星を買う日々雑記
20110203
「やっぱり!」と思った人も多いのではないですか。。
大相撲を揺るがす八百長事件。野球賭博事件などより遥かに深刻な問題のはず。本業の上でのことですからね。以前からたびたび週刊誌などで話題になり、そのたびに疑惑は打ち消されてきましたが、今回はメールという動かぬ証拠?が出てきています。
手元で削除したつもりでも、実はちゃんと復元できてしまうメール。こんなツールで取組の中身や謝礼の金額まで書いちゃうとは…音声会話にしておけばよかったのに。
れっきとした興業でありながら、国技を名乗り、天皇賜杯を戴き、社団法人として様々な優遇を受けている大相撲が、カネで星をやりとりをしていたことが明るみに出ては、それはまずい。
競輪などは、競技前一定期間の選手へのコンタクトは厳しく制限されていると聞きます。携帯の使用もアウトだとか。そこへいくと、相撲はいかにも脇が甘いというか、ゆるいですね。八百長行為は、本人同士がやろうと思えばいくらでも可能です。
プロレスでこのようなことがあっても、怒る人はそういないでしょう。こうしたものだと承知の上で、鍛えた身体のぶつかりあいや迫力ある技を楽しむのなのですから。(最近はボクシングでも、どうよ?と思うケースもないではない)
ストイックなガチンコ真剣勝負と見るか、ショーと割り切るか、あいまいな中で相撲界は既得権を享受してきたのですが、どちらかに白黒つけなければならなくなりました。
このことが本当にいいことなのかどうか、なんとも言えません。私たちも、あいまいさを承知でこれまで楽しんできた面も実はあると思います。
ただこの件、どういう経緯・目的で発覚した(リークされた)のか、刑法上の犯罪にならないのだとすれば、ちょっと釈然としないところもありますね。相撲界内部での貸し借りにとどまらず、賭博がからんできたりするならば話は別ですけど。
Snowed up日々雑記
20110201
この週末も日本海側で大雪。福井県を中心に高速道路や国道で車が何百台も立ち往生したり、鉄道が止まったり、大変なことだったようです。
伊那谷はこの冬、本当に雪が少ないのです。土曜と日曜の晩にそれぞれうっすらと白くなるくらいの雪が降りましたが、せいぜい箒で掃くくらいのものでした。
そのかわり、寒さは結構なものがありますが…(昨日はマイナス10度近く)
ですから雪の地域の苦境には、何だか申し訳ないような気もします。報道を見ると、もう年末からずっと大雪が続いているような印象さえします。名古屋や九州でも大雪が降っているのですね。
駒ヶ根ではちょうど十年前の1月下旬、地元では100年に一度といわれた大雪が、そう、1メートル近く降りましたか。高速のアクセス道路がスリップした大型車で塞がれ、今回と同じように車がびっしりと「立往生」状態になってしまいました。
我が社はこの道に面しており、数時間にわたって会社への出入りもままならず、大変困りました。私は配達から帰ってくるはずの車を待っていたのですが、夜11時を過ぎてやっと最後の車が戻り、その頃には前の道も動くようになったので、どうにか家へ帰ることができました。
この大渋滞はなんと一週間近く続きました。
今回もたぶんきっかけを作った何台かの大型車があると思いますがね、大雪の日にチェーンを持たずに走るのは、犯罪的です!どれほどの迷惑をかけるか、想像してみてほしいですね。
まだまだ雪が降るのでしょう、皆さんどうかお気をつけて。
Snowed up(雪に閉ざされて)とは、大学時代に英語の授業で読んだD.H.Lawrence「Women in love」の、最終章のタイトルです。本の中身は完全に忘れましたが、印象的な言葉でこれだけを覚えています。