829の日食べもの
20160829
8月29日は「焼肉の日」だそうですよ。毎月29日が「肉の日」だというのは、肉屋さんやスーパーの肉売場でよく見かけますが、8月の肉の日が焼肉の日だとは知りませんでした。
朝からテレビ各局で焼肉特集を組んでいたそうで、母が「今夜は焼肉食べに行かない?」などというものですから、久しぶりに家族で焼肉屋さんに行ってみました。お店の人が「今日は『焼肉の日』なんですよ」というから、「知ってます、だから食べに来たんです」と言ったら、嬉しそうにしていました。
それなりに年を重ねてくると、若い頃のように「肉、ニク」と執着しなくなるのは、まあ仕方ないですね。私も例外ではありません。食における量の探求は(肉に限りませんが)とっくに卒業してしまいました。寂しいですけど。
焼肉を食べる時には、脂たっぷりの牛カルビとかよりも、羊とか内臓系のものを最近は好んで食べています。もちろん今もカルビはおいしいが、量は食べられないな。ホルモンは子供の頃は嫌いだったのですが、数年前から特に好きになりました。体に気を付けながら(T_T)食べています。
これは私の嗜好の変化だけでなく、昔に比べて焼肉屋さん(肉屋さん)の技術が向上し、内臓の掃除や処理がきちんと上手にできる店が増えてきたということではないかと想像しています。掃除のちゃんとできてない内臓肉に当たった日には、もう最低ですからね。臭いもですし、噛みきれないゴムみたいな肉とか。口に入れた瞬間「ああ、やっちゃった!」と。
いきおい、昔にはなかった様々な部位にチャレンジできる機会も増えています。焼肉屋さんではないけれど、先日あるところで「セルヴェル(豚の脳みそ)」を食べました。昔の私ならまず頼まないメニューです。よく言われる通り、鱈の白子にそっくりの味で、なかなかのものでした。
829の日、まだまだ浸透しているとはいえないようです。単なる語呂合わせではあっても、多くの人がお店に足を運ぶきっかけとなればいいですね。テレビ任せだけではなく、業界あげて大いに宣伝しなくては。