築地の朝ごはんお店紹介
20171129
東京出張で自分で宿を取るときは、朝食抜きのプランで頼むことが多いです。ダイエットで一食抜いているのではもちろんなく、私が泊まる価格帯のホテルで、値段に見合ったおいしい朝食にありつけることが少ないからです。ありきたりのモーニングブッフェに二千円も出すのはアホ臭く、近所にいくらでも朝食を出す店はありますしね。
でも時間のあるときは、足を伸ばしてわざわざ電車に乗って、巷で評判の朝ごはんを食べにいくこともありますよ。そうしょっちゅう食べるわけでなし、同じ二千円出すなら、中身のある二千円の方がいいじゃないですか。
この間はちょっとだけ早起きして築地まで朝ごはんを食べに行きました。以前思い立って出向いてみたものの、あまりの行列に呆れて断念したお店に再チャレンジしてみたのです。お店の名は「とんかつ八千代」。ここ数年メディアによく登場していて、「マツコの知らない世界」の築地篇でも取り上げられたみたいです。(見てはいません)
お刺身でも食べられるような新鮮な魚介のフライ類と、火、木、土曜日限定の「チャーシューエッグ定食」で有名です。このチャーシューエッグが、何とも美味しそうで。雑誌などで写真を見るたび、ぜひとも食べてみたいと思っていたのです。
久しぶりの築地は相変わらず外国人観光客で賑わっていましたが、寿司屋の大行列は心もち短くなっている印象。午前7時、八千代には行列はなくすぐ入店できました。客席12人くらいの小さなお店です。注文後しばらくして出てきたのが写真のお品。朝からこんなもの食えるのかとお思いでしょうが、ちゃんと前の晩、セーブしておきましたから!
玉子2個の半熟目玉焼きに、分厚い豚肉、たくさんの千切りキャベツ。食べてみると上等の豚角煮のように柔らかく、口の中ですぐにとろけてしまいます。でも味付は角煮ほどこってり甘くなくて、やっぱりチャーシューの味なんですね。大いに満腹満足でした。1300円。追加料金でこのお皿に「アジフライ1枚乗っけ」なんていう技もあるようですよ。
築地から豊洲への移転、小池百合子がどう収拾をつけるか見当つかず、この店の先行きもわかりませんが、機会あれば今度はフライの朝ごはんを食べてみたいな。
関連リンク: とんかつ八千代 (食べログ)