ごり押しwindows10しごと
20160415
熊本の大地震、震度7とは驚きです。熊本城の損壊を見ても、何百年に一度クラスの規模だったことがわかります。何人もの人が亡くなっていますし、弊社のお取引先でも、被害を受けられた会社があります。心よりお見舞い申し上げます。被害が広範囲でなかったことはまだ不幸中の幸いだったと思います。
さて、多くの人が困惑し悩まされているであろう、マイクロソフトの「windows10強制アップグレード送り付け」。当社も手を焼いています。
数台あるパソコンのあちらこちらで立ち上がるメッセージ。いろいろな種類があって相手の攻撃スタイルがよく読めないのですが。何しろ呆れたことに「当面アップグレードをしない」という選択肢がそもそも用意されていないのですから、すごいことですね。このウインドウはまだ右肩に赤い「×」があって閉じることができますが、それさえもついていないものもある。既存のOSで不都合がないんだからいいじゃないのよ、何が悪いのさ。
一昨日なんてウインドウの中に突然時計が現われ「インストール開始まであと60:00」と、カウントダウンが始まってしまったのですから、これにはたまげました。ああだこうだ調べて、何とか対処しましたが。一度私の留守の時にインストールがしっかり始まろうとしたことがありましたが、利用許諾の画面でNOをクリックしたら事なきを得ました。
会社のパソコンはいまのOSの中で独自のシステムを動かしているため、windows10にしてしまうと日常業務ができなくなってしまうのです。大変なことになります。
強制送り付け攻撃(ウイルスを送り込んでくるようなものだね)に対し、今のところは防戦一方で、旗色はよろしくありません。全国のユーザーからこの強引さに苦情が殺到しているに決まっていますが、それでもやめないというのは絶対に何が何でもやる、ってことでしょう。そのうち無償アップグレードを終了し、次には過去ヴァージョンのOSのサポートを順次中止していくんでしょうなあ。ユーザーには勝ち目がないですね。
ほんと、どうしたものか、困っちゃいます…