冬の星空日々雑記
20110105
この正月、晴天で空気も澄んでおり、星空が実に綺麗です。子供が星を見るのが好きなので、寒い中震えながら、少しばかり付き合っています。
我が家は田舎町とはいえどもいちおう街中なので、周囲の照明が少なからず邪魔なのですが、それでも夜中になると徐々に明かりも少なくなり、いくらか見やすい環境になります。2日の夜は新月前夜でもあって、素晴しい満天の星空でした。
冬の星座といえば、何と言っても南の空に輝くオリオン座。どなたもご存知ですね。凛々しく堂々たる星座です。腰の三ツ星のすぐ左上に、ウルトラマンの故郷「M78星雲」があるのですが、近視乱視の私の目ではわかりません。
その周囲には、ふたご座、ぎょしゃ座、美しいアーチを描くペルセウス座。左手にはしし座。この辺は、まあ晴れた夜ならいつでも見えますね。すばる(プレアデス星団)もぼうっと灯っています。
冬の大三角形-ベテルギウス、シリウス、プロキオンが形作る正三角形の美しさには、いつも見とれてしまいます。(余談ですが、ベテルギウスは近年異様に膨張しつつあり、明日か500年後か、いつ爆発してもおかしくないそうですね。果たして生きている間に、超新星爆発を見られるのでしょうか)
…私が何も見ないでわかるのはこのくらいです。ここから先は、今年になって覚えつつある星座です。
しし座とふたご座の間にある、かに座。有名な割には暗く、見えにくい。
オリオンの下にかぼそく3つの星が光る、うさぎ座。
ペルセウスの下に、下向きの鋭角を示すさんかく座。地平線すれすれに寂しく位置する、はと座。両方とも昨日子供に教わりました。
どうしても、わかりやすいオリオン座中心になってしまいますね。北の空は、隣のビルの常夜灯がまぶしいため、我が家からは北斗七星、カシオペア、北極星くらいしかわかりません。ちょっと、いや、かなり残念です。まあ10分も車を飛ばせば、闇夜なのですが。
そうは言ってもこれだけの星が自宅から見えるのは、都会の方のことを考えると恵まれたことだと思います。今年一年の幸せを、星に願ってみましょうか。
おせち食べもの
20110104
正月3が日は基本的に遠出をせず、もっぱら家(と妻の実家)のおせちとお酒で過ごします。。
子供の頃は、おせちはあまり魅力的な食べ物ではなかったですね…そういう方は結構いると思いますが、好き嫌いの多かった私は余計にそうでした。玉子焼とかまぼこと煮物とキントンを、順番に食べていました。
長じてお酒を飲むようになって、だんだんとおいしく食べられるものが増えてきました。イクラなんか食べるようになったのは、25を過ぎてからです(今では大好き)。
拙宅では、すべてとは言いませんが多くの部分を自作します。これまで母と妻が2人で作りましたが、今回は大方妻が作りました。大きなメモ(設計図?)を作って29日頃から夜遅くまでやっていましたが、なかなかテキパキとやっていて感心します。
でも一般的にはおせちは、作るものから買うものへと、かなりのスピードで変りつつあるようです。いろいろな工夫がされて、中身も洋風、中華など、おせちというより高級オードブルの感があります。暮にはおせちを作って販売されるお得意様のための食材が、当社でもかなりの量が動き、12月の商売の柱になっています。
通販で注文したおせちが、届かなかったり中身がスカスカで苦情殺到、という話題が新年からネットを賑わせています。大晦日になって簡単に代わりがきくものではないし(いや、今ではそうでもないかな)業者側は返金するらしいですが、買った人にとっては年の初めにケチがついたようで、こういうのは困りますよね。