「おいしいことなど徒然と」

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ドリアン、フルーツの王様(2)食べもの

20160805

…というわけで、オートーコー市場の果物売場。さすが、ドリアンを山積みにした店が何軒もありますよ。全然臭くなんかないぞ。


長澤さんによれば、人気のドリアンの品種は、黄金の枕を意味する「モントン」。そして茎が長い「ガンヤオ」。どの店にもこの2種類がありました。ガンヤオの方が高価らしいです。


硬い硬いトゲの生えた皮を割ると、中からは小ぶりの「さつまいも」みたいな形をした果肉がたくさん。これを2つパックにして売ってくれます。悪臭の成分は誇張抜きに正直申し上げて、ゼロ%です。やっぱり鮮度と食べ頃、ですかね。品種の特徴かもしれません。


早速1パック求めて噛り付きます(後で聞いたらモントンでした)。トロンとしてやや粘りのある、熟れたバナナのような、アボカドのような感触。ベタベタします。味は、たっぷりの甘味。極めて濃厚なカスタードクリームを食べているような感じ。ねっとりとした食感も心地よく、あっという間に2ピース食べてしまいます。


土産物でドリアンの乾燥チップスとかキャンデーとか見ますが、全然別物ですね。あれらから本物のドリアンの味を想像することはできないと思います。


お酒と一緒に食べるのは絶対にNG、死に至ることもある、と言われます。ドリアン自体が体を温める効果があり、アルコールと一緒になるとさらに体が熱くなる、体内で発酵してえらいことになる、とガイドさんも真顔で言っていました。科学的に命を脅かすほどの毒性はないらしいですが、お腹の膨満感が出るなど、やはり食べ合わせのよくないものではあるようです。


いや満足!状態のいいものを食べるかどうかで、その人のドリアン体験は決まってしまうと思いますね。今のところ日本ではなかなか食べられないフルーツの王様、東南アジア旅行の折には(次にいつ行くかわかりませんが)何をさておいても食べたいものです。


いい状態のものをそのまま瞬間凍結するとか、缶詰にするとか、今の世の中ですから、何か商品開発ができても良さそうですね。でも加工工場で働く人にとっては、地獄のような環境になってしまうかも。

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