「おいしいことなど徒然と」

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甘くてしょっぱい食べもの

20140421



大きな缶に入ったポップコーンを頂戴しました。いま話題の行列人気店「ギャレット」のもの。テレビで見たことがありますが、食するのは初めてです。


缶の中には、キャラメルをかけてカリカリした甘いものとチーズ味のサクフワしたものが、たっぷりと混在しています。両方とも大変はっきりした味で、キャラメルはあくまでも甘く、チーズは濃厚そのもの。実に食べ応えがあり、後を引きます。カロリーも相当ありそう。


これらを混ぜて袋に入れてあるということは、同時に食べて御覧なさいという意味でしょうね…と思って、2個を一緒に口に入れてみると、予想通りの相性を見せます。甘いのとしょっぱいのが絶妙に合うのですね。お互いの味がプラスされるだけでなく、一個ずつを別々に食べたのとは違う別の味わいが生まれる感じです。


甘さと塩辛さの強引とも思える組み合わせが、新たな美味を作り出すことは時たまあります。すぐ思い浮かぶのは、チーズとお酒の組み合わせ。


チーズとワインというのは巷で定番の組み合わせですが、実はどちらかの味が(多くの場合はチーズが)勝ってしまって、なかなか合わせにくいものだと言われます。しばしば口の中がチーズの味で埋め尽くされ、デリケートなワインの味がわからなくなってしまいます。


塩気の強いチーズに合わせやすいのは、甘いお酒です。強い塩味に強い甘味をぶつけ、コントラストを楽しみます。先ほどの話のように、両者にもともと存在しなかった第三の味が生まれる楽しさもあります。甘いお酒というと貴腐ワイン、ポルト、マデイラなど、他にもあるでしょう。お酒でなければ、濃いコーヒーに多めに砂糖を入れたものもいい、とあるレストランで勧められました。これも取り合わせの妙だと思いました。


ポルトは昔で言う「ポートワイン」ですが、赤●でなくポルトガル産の本物のポルト、こういう時に実にいいです。貴腐ワインをやたら開けるわけにはいきませんが、年代物は別として一般的なポルトならそう高価なものではなく、戸棚に1本置いておくのもいいと思います。抜栓してもわりと長もちしますし。


甘味と塩味のミックスで私が苦手なのは「ハッピーターン」。この甘じょっぱさだけは、昔からどうか好きになれないな。でも好きな人、大勢いるんですよね。


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