台湾あれこれ (2)食べもの
20170212
備忘録も兼ねて書いております。今回は書き残した食べものネタなど。
1、台中の公式晩餐の後でみんなで寄った、街なかの小龍包のお店です。台中は飲食店の閉店時間が早く、10時になればみんな仕舞ってしまいます(その割に床屋さんなどは遅くまでやっている)。たまたま開いていた店で、このほか焼餃子、水餃子や乾麺(汁なし麺のこと)など注文し突っつきました。味は、ごく普通のお味。
2、台北に移動し、101という超高層ビル地下のフードコートで。魯肉飯(ルーローハン)と豆花(トウファ、小豆とピーナツ入り)。
魯肉飯は前から好物なので、ぜひ本場物を食べたいと思っていました。名前にサカナの字が入っていますが魚肉ではなく、刻んだ豚バラ肉を甘辛く煮込んでご飯にかけたもの。台湾人の国民食、日本で言えば牛丼みたいなものですな。フードコートでは味はこんなものか、街角の昔からの店で食べてみたかった。豆腐のデザート豆花は、フルーツ缶のシロップみたいな、もっと甘いものを想像していましたが、意外にあっさりした味でした。
3、とはいってもアジア各国ではフードコートが盛んで、台湾も例外ではありません。101のフードコートはものすごく広い店で、飲食店も20以上並んでいます。しかし酒類はどの店でも扱っておらず、フロアの一角にあるスーパーから買ってきます。これはガイドブックにも載っていたパイナップルビール。果汁5%アルコール度2.8%、トロピカルドリンクみたいで飲みやすい。
4、僅かな自由時間を使って故宮博物館を駆け足で巡ってきました。最大の目玉品、石工芸の「白菜」は単独で別室に置かれる厚遇ぶり。タイミングよく、そう待たないで見られました。素晴らしい細工で本当によく出来ています。同じく有名な「豚の角煮」はどこかに出張中と見えて、お留守。
5、訪問先でお土産をいくつも頂戴しました。これは葱入りのクラッカー。台湾は葱の大産地で、葱クラッカーもガイド本に載っていました。いただいた品はクラッカーを2枚合わせて、中に甘くない固いクリーム?が入っています。オヤツよりもお酒のつまみにいいです。
6、台湾の定番土産菓子といえば、昔なら月餅、今ならパイナップルケーキ(土鳳梨酥)。ご存知パイナップルのジャムを中に入れた焼菓子で、家に帰ってから4種類を食べましたが、ものによって違いが大きく、一番おいしかったのがこれです。忘れないように書いておきましょう。陳允宝泉(CHEN YUN PAO CHUAN)製のもの。台中の会社ですが台北101などでも売っているようです。