「おいしいことなど徒然と」

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入りにくい居酒屋 (1)お店紹介

20170122

NHK-BSの「世界入りにくい居酒屋」という番組をご存知ですか。木曜日の夜遅くにやっていますが、世界各地の「地元の人しか知らないディープな名店」を紹介する番組です。いちげんの観光客では気後れしてとっても入りにくい、でも勇気を奮って入ってみればユニークな地元民のパラダイス、みたいな呑み屋が毎回登場し、私も録画して欠かさず観ているのです。


以前この番組の台北編に登場したお店がまた、とってもディープでしかもおいしそうで、今回台湾行が決まってから「絶対行きたい!」と熱望していました。


店の名は「阿才的店」。阿才とは店主の名前ですが、本名でなくニックネームで、お調子者、という意味なのだそうです。店の前に立っても入口がどこだかわからないほど雑然としており、阿才氏は厨房に立てば鬼の料理人となって美味を作り出すが、暇さえあればすぐ客席に出てきてはビールを飲み始める。客席を取り仕切る女性ヤンさんは猛烈にテキパキした看板娘(元娘)…みたいな紹介でした。


最終日の公式宴会が終わってから、もう満腹だという会議所の3人を無理やりつき合わせ、ホテルから2、3㌔離れた店までタクシーで向かいました。


近くまで来たはずなのに運転手氏はなかなか店がわからず、道端で作業をしていた女の子や通りかかったリーマン風の男性に「阿才的店知ってるか?」と車を停めて聞き、言われた通り裏通りを入っても店がわからない。みんな(運転手含む)で車を降り、手分けをして探し、ようやく店の看板を発見!ホテルからここまで20分以上かかりましたかね。


ドアを押して店に入ってみると、日本語で「オシマイ」と店の男性。そんなわけないよ、午前2時までやってるはずじゃないの、まだ10時でしょ。いやずっと前から10時までです、オシマイです。(店内のテーブルを片付け始めている)


折角ここまで来たのに、そんな殺生な。どうしようもなく、泣く泣く外に出て、それでも来店の証拠に店の写真を撮ろうとしていると、同行のFさんが隣の窓を見て「何かここで作ってるな…」。中を覗き込むと、あれ?TVで観たような女性が奥にいる。古びた通用口みたいなドアには「営業中」の札が。ちゃんど看板に「阿才的店」と灯がともっているではありませんか。


そうです、私たちは間違えて隣の店に入っていたのです。全然わからなかった。まさに「入りにくい居酒屋」!


入店するまでで記事を一回使ってしまいました。店内のご報告は続きで。

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