サラダ、しかありませんお店紹介
20161112
出張で東京へ。
東京ではどこでお昼を食べるか、いつも頭をひねるのですが、今回は最近ネットで見つけた「クリスプ・サラダワークス」というお店に行ってみました。このお店はアメリカ発祥、日本では六本木、恵比寿など3店舗を構えます。今回行ったのは、麻布十番のお店。
サラダが飯になるの?と思われるでしょう。ファミリーレストランのサラダバーは珍しくありませんし、中には「シズラー」みたいに、それだけでお腹が一杯になるような(結構長いこと御無沙汰なので、最近のことは分かりませんが)ゴージャスなものもあります。
しかしこのお店は、サラダ専門店ですがサラダバーではありません。二十数種類の材料の中からベースとなる野菜を一つ、さまざまな具材の中から4つ(他に別料金のプレミアム具材も追加できる)を選びます。オーダー係の人はそれをボウルに次々と投入準備し、隣にいるチョッパー係の人がそれをまな板にあけて、三日月型をした特殊な包丁を使って凄い勢いで細かく切り刻みます。十種類の中から選んだドレッシングで和えて、できあがり。
こうしたオーダーメイドもできるし、お店おすすめの組み合わせ(シグナチャー・サラダ)も8種類用意されています。
出来上がりは、小さ目のドンブリ一杯分くらいの量になりますか。それを使い捨てのプラスチック容器に入れて渡してくれます。セルフサービスで、私が行ったのは午後1時過ぎですが客は途切れることなく、店で食べる人、テイクアウトする人、半々位だったかな。男性一人客も、また土地柄か外国人も多かった。年齢層は、うーん、残念ながら私が店内最高齢でしたかね。お店はスタイリッシュで、ファストフードっぽくはありません。
食事のメニューはこれだけです。パンなど一切ありません。飲物は水、炭酸水、自家製レモネードとビールだけで、コーヒーもないのですよ。
さぞ後になって腹が減っただろうと思われるでしょうが、私の選んだ「ダウンタウン・コブ」なる品には自家製ハムの固まり数個、アボカド1/2個、ゆで卵1個などが入っていて、それなりにお腹は満たされました。味はですね…初めの何口かは大変おいしかったのですが、基本的に材料は全部混ざっていますから味に変化が無く、終わりの方では少々飽きが来た感、なきにしもあらず。
平均千円越えの価格がどうなのか、というところです。田舎ではとても通用しまい。こうした立地ならばこそ、ですね。日本に上陸して2年、まだまだ珍しいので、珍しい物好きな人、行ってみてはいかがですか?
関連リンク: クリスプ・サラダワークス