たちの後押しをもらって、実現しました。


せっかくの機会、今度いつあるかわかりません。曲目を考えることからはじめ、やりたいことを全部やってみたいと思ってきました。今回は30周年ということで、特別ゲストにヴァイオリニストの日下紗矢子さんをお招きしました。出光音楽賞受賞、現在は日独二つのオーケストラのコンサートマスターを兼務しながらソロにも大活躍している、若く美しき実力者です。


コンサートの前半には彼女をソリストに迎えたチャイコフスキーの協奏曲を、そして後半には私の大好きなイタリアの作曲家レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」「ローマの松」を持ってきた、なかなかいい感じのプログラムではないかな…と自分では思っているのですが。いかがでしょうか。


6月から練習を始め(自分自身では昨年のうちから譜読みを始めています)いよいよあと2回の練習を残すだけとなりました。お忙しい日下さんと一緒に練習するのは、来週が初めてです。どんな顔合わせになるか、緊張しながらも楽しみにしているのです。


多くの方にお聴きいただきたいと思っています。ご興味のある方、ぜひお越しください!


創立30周年記念
伊那フィルハーモニー交響楽団 第28回定期演奏会

11月23日(月祝)14:00開演
(13:30開場) 長野県伊那文化会館
指 揮 春日俊也  ヴァイオリン 日下紗矢子

曲 目
 ショスタコーヴィチ:祝典序曲
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
 レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第三組曲
 レスピーギ:交響詩「ローマの松」
入場料 一般1000円、高校生以下無料


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ハロウィン狂騒日々雑記

20151101



何年前からでしょう、このイベントがこんな大騒ぎになったのは。。


そもそもハロウィンって何の日なのかも、よく知りませんでした。まさかカボチャの記念日ってこともないでしょう。学生の頃、同名のホラー映画が話題になり、観てはいないのですが、ハロウィン=怖いもの、というイメージが私には何となく刷り込まれてしまっています。調べると、万聖節(11/1)の前夜祭で、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す日なのだそうです。やっぱりカボチャの日じゃないか。


昨夜は渋谷に大勢の若者たちが集まり、街中が大仮装パーティの趣だったとか。中には海外からこれに参加するために(!)来日した人たちもいるそうで、海外のハロウィンではこんな大規模なコスプレ遊びができるわけではないようです。


誰か仕掛けた人がいるのでしょうね。しかし、バレンタインみたいにチョコレートが売れるわけでもなし(カボチャプリンがいくら売れたって、知れてますよ)はたしてどれほどの経済効果があるのか、首をひねるところです。クリスマスやバレンタインデーはリア充のための日。ハロウィンは彼や彼女がいるいないに関わらず、親しい友人たちで夜中まで騒いで遊べるところが、いまのご時世にマッチしているのだとか?


渋谷はいざ知らず、ここ駒ヶ根はもちろんひっそりとしたものでしたが、夜9時頃コンビニに買い物に出た息子が、街で数名のコスプレーヤーがつるんで歩いていたのを目撃したそうです。ちょっと驚きました。


子どもたちが家々を回ってお菓子をねだる風習は、ハロウィンに限らずあちこちにあるようです。何とネパールの山村で、よく似た場面に遭遇しました。「ティハール」というお祭りです。家の周りにたくさんのマリーゴールドを飾りローソクを灯します。夜になると、子供たちがグループを作ってご近所を訪問し、玄関先で歌をうたい、お小遣いを貰えます。


ホームステイした日がちょうどティハールの最中。私たちの泊まった家にも子供たちが訪れました。事前の知識がなかったのですが、歌のご褒美を何かあげるんだな、ということは何となく理解でき、さて何をあげたらいいか。お金でお小遣いをあげるにしても、日本とは通貨や物価のすさまじい違いがあります。どうしたものかと、同宿だったK先輩と頭を悩ませたことを思い出しました。

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