30・10運動日々雑記
20160925
「30・10」運動というキャンペーンが、あちこちで盛んです。一昨日の日経にも記事が載っていました。2011年に松本市で始まり、反響を呼んで各地に波及しているようです。
趣旨は、宴会などでの食べ残しを減らそうというもの。宴会開始後の30分間と、終了前の10分間を「食べる時間」とすることで、30・10、名付けてサンマル・イチマル運動というわけです。
開宴後、料理に手を付けるのもそこそこに席を立ち、お酌や歓談に歩いた結果、折角の料理をあらかた残してしまった…なんてこと、実際ありますよね。一人だけパクパク食べていると何だか恰好悪いような気がしたりして。(そんなに皆、私のことばかり見てませんよ)
食い意地の張った私は、それでも結構食べている方だと思いますが、場合によって殆ど食べられないこともあります。仕事柄、料理を用意された厨房のことにもどうしても気が行きますので、申し訳ない気持ちです。
お施主が最初から料理を少な目に注文すればいいようなものですが、料理店の側からすると「あの店はボリュームがないね」なんて言われることは店の評判に関わりますから、どうしても人数に見合ったそれなりの量を出したい事情があるのです。
あれこれ考えると、30・10運動、理にかなっていますね。モデル店舗では食べ残しが半分に減ったとのことです。宴会は必ずしも料理が主役とは限りませんが、せっかく供されたおいしい料理はぜひしっかり平らげてほしいもの。パックをもらって「持ち帰る」のも、足の早いナマものなどは別にして、普通に行われるといいですね。
ところで駒ヶ根市にも「2010運動」があると記事に載っていましたが、すみません駒ヶ根市民の私、松本のことは知っていても自分達のことは全然知りませんでした。前半の食事タイムが他所より10分短いのは、市民がそれだけ早食い性だってことでしょうか?
関連リンク: 松本市「残さず食べよう!30・10運動」