台湾の宴会料理 (2)食べもの
20170120
二日目の晩餐会は、前日の駒ヶ根主催夕食会のお返しとして、台中市政府主催で行われました。星享道酒店(In Sky Hotel)というところで、今回の行程では最もゴージャス感がありました。ここには台中から、主に観光や登山関係、これまでに駒ヶ根を訪れた人などが出席しました。写真1は市庁舎訪問の時にも挨拶された方で(お名前失念)この宴のホスト役に当たります。
(写真2)二年前に駒ヶ岳で「純白の結婚式」を挙げたご夫婦。6~7組のご夫婦が出席されていました。ご主人は警察官だそうです。赤ちゃんがぐずって、交代で外に出てあやしていましたが、ちょっぴり居心地悪そうでお気の毒。
(写真3)お品書き。(写真4)左は二種の腸詰と豚脂燻製のおこわ。台湾の腸詰は独特の風味で美味しいです。当社でも昔は在庫していましたが、あまり需要が無く今は扱っていません。残念。
右は骨付きの唐揚げ(韮香腿腱骨?)ですが、チキンにしては骨がまっすぐで味も微妙に違うと思ったので、店のウェイトレスさんに「これなあに?」と通訳さんを介して訊いてみたところ、「豚」だとのお返事。味も見た目も肉の繊維の様子も、どうみても豚ではなく、鳥のたぐいであることは間違いありません(周囲の人すべてが同じ感想でした)。
「絶対に豚ではない筈、もう一度聞いてきてよ」と食い下がりましたが、すぐに帰ってきて「豚です」と。あーこれはもう、仕方がないね。何だったのだろう?
(写真5、6)台中から台北へ移動した最終日。台日文化経済協会(台湾の経済界組織)との懇談会・夕食交流会です。蓮田飯店というところ。組織の性格上皆さん日本語が堪能な人ばかりで、この日ばかりは通訳要らず。しかし相手が日本語を話してくれることに甘えて、こちらが台湾語を您好と謝謝しか話せないというのは、忸怩たる思いもありますね。
この方は名誉会長の鄭さんという人で、組織のドンです。大臣の首をすげ替えることもできるような方だそうですよ。
ここではビール老酒に加えて、金門高粱酒というものが出てきました。アルコール58度。中国本土で飲んだ白酒(パイチュウ)に比べるとはるかにまろやかな味わいがあり、ちょっと驚きました。これを小さなグラスでチビチビやります(時々乾杯しながら)。金門というのは島の名前で、このお酒の産地だそうです。