「おいしいことなど徒然と」

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富士総合火力演習 (2)日々雑記

20150826



後半はさまざまな火力のオンパレード。大小さまざまなヘリコプターが登場しました。車両の運搬もする大型ヘリ、ロープで降下する空挺部隊、高性能機関銃や対戦車砲を備えたアパッチ、コブラなど。ヘリ自体は日ごろ見慣れていますが、急上昇や真っ逆さまの急降下など、民間ヘリでは絶対できない技も見せてくれました。


「地獄の黙示録」の頃から思いますが、戦場でのヘリの機動力・攻撃力には驚嘆させられます。私たちが演習場に着いた時間帯は、どうしたことか台風並み(と感じました)の強風が吹き荒れていましたが、あんな中でも作戦となれば、きっと平然と飛んでみせるんでしょうな。


このほか、手持ちの対戦車誘導弾(ロケット砲みたいなもの。発射されてから一直線に飛び、敵戦車に近づくと急上昇して装甲の薄い真上から狙う)とか、航空自衛隊から特別参加したF-2戦闘機のスピードもすごかったですね。


まあどれをとっても、この的にだけはなりたくないな、と思いました。砲撃射撃の正確さは私の予想を大きく超えるものでした。ひとたび狙われたら、逃げようがない。しかし今回の演習はこちら側から一方的に攻撃する場面だけですが、いざ実戦となれば相手も死にもの狂いで撃ってくるわけですから、どれほどの修羅場になるのか、想像を絶するものがあります。


演習終了後は会場にずらりと置かれた各車両・ヘリをごく近くから見ることができるサービスタイムも設けられ、一部を除いては手で触ることもOKでした。


「軍隊」ではなく自衛のための兵力として、まことに中途半端な立ち位置を強いられている自衛隊。しかし彼らの持つ抑止力には、大きな効果があったはずです。下手にちょっかいを出せば、ただでは済まないぞという凄み(ちょっと優等生っぽい印象もありますが)を感じました。戦後の日本が戦争をせず侵略もされずにここまで来られたのは、9条のおかげもあるでしょうが、日米安保と自衛隊の存在が不可欠でした。


そしてまた、この精鋭たちが本物の戦場で敵と渡り合う凄惨な場面が、これからも来ないことを願うものです。

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