沼サン食べもの
20150508
「沼サン」という食べ物が静かなブームだそうですよ。少し前、日経MJ「創作『沼サン』SNSで育つ」なる記事で取り上げられておりました。
沼サンというのは、岩手県に住む陶芸家、大沼道行さんが考案したキャベツたっぷりのサンドイッチのこと。大沼さんのサンド、略して「沼サン」ということです。この2月、大沼さんの奥様がインスタグラムにレシピを公開したところ話題となり、自作の沼サンを投稿する人が出てきました。それをクックパッドが紹介して火がついたのだとか。
作り方はまことに簡単。
1)食パンにスライスチーズとベーコンを乗せ、もう一枚の食パンと一緒にオーブントースターで焼く。
2)焼きあがったもう一枚のパンに粒マスタードを塗る。
3)大量の千切りキャベツをマヨネーズと黒胡椒で和え、パンに「これでもか」というくらい乗せて重ね、押さえつける。できあがり。
これだけです。私も作ってみましたが、あっという間にできます(キャベツをササッと千切りにするのは、まあ妻に任せます)。ベーコンはただ乗せてトースターでは、火の入りがちょっと弱いと思うので、別にフライパンでカリカリにした方が味も食感もいいです。手間は増えますけど。
巷ではさまざまなバリエーションが工夫され、レシピを投稿されているようです。目玉焼きやアボカドなど具をプラスするとか、キャベツを和える調味料をあれこれ考えるとか、キャベツにオニオンや人参、カイワレなどをミックスするとか。「具にコロッケや焼そば」なんて例も書いてありましたが、それって既に沼サンではなくコロッケサンド、焼そばパンですよね?
千切りキャベツを大量に使いさえすれば、あとはまあ何でもいいのでしょう。(他の具が何もなければ、コールスローサンド?)キャベツの味は出来上がりにかなり影響すると思います。ぜひお試しを。