身も凍る入浴剤日々雑記
20100807
暑さしのぎアイテム、その2。
以前「探偵!ナイトスクープ」でも紹介された、身も凍る恐怖の入浴剤、北海道土産「アイヌの涙」というのがありました。
番組では、お風呂の湯にキャップ3杯の本品を入れたところ、お湯の温度は変らないのに入浴していた人は寒さのあまりガタガタと震え始めます。風呂からあがっても毛布にくるまって動けず、熱い鍋焼きうどんを食べようとしても手が震えて箸が持てない…という有様。まさにこの猛暑にぴったりではありませんか。
この品の正体は、ハッカ油というものです。番組に出てきた「アイヌの涙」ではないのですが、北海道土産にそのものズバリ「ハッカ油」というものがありましたので、買ったまま、夏まで待とうと一年半ほど戸棚で放置しておりました。
最近このことを思い出し、ようやく使ってみました。
お風呂に(キャップ3杯はさすがに多いようなので)3、4滴たらします。メントールのにおいがすごいです。入浴して3分くらいすると、なるほど体の表面からじわじわ清涼感というか、ひんやりした感じになってきますぞ。
風呂からあがると、体のほてりがなく、ひんやりした感じでなかなか快適!ただひんやり感は、そんなに長持ちするわけではありません。せいぜい数十分か。もう少し入れてみても良かったかな?
揮発性のようなので、2人目以降には効能はあまりありませんでした。本品にはスプレーがついていて、シャワーの後で胸や背中にしゅっとひと吹き、という使い方もできます。ひと吹きでじゅうぶん効きます。(冷たさというか、痛みにも似た感じさえあります)
調べると「アイヌの涙」も今では通販で購入できるようですね。番組で見たのとちょっと姿が違う気がしますし、結構高いですけど。ハッカ油は薬屋さんでも手に入る、と言っていましたが、近所のドラッグには置いていないようです。
説明書には、おしぼりや楊枝に使うなどとあり、入浴剤としての使い方は書いてありません。最適な使い方をもう少し探してみたいと思います。