「おいしいことなど徒然と」

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おやきニューウェイブ食べもの

20150109



信州の名物としての「おやき」、全国的にもだいぶ認知度も上がってきているように思います。ケンミンショーなど、時々ゴールデンタイムのTVで取り上げられることもありますしね。


以前書きましたが(2010.11.20)当社の地元、上伊那地方で言う「おやき」は米の粉で生地をつくり、あんこをくるんだもので、県下ではごく狭い範囲で食べられている独特のものです。長野県北部や安曇野で盛んな茶色っぽいおやきは、小麦粉の生地に茄子、カボチャ、野沢菜や切干大根など主として野菜を具として使います(あんこを入れたのもあります)。稲作が盛んでなかった北信地方で麦を食したことが由来なのでしょう。


最近長野市へ行くことがあり、途中サービスエリアで変わった具のおやきを売っていたので、写真の4種を購入し食べてみました。「アボカドハム」はちょっと???でしたが(皮と具の食感があまり良くなかった)他は、まあまあかな。「カレー」は野菜のカレー炒めでした。


おやきに伝統的な野菜炒めを入れるのもいいが、もっと現代的な具を工夫したっていいじゃないの、と以前から思っていました。具体的に言うと、ほら、中華まんの具ですよ。これは食べ応えもあるし、若い人も喜びますよ。日頃おやきに縁遠い私が考え付くくらいだから、いろんな方が既に思いついているのでは。


しかし実際に見たことはありません。前に見たケンミンショーによると、地元ではおやきの具に「肉」はご法度なんだそうです。いろいろバラエティに富んだ具を工夫している専門店でも、肉は入れないんですって。何ででしょう?


まさか宗教的な禁忌ではあるまいし、深層心理に相当な抵抗感があるのでしょうか。カレーやピザ味の中華まんを喜んで食べているのに、おやきにだけストイックというのはちょっと不思議です。

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