代議士との懇談しごと
20180402
新年度に入りました。毎日暖かい日が続き、桜も例年より早めの開花が予想されています。高遠の桜もちらほら咲き始めているそうですが、商売の上でも大切なイベントですから7~8日と14~15日、二回の土日にまたがって咲いてもらいたいものです。
さて先週末、商工会議所幹部十数名と地元選出の宮下一郎代議士との意見交換の機会が持たれ、それぞれ企業の実情と要望をお伝えしました。
私からは、地元の好景気は一部の業種にとどまっており、飲食サービス業については商売が動き出す3月になっても本来の活況に至っていないこと、現場の人手不足が深刻であること、そして水産物をはじめとする食の資源を守っていくための行政の積極的な指導について発言しました。
参加した企業トップの方々から異口同音に出たのは、つまるところ東京一極集中の是正について、と集約できるだろうと思いました。経済活動、人不足の問題、インバウンド観光、さまざまな分野で地方は圧倒的なハンディを背負っていますし、なかんずく上伊那地域の「取り残され感」について皆さん深刻な危機感を持っているなあと改めて思いました。
私たちの代表である国会議員に直接声を届ける貴重な機会になったと思います。政治に頼らず自助努力で事態を解決していくべきだという大原則はありますが、そうはいっても自分たちだけではどうにもならない大きな流れを引き寄せるために政治の力は意味があります。地方創生の時代との掛け声が言葉だけにならないように(現状はどうですか?)ぜひ力を尽くしていただきたいです。