笑う門松日々雑記
20160108
年が明けても、相変わらず暖かい日が続いています。会社は4日からスタートしておりますが、ご挨拶にお見えになるお客様から玄関の正月飾りを口々にお褒めいただき、嬉しく思っています。
毎年のことですが、社員のM君が何週間もかけて作ってくれるもので、横綱の土俵入りに使えるような太いしめ縄が張られ、立派な門松が左右二基、鎮座しております。
妻が暮れにこの飾りを見て、感嘆することしきり。言うには「門松がみんな笑っている」というのです。
私はそれまで気が付かなかったのですが、門松の切り口がちょうど竹の節に来ています。写真でお分かりのように、楕円形の切り口に一筋水平なラインが生まれますが、その様子が人の笑顔のように見えるというわけ。当社門松についている左右6本の竹が、すべて笑顔です。ちょっと口角が上がった、なかなかいい笑顔ではありませんか。
Googleで「門松」と画像検索するとたくさんの写真が出てきますが、のっぺらぼうが殆どで、笑う門松はめったに出てきません。大量生産するにはうまく節を切り口に持ってくるのが難しいのか、あるいは節の部分は加工が難しく敬遠されるのでしょうか?M君に訊いてみても、笑っているだけ。
「笑う門には福来る」といいますものね。笑う門松には、さらに大きな福が来ることでしょう。門の字には「家族」の意味がありますが(名門とか門閥とかいいますね)会社もいわば大きな家族です。おめでたい縁起物にあやかってみんなが笑顔で仕事ができ、福が訪れる年になってほしいと願います。