「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

今年の一皿食べもの

20161209



師走。「今年の○○」やランキングが話題となる時季になりました。


先日発表されたのが「今年の一皿」。ぐるなび総研によるものです。今まで聞いたことがなかったですが、一昨年から行われていたようです。同社のサイトによりますと、

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今年の一皿®とは
日本の食文化の記憶。株式会社ぐるなび総研は、日本の豊かな食文化を共通の記憶として残していくためにその年の世相を反映した料理を「今年の一皿®」として選定し、発表します。

選考基準
 その年に流行または話題となった。
 その年の社会の動きと関係が深く、世相を反映している。
 食文化の記録として後世に受け継ぐ価値がある。
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ということです。
ずいぶん気負った趣旨ですね!後世に受け継ぐ価値とは、また大きく出たものです。それはそれとして、専門家たち(小山薫堂なんかが入っているのが嫌らしいが)が選んだ「今年のヒット商品・飲食編」に相当するものとして、興味深いものです。


2014年は「ジビエ料理」 2015年は「おにぎらず
そして2016年選ばれたのは「パクチー料理」。他(次点)には日本ワイン、シュラスコ、こうじ甘酒、進化系餃子、ローストビーフ丼が選ばれました。詳しくはリンク先をご覧ください。


パクチーについては以前書いたこともあります(12.7.4)。年を追うごとに、毛嫌いする人の割合は減り、人気は広まってきていると思います。大手メーカーもパクチーに注目しており、ヱスビー食品さんでは以前からフレッシュのパクチーを青果として販売したり、またパクチーのソースやペーストを商品化したりと、ずいぶん力を入れてきています。


私は前から書いている通り、家族も含め大好きで、自宅でも栽培しているほど(写真)。薬味のポジションにとどまらず、パクチーが主役となるような料理が話題になっていることは確かで、私も食べる機会がないものの何度も料理雑誌で目にしています。まだまだこのへんのスーパーでは、見かけることは少ないですが、徐々に浸透していくことでしょう。


今年の一皿、発表当日にはTV各局のニュースでも取り上げられ、注目の高さがうかがえます。いっときのHanakoのようなブーム作りに終わらないよう、また東京目線に偏らないよう、広い視野をもった選考がされていけば、それなりの価値ある賞になりうると思います。

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