Snowed up日々雑記
20110201
この週末も日本海側で大雪。福井県を中心に高速道路や国道で車が何百台も立ち往生したり、鉄道が止まったり、大変なことだったようです。
伊那谷はこの冬、本当に雪が少ないのです。土曜と日曜の晩にそれぞれうっすらと白くなるくらいの雪が降りましたが、せいぜい箒で掃くくらいのものでした。
そのかわり、寒さは結構なものがありますが…(昨日はマイナス10度近く)
ですから雪の地域の苦境には、何だか申し訳ないような気もします。報道を見ると、もう年末からずっと大雪が続いているような印象さえします。名古屋や九州でも大雪が降っているのですね。
駒ヶ根ではちょうど十年前の1月下旬、地元では100年に一度といわれた大雪が、そう、1メートル近く降りましたか。高速のアクセス道路がスリップした大型車で塞がれ、今回と同じように車がびっしりと「立往生」状態になってしまいました。
我が社はこの道に面しており、数時間にわたって会社への出入りもままならず、大変困りました。私は配達から帰ってくるはずの車を待っていたのですが、夜11時を過ぎてやっと最後の車が戻り、その頃には前の道も動くようになったので、どうにか家へ帰ることができました。
この大渋滞はなんと一週間近く続きました。
今回もたぶんきっかけを作った何台かの大型車があると思いますがね、大雪の日にチェーンを持たずに走るのは、犯罪的です!どれほどの迷惑をかけるか、想像してみてほしいですね。
まだまだ雪が降るのでしょう、皆さんどうかお気をつけて。
Snowed up(雪に閉ざされて)とは、大学時代に英語の授業で読んだD.H.Lawrence「Women in love」の、最終章のタイトルです。本の中身は完全に忘れましたが、印象的な言葉でこれだけを覚えています。