おねえさん 大ばってき!日々雑記
20150517
人気番組「ブラタモリ」が4月から舞台を全国に広げて再開しました。タモリがこれまで平日昼間に生番組を持っていたため、地方ロケのスケジュールを組むことが難しかったそうですが、新シリーズでは長崎に金沢にと歴史ある街を訪れて、楽しい痕跡探しを見せてくれています。
今回からタモリの相手役として登場したのは、桑子真帆(くわこ まほ)アナウンサーです。TVデビューの時から知っていますとも。桑子アナの初赴任地は長野放送局ですから。
出てきた頃はまことに垢抜けず、それに加えて見るからにお化粧慣れしておらず、綺麗な人なのにもったいないと思っておりました。うちの子供たちなど彼女が画面に出てくるたびに「○○○だ!」と喜ぶような、そんな感じでしたな。(○の中には適当な動物の名を入れてください)
ニュースを読む様子もだんだん安心感を漂わせるようになり、○○○みたいなお化粧もなくなり自然なやわらかい表情になった頃、彼女は長野局から広島局へ異動してしまいました。寂しい思いをしたのも束の間、何と彼女は、子供番組「ワラッチャオ!」のおねえさんとしてBS放送で全国のTVに毎週現れるようになったのです。
この番組は、ドックンやらキャサリンやら、着ぐるみのキャラクターたちが毒舌でおねえさんをいじり、桑子おねえさんも負けじと奮闘する設定で、子供たちはもちろん大人のファンも実は少なくない人気でした。大人向けに再構成した「夜のワラッチャオ」という特番まで放送されました。(私もこれを見て番組の存在を知ったのです)
ここに登場する桑子アナのはっちゃけぶり、ドジぶりたるや、とてもアナウンサーとは思えぬ大活躍でした。キャラクターに無茶振りされるコントにも懸命に立ち向かい、毎回最後に行われる「はんせいかい」では番組中の失敗を厳しく指摘されても明るく笑い飛ばし、「デンタリズム」なる歯磨きの歌をソロで歌ってしまう、こんな女子アナがNHKにいたでしょうか?
そんな桑子アナがブラタモリという人気番組に起用されたことは、大変嬉しく、素晴らしいことです。超大物芸人タモリを相手にして臆することなく(少なくとも見た目では)、番組の雰囲気づくりに大きく貢献しています。
ワラッチャオのシーズン最終回で、いつも意地悪なキャラたちがおねえさんの大抜擢を喜び、応援してくれていました。私もこれから、さらに楽しませてもらいましょう。(平日夜7時のニュースにも少しだけ出演しています)